鈴木大輔

腸内細菌相談室

Health JA ↓ 515 episodes

【腸から自分と世界を知る】#腸内細菌 や#腸内環境 について論文を根拠にお話しする腸内細菌相談室。毎週金曜夜19:30にPodcastでお会いしましょう🎙️質問、リクエストはXまで!当番組の活動に御賛同頂けるスポンサーを募集中 (XアカウントのDMよりお待ちしております)ウェブサイト: https://chonaisoudan.com/

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鈴木大輔

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Health

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Jul 10, 2026

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Episodes

#40 大腸菌O157のOって何?O抗原とH抗原について。 01.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今日のお話は、食中毒に関連するトピックです。食中毒と聞くと、皆さんはどのようなイメージがあるでしょうか。不衛生、病原性細菌、生肉など、関連する事柄は様々です。今回は、病原性細菌の中でも大腸菌について取り扱います。 突然ですが、クイズです。 食中毒などで話題になる大腸菌O157のOとは何を意味するかご存知でしょうか?大腸菌と...

#39 便が茶色く尿が黄色い。腸内細菌とグルクロン酸抱合の化学。 Part2: グルクロン酸抱合から便器へ。 30.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔です。 前回と今回のテーマは、便が茶色く尿が黄色い理由を明らかにすることです。こどもの頃の素朴な疑問には、実は腸内細菌による働きを含めた多くの化学反応が行われていることを理解するきっかけになります。一見簡単そうに見える疑問って、答えるのが難しいです。 今回は、前回血中にてアルブミンと結合したビリルビンが肝臓に運ばれるところから話が始ま...

#38 便が茶色く尿が黄色い。腸内細菌とグルクロン酸抱合の化学。 Part1: 赤血球からビリルビンまで 29.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回と次回は、身の回りに潜む疑問について、腸内細菌の観点から答えます。ズバリ、 便が茶色く、尿が黄色いのは何故なのか 。子供から「うんちはなんで茶色いの?」と聞かれたら、みなさんはどのようにして答えますか?例えば、「 色々なご飯を食べることで色が混ざって茶色っぽくなる 」のような回答が考えられるでしょう。確かに、腑に落ち...

#37 腸内細菌が肥満に関連する?食欲を抑制するレプチンについて。 28.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、食欲の秋ということで、食欲と腸内細菌の関係を調べた研究をご紹介します。 詳しくは、腸内環境が食欲関連ホルモンであるレプチンの感受性と肥満について関係することを示した論文です。食欲と聞くと、空腹状態が連想されるかもしれません。しかし、本研究では腸内細菌の存在が、ホルモン分泌の中枢に影響を与え、結果として食欲に影響...

#36 ファイトケミカルと腸内細菌。イソフラボン、ケルセチンについて。 27.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、ファイトケミカルと腸内細菌の化学についてお話します。といっても、ファイトケミカルと聞いてもピンとこない方も多いと思います。 ファイトとは植物、ケミカルとは化学種を指していて、植物由来の機能性化合物を指します。イソフラボンやケルセチンと聞くと、少し馴染みがあるかもしれません。 ファイトケミカルは、肝臓保護作用や利...

#35 腸内細菌が重要なのはヒトだけではない。ミツバチの腸内細菌について。 26.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、ヒト以外の腸内細菌の例として、ミツバチを取り上げます。実は、ミツバチやシロアリなど、一部の昆虫についての腸内細菌研究が進められています。ミツバチの場合は腸内細菌叢がヒトとくらべて単純であり、また社会性昆虫である点からミツバチコロニーにおける細菌への理解が重要視されているためです。シロアリについては、腸内に多くの...

#34 ヌクレアタム菌が炎症性の腸内微小環境を形成する。 25.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、歯周炎や大腸がん関連細菌として知られるFusobacterium nucleatum(フソバクテリウム ヌクレアタム:以下 ヌクレアタム菌 )と、免疫応答の関係を調べた研究をご紹介します。 観察結果として、大腸がん患者の集団にてよく検出されるヌクレアタム菌は、実際にどのようなメカニズムによって腸内環境に影響を与えているのか。炎症反応の観点...

#33 細菌種よりも細かな分類。種内多様性について考える。 24.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、腸内細菌や腸内環境についての具体的な研究ではなく、 細菌の分類がどのように行われ、多様性がどのように生じるのか 、ということについてお話します。細菌の世界を覗いてみると、細菌間で遺伝情報が活発に移動しており、コミュニケーションが行われていることが分かってきます。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_sa...

#32 イスラエルの人工甘味料研究。人工甘味料が与える腸内細菌、ヒト代謝への影響。 23.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回紹介する論文では、合成甘味料のサッカリン、スクラロース、アスパルテーム、植物由来の甘味料であるステビアと、グルコース、糖摂取無し群を用意して、人体に与える影響を比較していきます。 ナショナル・ジオグラフィックが紹介することで、2022年9月現在で話題になっています。人工甘味料と腸内細菌の話題について、キャッチアップしてい...

#31 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸は、どのような影響を腸内細菌に与えるか。 22.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、ココナッツオイルや大豆油の摂取が与える、腸内細菌への影響についてお話します。高脂質な食事と腸内細菌叢の間には、かねてより強い関係があることで知られていました。ここでは、飽和脂肪酸を多量に含むココナッツオイル、不飽和脂肪酸を多量に含む大豆油を含む高脂肪食をマウスに与え、標準食を与えた場合との腸内細菌叢比較を行って...

#30 炎症性腸疾患の増悪と腸内細菌の関係 21.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、 炎症性腸疾患(IBD: Inflammatory Bowel Disease ) と腸内細菌について取り扱います。炎症性腸疾患は、慢性的に腸での炎症を起こす病気です。クローン病や潰瘍性大腸炎は、IBDに含まれる病気です。現在、根本的な治療法が無く、腸内細菌の関与が示唆されています。 近年、日本においてもIBD患者数は増加の一途をたどっており、健康福祉...

#29 マツコ・デラックスさんの腸内細菌ミツオケラ菌の正体に迫る 16.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、"細菌詳説シリーズ"の第二弾。マツコ・デラックスさんの腸内細菌として有名になった、ミツオケラ菌の正体に迫ります。ミツオケラ菌が有名になった経緯としては、人気TV番組である 月曜から夜ふかし にて、2022年2月14日に放送された内容が発端です。 マツコ・デラックスさんの腸内環境について調査する一幕があり、そこで" ミツオケラ...

#28 口腔細菌が腸内へ?菌血症と大腸がん関連細菌。 16.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、口腔細菌が腸内に転移することを実験的に確認した研究についてご紹介します。この研究の何が重要かというと、 口腔内環境と腸内環境が密接に関係することを示唆している点 にあります。具体的には、歯周炎などにより口腔細菌が血流に乗って、一時的な菌血症となり、結果として腸内に移動するというストーリーになります。 口腔ケアが腸...

#27 腸内細菌によるさつまいもの発酵 16.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、 腸内細菌によるさつまいもの発酵 をテーマに、さつまいもの加熱などによる発酵過程の変化、生成される短鎖脂肪酸の量に関する考察を行います。 アニメや漫画でさつまいもが題材となるとき、食べてから"おなら"がよく出るという描写がよく見られます。これは、実は腸内で腸内細菌による発酵が進んでいるからにほかなりません。発酵が進...

#26 クレブシエラ・ニューモニエと腸内環境 【細菌詳説】 13.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、新しい試みとして、細菌詳説シリーズをスタートします!細菌詳説シリーズでは、腸内環境を考える上で重要な細菌達1個体ごとに焦点を当て、紹介していく企画です。記念すべき第1回のテーマは、肺炎を引き起こす桿菌であるクレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)を取り上げます。 文章版はこちら。 Note: https://note.com...

#25 腸内環境を酸性にすると病原性細菌は減るのか? 13.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 前回は、腸内環境のpHを変化させることができるのか、というテーマで乳酸菌や酪酸菌、短鎖脂肪酸の生成についてお話してきました。腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸は、健康状態との関係が指摘されています。例えば、腸内環境について関心のある方は、" 短鎖脂肪酸が腸内環境を酸性にし、病原性細菌を減らす "というフレーズを聞いたことがあるので...

#24 腸内のpHを変化させることはできるか? 13.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日のテーマは、腸内環境とpHについてです。腸内環境と健康について、巷では" 乳酸菌や酪酸菌が腸内環境を酸性に保つことで、病原性細菌の増殖が抑制される "ということを耳にします。 この点について、 まずは乳酸菌や酪酸菌が腸内を酸性に保っているのかということについて 、論文を根拠としてお話をしていければと思います。 文章版はこちら...

#23 善玉菌優勢の腸内細菌叢にするには? 13.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、善玉菌優勢の腸内細菌叢にするにはどうすれば良いのか?ということをテーマにお話します。ここで、善玉菌とは専門的な用語では無いことを予めお断りしておきます。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_saikin/n/naa90e39f3eea 各種SNSはこちら。 Twitter: https://twitter.com/chonai_saikin Instagram: https://www.ins...

#22 腸活って何だろう? 15の研究を眺めた答え。 13.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、「 腸活って何だろう? 」という素朴な疑問について、ここまでに紹介してきた 15 の研究を眺めながら答えます。 現在、健康食品やサプリメントには 腸活 という言葉が"やや濫用された形で"使われている感を感じています。これは、 腸内環境 や 腸内細菌 という言葉が市民権を獲得し、健康との関連が意識されはじめている証拠であり、私...

#21 ファスティングは腸内細菌をどう変化させるか? 30.08.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、数年前から話題となっている断食、ファスティングと腸内細菌の関係を調べた研究をご紹介します。断食とは、食を断つこと、つまり腸内細菌への直接の栄養を断つことを意味します。栄養の供給が止まるとき、腸内細菌叢、つまり腸内細菌の群れはどのような変化を求められるのでしょうか。 断食の時の腸内を除いてみましょう! Note: http...

#20 シンバイオティクスは、便秘の救世主となるか? 30.08.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回のテーマは、 シンバイオティクス と便秘です。シンバイオティクスという言葉は、プロバイオティクスと比べると馴染みのない言葉かもしれません。シンバイオティクスは、 細菌と細菌の餌を同時に摂取することで、腸内環境の改善を図るものです 。 腸内環境の改善のために摂取する細菌をプロバイオティクスと呼び、腸内細菌の餌になるよう...

#19 活動時間で変化する、腸内細菌。あなたは、朝型?夜型? 30.08.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 質問です!皆さんは、朝型ですか?夜型ですか?このような活動時間に対する好みは、職業や年齢によっても変化してくると思います。人の睡眠に対する体質的な好みは、 クロノタイプ と呼ばれており、遺伝的に決まっているそうです。ですから、遺伝的な要因や日々の生活という環境要因によって、睡眠週間は形作られていると言えるでしょう。 今...

#18 乳糖不耐症と腸内細菌。 Part2: 遺伝的要因か、腸内細菌か。 30.08.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回のテーマは、前回に引き続いて" 乳糖不耐症 "です。乳糖不耐症は、ラクターゼが不足することでラクトースを分解できずに、下痢や軟便などを引き起こす慢性消化器疾患です。前回は、乳糖不耐症の歴史的な背景や、乳糖がどのように下痢を引き起こすのか、ということをお話してきました。 今回は、乳糖不耐症という疾患が遺伝性の疾患なのか...

#17 乳糖不耐症と腸内細菌。食文化が腸内細菌を変えた? Part1: 乳糖不耐症とは何か。 30.08.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、乳糖不耐症と腸内細菌がテーマです。乳糖不耐症とは、牛乳などに含まれる ラクトース と呼ばれる糖の分解ができないことで、下痢や腹部のけいれんを生じる病気です。ラクトースは日本語で乳糖なので、乳糖不耐症という名前となっています。 乳糖不耐症は民族、年齢によるところが大きく、これらの個人差を生み出す要因は何なのか 、今...

#16 腸内細菌と人工甘味料の戦い Part2:腸内細菌が人工甘味料を食べる 30.08.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔です。 今回は、前回に引き続いて人工甘味料に関するトピックをお届けします。前回は、人工甘味料の歴史や性質についてお話しました。ここで振り返ると、人工甘味料は分子の構造として舌が甘みを感じるようにできているが、グルコースを含んでいないので血糖値は上がらないということでした。また、グルコースなどの糖から人工甘味料に代替されてしまうと、糖代...

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