石田憲一
REAM アクションと立回り
アクションと立回りについてのお話をします。
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Episodes
アクションと立回りアート03:アクションとは何か 19.04.2023 19:35
<アクションとは何か?> ●今回はアクションの対立概念として、殺陣・立回りという流れ全体を、便宜上「殺陣文化」としてまとめて考える視点を設定しておく。 ●殺陣文化との差異化という観点から、アクションについて語るのが今日のテーマ。 アクションとは、殺陣文化とは異なる文脈から生まれた身体文化であると捉える。 ●アクション=身体能力対応型演劇内表現 ●要求される表現の範囲が広いということ、そして常にまだ行われて...
アクションと立回りアート02:殺陣と立回り 18.04.2023 15:43
<殺陣と立回り> ●『殺陣チャンバラ映画史』永田哲朗より ・タテは「立手」で能から来ており、「働き」の意。 陣立て、いくさ立てが原典であり兵法の言葉。 ・元禄以降、太刀打ち、兵法、修羅事などに用いられ、これに見世物から力技、足技、早技が入ってきて、トンボが取り入れられる。 元禄:1689 - 1704 ・「立回り」が定着=享保 享保:1716 - 1736 二人での斬り合い、組討ちを立回り、大勢の...
アクションと立回りアート01:概念を整理する 17.04.2023 15:20
<概念を整理する> ●イントロ:毎週月曜日の超ハード・ワークアウト ●バレエと相撲の研究 ・バレエの世界史 ・四股鍛錬で作る達人 ●概念整理によって、あるべき姿、進むべき方向を確認する。 ●日本の独自概念としての片仮名アクションと立回りは、現在のコンテンポラリー・アクション、格闘表現とは分けて独自の道を確保して進むべき。 そんな話をしています。
アクションと臨場感問題05:臨場感と格闘法+まとめ編 14.04.2023 17:18
<臨場感と格闘法+まとめ編> ●段取りを感じさせる具体的な動き ・板付きでの攻防 ・=捌かない防御 ・体格差やパワーの差を無視した攻防 ・自分に有利、相手に不利な状況を活かさないで無視した攻撃 ●板付きが要求されるカメラワークの場合 ・振付けに工夫が必要 ・演者にも工夫が要求される ・横位置で前後の重心移動が可能なら行う。不可能なら左右の重心移動を取り入れる。 ●長引く戦いはリアリティを損なう ...
アクションと臨場感問題04:臨場感とリアリティ 13.04.2023 16:20
<臨場感とリアリティ> ●リアリティと写実性 ・臨場感は、リアリティと関係が深い。しかし映像作品については、リアリティを感じるポイントがちがう。 ・究極的には、作品を好きになってしまえば、作り手からすれば没入させてしまえば臨場感は高まる。 ・それがある意味、作品へのリアリティであり、一般的な写実性とはズレがある。 ・だから写実性を高めることがリアルという発想は、事実上の思考停止に相当する。 ●臨場...
アクションと臨場感問題03:臨場感とバイオレンス 12.04.2023 13:02
<臨場感とバイオレンス> ●臨場感が高いということ ・段取りを感じさせると、臨場感が下がる。 ・ということは、何に段取りを感じるか?がポイントとなる。 ・立回り鑑賞は、見る側に高度な認識的訓練を必要とする=高度な芸術性 ・だからその訓練がされていない場合、段取りと感じる可能性はある ●立回り概念は高度なアート鑑賞眼が鍛えられてないと理解できない=楽しめない。 ●すなわち日本人は、そのものズバリの格闘...
アクションと臨場感問題02:段取りに見えないとは 11.04.2023 15:33
<段取りに見えないとは> ●立回り概念がないから、スポーツ的発想になりがち。 ●知識がないものは見えない。 ●日本の立回り概念は、だから現代の初心者には難しい=容易に理解できない=実体験より ●動画研究は、サンプリング思考になりやすい。 ●要するに実体験に乏しい者が、見よう見まねでやっているに過ぎない。 ●わかりやすいから、マネしやすい ●権威盲信型劣化コピー=本質を理解していないから、よりメジャーなものの表現...
アクションと臨場感問題01:振り付け問題について 10.04.2023 13:08
<振り付け問題について> ●段取りに見えるとか、見えないというのは臨場感の問題である。 ●アトミック・ブロンドについて ●欧米型振り付けの問題 ●スコット・アドキンス、マイケルJホワイトの例 そんな話をしています。
アクション包囲網05:なぜ二段階方式なのか+まとめ編 07.04.2023 21:41
<なぜ二段階方式なのか> ●極論を言ってしまえば、その方が人間の能力を高めるから。 ●その結果、専門性が高まり、高度化するというメリットがある。 ●アクション全盛期型アクション俳優、養成型アクション俳優だけの特異性。=日本の独自性であり、それが世界最先端の到達点。日本人の凄さ。 ●それを捨て欧米の方法論を選択するということは、外国に隷属するのと同じこと。それでいいのかを問う必要がある。=自発的隷属 ●真のリ...
アクション包囲網04:無空テクノロジー再び 06.04.2023 16:57
<無空テクノロジー再び> ●単なるアビリティと、アクション・アビリティの違い。アビリティは、経験に頼った対応力=構造化されていない。 ●アクション・アビリティ=無空テクノロジーを有する技術性=構造化されている。 ●ドーナッツ構造の本体=身の部分は、構造化された構造。 ●無空テクノロジーは、構造化する構造。 ●一段階方式の発表会型は、構造化された構造の再生産だから価値がない。 そんな話をしています。
アクション包囲網03:二段階方式 05.04.2023 10:52
<二段階方式> ●イントロ:今回は、自分の違和感の元を解き明かすことで、その背後に働いているメカニズムを明らかにしている、 ●第一段階=自力を高める ●第二段階=リアルタイム即興によるフィーリング対応 ●そのため第一段階では、アクション・アビリティが要求される。それを鍛え、身につけることが日々の訓練として求められる。 ●リアルタイム即興は、その訓練を兼ねる最高の練習方法でもある。 そんな話をしています。
アクション包囲網02:一段階方式 04.04.2023 13:23
<一段階方式> ●格闘シーン、または格闘表現には二つの方法がある。 ●一段階方式とは、プログラムされたものを再現するだけの方法論。 ●一度作ったら変更がない、という意味で一段階しかないという意味。 ●かくし芸に代表されるように、事前練習・プレコリオ型の特訓はその一例 「すでにあるもの」の発表会という意味で、持ちネタ=特定武術や技の披露・実演も一段階方式である。 ●デメリットは、リハーサルに時間を費やすという...
アクション包囲網01:段取りではなく 03.04.2023 13:35
<段取りではなく> ●イントロ:映画史に残る、段取りではなく本当の殺し合いに見える殺陣シーン ●町山智浩のおすすめアクションシーンから。 ●例えば「アトミック・ブロンド」 ●印象や感想は、人それぞれだということ。それで問題ないが、他人がどう思うかは、それなりに参考になる。=それは往々にして、格闘シーンの本質を感じ取れていない、という残念な印象に繋がることが多いのは、今も昔も同じ。 ●今回のポイントも、「段取...
リアル・アクションの定義05:リアルアクションの定義+まとめ編 31.03.2023 11:57
<リアルアクションの定義+まとめ編> ●リアルアクションの解釈が間違っている。 ●その理由は、やはり立ち位置。 ●アクションの土俵に立脚していないから、自分勝手な都合のいい解釈をしてしまう。異分野からの参入は、その典型。 ●アクションの土俵に立脚していない=アクションの本質を理解していないからこそ、アクション表現に携わっているにも関わらず、アクション以外のものを優位に立てる。 ●その場合の定義は、リアルアク...
リアル・アクションの定義04:誤認の問題点 30.03.2023 12:29
<誤認の問題点> ●歪んだ情熱・野心問題 ・それでもなぜか天下を取りたいという、歪んだ情熱を持っている。 ・同様に人の上に立ちたいという歪んだ野心を持っている。 ・そうなった時に、素直にアクションに対し上達しようと努力するのではなく、基準をずらして優位な位置に立とうとする行為が成功すればするほど、アクションの価値・基準等に悪影響を及ぼすことになる。 ●アクションを舐めている当事者問題 ・なぜそのよ...
リアル・アクションの定義03:誤認のメカニズム 29.03.2023 12:11
<誤認のメカニズム> ●ある種の共通点とは? ●間違った考えに至る共通点 ・アクションがヘタだから=本質を掴んでいないから。 ・=要するに自分でできない、できていないということ。 ・同時に示唆してくれるような師に当たる存在がいないということ。 ●立ち位置問題 ・立ち位置が、間違っている。=アクションの地盤に両足で立っていない。 ・両足で立っていない=片足を異分野に置いているから、いつまで経ってもア...
リアル・アクションの定義02:なぜ間違った考えに至るのか 28.03.2023 10:52
<なぜ間違った考えに至るのか> ●異分野導入と、その優位性を説くというのは、わかりやすいから。 ●ふた通りのわかりやすさ ●「わかり易い」と、「解りやすい」に分けてみる。 ●対外的に「わかり易い」 ・いろいろできる、ということは、できないより凄いという評価が下しやすいという意味でのわかり易さ。 ・素人には有効であるという、効果が実証済みである。 ・例:素人は、アクションの達人より、武術の達人の方が、ア...
リアル・アクションの定義01:間違った考えがなぜ生じるか 27.03.2023 10:52
<間違った考えがなぜ生じるか> ●リアルアクション道について=所詮は問題視するに値しない素人のほざきである。 ●リアリティーの追求=実在武術の導入とその最大化が、リアルアクション道と解釈する。=本人も理解できていないため ●問題視しない理由は、本人は自分だけの独自性だと思っているだろうから。しかし実際には、多数の同様な事例がある。 ●さらにそれらの実例には、ある種の共通点を見出すことができる。 ●その共通点...
ニューアクショントライブ05:アクショニズムとは+まとめ編 24.03.2023 17:09
<アクショニズムとは+まとめ編> ●アクション・プラチックの解明 ●地盤替え・配置換えをした。 ●インディビジュアル・アクション ・既存のグループ・アクションではアクションスター級は構造的に生まれ得ないから。 ・アクションが自立するためには、個人がアクション的に自立しているという状況が先にあるべき。 ●アクション・スター・ワークス ●アンブレイカブル ●リアル・アクション・マスター ●ニュー・アクション・トラ...
ニューアクショントライブ04:アクショニストとは 23.03.2023 10:09
<アクショニストとは> ●アクションの技術的な専門家のこと。 ●技術をマスターした人は、リアル・アクション・マスターであり、本人の属性とは異なることもある。いわば称号のようなもの。 ●アクショニストとは、技術性の獲得のみならず、その維持・発展に比重を置く面を持つ存在。 ●技術をマスターした俳優は、リアル・アクション・マスターであるが、普段は俳優活動のみで、アクションは仕事だけというケースはアクショニストと...
ニューアクショントライブ03:ニューアクショントライブとは 22.03.2023 11:12
<ニュー・アクション・トライブとは> ●インディビジュアル・アクションの先にあるもの。 ●意味はそのまま、「新しいアクション部族」というもの。つまりアクション業界とは関係ない、新しいアクションの潮流とその仲間ということ。 ●インディビジュアル・アクショニストの集まり、属性。既存のアクション業界とは次元を異にする=異なった階層での価値観や属性の共有概念である。 ●もちろんインディビジュアル・アクション・マス...
ニューアクショントライブ02:インディビジュアル・アクションとは 21.03.2023 10:10
<インディビジュアル・アクションとは> ●方法論としては、従来のアクション全領域から、いいところだけを換骨奪胎し、それを地盤替え(デプラスマン)して、配置換え(ディスポジション)することで生み出された。 ●いわば、個人型独立アクション。 ●アクションとは、個人でやるものという前提で構築された技術・理論を含む価値観を伴った全体系。 ●別の言葉で表すなら、自律的アクション。 ●それに対して、現在まで続く従来型の...
ニューアクショントライブ01:脱アクション 20.03.2023 11:17
<脱アクション> ●既存のアクションから脱出しなくてはならないという方向性。 ●なぜなら、悪き価値観に引きずられるから。=アクショノイド ●既存のアクション業界との接点は、仕事だけでいい。仕事をするのは構わない=俳優として当然。 ●ただし属性として交わることはすべきではない。だからこそ、新しい価値観=アクションスター級を共有する者たちで、新しいつながりを作る必要がある。それがNAT。 ●具体的には、インディビ...
アクションスター級への道05:アクションスター級への道+まとめ編 17.03.2023 14:23
<アクションスター級への道+まとめ編> ●アクションスター級への道とは、 1)技術体系がアクションスター級に達することができるように段階的に構築されていること。 2)その道を歩んでいくことで、それに比例した効果が得られること。 3)だから時間をかければ、誰でもアクションスター級に近づくことができるように設計された道であること。 4)結果的にアクションスター級になろうがなるまいが、俳優としての魅力...
アクションスター級への道04:マトリクスの縦軸 16.03.2023 16:53
<マトリクスの縦軸> ●縦軸=シンクロ・ムーブメント・エクスプレス ●縦軸は本来、段階ごとにマスターしていくのが望ましい。 ●それぞれの階層ごとに、独自の技術体系を持つべきである。その体系が、各団体などのシステムのあり方となるわけで、画一的なシステムがあるわけではないが、階層ごとに分けるという方法論は、踏襲した方がよい。 ●シンクロは、全てに共通する。 ●ムーブメントは、みんなが大好きな技や、よく動くという...
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