Go Ito

おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ 227 episodes

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

Author

Go Ito

Category

Health

Podcast website

gohome-clinic.com

Latest episode

Jul 5, 2026

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Episodes

176水分制限vs尿路感染予防のジレンマ〜心疾患併存時の栄養戦略 31.05.2026

在宅医療の現場で、心不全などの心疾患を持つ高齢者が尿路感染症を繰り返すケースに直面したことはないでしょうか。「水分をしっかり摂って尿路感染症を予防しましょう」という基本的な指導が、心疾患患者には「水分制限が必要」という真逆の指示とぶつかり、現場スタッフも患者家族も混乱してしまう――これは在宅医療における最も悩ましいジレンマの一つです。 実際、高齢者の尿路感染症は入院原因の上位を占め、特に在宅療養中の...

175家族の「普通じゃない」直感を在宅医療につなげる方法 31.05.2026

高齢者の尿路感染症(UTI)は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する感染症の一つです。しかし、高齢者では典型的な排尿痛や頻尿といった症状が出にくく、「なんとなくいつもと違う」という曖昧な変化として現れることが少なくありません。実は、この「なんとなく」という家族の直感こそが、早期発見の最も重要な手がかりとなります。 在宅で暮らす高齢者を日々観察しているのは、医療者ではなく家族や介護者です。24時間365日そば...

174「なんとなく元気がない」が危険信号?高齢者尿路感染症の隠れたサイン 31.05.2026

高齢者の尿路感染症(UTI: Urinary Tract Infection)は、在宅医療の現場で最も見落とされやすい疾患の一つです。若年者では排尿時痛や頻尿といった典型的な症状が明確に現れますが、高齢者では約半数が非典型的な症状のみを呈します。「いつもと違う」「なんとなく元気がない」という家族の漠然とした訴えが、実は重篤な感染症の唯一のサインであることも少なくありません。 在宅医療の現場では、定期的なバイタルサイン測定や血...

173排尿ケアが人生を変える?尊厳を守るADL支援の実践 31.05.2026

高齢者の尿路感染症(UTI: Urinary Tract Infection)は、在宅医療において最も頻繁に遭遇する感染症の一つです。特に、ADL(日常生活動作)が低下した高齢者では、排尿に関する介助が必要となるケースが多く、不適切なケアは尿路感染症のリスクを高めるだけでなく、利用者の尊厳を損なう可能性があります。 在宅における高齢者の尿路感染症は、単なる医学的問題ではなく、「生活の質」に直結する重要課題です。発熱や意識障害を引...

172意識レベル低下で救急搬送を防ぐ!在宅での尿路感染症緊急判断術 31.05.2026

高齢者の尿路感染症(UTI)は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する急性疾患の一つです。特に注意すべきは、高齢者では発熱や排尿痛といった典型的な症状が乏しく、突然の意識レベル低下や全身状態の悪化として現れることが少なくないという点です。「昨日まで元気だったのに、今朝になって反応が鈍い」「いつもと様子が違う」といった訴えで発見されるケースが多く、適切な初期判断ができないと不必要な救急搬送や、逆に重症化を...

171訪問看護師が語る「気づき」の連鎖〜職種を超えた情報共有 31.05.2026

高齢者の尿路感染症(UTI: Urinary Tract Infection)は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する感染症の一つです。しかし、高齢者では典型的な症状である排尿時痛や頻尿が現れにくく、突然の意識レベル低下や転倒、食欲不振といった非特異的な症状のみで発症することが少なくありません。そのため、早期発見には医師だけでなく、日々利用者と接する訪問看護師、ヘルパー、ケアマネジャーなど多職種の「気づき」が極めて重要になりま...

170抗菌薬が効かない時代の在宅医療チーム戦略と薬剤師との連携術 31.05.2026

高齢者の尿路感染症は在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する感染症の一つです。しかし近年、抗菌薬が効きにくい耐性菌の増加が深刻な問題となっており、せっかく処方された抗菌薬も「患者さんが飲み切らない」「途中でやめてしまう」ことで、さらに耐性菌を生み出す悪循環が生じています。 在宅医療の現場では、医師が診察する時間は限られており、実際に患者さんの服薬状況を把握し支援するのは、訪問看護師、薬剤師、介護職、ケア...

169再発率50%の現実と向き合う慢性尿路感染症との付き合い方 31.05.2026

高齢者の尿路感染症は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する感染症の一つです。特に注目すべきは、治療後の再発率が約50%と非常に高い点です。この高い再発率は、加齢に伴う免疫機能の低下、基礎疾患の存在、排尿機能の低下、カテーテル使用など、複数の要因が複雑に絡み合っていることが原因です。 在宅医療における尿路感染症の管理は、急性期の治療だけでなく、慢性期の「いかに再発を防ぐか」「再発の兆候をいかに早く捉えるか...

168家族だからこそできる!プロが教える毎日の皮膚観察テクニック 25.05.2026

在宅療養中の高齢者において、皮膚トラブルは最も頻度が高く、かつ予防可能な問題の一つです。褥瘡、スキンテア(皮膚裂傷)、失禁関連皮膚炎など、一度発生すると治療に時間がかかり、本人のQOLを著しく低下させるだけでなく、家族の介護負担も増大します。 医療職による訪問は週に数回が限度ですが、家族は毎日患者さんと接しています。この「毎日見ている」という強みを活かすことで、皮膚トラブルの早期発見・早期対応が可能に...

167寝たきりでも美肌は保てる!ADL低下時のスキンケア革命 25.05.2026

在宅医療の現場で、「寝たきりになったら皮膚トラブルは避けられない」という思い込みはありませんか?実は、ADL(日常生活動作)が低下した方でも、適切なスキンケアと観察によって、健康な皮膚を維持することは十分可能です。皮膚は人体最大の臓器であり、バリア機能を担う重要な器官。その機能を守ることが、QOL向上だけでなく、褥瘡や感染症などの重篤な合併症予防にも直結します。 ADL低下時の皮膚トラブルは、単なる「肌荒れ...

166皮膚科医・訪問看護師・介護士が語るチーム戦略の威力 25.05.2026

在宅療養者の約60〜80%が何らかの皮膚トラブルを抱えているとされ、褥瘡、スキンテア(皮膚裂傷)、失禁関連皮膚炎(IAD)などは在宅医療現場における重要な課題です。これらの皮膚トラブルは、早期発見・早期対応が予後を大きく左右しますが、訪問頻度や観察時間が限られる在宅医療では、一人の専門職だけで全てを把握することは困難です。 多職種連携による皮膚トラブル対応の強みは、「観察の目が複数ある」という点にあります...

165ステロイド恐怖症の患者さん〜薬剤師が解く服薬の迷信 25.05.2026

在宅医療の現場で、皮膚トラブルに対してステロイド外用薬が処方されたにもかかわらず、患者さんや家族が「ステロイドは怖い」「副作用が心配」という理由で使用を中断したり、自己判断で減量してしまうケースは少なくありません。この「ステロイド恐怖症(ステロイドフォビア)」は、インターネット上の誤った情報や過去の経験からくる誤解が原因となっており、適切な治療の妨げとなっています。 外用ステロイドは適切に使用すれ...

164その赤み、本当に湿疹?見落としがちな皮膚の危険信号 25.05.2026

在宅医療の現場で「ちょっと赤くなっていて」という報告から、実は重篤な感染症や血管炎、悪性腫瘍が見つかるケースは決して珍しくありません。高齢者や基礎疾患を持つ在宅療養者では、典型的な症状が出にくく、発熱や痛みといった「わかりやすいサイン」が乏しいまま進行することがあります。 在宅現場では、皮膚は最も観察しやすい臓器でありながら、「よくある湿疹だろう」「加齢によるものだろう」と見過ごされがちです。しか...

163慢性皮膚炎との上手な付き合い方〜悪化させない生活術 25.05.2026

在宅医療の現場において、慢性皮膚炎は非常に頻度の高い問題です。脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹、皮脂欠乏性湿疹などの慢性皮膚炎は、高齢者の約30〜40%に認められ、一度改善しても再燃を繰り返す特徴があります。特に在宅療養中の方は、ADL(日常生活動作)の低下や認知機能の問題から、自己管理が困難なケースが多く、適切な介入がなければQOL(生活の質)の著しい低下を招きます。 慢性皮膚炎の管理において最も重要なのは、「急性...

162褥瘡が突然悪化!在宅での緊急判断と72時間勝負 25.05.2026

在宅療養中の褥瘡(床ずれ)は、通常ゆっくりと進行するものですが、時に数日で急速に悪化し、生命を脅かす事態に発展することがあります。特に発熱や全身状態の悪化を伴う褥瘡の急変は、敗血症や骨髄炎といった重篤な合併症のサインであり、72時間以内の適切な判断と対応が患者さんの予後を大きく左右します。 在宅医療の現場では、医師が常駐していない中で、看護師や介護職が最初に異変に気づくことがほとんどです。そのため、...

161皮膚は内臓の鏡?栄養不足が招く肌トラブルの真実 25.05.2026

在宅医療の現場で「スキンケアはしているのに、なぜか皮膚トラブルが改善しない」という経験はありませんか?実は、皮膚の健康状態は体内の栄養状態を映し出す鏡のような存在です。高齢者の約30〜50%が低栄養またはそのリスク状態にあるとされ、その影響は真っ先に皮膚に現れます。 従来のスキンケアは「外側からのケア」に重点が置かれてきましたが、近年の研究では、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素不足が、褥瘡、ス...

160食べなくなった祖母を救った一皿の力〜うつと栄養の深い関係 17.05.2026

高齢者の抑うつと食欲不振は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する課題の一つです。「年だから食べなくなるのは仕方ない」という言葉を家族から聞くことは少なくありませんが、実は高齢者のうつ状態と低栄養は、互いに悪循環を形成する深い関係にあります。うつ状態が食欲を低下させ、栄養不足が脳内神経伝達物質の産生を阻害してさらにうつを悪化させる―この負のスパイラルを断ち切ることが、在宅医療における重要な役割となって...

159「最近元気がないだけ」が危険信号?見逃されるうつのサイン 17.05.2026

高齢者のうつ病は、日本の在宅療養高齢者の約10〜15%に認められるにもかかわらず、その多くが見過ごされています。「年だから仕方ない」「元気がないのは当たり前」という先入観が、重要な危険信号を見逃す原因となっています。高齢者のうつは若年者とは異なる表れ方をするため、私たち在宅医療スタッフには特別な観察眼が求められます。 若年者のうつが「気分の落ち込み」「悲しみ」といった精神症状を前面に出すのに対し、高齢者...

158家族だからこそ気づけること、できないこと〜支える側の孤独・うつへの心得 17.05.2026

高齢者のうつと孤独は、在宅医療の現場で最も見過ごされやすい問題の一つです。厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のうち約15%が抑うつ状態にあるとされていますが、実際に医療につながっているのはその半数以下と推定されています。身体疾患の陰に隠れて見落とされやすく、家族も「年のせい」と見過ごしてしまうケースが少なくありません。 家族は日常的に高齢者と接するため、わずかな変化に気づける最良の観察者です。...

157波のように繰り返すうつ症状を予測する3つの観察法 17.05.2026

在宅医療の現場では、高齢者のうつ症状が波のように増悪と寛解を繰り返すことを経験されている方も多いでしょう。特に独居高齢者や配偶者を亡くされた方では、季節の変化や記念日、身体疾患の悪化などをきっかけに、一度改善したうつ症状が再燃することが少なくありません。高齢者のうつ病は若年者と比較して再発率が高く、65歳以上では約40-60%が2年以内に再発するというデータもあります。 慢性期管理において重要なのは、「完全...

156高齢者の孤独を包むチーム医療の実践 17.05.2026

高齢者のうつ病は、認知症と並んで在宅医療における重要な課題です。わが国の65歳以上の高齢者のうち、うつ状態にある方は10〜15%と推定されており、その背景には配偶者との死別、身体機能の低下、社会的役割の喪失など、多様な要因が絡み合っています。特に「孤独」は、高齢者のうつを深刻化させる最大のリスク因子の一つです。 在宅医療の現場では、医師だけでなく、訪問看護師、ケアマネジャー、ホームヘルパー、薬剤師、リハ...

155薬が効かない理由はここにあった〜高齢者の服薬トラブル解決術 17.05.2026

高齢者のうつ治療において、「薬が効かない」という訴えは非常に多く聞かれます。しかし、実際には薬が効いていないのではなく、適切に服用できていないケースが少なくありません。認知機能の低下、複数の慢性疾患による多剤併用(ポリファーマシー)、独居や老老介護による服薬管理の困難さなど、高齢者特有の課題が服薬アドヒアランス(患者が主体的に治療方針に沿った服薬を実践すること)を低下させています。 特にうつ状態にある...

154着替えができない日から始める〜生活リズム再構築への道筋 17.05.2026

高齢者が「着替えができない」という状態は、単なるADL低下のサインではありません。実は、うつ状態や孤独感の最も早期に現れる兆候の一つです。朝になってもパジャマのまま過ごす、何日も同じ服を着続ける、着替えを拒否するといった行動の背景には、「面倒だ」という気持ちだけでなく、「誰も見ていないから」「どうでもいい」という無気力感や自己否定感が隠れています。 在宅医療の現場では、訪問時に利用者が何を着ているか、...

153夜中の電話から始まる緊急事態〜うつ急変への72時間対応 17.05.2026

在宅医療の現場で、夜中に鳴る一本の電話。「先生、○○さんが『もう死にたい』って言ってるんです」。高齢者のうつ病は、日中は穏やかに見えても、夜間に急激に悪化することがあります。特に独居や老老介護の環境では、孤独感が増幅し、希死念慮が突然表面化することも少なくありません。 うつ病の急性増悪は、最初の72時間の対応が予後を大きく左右します。しかし在宅医療の現場では、24時間体制での監視は困難であり、限られたリ...

152家族だからできる、糖尿病患者さんを支える3つの方法 11.05.2026

糖尿病の在宅管理において、家族の役割は医療者とは異なる独自の重要性を持っています。日本糖尿病学会の調査では、在宅療養中の糖尿病患者の約70%が家族による何らかの支援を受けており、その支援の質が血糖コントロールや合併症予防に大きく影響することが報告されています。 しかし、家族は「医療の専門家ではない」という不安を抱えながら、日々患者さんを支えています。特に高齢糖尿病患者の場合、認知機能の低下や複数疾患の...

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