deepER

ER/ICU Radio

Health JA ↓ 201 episodes

救急、集中治療、外傷系の論文内容をまとめた番組です。

Author

deepER

Category

Health

Podcast website

podcasters.spotify.com

Latest episode

Jul 11, 2026

Where to listen?

Podcasts in the app Replaio Radio Coming soon

Podcasts are coming to the app soon. Install now and be the first to see a whole new take on podcasts

Get it on Google Play Install for free Android 5M+ downloads · 4.8 rating iOS soon

Episodes

ICU患者における新鮮凍結血漿および血小板の輸血 04.03.2026

Transfusion of Fresh Frozen Plasma and Platelets in Critically Ill Adults: An American College of Chest Physicians Clinical Practice Guideline CHEST 2025; 168(3):661-676 本ガイドラインは、集中治療室(ICU)の成人患者(外傷および脳神経外科領域を除く)における、血小板および新鮮凍結血漿(FFP)の輸液管理に関する推奨を提示している。専門家パネルによる系統的レビューとGRADE手法に基づき、7つの推奨事項が策定...

AKI 28.02.2026

Acute kidney injury Lancet 2025; 405: 241–56 急性腎障害(AKI)は、入院患者の10〜15%、集中治療室(ICU)患者の50%以上に影響を及ぼす多因子的かつ不均一な症候群である。特に低・中所得国において発生率が高く、感染症や劣悪な衛生環境が主な要因となっている。診断は2012年のKDIGOガイドラインに基づく血清クレアチニン値と尿量の変化で行われるが、これらは筋肉量や輸液量の影響を受けるため、近年はTIMP-2やIGFBP7などの新...

多発外傷で24時間後に潜む遅発性心筋障害 27.02.2026

Beyond the initial impact: troponin patterns frequently reveal delayed cardiac injury in polytrauma patients World J Emerg Surg. 2026; 21:10 多発外傷患者における心臓損傷の評価は、直接的な打撲だけでなく全身性炎症反応(SIRS)や治療に伴うストレスが複雑に関与するため、従来の基準では困難であった。本研究は、高感度トロポニンT(TnT)の動態を詳細に分析し、多発外傷における心臓リスクの層別化を改善することを...

DKA輸液は2バッグ法が低血糖を半減 25.02.2026

Two-bag Versus One-bag Method for Adult and Pediatric Diabetic Ketoacidosis Management Ann Emerg Med. 2026; 87: 346-364 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の管理において、従来の「1バッグ法」(単一の輸液バッグを使用し、血糖値の低下に合わせてバッグを交換する方法)と、新しい「2バッグ法」(ブドウ糖の有無が異なる2種類のバッグを同時に接続し、投与速度を調整することでブドウ糖濃度を精密に制御する方法)の安全性...

重篤な疾患後のトリグリセリドおよび総コレステロール値の推移 24.02.2026

Evolution of triglyceride and total cholesterol levels after critical illness: Preliminary insights into post-ICU metabolic sequelae Journal of Critical Care 93 (2026) 155483 本研究は、集中治療室(ICU)を退院した生存者における、退院3か月後の脂質プロファイルの推移と代謝的後遺症の実態を調査した観察研究である。ICUに7日以上滞在し、退院3か月後のフォローアップ外来を受診した188名の成人患者を対象に、総コ...

ショック脳症の真犯人は炎症でなく低血圧 22.02.2026

Severe hypotension but not systemic inflammation or endothelial activation predicts encephalopathy in circulatory shock Annals of Intensive Care 16 (2026) 100033 本研究は、循環性ショック患者における脳症(せん妄および昏睡)の発症が、全身性の炎症や内皮活性化、あるいは脳低灌流のいずれによって主に引き起こされるのかを明らかにすることを目的とした後方視的観察研究である。ベルギーの集中治療室(ICU)に入院...

鈍的副腎損傷 20.02.2026

Impact of blunt adrenal gland injury (BAGI) in major trauma: a systematic review and meta-analysis World J Emerg Surg. 2026; 21:8 鈍的副腎損傷(BAGI)は、高エネルギー外傷に伴って発生する比較的稀な外傷であり、重症度や死亡率との関連については議論が分かれていた。本研究は、BAGIが外傷重症度、院内死亡率、および入院期間(LOS)に与える影響を明らかにするための系統的レビューおよびメタ解析である。 主要なデー...

転倒した高齢者の頭蓋内出血の危険因子 18.02.2026

Risk Factors for Traumatic Intracranial Hemorrhage in Older Adults Sustaining a Head Injury in Ground-Level Falls: A Systematic Review and Meta-analysis Ann Emerg Med. 2026; 87: 181-191 本研究は、救急外来を受診した65歳以上の平地転倒による頭部外傷患者を対象に、外傷性頭蓋内出血(ICH)のリスク因子を特定することを目的とした系統的レビューおよびメタ解析である。17の観察研究(計22,520人)を対象とした解析...

破傷風 17.02.2026

Tetanus Lancet 2026; 407: 716–27 破傷風は、土壌などに存在する嫌気性菌である破傷風菌( Clostridium tetani )が産生する強力な神経毒素によって引き起こされる、生命を脅かす感染症である。ワクチンによって予防可能であるにもかかわらず、世界中で年間3万人から5万人の死者が発生している。近年の傾向として、1980年代以降のワクチン普及により症例数は大幅に減少したが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる定期...

ニコチンパウチは禁煙の切り札か新たな脅威か 16.02.2026

1.論文のタイトル Nicotine pouches: an aid in smoking cessation, or a new public health hazard? 2.Citation Internal and Emergency Medicine, 2026. https://doi.org/10.1007/s11739-026-04278-1 3.論文内容の要約本論文は、新しいニコチン製品である「ニコチンパウチ」の化学組成、毒性、ニコチン供給能、禁煙補助としての有効性、および公衆衛生への影響を評価したナラティブ・レビューです。 ニコチンパウチは、ス...

メトクロプラミドの錐体外路症状出現は持続と急速投与で異なるのか 13.02.2026

1.論文のタイトルExtrapyramidal symptoms and effectiveness of continuous vs bolus intravenous metoclopramide: A systematic review and meta-analysis 2.CitationAmerican Journal of Emergency Medicine 103 (2026) 36–44 3.論文内容のまとめ本研究は、吐き気や頭痛の治療に広く用いられるメトクロプラミドの静脈内投与において、持続注入と急速静注が錐体外路症状(EPS)の発症リスクおよび治療効果に与える影響を比...

薬物中毒治療のための高用量インスリン投与後の連続インスリンおよびCペプチド濃度 12.02.2026

Serial insulin and C-peptide concentrations following high-dose insulin for the treatment of drug poisoning: a consecutive case series Clinical Toxicology, 2026, DOI: 10.1080/15563650.2026.2613033 背景と目的 薬物中毒による心原性ショックの治療には高用量インスリン療法(HDI)が用いられるが、投与中止後も高インスリン血症が持続し、低血糖を引き起こすリスクがある。過去の報告ではインスリンの消失半減期が最...

VEXAS 症候群 11.02.2026

VEXAS syndrome: a comprehensive review of pathogenesis, clinical spectrum, and therapeutic strategies Lancet 2026; 407: 637–48 VEXAS症候群 は、2020年に発見された、成人に発症する単一遺伝子疾患である。この名称は、空胞(Vacuoles)、E1酵素、X連鎖(X-linked)、自己炎症性(Autoinflammatory)、体細胞(Somatic)の頭文字に由来する。造血細胞における UBA1遺伝子 の後天的な体細胞変異が原因であり、難治性の全身...

素潜りによる減圧症 10.02.2026

1.論文のタイトル Breath-hold diving and decompression sickness 2.Citation The American Journal of Medicine, Vol 000, No 000, 1–7 (2025) 3.論文内容の要約 本論文は、素潜り(息こらえ潜水)における減圧症(DCS)の現状とリスク要因、臨床的特徴をまとめた包括的なレビューです。従来、減圧症はスクーバダイビング特有の疾患と考えられてきましたが、過去75年間の85の記録から244例以上の症例を分析した結果、素潜...

Peripheral Artery Disease in the Legs 09.02.2026

1.論文のタイトル Peripheral Artery Disease in the Legs 2.Citation N Engl J Med 2026; 394: 486-96. 3.論文内容の要約 末梢動脈疾患(PAD)は、下肢の動脈における動脈硬化性の閉塞を指し、世界中で約2億3600万人が罹患している。主なリスク要因は、加齢、喫煙、糖尿病、脂質異常症、高血圧である。 診断の基準は、足関節上腕血圧比(ABI)が0.90未満であることとされる。典型的な症状は、歩行中にふくらはぎの痛みが生...

Hb値に頼らない生理学的輸血判断 08.02.2026

1.論文のタイトル Physiological determinants and the red blood cells transfusion decision-making process in non-bleeding critically ill patients: a comprehensive narrative review 2.Citation Intensive Care Med. 2026; https://doi.org/10.1007/s00134-026-08304-w 3.論文内容の要約 集中治療室(ICU)における非出血性患者への赤血球輸血の判断は、現在もヘモグロビン(Hb)値を基準とする画一的な手法が一般的...

VExUSで診る臓器うっ血とAKI 07.02.2026

1.論文のタイトル Ultrasound indicators of organ venous congestion: a narrative review 2.Citation Annals of Intensive Care (2025) 15:184 3.論文内容の要約心不全や心腎症候群における腎障害などの臓器障害は、低心拍出量だけでなく、静脈圧の上昇に伴う「静脈うっ血」が主な原因となる。本論文は、ベッドサイドで行うポイント・オブ・ケア超音波(POCUS)を用いて、全身および各臓器のうっ血を評価する手法を概説し...

HFrEF 06.02.2026

1.論文のタイトル Heart failure with reduced ejection fraction 2.Citation Lancet 2026; 407: 529–42 3.論文内容の要約心不全は世界で約7000万人が罹患している複雑な臨床症候群であり、その約半分を左室駆出率(LVEF)が40%以下の「駆出率の低下した心不全(HFrEF)」が占めている。正確な診断には、典型的な症状や徴候の確認、利尿ペプチド濃度の測定、および心エコー検査を中心とした画像診断による心臓の構造・機能的...

CKD 04.02.2026

1.論文のタイトル Chronic kidney disease 2.Citation Lancet 2026; 407: 90–104 3.論文内容のまとめ慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の構造または機能の異常が3か月以上持続し、健康に影響を及ぼす状態と定義されます。世界全体で約8億5000万人の患者がいると推定され、2050年までに世界の死因の第5位になると予測されています。CKD患者は腎不全に至るリスクだけでなく、心血管疾患の発症やそれによる早期死亡のリスクが非常に高...

CAR-T細胞療法に伴う主要な有害事象 03.02.2026

Major Adverse Events With Chimeric Antigen Receptor T-Cell Therapy: Presentation, Diagnosis, and Resuscitation Ann Emerg Med. 2026;87:229-238. キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法は、白血病やリンパ腫などの血液がん治療において革新的な進歩をもたらしたが、従来の化学療法とは異なる独自の副作用を引き起こす。主な合併症には、サイトカイン放出症候群(CRS)、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群(ICANS)、お...

不明熱 02.02.2026

Fever of unknown origin BMJ 2025;388:e080847 不明熱(FUO)は、免疫正常な患者において38.3℃以上の発熱が3週間以上続き、推奨される最小限の検査(血液検査、微生物学検査、画像検査)を行っても診断がつかない臨床症候群と定義される。近年の定義改定では、免疫不全患者は診断・治療のアプローチが異なるため除外されている。 原因は主に、感染症、非感染性炎症性疾患、腫瘍、その他の疾患、および診断不明の5つのカテゴリーに...

fluidはどこへ? 01.02.2026

論文タイトル: Where does the fluid go? Citation: Annals of Intensive Care (2025) 15:156 論文内容の要約 本論文は、結晶質液の過剰投与が体内でどのように分布し、合併症や死亡の原因となるのかを、ボリューム・キネティクス(容積動態)の観点から解説したレビューです。 結晶質液を投与すると、体内の3つの区画(血漿、速い交換が行われる間質容積Vt1、遅い交換が行われる間質容積Vt2)が順次拡大します。通常、結晶質液...

血管拡張のバイオマーカー 31.01.2026

1.論文のタイトル Circulating biomarkers of vasoplegia: a systematic review 2.Citation Annals of Intensive Care (2025) 15:150 3.論文内容血管麻痺(バソプレジア)は、心拍出量が維持されているにもかかわらず、全身血管抵抗の低下によって持続的な低血圧が生じる病態であり、敗血症や心臓手術後、重度の炎症反応などで一般的に見られる。この病態は死亡率の増加や入院期間の延長と関連しているが、統一された定義や...

外傷性血気胸における小口径と大口径の胸腔ドレーンの比較 30.01.2026

1.論文のタイトル Small versus large bore chest tube in traumatic hemothorax, hemopneumothorax, and pneumothorax: a meta-analysis of randomized controlled trials with trial sequential analysis 2.Citation World Journal of Emergency Surgery (2025) 20:87 3.論文内容の要約 本研究は、成人外傷患者における外傷性血胸、気胸、および血気胸の管理において、小口径胸腔ドレーン(SCT:14 Fr以下)が大口径胸腔ド...

重篤な疾患におけるカルニチン濃度の異常は予後不良と関連する 29.01.2026

1. 論文のタイトル Abnormal carnitine concentrations in critical illness associated with compromised outcome 2. Citation Critical Care (2026) 30:34 3. 論文内容の要約 本研究は、長期の重症疾患患者における血漿遊離カルニチン濃度と臨床転帰との関連を調査したものである。EPaNICランダム化比較試験の二次解析として、ICU入室6日目の患者1600名の血漿サンプルを分析した。 主な結果として、血漿カルニチン濃度と回...

Listen to the ER/ICU Radio podcast in Replaio

Radio and podcasts in one app - free, with no sign-up. Install today and do not miss the launch

Get it on Google Play

Replaio is not a podcast publisher; show names, artwork and audio belong to their authors and are distributed through public RSS feeds.