MOTOさん

MOTOさんとお互いさま

Health JA ↓ 32 episodes

はじめまして、精神保健福祉士のMOTOです。このチャンネル「MOTOさんとお互いさま」は、メンタルヘルスに関心がある方、日々の生活で「なんだか生きづらいな」「少し疲れてしまったな」と感じている方が、ホッと一息つけるような場所を目指しています。●自己紹介私は、30年以上にわたり精神保健福祉士として活動してまいりました。医療機関をはじめ、訪問看護やデイケア、大学等の養成校での講義など経験し、地域に根差した支援を続けてきた認定精神保健福祉士です。しかし、このチャンネルで大切にしたいのは、専門職としての知識だけではありません。当事者として自律神経の乱れから適応障害を経験し、家族として姉の自殺企図や親の介護に直面...

Author

MOTOさん

Category

Health

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Jul 10, 2026

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Episodes

『すぐ対応』の罠 — 場当たり業務から、悩みながら重要事項に向き合う姿勢の成果 10.07.2026

前回、次の業務のための「仕組み化と振り返り」のお話しをしましたが、業務に追われて、そんな余裕はないと感じた方もいるのではないでしょうか。 クライエント対応、突発的な相談電話、他職種からの連携、山積みの書類作成……。予定を立ててもその通りに処理できる日はほぼなく、重要なことがいつまでも後回しになっていく。優先すべきことと、重要なことの取り組み方について、経験を振り返ります。 「すぐ対応」すれば喜ばれる反...

なぜ同じ失敗を繰り返すのか? — 支援職が陥る『業務の視野狭窄』と振り返り 05.07.2026

毎年の恒例行事や、定期的なイベントの準備会議で「あれ、前回どうでしたっけ?」「前の資料ってどこにある?」という不毛なやり取りを何度も耳にしていませんか? 準備に力を入れ、当日なんとか無事に終わらせる。けれど反省会は「大変だったね」と言い合うだけで終わり、次に活かされない。そんな「その場しのぎのループ」が多く繰り返されてしまうのか。 対人支援における振り返りの重要性は指導するのに、なぜか業務やイベント...

「誰かに話す」ことは「自分を放す」 — 他者という鏡で『心の余白』を取り戻す 27.06.2026

おかげさまで「MOTOさんとお互いさま」も、第30回を迎えることができました。いつもお聴きいただき、本当にお互いさまです。 前回、役割をひとりで抱え込まないための境界線(バウンダリー)についてお話ししました。今回は、自分を守りながらも孤独に陥らないための「人と話すことの効果」について深掘りします。 私が関わらせてもらっている「めんたるへるす塾(運営:e-シェア)」での対話を通して実感していることをお話しして...

役割をひとりで抱え込まないために — 自分を守る境界線と、孤独のジレンマ 20.06.2026

認知症が進む私の母が入院しました。親の記憶障害やマイペースな言動に向き合うことは、神経をすり減らし、心身の負担となります。 仕事のこと、家のこと、介護のことなど、気づけばいくつもの役割や課題をひとりで抱え込んでしまいがちです。自分を維持するために、無理なものは引き受けない「バウンダリー(境界線)」を引くことは不可欠ですが、自分を守ることを最優先しすぎた結果、社会が本来持っていた「お互いさま」の助け...

自律神経の乱れにブレーキを — 割り切ってあえて『引き受けない』 13.06.2026

2026年6月、気圧や気温の変化で心身のバランスを崩しやすい季節がやってきました。 今回は、私自身が過去に経験した「適応障害」と自律神経の乱れの体験談をベースに、元気に動けるようになったからこそ気をつけたい意識についてお話しします。 軽いめまいから始まった症状が、耳鳴り、発汗、そして身体の力みへと悪化し、頭では冷静なのに身体が動かない恐怖の経験から、リカバリーのステップがあり元気に過ごせるようになりまし...

辛くて動けない時のセルフケア — 選択を迫られる時、とりあえずの一歩 06.06.2026

2026年6月、新年度が始まって1ヶ月。少し疲れが出やすいこの時期に、私にとって非常にショックな出来事がありました。医療福祉・支援の現場を歩んできた仲間の突然の訃報。そして、6月2日に放送されたNHK「午後LIVEニュースーン」の特集『がんの話をしよう』で、前職の同僚がインタビューを受けている姿を目にして気付かされることがありました。 私たちが人生の苦しい時、嫌なことから逃げたくなった時、心が動けなくなってしまっ...

鼻笛は心身のバロメーター — 鼻呼吸が奏でるセルフケア効果 31.05.2026

今回は少し変わった、けれど奥深い「鼻笛(はなぶえ)」という楽器のお話です。鼻から息を吹き込み、口の容積を変えて音を奏でるこの小さな楽器が、実は私の健康とメンタルを支えるセルフケアになっています。 【今回のトピック】 鼻笛の不思議なメカニズム:鼻呼吸と口内の緻密な動きが、呼吸器と脳を同時に刺激する。 身体へのポジティブな反応:鼻炎の改善、アレルギーの軽減、風邪の予防。吹きながら感じる「呼吸のしやすさ」...

身体の反応に耳を傾ける 「一生に一度の自分」を大切に使い切るために 23.05.2026

前回お話しした「自作の血圧管理アプリ」。実際に毎日測定を続けてみると、数値は驚くほど正直に私の「内側の揺らぎ」を映し出していました。 介護での父とのせめぎ合い、睡眠不足……。グラフが跳ね上がるのを見つめながら、私はかつて猛烈に働いていた頃の自分を思い出し、ある想いが込み上げてきました。 【今回のトピック】 数値が教える「今のストレス」:父との衝突や寝不足が、いかに身体に負担をかけているかという現実。 過...

不便を楽しむ逞しさ — 便利に慣れすぎを取り戻す『人間力』 17.05.2026

2026年、私たちの社会は驚くほど便利で効率的になりました。しかし、その「便利さ」に慣れれば慣れるほど、少しの非効率や手間に対して、以前よりもストレスを感じるようになってはいませんか? 【今回のトピック】 便利の罠とストレスの正体:効率的な仕組みに慣れることで失われる「待つ力」と「工夫する力」。 「時短」を求めつつ「手間暇」を欲しがる矛盾:工数を省きたい一方で、時間をかけた上質なものに価値を感じる人間の...

健診結果は身体からの手紙 — 自作アプリで楽しむ『自分メンテナンス』 09.05.2026

つい後回しにしがちな「自分自身のメンテナンス」について、先日受けてきた健康診断の結果をもとにお話しします。 数値として現れたのは、血圧や体重の変化。それは鹿児島にUターンしてからの車中心の生活や食事の変化を正直に映し出した、身体からの「お手紙」でした。 【今回のトピック】 身体は生き方の「答え合わせ」:車移動、両親との食事、ストレス増。環境の変化が数値にどう現れたか。 「やらされる」を「楽しむ」に変え...

パラレルワーカーの自衛術 — 「明日」のない働き方を支える空間的想像力 04.05.2026

新年度が始まり、1ヶ月が経過しました。継続するミッションに加え、新しい挑戦も重なり、気がつけば目の前には膨大なタスクが積み上がっていませんか? 特に複数の職場や組織を跨いで活動する「パラレルワーカー」にとって、この時期のタスク管理は単なる仕事術ではなく、切実な「セルフケア(自衛術)」となります。明日の自分が別の職場にいるからこそ生まれる、独特の緊張感と向き合い方についてお話しします。 【今回のトピッ...

「継続」が自分を守る技術 —結果の「点」に振り回されない空間的視点 24.04.2026

2026年4月。新しいことに挑戦し始めた方も多い時期ですが、その「結果」に一喜一憂して疲れてはいませんか? ある一つの結果だけを見て判断することと、結果を見ながら継続して判断し続けること。この二つは、全く違う景色を見せてくれます。今回は「空間的想像力」と「時間軸」という視点から、周囲のノイズに負けない「継続のセルフケア」について深掘りします。 【今回のトピック】 結果は「点」、継続は「空間」:一つの結果に...

「苦労」は磨けば宝になる — 効率化社会で失われる『想像力』 18.04.2026

「効率」や「必要性」という言葉に、「苦労がないように、苦しまないように」という配慮の言葉に違和感を感じることがあります。 【今回のトピック】 「苦労がないように」という配慮への疑問:葛藤をスキップさせることが、人のレジリエンス(回復力)を弱めているのではないか。 「苦労は磨けば宝になる」:成功ばかりが注目される世の中で、失敗や葛藤と思われる経験こそが、支援者としての「厚み」を作る。 点・線・面・立体、...

自律とは「依存先」を増やすこと — AIやスマホと健やかに付き合うために 11.04.2026

2026年4月。新しい環境の中で「効率」や「正解」を求めすぎて、心がパンパンになっていませんか? 今、スマートフォン依存が重篤化し、入院治療を必要とするお子さんが増えているという現実があります。そして私たち大人の世界でも、生成AIという圧倒的な「効率(コスパ)」の良さに魅了されるあまり、知らず知らずのうちに自分で悩み、決断する「自律性」を奪われてしまう危うさが潜んでいます。 「依存」自体が決して悪いことで...

新年度「期待と不安」のあいだで「あえて攻めない」 04.04.2026

2026年度、新しい1年が始まりました 。 街に溢れる新生活のエネルギーに背中を押される一方で、新しいメンバーとの関係構築や、慣れない役割への適応に、脳が猛烈にエネルギーを消費していませんか? 【今回のトピック】あえて「やらない」を決める勇気 新しい役割に挑戦するワクワクと、その裏にある本音 適応しようとフル回転する脳を休ませ、あえて「低空飛行」から始めるセルフケア 【noteはこちら】 「新年度のストレス・チェ...

対談・中堅SWのリアルな葛藤とセルフケア 29.03.2026

今回のゲストは、都内の救急病院でソーシャルワーカー(SW)として働く13年目の「たけちゃん」です。 管理職として理想と現実の「板挟み」に悩みながらも、しなやかに立ち回るたけちゃん。 「病院の数字」と「支援の質」の間でどう折り合いをつけるのか? なぜ「セルフケア」が逆にストレスになってしまうのか? 【今回のトピック】 正論を「図解」で翻訳する: 数字の目標を、スタッフの「やりがい」に繋げるためのパワーポイント...

脳は嘘をつく」体調を崩して気づいた『精神的消耗度』の測り方 21.03.2026

2026年の抱負は「余白をつくる」でした。しかし、3月現在の私の業務整理表には負荷「極大」「大」という文字が並んでいます 。 今回は、過去の手痛い失敗談を交えながら、時間だけでは測れない「心の削れ具合(精神的消耗度)」という新しい物差しについてお話しします。 【今回のトピック】管理職時代、可視化していたのになぜ壊れたのか 2026年、私の抱負「余白」が「極大タスク」に埋め尽くされた現状 脳の「論理」と体の「感情...

「自分を信用しない」ベテラン世代のタスク管理とセルフケア 11.03.2026

キャリアを重ねるほど役割は増え、一方で自分の能力(記憶力・体力)は少しずつ低下していく。この避けられない現実を前に、私の「誠実な戦略」についてお話ししました。 【今回のトピック】 ●「今の自分」を信用しない勇気 記憶力の低下を実感しているからこそ、アナログ・デジタルを駆使して「仕組み」に頼る重要性。 ●無意識に「奪う側」になっていないか? 遅刻や未読、決定事項の蒸し返しが、周囲のリスペクトをどれだけ削っ...

正論を手放すセルフケア 〜「完璧な支援者」という鎧を脱いで心を通わせる〜 01.03.2026

「正しいことを言っているのに、なぜか相手に響かない……」 そんなモヤモヤを感じることありませんか? 今回は「めんたるへるす塾」での対話やNVC(非暴力的コミュニケーション)の視点から、支援職やリーダーが陥りやすい「正論の罠」と、自分自身を救うための「自己開示」についてお話ししました。 【今回のトピック】 ●正論が「武器」に変わってしまうとき 「正しい自分」と「正しくない相手」という分断が生む、コミュニケーシ...

虐待防止を「自分事」にするヒント 〜無意識の偏見とマルトリートメント〜 21.02.2026

「虐待防止研修」が義務化される時代ですが、どこか他人事のように感じていないだろうか・・・ 虐待が起こる手前には、誰もが無意識に発してしまう可能性のある「不適切な関わり(マルトリートメント)」が存在している。 悪意がないのに相手を傷つけてしまう「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」に焦点を当て、誰もが安心安全に過ごせる環境づくりのためのセルフケアについてお話ししました。 【今回のトピック】 ●「よ...

AIは「心の余白」を作るパートナー 〜否定しない壁打ち相手としての活用術〜 15.02.2026

先週末は風邪でお休みをいただきましたが、少しずつ回復し、改めてセルフケアの重要性を感じているMOTOです。 今回は、私が日々実践している「AI(人工知能)を活用したセルフケア」についてお話ししました。 「AIって仕事で使うものでしょ?」と思われがちですが、実は「自分を使い果たさないためのパートナー」として非常に優秀です。私がどのようにAIを使い、心に余白を生み出しているのか、その具体的な活用術をお伝えします。...

対談・30代の仕事と家庭のリアルな心境 01.02.2026

今回のゲストは、私の後輩であり、精神保健福祉士として活躍されている石川くんです。 【今回のトピック】 ●ネガティブな感情を「行動力」に変える、現実的な思考法、行動へのブレーキを外すための「リフレーミング(捉え直し)」について。 ●セルフケアは「自分を知り、できている部分を認める」ことから。そして、理想とのギャップに苦しむのではなく、今達成できていることを探し、自分を許し、認めてあげる「自己受容」の習慣...

自分を主語にして「表明する」練習 25.01.2026

前回の放送では「組織との境界線」についてお話ししましたが、今回はその境界線を守るために欠かせない「表明する」ことについて深掘りしました。 かつての私は「NO」を言うのがとても苦手でした。 自分の状況を飲み込んで「なんとかします」と言いがちでした。 自分を主語にして今の状態を伝えることは、自分自身の味方でいてあげるための「大切な手続き」なのだと感じています。 👇 放送の内容をまとめたnote記事はこちら https:...

誠実さを自分自身にも向ける〜組織との境界線〜 17.01.2026

今回は「組織との境界線の引き方」について、今の考えを整理しました。 「仕事ができる」と評価される人ほど、知らず知らずのうちに周囲の期待を背負い、組織の不備まで自分の努力で埋めようとしてしまいます。 何がOKで、何がNOなのか。 自分の考えを表明すること。 そして、その声に対して組織がどう動くかを自分なりに見極めること。 自分という代えのきかない資源を使い果たさないために、組織との向き合い方についてお話しし...

数字や効率化と専門職の葛藤で自分を守るために大切なセルフケア 11.01.2026

医療や福祉の現場にも「効率」や「数字」が求められる今。目の前の人の人生に寄り添いたい専門職にとって、そのプレッシャーは計り知れないストレスになります。 かつて組織の体制づくりに奔走し、期待に応え続けてきた結果、自律神経の不調から適応障害を経験した私「もと」が、自らの苦い経験と、そこから辿り着いた「自分を守るための視点」についてお話しします。 歯が欠けるほどの食いしばり、ひどい耳鳴り。体が発していたSO...

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