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おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ 363 episoder

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

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Forfatter

Go Ito

Kategori

Health

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1. nov 2026

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Episoder

【訪問時の暴力・ハラスメント】夜10時の訪問、ひとり、車の中というリスク|#298 21.09.2026

在宅医療・在宅介護の現場では、24時間対応が当たり前になりつつあります。夜10時に鳴るオンコール、暗い住宅街の路上に停めた一台の車、玄関先でひとりきりになる数十分。この時間帯に起きていることは、医療行為だけではありません。移動そのもののリスク、単独で密室に入るリスク、そして利用者や家族からのハラスメントのリスクが、同時に重なります。日中であれば「誰かが見ている」「すぐ応援が来る」という前提が、夜間には...

【訪問時の暴力・ハラスメント】記録を充実させる事が自分の身を守るかもしれません|#297 21.09.2026

在宅医療・介護の現場では、職員は「利用者の生活の場」という閉じた空間に、多くの場合ひとりで入っていきます。病院なら同僚の目があり、防犯カメラがあり、応援がすぐ来る。訪問先にはそのどれもありません。全国訪問看護事業協会が厚生労働省の老人保健健康増進等事業として実施した調査では、訪問看護職員のおよそ半数が、利用者や家族から身体的暴力・精神的暴力・セクシュアルハラスメントのいずれかを受けた経験があると回...

【訪問時の暴力・ハラスメント】患者さん・利用者さんから怒鳴られた時の初動を検証する|#296 21.09.2026

在宅医療・在宅介護の現場は、病院のように守衛やナースコール、応援を呼べる同僚がすぐそばにいる環境ではありません。私たちは、鍵のかかる他人の住まいに、多くの場合ひとりで入っていきます。そこで利用者さんやご家族から突然怒鳴られたとき、逃げ場も証人もない状況で、数十秒のうちに判断を迫られます。訪問先での暴言(ぼうげん)や威圧(いあつ)は、単なる「気まずい出来事」ではなく、職員の心身の健康と、その後のサー...

【訪問時の暴力・ハラスメント】撤退を決めるのは現場ではなく事業所|#295 21.09.2026

訪問看護、訪問介護、居宅介護支援といった在宅サービスは、スタッフが一人で利用者宅という密室に入っていく働き方です。病院や施設のように同僚の目や防犯設備がなく、何かが起きても即座に助けを呼べません。この構造そのものが、暴言、身体的暴力、セクシュアルハラスメント(性的いやがらせ)といった被害が起こりやすい土壌になっています。厚生労働省が2018年度に実施した「介護現場におけるハラスメントに関する調査研究」...

【訪問時の暴力・ハラスメント】床が見えない家、噛む犬、消えない煙|#294 21.09.2026

在宅医療の現場は、病院と決定的に違う点があります。それは、そこが「相手の生活の場」であり、こちらが環境をコントロールできないという点です。物であふれて床が見えない居室、玄関を開けた瞬間に飛びかかってくる犬、在宅酸素療法(ざいたくさんそりょうほう)を使いながら消えることのないたばこの煙。これらはどれも、利用者本人の生命リスクであると同時に、訪問するスタッフの身体と健康を脅かす労働安全の問題でもありま...

【訪問時の暴力・ハラスメント】暴言の奥にある「怖い」を聞き取る|#293 21.09.2026

訪問診療や訪問看護、訪問介護の現場では、玄関を開けた瞬間に怒鳴られる、ケアの最中に手を払いのけられる、電話口で「二度と来るな」と言われる、といった場面が珍しくありません。厚生労働省が2019年に公表した「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」の基礎となった調査(2018年度の老人保健健康増進等事業)では、利用者本人からハラスメントを受けた経験がある職員は、サービス種別によっておおむね4割から7割、家族...

【不眠】夕食の炭水化物が眠りを変える理由|#292 13.09.2026

在宅の現場で「夜、眠れない」という訴えは、発熱や疼痛(とうつう)と並んで相談件数の多い症状です。そして多くの場合、最初に検討されるのが睡眠薬(すいみんやく)の追加や増量です。しかし高齢者では、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は転倒・骨折、日中の傾眠(けいみん)、認知機能低下、せん妄(せんもう)の誘因となることが知られており、日本老年医学会の「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」でも、特に慎重な投与を要...

【不眠】「眠れない」の裏に隠れた病気を見抜く|#291 13.09.2026

在宅の現場で最も多く聞く訴えのひとつが「夜、眠れない」です。日本の調査では、65歳以上の高齢者のおよそ3割が何らかの不眠症状(入眠障害(にゅうみんしょうがい)、中途覚醒(ちゅうとかくせい)、早朝覚醒(そうちょうかくせい)、熟眠感(じゅくみんかん)の欠如)を自覚しているとされ、加齢に伴って睡眠は浅く短く、分断されやすくなります。つまり「年のせいで眠りが浅い」という説明は、ある程度までは生理的に正しい。...

【不眠】睡眠薬だけ減る時に考えること|#290 13.09.2026

在宅の現場で、こんな場面に出会うことはないでしょうか。降圧薬も、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬も、胃薬も、お薬カレンダーに残ったまま。ところが睡眠薬(すいみんやく)の袋だけはきれいに空になっている。訪問看護師が残薬(ざんやく)を数え、ケアマネジャーがモニタリングで気づき、薬剤師が「飲めていませんね」と確認する。この「睡眠薬だけは飲む」という現象は、決してその人がだらしないから起きているのではあ...

【不眠】睡眠薬の減薬は時間をかける、離脱を防ぐ鉄則|#289 13.09.2026

在宅で出会う高齢者の多くが、何年も睡眠薬を飲み続けています。日本では高齢者の睡眠薬使用率が諸外国と比べて高く、特にベンゾジアゼピン受容体作動薬(ベンゾジアゼピンじゅようたいさどうやく)が長期に処方されたまま見直されないケースが目立ちます。日本老年医学会の「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」では、ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬は「特に慎重な投与を要する薬物」に挙げられており、転倒・骨折、日...

【不眠】夜間せん妄と睡眠薬の関係を深堀りする|#288 13.09.2026

在宅療養中の高齢者から最も多く寄せられる訴えのひとつが「夜眠れない」です。加齢とともに深い睡眠は減り、中途覚醒が増えるため、65歳以上では約3割が何らかの不眠症状を自覚するとされています。家族も介護者も睡眠不足で疲弊し、「とりあえず眠れる薬を」という流れは、在宅の現場でごく自然に生まれます。しかしその一錠が、翌朝の転倒骨折、誤嚥(ごえん)性肺炎、そして救急搬送の引き金になることがあります。 夜間に高齢...

【不眠】ケアマネが気づく「昨夜の異変」共有術|#287 13.09.2026

在宅高齢者のケアにおいて、「昨夜よく眠れなかった」という一言は、単なる生活上の不満ではなく、身体の不調・薬剤の副作用・環境の変化・そして生活の破綻を告げる最初のサインであることが少なくありません。加齢に伴い、深いノンレム睡眠は減少し、中途覚醒(ちゅうとかくせい)や早朝覚醒(そうちょうかくせい)が増え、睡眠と覚醒のリズムは前倒しになります。これは病気ではなく自然な変化ですが、本人や家族が「昔のように...

【不眠】家族の一言「よく眠れてます」を振り返る|#286 13.09.2026

在宅の現場で、私たちは毎回のように家族へこう尋ねます。「夜はよく眠れていますか」。返ってくる答えの多くは「はい、よく眠れてます」です。しかしこの一言は、医療者が思っているほど正確な情報ではありません。家族は夜通し起きて観察しているわけではなく、自分も眠っている時間帯の出来事は分かりません。さらに「静かにしている=眠っている」「日中よく寝ている=よく眠れている証拠」と、好意的に、あるいは楽観的に解釈...

【不眠】朝日15分、ベッドから出す力が眠りを作る|#285 13.09.2026

在宅の現場で「夜眠れない」という訴えを受けたとき、私たちはつい睡眠薬の種類や量に目を向けがちです。しかし高齢者の不眠の多くは、夜そのものの問題ではなく、日中の過ごし方、とりわけ「何時に光を浴び、何時間ベッドから離れているか」という生活動作の問題として立ち現れます。加齢に伴い、体内時計を調整するホルモンであるメラトニンの分泌(ぶんぴつ)は低下し、深部体温のリズムの振れ幅も小さくなります。リズムの山と...

【在宅がん化学療法】その微熱、発熱性好中球減少症かも|#284 09.09.2026

の結果、抗がん剤の副作用が最も出やすい時期を、患者さんは自宅で過ごすことになります。なかでも命に直結するのが発熱性好中球減少症(Febrile Neutropenia:FN)です。好中球(細菌と戦う白血球の主力)が激減した状態で感染が起きると、数時間単位で敗血症・敗血症性ショックへ進行します。FNは「がん治療におけるオンコロジー・エマージェンシー(緊急事態)」の代表格であり、抗菌薬投与までの時間が予後(よご)を左右しま...

【在宅がん化学療法】在宅でのがん化学療法・服薬管理の視点から|#283 09.09.2026

がん薬物療法の主戦場は、この20年で大きく変わりました。従来の点滴中心の入院治療から、経口抗がん薬(内服の抗がん剤)*による外来・在宅治療へと移行が進み、分子標的薬・ホルモン療法薬を含めると、経口薬でがん治療を続ける患者は珍しくありません。カペシタビン、S-1(テガフール・ギメラシル・オテラシル)、レンバチニブ、オシメルチニブ、イマチニブ、アベマシクリブ、タモキシフェンなど、名前を聞いたことのある薬も多...

【在宅がん化学療法】在宅がん化学療法における栄養管理、味覚が変わった日から始める食卓再設計|#282 09.09.2026

外来化学療法の普及により、抗がん剤治療を受けながら自宅で生活する患者さんが当たり前になりました。点滴の日だけ病院へ行き、副作用と向き合う残りの日々は自宅で過ごす——つまり 副作用マネジメントの主戦場は「病院」ではなく「台所と食卓」に移っているということです。訪問看護師、介護職、ケアマネジャーは、その最前線に週に何度も足を運ぶ職種です。 なかでも見落とされやすいのが味覚変化(taste alteration/化学療法誘...

【在宅がん化学療法】化学療法しているときの深夜2時の嘔吐、救急車を呼ぶ境界線|#281 09.09.2026

外来化学療法の普及と経口抗がん薬の増加により、「がん治療中の患者が自宅で過ごす時間」は劇的に長くなりました。点滴レジメンであれば投与は病院の外来化学療法室で数時間、その後の副作用が最も強く出る期間(投与後2〜7日目、そして骨髄抑制(こつずいよくせい)のピークである7〜14日目)は、まるごと在宅の時間帯です。S-1、カペシタビン、レゴラフェニブ、オシメルチニブなどの経口抗がん薬に至っては、投与そのものが自宅...

【在宅がん化学療法】抗がん剤の手足症候群を放置しない方法|#280 09.09.2026

在宅で抗がん薬治療を続ける患者さんが増えています。外来で点滴を受けて自宅で過ごす「外来化学療法+在宅療養」、そしてカペシタビン・S-1・レゴラフェニブなどの経口抗がん薬は、投与も副作用管理も生活の場が主戦場です。つまり、副作用の「最初の変化」に最も近い位置にいるのは、主治医ではなく週1〜2回訪問する私たち在宅医療スタッフだということになります。 なかでも見落とされやすいのが「手足の違和感」です。手足の症...

【在宅がん化学療法】在宅がん化学療法を支える家族支援の視点、家族だけが気づける、あの「いつもと違う」|#279 09.09.2026

がん薬物療法(化学療法)は、この20年で「入院して受けるもの」から「外来・在宅で継続するもの」へと大きく姿を変えました。経口抗がん薬(分子標的薬、ホルモン療法薬、免疫調節薬など)の普及、CVポート(中心静脈ポート)と携帯型ディスポーザブル注入ポンプを用いた持続点滴(FOLFOX/FOLFIRIレジメンの5-FU 46時間持続投与など)の一般化により、治療を受けている「その時間」の大半を、患者は自宅で過ごすようになりました...

【在宅がん化学療法】在宅がん化学療法で抜けない疲れと動ける1日を両立させる|#278 09.09.2026

外来化学療法の普及により、抗がん剤治療の「主戦場」は病院のベッドから自宅の生活の場へと移りました。点滴の当日だけ病院で過ごし、副作用が最も強く出る投与後3〜7日目**は自宅で過ごす——これが今の標準的な姿です。つまり在宅スタッフは、副作用のピークを最前線で観察し、生活を支える立場**にあります。 その中で最も頻度が高く、最も過小評価されているのががん関連倦怠感(Cancer-Related Fatigue:CRF)です。CRFは「休...

【在宅がん化学療法】化学療法中に薬局・訪問看護・病院、情報が途切れる瞬間|#277 09.09.2026

がん治療の主戦場は、この20年で入院から外来・在宅へと大きく移りました。日本では年間およそ100万人が新たにがんと診断され、約38万人ががんで亡くなっています(国立がん研究センター「がん統計」)。そして注射だけでなく、カペシタビン、S-1、レンバチニブ、オシメルチニブなどの経口抗がん薬(飲み薬の抗がん剤)が増えたことで、「病院で点滴を1回受け、あとの3週間は自宅で自己管理」という患者さんが当たり前になりました...

【パーキンソン病】パーキンソン病の震えが出る10年前の早期サイン|#276 03.09.2026

パーキンソン病は日本において約20万人の患者がおり、高齢化に伴い増加傾向にあります。しかし、在宅医療の現場で見逃されているケースは決して少なくありません。なぜなら、教科書的な「安静時振戦・筋固縮・動作緩慢」という典型的な三徴候が揃う前に、様々な非運動症状が先行することが多いからです。 特に高齢者では、「年のせい」「認知症」「うつ病」「廃用症候群」と誤解されやすく、診断まで平均2〜3年かかることも珍しく...

【パーキンソン病】パーキンソン病のタンパク質制限は命取り|#275 03.09.2026

パーキンソン病(PD)患者の栄養管理は、これまで「タンパク質制限」が主流とされてきました。L-dopaとタンパク質が腸管で競合吸収されるという理由からです。しかし、高齢PD患者においては、この従来の常識が必ずしも正しくないことが明らかになってきています。 在宅医療の現場では、過度なタンパク質制限により低栄養・サルコペニアが進行し、ADLが著しく低下したPD患者を少なからず経験します。実は、PD患者の約50%に低栄養リ...

【パーキンソン病】多職種で支えるパーキンソン病|#274 03.09.2026

パーキンソン病は65歳以上の高齢者において約1%が罹患する神経変性疾患であり、在宅医療の現場で遭遇する機会が増加しています。この疾患の特徴は、運動症状だけでなく、自律神経症状、精神症状、認知機能障害など多様な症状が経過とともに出現することです。そのため、単一の職種だけでは対応が困難であり、多職種による包括的なケアが不可欠となります。 パーキンソン病の症状は日内変動や薬剤効果の変化により、患者さんの状態...

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