石田憲一

REAM アクションと立回り

アクションと立回りについてのお話をします。

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石田憲一

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Jul 3, 2026

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Episodes

01.12.2022

<立回りの構造化> ●問題は立回り。立回りは、単なる格闘表現ではない。 ●またその本質は、構造化する構造であって、構造化された構造=作品ではない。だから作品からは、構造化する構造を抽出することはできない。 ●映像作品から技術を抽出しようとすると、欧米のような振り付けパターンの抽出にとどまるため、結果的に欧米のコピーになってしまうという問題がある。 ●それは欧米が真似したものの劣化コピーの逆輸入という事態に...

ハイブリッド・アクション03:アクションの構造化 30.11.2022

<アクションの構造化> ●まずはアクションの定義を真剣に考える必要がある。 ●その中でも重要なのが、技術性について。 ●アクションの技術性とは、異分野のスポーツや武道などの練習を利用して、その習得過程で身体能力、特に機動性を高めること。 ●それで、現場での多様な未知の表現に対応していた。 ●ということは、専門分野の練習をやりすぎないようにして、機動性だけを高めるようにすればいいから、リミッターを設け抑制すれ...

ハイブリッド・アクション02:ハイブリッド・アクション・システム 29.11.2022

<ハイブリッド・アクション・システム(HAS)> ●立回りの練習といっても、単にやればいいというわけでもないのが問題。 ●それがプロのやられ役アクション・プレイヤーが、主役の表現をできない決定的な理由である。 ●だからアクションと立回りの双方を体系的にまとめ確立し、その上で統合する必要がある。これが、ハイブリッド・アクション・システム(HAS)の思想である。 ●つまりアクションと立回りのハイブリッドとしての、立...

ハイブリッド・アクション01:アクションへのこだわり 28.11.2022

<アクションへのこだわり> ●ついついアクションという名称に拘ってしまうが、それが全てを表しているわけではないことに、薄々気づいていた。 ●アクションの本質構造として機動性対応型表現運動という名称がベスト。 ●要は表現のための運動ということ。だからそれだけでは表現にならない ●つまりアクションの練習だけでは、どんなに運動能力が高まっても、技術的に高度になっても、アクションごっこ化してしまうという真実。 ●そ...

アクションとオリジン05:リアルは進化形&まとめ編 25.11.2022

<リアルは進化形&まとめ編> ●リアル・アクションとは、オリジン・アクションの進化形という位置づけ ●アクションスター級こそが基本 ●リアル・アクションとは、機動性対応型表現運動と立回りのハイブリッド ●その土台に、アクションスター級への道が続いている、という構造 ●アクションスター級とは、何も特別なことではなく、バレエなら誰もがプリンス・プリンシパルを目指して練習しているのと同じこと。 ●舞台に立つ時のポジ...

アクションとオリジン04:オリジンに足りないもの 24.11.2022

<オリジンに足りないもの> ●演技は別物と考える ●独自分野としての、機動性を高める練習法 ●実体表現から乖離しないで、機動性を高める練習法 ●仕事と独自表現の分離・両立 そんな話をしています。

アクションとオリジン03:機動性重視の功罪 23.11.2022

<機動性重視の功罪> ●機動性獲得のために行っていた専門分野の練習にハマってしまう ●その結果、異分野専門バカの道に進んでしまう ●同時に、アクション本来の表現に必要な技術を見落としてしまう ●またそれらを練習する、という発想がなくなってしまう ●本来の目的を見失ってしまう=誰もが目指すべき頂点・アクションスター級の技術性獲得という目的を喪失 そんな話をしています。

アクションとオリジン02:オリジンとは何か 22.11.2022

<オリジンとは何か> ●オリジン・アクションとは、機動性対応型表現運動 ●だからこれはアクションの別名と考えてもいい ●機動性が全てなので、独自技術は存在しない ●現場で積み上げた経験則が唯一の独自技術 ●それだけに一貫性がないし、機動性が高くなくては利用できない ●ただし日本には立回りがあったので、技術的に発展性があった そんな話をしています。

アクションとオリジン01:オリジンとリアルの区別 21.11.2022

<オリジンとリアルの区別> ●オリジンは、自然発生的存在 ●リアルは、その進化形 ●プロダクト・ライフサイクル=Sカーブに見る、アクション成熟期からの次の成長サイクルとその失敗から続く現在形 そんなことを話しています。

アクション・モビリティ05;見えないアート&まとめ編 18.11.2022

<見えないアート&まとめ編> ●本来のアクションとは、アクション表現に対応することが専門であり、それは演劇の中で行われるものである。 ●アクション表現に効率よく対応できるのがモビリティ=機動性である。そのことにいち早く気づき、組織的に対応したところが天下を取ったという事実は事実であり、実は日本アクションの独自性だったと言える。 ●だからこそ流派や競技などの形式に拘った練習は、無意味どころか本質を喪失して...

アクション・モビリティ04;モビリティと極意 17.11.2022

<モビリティと極意> ●モビリティとは、アクションのプロレベルでは当然の一般的能力である。 ●それがアクションの極意に結びつく理由、それは形を持たずして形を生み出すところ貢献するから。 ●モビリティが高いことによって、立回りにおいては圧倒的余裕が生まれる。 ●これがモビリティを高めることの真の理由、目的である。 ●余裕があるとは、どういうことか。それはある種の加速装置状態にあるということ。それは速聴における...

アクション・モビリティ03;モビリティ 16.11.2022

<モビリティ> ●実際のところ、アクションはモビリティが全てといっても過言ではない。 ●しかしそこのところを今一つ業界人が理解していない=アクションの本質、それがモビリティ。 ●例えば、徒手格闘の立回りにおいて、即時対応を可能にしたのがモビリティの高さである。それは経験則からも間違いない。 ●とはいえ、ここで語っているのはアクション全般のことである。プロとしての業界標準、それがモビリティであると考えればよ...

アクション・モビリティ02:アクションとはモビリティ 15.11.2022

<アクションとはモビリティ> ●アクションとは、そもそもがアクション表現に対し、モビリティの高さで対応してきた。 ●ゆえにアクションに独自技術なし、ということになる。 ●異分野技術の練習を中心に組み立てられてきた理由は、モビリティの獲得が目的であった。 ●だからモビリティの獲得以上の専門訓練は、やり過ぎということになる。 ●段位自慢はだから問題外なのだ。 そんな話をしています。

アクション・モビリティ01:なんちゃってモビリティ 14.11.2022

<なんちゃってモビリティ> ●同じ振り付けを何度も何度も練習して、よく動いているように見えるというレベルは、アクション・モビリティではない。 ●アクション・モビリティの最低条件とも言える定義は、初見の動きに対しても、わずかな練習ですぐさま対応して発揮される機動性のこと。=アクションにおける実用性を伴った機動性をアクション・モビリティという。 そんな話をしています。

アクションの強用美05:美&まとめ編 11.11.2022

<美&まとめ編> ●アクションにおける美とは、身体表現としての美しさのこと。それはすなわち、様のよさということになる。 ●強と用が、ある程度万人に共通する要因であるのに対し、美に関しては個人差が求められる。 ●様に関しては、身体運動における運動構造の有意なものが表立って出てくるため、過去経験において武道なりスポーツなりを無意識レベルまでやり込んでいる場合、ある種の癖としてそれが表出されるので、注意が必要...

アクションの強用美04:用 10.11.2022

<用> ●アクションにおける用とは、当然のことながらアクション表現に使えるということ。 ●例えば、空手を習って、ローキックでバットをへし折ることができたとしても、その能力がアクションで使えるとは限らない。むしろ使えないことや、アクション表現にとって邪魔になることの要因が多い。 ●だからこそ異分野に学ぶ場合は、換骨奪胎方式であることが要求される。 ●すなわち本質だけ学び取り、不要なものは体に入れないというこ...

アクションの強用美03:強 09.11.2022

<強> ●アクションにおける強とは、構造的強さのこと。 ●力学的な構造において、相手の攻撃を受ける際、それに耐えられる構造がある。 ●その構造を体現できることが、表現としての説得力になるわけで、実際的な強さのことではない。 ●それが攻撃動作の場合も同様である。 ●リアルファイトでの強さではなく、構造的な強度は視覚的な説得力につながる。実在武道などに学ぶべきは、ここであり、流派の形態を完全マスターすることでは...

アクションの強用美02:アクション・ファクター 08.11.2022

<アクション・ファクター> ●アクション・ファクターとは、建築のおける強用美に相当するもの。 ●建築のおける強用美とは、古代ギリシャ建築家のウィトルウィウスが提唱した概念で、建築理論の基本となっている。 ●強とは、強度のこと。用とは、実用性。美とは、造形的美しさを指している。 ●つまり強度がなければ、建築としては危険極まりない。しかし実用性に乏しければ、使い勝手が悪くて不便である。だからといって美に対する...

アクションの強用美01:水の理論 07.11.2022

<水の理論> ●アクションには、究極的には極意しかない ●だからこそ99%の人のアクションは間違っている可能性が高い。 ●外的要因とは、アクション表現の境界を外側から規定する要因のこと。シナリオや演出、カメラや照明など撮影スタッフからの要求、予算や機材的限界など。そして実在流派の動作再現は、この外的要因に含まれる。 ●ではなぜ、実在流派の動作再現にこだわる人が出てくるのか? それは 1)アクションの本質をわか...

アクション本質論05;アクション・デザイン論&まとめ編 04.11.2022

<アクション・デザイン論&まとめ編> ●アクション表現とは、今までにない身体運動表現を生み出すことに本質がある。 ●それは既存武術・武道・格闘技などの再現ではない。そういったものは、時代考証的思考による、単なる再現である。 ●そうではなくて、クリエイトすること。それができない輩が、実在技術の再現を正当化しようとしているだけ。これを素人という。要するに現代はプロであっても素人思考が蔓延しているのである。 ●...

アクション本質論04;造形力 03.11.2022

<造形力> ●造形力とは、アクション表現における形を作る力のこと。 ●究極的には、造形芸術的センスが要求される。 ●いわゆる「カッコいい」という場合の「カッコよさ」は、身体運動の造形芸術性であると考える概念。 ●力学的な力強い構造性を備えたフォームも含まれる。 ●/格闘技の訓練とは、本来この身体造形能力のエッセンスを身につけるために行うべきもので、その流派等の形態を身につけることではない。 ●・リーはそのこと...

アクション本質論03;凄烈力 02.11.2022

<凄烈力> ●凄烈力(せいれつりょく)とは、「動きの創出源泉」の一つ。 アクション表現における「凄い」「烈しい」といったイメージを表現するための土台となる能力のこと ●具体的には機動性の獲得のこと。 ●アクションにおける機動性とは、身体及び各部の移動をできるだけ早く、軽やかで、正確に行えることを指す。 ●マット運動に代表されるアクロバット系の訓練は、機動性の獲得に有効であるため行われているのであり、競技の...

アクション本質論02:本来のアクション 01.11.2022

<本来のアクション> ●アクションの不可視性 ●なぜ目に見えないのか ●見えているもの=練習していることのほとんどは、それ自体が目的ではない ●目的とは何か。それは「動きの創出源泉」 ●具体的なことを練習すればするほど、その本来の目的(=「動きの創出源泉」の獲得)を忘れて、やっている具体的な形態の習得に埋没してしまう傾向が高い。 ●その理由は、不可視の領域にある姿形のない水がアクションの本質であるということが...

アクション本質論01:姿形のない水 31.10.2022

<姿形のない水> ●ブルース・リーの言説をアクションとして読むことの正しさ ●「姿形のない水」こそ、アクション本来の姿 ●形がないからこそ、本質が理解されてこなかった ●形がないからこそ、異分野から舐められてきた ●形がないからこそ、ごっこ遊びと思われてきた ●形がないからこそ、習得が難しい そんなことを話しています。

立回り4次元定義05:4次元&まとめ編 28.10.2022

<4次元&まとめ編> ●4次元=時間を加えた概念=間 ●間とは、日舞から来ている可能性が高い ●同時に、日本刀での格闘を考えると、間ができやすいことが推測される ●それを表現しようとすると、なおさら間が生じる可能性が広がる ●これらが日舞的、邦楽的なリズムと相まって、「立回り的間」が生み出されたと考えられる ●多勢運動性が高い そんな話をしています。

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