Go Ito

おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ 227 episodes

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

Author

Go Ito

Category

Health

Podcast website

gohome-clinic.com

Latest episode

Jul 5, 2026

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Episodes

126福祉用具専門相談員をチームメンバーへ! 20.04.2026

「福祉用具の変更が必要かもしれない」と感じても、誰に・どのタイミングで・何を伝えればいいか迷った経験はありませんか?訪問診療や訪問看護の現場では、医師・看護師・PT・ケアマネ・ヘルパーとさまざまなチームが関わっていますが、「福祉用具専門相談員」はどこか後回しにされがちな存在です。用具の搬入が終わったら連絡が途絶える、サービス担当者会議には書類だけ送ってくる、現場の困りごとを伝えてもすぐに対応してもら...

125ポータブルトイレなど福祉用具で守る「自分でできる」 20.04.2026

在宅医療・介護の現場において、ADL(日常生活動作)の自立度を維持することは、利用者の尊厳と生活の質に直結します。なかでも「排泄」と「入浴」は、人間の根本的なプライバシーに関わる行為であり、ここを「自分でできる」状態に保てるかどうかが、在宅生活継続の大きな分岐点になります。 ポータブルトイレや入浴補助機器は、単なる「転倒予防グッズ」ではありません。正しく選定・配置・フィッティングを行うことで、利用者が...

124褥瘡を減らすエアマット・クッション選びの科学 20.04.2026

褥瘡(床ずれ)は、一度できると治癒に何週間・何ヶ月もかかり、患者さんの生活の質を大きく損ないます。在宅医療の現場では「褥瘡ができてしまったから、エアマットを入れましょう」という対症療法的な対応が少なくありませんが、本来は褥瘡ができる前から、適切な福祉用具を選定・管理することが重要です。 エアマットやクッションは介護保険でレンタルできる代表的な福祉用具ですが、「とりあえず高機能なものを入れれば安心」...

123介護保険のレンタル制度、知らないと損する使い方 20.04.2026

介護保険の福祉用具レンタル制度は、在宅生活を支える強力な仕組みですが、「そんな制度があったんですか!」と後から知って後悔するご家族が後を絶ちません。よくあるのは、「とりあえず市販の手すりを買った」「ネットで車いすを購入した」という事例です。実は介護保険を使えば1割負担でレンタルできたのに、全額自費で買ってしまったというケースは、現場でも日常的に見受けられます。 介護保険の福祉用具レンタルには13種目の...

122車椅子が身体に合わなくなるサインをキャッチする 20.04.2026

在宅療養を続けるなかで、車椅子は患者さんの生活の中心に位置する福祉用具のひとつです。しかし、最初に選定した時点では「ちょうどよかった」車椅子も、時間の経過とともに身体の状態と合わなくなることがあります。体重の変化、筋力・筋緊張の変化、拘縮の進行、浮腫の増減——こうした慢性的な身体変化は、じわじわと車椅子との適合性を崩していきます。 問題は、その変化が急激ではないため、日々関わるスタッフや家族がサイン...

121介護ベッドの『正しい高さ』が事故を防ぐ 20.04.2026

在宅医療の現場で、毎日のように関わっている介護ベッド。「設置してもらって、あとはそのまま使っています」という利用者・家族は意外と多いですが、実はこれが転倒・転落事故の温床になっています。 介護ベッドの高さは、利用者の身体状況やADLに応じて細かく調整できる設計になっています。ところが実態を見ると、「退院時に設定した高さのまま数ヶ月が経過している」「ご家族が勝手に操作してしまった」「筋力低下が進んで今の...

120歩行困難の真犯人|見落とされがちなバイタルサイン 12.04.2026

在宅医療の現場で「最近歩けなくなってきた」「転倒が増えた」という相談は非常に多く聞かれます。しかし、その原因を筋力低下や加齢だけで片付けてしまうと、本当の問題を見逃してしまう可能性があります。実は、バイタルサインの中に隠れた「歩行困難の真犯人」が潜んでいることが少なくありません。 特に見落とされがちなのが、起立性低血圧、隠れた低酸素状態、そして貧血の影響です。これらは通常のバイタル測定では見逃され...

119薬が引き起こすバイタル異常を見抜け 12.04.2026

在宅医療の現場では、高齢者が平均5〜7剤の薬を服用しているケースが一般的です。この多剤併用(ポリファーマシー)の状況下では、薬剤が原因でバイタルサインに異常をきたすことが少なくありません。しかし、現場では「病状の悪化」と判断され、薬剤性の異常が見逃されているケースが多く存在します。 特に在宅医療では、患者さん自身や家族による服薬管理が基本となるため、「実は飲んでいない」「勝手に調整している」といった...

118訪問看護師が伝える数値共有の連携術 12.04.2026

在宅医療の現場では、患者さんのバイタルサインは単なる数値ではなく、体調変化を早期に発見するための重要なシグナルです。訪問看護師は週に数回の訪問でバイタル測定を行いますが、その数値を多職種でどう共有し、どう読み解くかが、患者さんの安全な在宅生活を支える鍵となります。 しかし、実際の現場では「バイタルは測っているが共有方法が統一されていない」「異常値に気づいても誰にどう伝えればいいかわからない」「職種...

117家族だからこそ見える異変発見法 12.04.2026

在宅医療の現場において、家族は最も重要な「観察者」です。医療者が訪問するのは週に数回、1回あたり30分~1時間程度ですが、家族は24時間365日、患者さんと共に生活しています。この「共に生活している」という強みを活かすことで、わずかな変化や異変を早期に発見することが可能になります。 しかし、多くの家族は「何を観察すればよいのか」「どのような変化が危険なのか」という判断基準を持っていません。専門職として私たち...

116食べられない理由をバイタルが教えてくれるケース 12.04.2026

在宅医療の現場で「最近食べられなくなった」という訴えは日常的に遭遇します。多くの場合、食欲不振や嚥下機能の問題として捉えられがちですが、実はバイタルサインに隠された身体の異常が「食べられない」という症状として表れていることが少なくありません。体温、脈拍、血圧、呼吸、SpO2といった基本的なバイタルサインを栄養管理の視点で読み解くことで、食事摂取不良の本質的な原因を見極めることができます。 従来、栄養ア...

115沈黙の警告|バイタルサインに隠れた危険サイン 12.04.2026

バイタルサインは在宅医療における最も基本的な観察項目ですが、「数値が正常範囲内だから大丈夫」という判断は時に重大な見落としにつながります。高齢者や慢性疾患を抱える在宅療養者では、典型的な症状が現れにくく、バイタルサインの変化も緩やかで気づきにくいことが特徴です。例えば、感染症があっても発熱しない、心筋梗塞でも胸痛を訴えない、脱水が進行しても血圧が維持されているなど、「教科書通りではない」状態が日常...

114急変時のバイタルサインを読み解く 12.04.2026

在宅医療の現場では、医師が常駐していない環境で患者さんの急変に遭遇することがあります。この「最初の3分間」の対応が、患者さんの予後を大きく左右します。バイタルサインの異常値を正しく読み取り、迅速かつ適切な判断を下すことは、在宅医療スタッフに求められる最も重要なスキルの一つです。 急変時には「まず何を確認するか」「どこまで在宅で対応できるか」「いつ119番通報すべきか」という3つの判断が同時に求められます...

113小さなバイタルサインの変化が語る病状悪化の前兆 12.04.2026

在宅医療の現場では、病院のように常時モニタリングができない環境だからこそ、限られた訪問機会におけるバイタルサインの「小さな変化」を見逃さないことが極めて重要です。入院が必要な急性増悪の多くは、実は数日から数週間前に「イエローシグナル」と呼ばれる微細な変化を示しています。これらを早期に捉えることで、入院回避率は大きく向上することが知られています。 慢性期管理において重要なのは、単発のバイタル測定値そ...

112【新人職員向け】訪問看護師のメンタルヘルスとセルフケア 05.04.2026

訪問看護は、利用者様の生活に深く寄り添える素晴らしい仕事ですが、一人で訪問するという特性上、孤独感や重圧を感じやすい職場でもあります。病棟看護と違い、すぐ隣に同僚がいない環境で、判断を迫られる場面も多く、看取りや困難事例に向き合う中で、気づかないうちに心が疲弊していくことも少なくありません。20年以上この仕事を続けてきて痛感するのは、「利用者様を支えるには、まず自分自身が健康であること」が大前提だと...

111【新人職員向け】主治医への報告 ― 何を・いつ・どう伝えるか 05.04.2026

訪問看護において、主治医への報告は利用者さんの安全と適切な医療提供の要です。しかし、病棟と違い、医師が目の前にいない在宅現場では「いつ・何を・どう伝えるか」の判断が看護師に委ねられます。報告が遅れて状態悪化を招いたり、逆に些細なことで頻繁に連絡して信頼を損ねたりすることも。本資料では、20年以上の訪問看護経験から、医師が本当に求める報告の「型」と「タイミング」、そして在宅チームの一員としての報告スキ...

110【新人職員向け】訪問バッグの中身と準備の極意 05.04.2026

訪問看護の現場では、病棟と違って「あ、忘れた!取ってくる」ができません。利用者さんのご自宅という環境で、限られた荷物の中から必要なものを瞬時に取り出し、適切なケアを提供することが求められます。訪問バッグは訪問看護師にとって「移動する医療現場」そのもの。何を入れるか、どう管理するか、これは経験年数に関わらず、プロとしての姿勢が問われる部分です。私自身、20年以上の訪問経験の中で、忘れ物による冷や汗や、...

109【新人職員研修】利用者の生活に入るマナーと距離感 05.04.2026

訪問看護は、病棟看護と根本的に異なる特性があります。それは「私たちが利用者の生活空間にお邪魔している」という事実です。病棟では患者さんが医療の場に来てくださいますが、訪問看護では私たちが生活の場に入らせていただきます。玄関を開けた瞬間から、そこは利用者とご家族が何十年も積み重ねてきた生活そのもの。価値観、習慣、こだわり、プライドがすべて詰まった空間です。医療者としての専門性を発揮しながらも、「お客...

108【新人職員向け】記録の書き方 ― 伝わるアセスメント 05.04.2026

訪問看護の記録は、利用者さんの生活と医療を「つなぐ」大切なコミュニケーションツールです。病棟看護との最大の違いは、次にその方を訪問する人が「あなたと同じものを見ていない」ということ。週1回の訪問なら、1週間後の自分や他のスタッフが、あなたの記録だけを頼りに状態変化を判断します。また、ごうホームクリニックの医師をはじめとする多職種チームが、あなたの目を通して利用者さんの生活を理解します。だからこそ、「...

107【新人職員向け】オンコール当番の心構えと対応フロー 05.04.2026

オンコール当番は、訪問看護師にとって最も緊張する業務の一つです。病棟と違い、目の前に患者さんがいない状態で電話越しに状況を判断し、適切な対応を決定しなければなりません。夜間や休日に「今すぐ行くべきか」「様子を見ていいのか」「医師に連絡すべきか」を判断する責任は大きいですが、適切な準備と対応フローを身につければ、利用者さんとご家族の安心を支える重要な役割を果たせます。本資料では、20年以上の現場経験を...

106【新人職員向け】 一人で判断する怖さとの向き合い方 05.04.2026

訪問看護に転職して最初に直面する壁、それが「一人で判断する怖さ」です。病棟では先輩にすぐ相談できたのに、訪問先では自分一人。利用者さんの状態変化に気づいても、「これは報告すべき?様子見で大丈夫?」と迷う瞬間は誰もが経験します。でも安心してください。この「怖さ」は正常な感覚であり、むしろ慎重な判断力の証です。20年以上この現場にいる私も、今でも迷う場面はあります。大切なのは、怖さを感じながらも適切に行...

105【新人職員向け】初回訪問で信頼を勝ち取る技術 05.04.2026

初回訪問は、利用者・ご家族との信頼関係を築く上で最も重要な機会です。病棟では複数回の接点で関係性を構築できますが、訪問看護では「この人に来てもらって良かった」と思っていただけるかどうかが、初回の60分でほぼ決まります。20年以上の現場経験から断言できるのは、医療技術以上に「この人なら安心して任せられる」という信頼感を、いかに最初の出会いで伝えられるかが鍵だということです。本資料では、初回訪問前の準備か...

104口の中を見れば分かる生活機能の変化 29.03.2026

認知症の方の摂食嚥下障害は、突然現れるものではありません。実は、日々のADL介助の中で「口の中」を観察することで、生活機能の低下を早期に発見できます。口腔内の状態は、その人の認知機能、セルフケア能力、栄養状態、そして誤嚥リスクまでを映し出す「生活機能のバロメーター」なのです。 在宅医療の現場では、歯科医師の訪問頻度は限られています。だからこそ、日々利用者さんと接する看護師や介護職の皆さんが、食事介助や...

103誤嚥に関わる家族の思いに向き合う 29.03.2026

認知症の摂食嚥下障害は、家族に深刻な心理的負担をもたらします。「食べさせてあげられない」「むせさせてしまった」「経口摂取をやめる決断をした」など、家族が抱える罪悪感は多岐にわたります。食事は愛情表現の象徴であり、それが困難になることで、家族は「自分の介護が不十分ではないか」という自責の念に苛まれることが少なくありません。 在宅医療の現場では、この罪悪感が介護負担をさらに増大させ、介護者の抑うつや燃...

102管理栄養士・STとの連携で変わる嚥下環境 29.03.2026

認知症患者の摂食嚥下障害は、在宅医療の現場で最も注意すべき問題の一つです。認知症高齢者の約50%に何らかの摂食嚥下障害が認められ、その進行は栄養状態の悪化、誤嚥性肺炎のリスク増大、そして生命予後にも直接影響します。しかし、認知症特有の問題として、嚥下機能そのものの低下だけでなく、食事への認識低下、食具の使用困難、食事中の集中力低下など、多面的な要因が絡み合っているため、単一職種だけでの対応には限界が...

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