Go Ito

おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ 227 Folgen

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

Autor

Go Ito

Kategorie

Health

Podcast-Website

gohome-clinic.com

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5. Jul 2026

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216高齢者の熱中症急変対応ABC 05.07.2026

高齢者の熱中症は、在宅医療の現場で最も注意すべき夏季の急変リスクです。高齢者は体温調節機能の低下、口渇感の減弱、慢性疾患や服薬の影響により、熱中症のリスクが若年者の数倍に及びます。特に在宅では環境のコントロールが不十分なことが多く、重症化してから発見されるケースが少なくありません。 熱中症の死亡者の約8割が65歳以上の高齢者であり、そのうち約半数が屋内で発症しています。在宅医療スタッフには、予防はもち...

215高齢者の熱中症見逃し厳禁サイン 05.07.2026

高齢者の熱中症は、典型的な「暑い」「喉が渇いた」といった訴えがないまま重症化するケースが少なくありません。在宅医療の現場では、訪問時の限られた時間の中で、いかに早期に異変を察知できるかが生命予後を左右します。実際、熱中症による救急搬送者の約半数が65歳以上の高齢者であり、その約8割が住宅内で発生しています。 高齢者は体温調節機能の低下、口渇感の鈍化、ADL低下による水分摂取困難など、複数のリスク要因を抱...

214高齢者の熱中症予防の取り組みを中断させないチーム連携 05.07.2026

高齢者の熱中症は、毎年夏季に深刻な健康問題となっています。熱中症予防には水分補給が不可欠ですが、在宅医療の現場では「医師から処方された経口補水液や電解質製剤を飲まない」「水分摂取を促しても拒否される」という課題が頻繁に報告されています。高齢者の場合、基礎疾患の治療薬に加えて、熱中症予防のための補水指導や補助的な薬剤管理が必要となりますが、服薬アドヒアランス(患者さんが治療方針に沿って薬を飲む行動)...

213高齢者の熱中症予防悪化の3原則 05.07.2026

高齢者の熱中症は、一度発症すると重症化しやすく、回復後も再発リスクが高いという特徴があります。特に在宅療養中の高齢者は、体温調節機能の低下、慢性疾患の併存、服薬の影響、独居や老々介護による見守り不足など、複数のリスク要因を抱えています。熱中症で入院した高齢者の約30%が同一シーズン内に再発するというデータもあり、慢性期管理における予防と早期発見の重要性は極めて高いと言えます。 在宅医療の現場では、医師...

212家族に知って欲しい高齢者の熱中症の危険サイン 05.07.2026

高齢者の熱中症は、毎年6月から9月にかけて救急搬送数が急増し、その約半数が65歳以上の高齢者です。特に在宅で生活する高齢者の場合、熱中症の初期症状が見逃されやすく、発見時には重症化しているケースが少なくありません。高齢者は体温調節機能の低下、口渇感の減退、認知機能の低下などにより、自ら適切な対処ができないことが多いため、家族による早期発見が生命予後を大きく左右します。 在宅医療の現場では、医療・介護ス...

211高齢者の熱中症予防を支えるチーム連携 05.07.2026

高齢者の熱中症は、在宅医療において夏季の最重要課題の一つです。厚生労働省の統計によれば、熱中症による救急搬送者の約半数が65歳以上の高齢者であり、そのうち約8割が住居内で発生しています。高齢者は体温調節機能の低下、口渇感の鈍化、慢性疾患や服薬の影響などにより、熱中症のリスクが特に高い集団といえます。 在宅療養中の高齢者は、日中独居であったり、認知機能の低下により自ら適切な対応ができなかったりするケース...

210高齢者の熱中症予防:食事の新常識 05.07.2026

高齢者の熱中症は、毎年7月から8月にかけて救急搬送の主要原因となり、死亡例の約8割を65歳以上が占めています。在宅医療の現場では、熱中症予防として「水分をしっかり摂りましょう」という指導が定番ですが、実は食事からの水分・栄養摂取が予防の鍵を握っていることが近年明らかになってきました。 従来、熱中症予防では「1日1.5リットルの水分補給」が強調されてきましたが、高齢者では飲水だけに頼ると低ナトリウム血症のリス...

209高齢者の熱中症を予防する生活動作ケア 05.07.2026

高齢者の熱中症は、発症すると重症化しやすく、致死率が高いことが特徴です。特に熱中症を経験した患者は、体温調節機能がさらに低下しており、日常生活動作(ADL)の中で再発リスクが高まります。在宅医療の現場では、入浴、排泄、食事といった基本的なADL介助の場面こそが、熱中症の予防と早期発見の最前線となります。 高齢者は温度感覚の鈍化、発汗機能の低下、口渇感の減退という三重のハンディキャップを抱えています。さら...

208亡くなった後の医療用麻薬、誰なら動かせる?譲渡と譲受の壁 28.06.2026

患者さんが亡くなった後、自宅には医療用麻薬の残薬が残ることがあります。貼り薬(フェンタニルパッチ)、注射剤、内服薬、さまざまな形で残る可能性があります。遺族がそのまま持ち続けることは認められていません。では、誰が回収・廃棄できるのでしょうか。 「善意で動いたのに法律的にアウトになる」ことが起きやすいのが、この場面です。在宅医が「薬局に持っていけばいいだろう」と遺族から受け取って薬局に渡したケースが...

207医療用麻薬のレスキューと残薬を"数える"技術 ―― 在庫を見える化する 28.06.2026

在宅で医療用麻薬を使っている患者さんの自宅には、定期薬とレスキュー薬が混在することがあります。定期薬は毎日決まった量が減りますが、レスキュー薬は痛みや呼吸困難が出たときだけ使うため、日によって減り方がまちまちです。その結果、「いま何錠・何枚あるか」が数えにくくなり、在庫が過量になっていても、逆に足りなくなりそうでも、気づきにくくなります。 残薬を数えることは、単なる在庫確認ではありません。一包化の...

206医療用麻薬は実際どう捨てる?中和剤いらずの廃棄方法と届出 28.06.2026

「麻薬の廃棄には中和剤(酢酸や塩酸など)が必要だ」という誤解が、在宅現場に根強く残っています。しかし法令上、廃棄方法として酸・アルカリによる分解は選択肢の一つであり、必須ではありません。求められているのは「麻薬の回収が困難な方法」によることです。中和剤がなくても、正規の方法で廃棄できます。 廃棄の方法と届出手続きはセットで理解しないと、実務で迷ったときに手が止まります。さらに、患者さんに一度交付さ...

205医療用麻薬を自宅で始める日に決めておくこと:在宅導入時の備え 28.06.2026

「麻薬を始めましょう」と医師が判断した日、患者さんや家族は不安を抱えています。そしてその日こそ、現場チームが静かに、しかし確実に決めておかなければならないことがあります。残薬が最後にどこへ戻るか。薬が正しく使われているかをどう確認するか。夜中に痛みが強くなったとき誰がどう動くか。この3つです。 在宅での麻薬管理は、病院と違って保管場所が患者宅になります。錠剤・貼付剤・坐剤・注射剤、どの剤形であっても...

204自宅の医療用麻薬、どう守る:保管・紛失・盗難・誤飲対策 28.06.2026

医療用麻薬は、がんによる痛みや慢性の痛みをかかえる患者さんの生活を支える薬です。しかし、「薬なのだから薬箱に入れておけばいい」という感覚のまま管理されると、家庭内の事故や紛失につながることがあります。自宅という場所は、病院や施設と違い、小さな子どもや孫、ペット、認知症のある家族が同じ空間にいます。保管の状態は、訪問のたびにチームが目で確認できる貴重な機会です。 在宅チームが定期的に関わるからこそ、...

203医療用麻薬を地域で回収:役割分担とローカルルール作り 28.06.2026

在宅で麻薬を使っていた患者さんが亡くなったとき、「誰が残薬を引き取ればいい?」という問いに、正解がひとつではありません。在宅医がすべて引き受けるのが当然と思われることもありますが、それは法令の解釈とも合わない場合があり、一人の職種が抱え込むことで違法リスクと現場負担の両方が生まれます。 法令上、麻薬診療施設(在宅医)と麻薬小売業者(薬局)は、死亡患者の遺族または相続人から麻薬を譲り受けて廃棄できま...

202「医療用麻薬ってなに?」家族の素朴な疑問と、放置がまねく誤飲事故 28.06.2026

「医療麻薬を使うって、依存するんじゃないですか?」。在宅の現場でご家族からよく出てくる言葉です。覚せい剤や薬物乱用のイメージと、医療用麻薬は全く異なります。しかし、その違いをスタッフが押しつけがましく説明してしまうと、ご家族の不安はかえって高まります。まず不安を受け止めること、それが支援の出発点です。 在宅医療チームが日常的に意識しておく必要があるのは、医療用麻薬の現実的なリスクです。使い終わった...

201独居・身寄りなし・無理解:医療用麻薬に関する "詰みパターン"の現実解 28.06.2026

在宅みとりが増えるにつれて、「麻薬の残薬をどうするか」という問いに向き合う機会も増えています。患者さんが亡くなった後、モルヒネやオキシコドンなどの医療用麻薬が自宅に残っている。誰がどう回収するのか。これは法律上のルールがあるにもかかわらず、現場では「聞いたことがない」「どこに持っていけばいいかわからない」という声が少なくありません。 問題が複雑になるのは、独居だった場合や、遺族が不在・連絡が取れな...

200担当者会議を形骸化させない進め方:報告会から判断の場へ戻す 21.06.2026

担当者会議は、本来なら支援方針を見直す大切な場です。しかし目的が曖昧なまま集まると、各職種が順番に報告し、「大きな変化はありません」で終わる会議になりがちです。 形骸化した担当者会議では、参加者は忙しい中で集まっているのに、次の行動が変わりません。会議後に残るのは議事録だけで、訪問現場も家族の負担も変わらない。これではチームの時間がもったいないだけでなく、見直すべき変化を逃すことにもつながります。...

199家族の発言を担当者会議にどう反映するか:気持ち、事実、希望を分けて扱う 21.06.2026

在宅医療では、ご家族の発言が支援方針に大きく影響します。「最近眠れていない」「本人がもう病院に行きたくないと言っている」「食べてくれなくてつらい」。こうした言葉には、事実、感情、希望、困りごとが混ざっています。 家族の発言をそのまま会議に出すことは大切です。しかし、そのまま方針にしてしまうと、家族の一時的な不安や疲労が、本人の意思として扱われてしまうことがあります。逆に、専門職側が「感情的な発言」...

198連携が崩れたケースの担当者会議の技:責める前に、情報と役割を組み直す 21.06.2026

在宅医療・介護では、どれだけ丁寧に連携していても、どこかで崩れることがあります。情報が届いていなかった、同じ説明を家族が何度も受けた、訪問者ごとに方針が違った、急な変更が共有されなかった。こうしたことが重なると、患者さんとご家族は不安になります。 連携が崩れた時、最初に必要なのは犯人探しではありません。もちろん、重大な事故や安全上の問題があれば検証は必要です。しかし日常の多くの連携不全は、個人の能...

197弱いサインを早めに共有する:「確信がない情報」こそチームで扱う担当者会議 21.06.2026

在宅の急変は、突然起きたように見えても、その前に小さな変化が出ていることがあります。食事量が少し落ちる、返事が短い、歩き方が変わる、家族の表情が硬い、薬が減っていない。ひとつだけでは判断しにくい変化です。 この「小さな違和感」は、誰か一人が完璧に見つけるものではありません。訪問看護、訪問介護、薬剤師、リハビリ、ケアマネジャー、ご家族が、それぞれの場面で気づいた小さな情報をつなげることで、はじめて意...

196担当者会議に上げるべき情報、上げなくていい情報:会議を長くせず、判断をよくする情報整理 21.06.2026

「担当者会議で情報共有しましょう」と言うのは簡単です。しかし実際には、情報を全部出すと会議は長くなり、必要な判断がぼやけます。逆に、情報を絞りすぎると、現場の違和感や家族の声が消えてしまいます。 担当者会議で扱うべき情報とは、単に新しい情報ではありません。患者さんやご家族への支援方針、訪問頻度、薬、栄養、リハビリ、福祉用具、緊急時対応など、次の判断が変わる情報です。 一方で、上げなくていい情報もあり...

195退院前カンファレンスで必ず決めること:家に帰った初日から迷わないための設計 21.06.2026

退院前カンファレンスは、退院日を確認する場ではありません。病院から在宅へ療養の場が移る時に、患者さんとご家族が初日から困らないよう、支援の接続を設計する場です。 退院前は、医療情報、介護サービス、家族の不安、住環境、薬、物品、緊急時対応が一気に動きます。そのため、会議で「大丈夫そうですね」と終わると、退院後に小さな穴が見つかります。 退院前カンファレンスで決めるべきことは、病気の説明だけではありませ...

194担当者会議後に動かない問題を防ぐToDo設計:決めたことを現場で動かすための型 21.06.2026

「担当者会議では決まったはずなのに、次の訪問で何も変わっていない」。在宅医療や介護の現場では、このすれ違いがよく起こります。会議そのものは開かれていても、会議後の行動が設計されていないと、患者さんとご家族の生活は変わりません。 原因は、専門性の不足ではないことが多いです。決定事項が抽象的、担当が曖昧、期限がない、完了確認の場がない、未完了時の戻しがない。この5つが重なると、良い議論も現場では動きませ...

193訪問看護・介護・薬剤師・リハが担当者会議で語るポイントの違い:同じ患者さんを違う角度から見るチームの強さ 21.06.2026

在宅医療では、同じ患者さんを複数の職種が支えます。しかし、同じ家に入っていても、見ている場面はまったく同じではありません。訪問看護師は体調変化や医療処置、訪問介護員は生活場面、薬剤師は薬の使われ方、リハビリ職は動作や環境を見ています。 担当者会議で価値が出るのは、この「見ているポイントの違い」がつながった時です。ある職種にとっては小さな違和感でも、別の職種の情報と重なると、支援方針を変える根拠にな...

192足し算リハビリの限界—引き算で守る在宅の長期戦 15.06.2026

在宅リハビリテーションを語るとき、私たちの発想はほぼ自動的に「積み上げ」になります。可動域を広げる、筋力を足す、ADLを増やす、自主トレを処方する、頻度を上げる。リハビリ職種の専門性は「できることを増やす」方向に磨かれており、それ自体は正しい。月曜朝の早期発見、火曜朝の慢性期管理、水曜夕のADL再構築、木曜朝の多職種連携——今週の連載もすべて「どう積み上げるか」を扱ってきました。 しかし在宅という現場には...

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