石田憲一

REAM アクションと立回り

アクションと立回りについてのお話をします。

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石田憲一

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Jul 3, 2026

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Episodes

アクションのフィロソフィー03:解釈と実際動作 31.01.2024

<解釈と実際動作> ●解釈と実際動作も、相反共存の関係にある。 ●この点は見落とされがちだが重要。 ●まず振付けがある。 ●それに対して、それが何をやっているのかということに対する解釈がある。これを第一次解釈とする。 ●この第一次解釈は原則的に外せないものとして遵守しつつ、この振付けをどの様に表現するか考える。  ・特に写実的に行うか?、様式美的に行うか?の解釈は、前後のコンテクストを読んだ上で判断・設計す...

アクションのフィロソフィー02:リアリティと様式美 30.01.2024

<リアリティと様式美> ●写実と様式美が相反共存する。これが基本。 ●従って、どちらか一方だけではアクションを語るに不十分である。 ●これはブルース・リーが語っていることと同じ。  ・=ナチュラル・アンナチュラル、アンナチュラル・ナチュラルの延長にある。 ●ただしアクション表現において、写実性は見世物にならないと考えるのは基本。 ●=ゆえに基本は様式美。それを土台として、いかにリアルっぽく見せるかが、その時...

アクションのフィロソフィー01:哲学性と相反共存 29.01.2024

<哲学性と相反共存> ●アクション最大の特徴ー独自性とは、その原点のみならず、各種多方面において相反共存性が要求されるところにある。 ●それだけでなく、一つの表現について見たとき、相反する要因が非分離構成され共存している。ここに、アクションの独自性がある。 ●つまり真正アクションにおいて、相反共存性は不可避であることからも、これを最大限活かすアプローチこそが、独自性に基づく正統な方法論であると考えられる...

アクションのメインフレーム05:無空中枢構造 26.01.2024

<無空中枢構造> ●非アクショントーラスと、無空中枢が相反共存しているのが、オリジン・アクションの特徴である。 ●そこで望ましい方向性とは、一つに非アクショントーラスを小さく(細く)していくことと同時に、無空中枢を大きく(太く)していくことにある。 ●これは平たくいえば、異分野練習を最小化していくと同時に、独自練習を最大化していくことである。 ●もう一つは、無空中枢をシリンダー状に上下へ伸ばしていくことに...

アクションのメインフレーム04:格闘表現の設計原理 25.01.2024

<格闘表現の設計原理> ●格闘表現:コンバット・エクスプレッションにおける、日本独自の相反共存性が立回りと殺陣である。 ●二つの設計原理が非分離構成されている ●その異なる設計原理が、戦略と戦術の違いとなって構造化されている。 ●これはチャンバラ由来の、相反共存性の一つの現れと考えることができる。 ●つまり振付けを挟んで、アシストとエースの相対する価値観や方法論が共存することで、表現がより高い完成度をもって...

アクションのメインフレーム03:完全自演が原点 24.01.2024

<完全自演が原点> ●アクションの始まりは完全自演の決意と実行。 ●これが相反共存性の原点である。 ●つまり、主演俳優であることと、吹替えなしで危険なシーンを演じることの両立が、アクション誕生の原点にして成立条件である、と設定したことで、相反共存が潜在的なアクションの必須条件となった。 ●あくまで潜在的だが、その有無の違いは決定的だと観察される。 ●逆に、ここを外したアクションは、アクションにあらずというこ...

アクションのメインフレーム02:相反共存性の話 23.01.2024

<相反共存性の話> ●相反共存性とは、簡単にいえば、相反する事項が共存している性向のこと。 ●ポイントは、単に共存するだけでなく、双方を高め合い、それらが高いレベルで共存することで真価を発揮するということ。=その不可能かもしれない両立に取り組むからこそ、格別の工夫も生まれるし、また独自の成果が魅力となって発揮される。 ●常識的に考えると、単に共存するだけでは、相殺されたり、リソースの奪い合いとなって、プ...

アクションのメインフレーム01:イントロ編 22.01.2024

<イントロ編> ●間違った努力では成果が出ないどころか、脱線していくばかりである。 ●そうならないためには、外すことができないポイントがある。 ●そのポイントを中心に組み立てた最小限の構造体が、アクションのメインフレームである。 ●そのポイントとは相反共存性であり、それとともに軸をなすのが完全自演、そして格闘表現とアクションとして対をなすのが立回り/殺陣と、無空中枢構造である。 ●これ自体がアクションの極意...

アクション戦術と戦略05:技術指導戦略 19.01.2024

<技術指導戦略> ● Technical Guidance Strategy ●アクション戦略その3 ●実は技術指導にも戦略があり、二つに大別される。 1)戦略盛り込み済み技術指導戦略  ・指導カリキュラムに、振付前戦略や対振付戦略を盛り込んだ技術をあらかじめ作成しておいて指導する方法。 ●2)対象へのカリキュラム最適化戦略  ・指導する対象と、その目的や達成目標に対して、最適化したカリキュラムを提供する方法。  ・例えば、俳優を対象と...

アクション戦術と戦略04:対振り付け戦略 18.01.2024

<対振り付け戦略> ●Anti-choreography strategy ●アクション戦略その2 振付けに対して、それを「どうやるか」ということに関するノウハウと、それを可能に●するための練習法が、対振付け戦略である。 ●どうやるかに関しては、まず解釈を理解して、その精度を継続的に上げることが有効である。  ・そのために必要なのは、まず一つ一つの攻防の意味を考えることが重要。=何をやっていて、それがどうなるのか、それをどうするの...

アクション戦術と戦略03:振付け前戦略 18.01.2024

<振付け前戦略> ●アクション戦略は、大別すると三つある。その一つ。 ●コレオグラフ以前の戦略=プレ・コレオグラフ戦略  ・=Pre-choreography strategies ●振付けを実演する以前に、基本的な姿勢形態やその変形を伴う動作に対してどのように対応するか、という問題がある。それへの対応が、振付け前戦略である。 ●具体的には、構えはどうすべきなのかとか、立ち方・スタンスはどうあるべきか。ステップ/足捌きは…などなど、...

アクション戦術と戦略02:振付け戦術 16.01.2024

<振付け戦術> ●昨日の補足:技戦術とは、技を手として用意すること。 ●振付けは、格闘技のコンビネーションとは根本的に異なる。 ●だから利用する場合は、加工が必要である。=技と同じ ●重要度が高いのは、動きよりも構成。 ●日本式が究極なのは、その方法に理由がある。 ●完成されたパターンの組み合わせが基本=殺陣側の振付け領域。もちろんアレンジはある。 ●実はこれ、殺陣の振付け戦略に相当するものなので、これを知らな...

アクション戦術と戦略01:技戦術 15.01.2024

<技戦術> ●技は、それだけでは立回りに使えない。 ●=立回り用に加工が必要で、立回りに使えなければ、存在価値がない。 ●つまり技戦術とは、立回りに使える技法を用意すること。 ●「手」とは、立回りに使える技法の最小単位であるとも考えられる。 ●技と手の違いは、立回りに使える専用の動きが「手」、異分野から引っ張ってきた無加工の単なる動きが「技」となる。 そんな話をしています。

アクション新編成05:ストラテジー 12.01.2024

<ストラテジー> ●立回りの新定義 ●殺陣=タクティカル・コレオグラフを実行する中で、エースがコレオグラフを表現することを立回りという。  ・=即ち立回りとは、エース側からの視点によるものである。 ●またエースがコレオグラフを表現することを戦略的思考とし、これをアクション・ストラテジーと呼ぶ。 ●戦術:具体的=だから振付けや技。 ●戦略:自分自身を表現すること、そして作品や役としての固有の表現に影響を及ぼし...

アクション新編成04:タクティクス 11.01.2024

<タクティクス> ●殺陣の新定義  ・コンバット・エクスプレッションにおいて、エースを立てるコレオグラフを殺陣という。   ・=即ち殺陣とはコレオグラファー、アシスト側からの視点によるものである。  ・またコレオグラフは、戦術的思考であるとし、これをアクション・タクティクスと呼ぶ。  ・そしてこのアクション・タクティクスに基づくコレオグラフを、タクティカル・コレオグラフとする。(=戦術的振付け) ●まとめ...

アクション新編成03:役割り分担 10.01.2024

<役割り分担> ●殺陣師=振付師  → コレオグラファー  → 手=振付け=コレオグラフ ●やられ役=カラミ  → アシスト ●主役=シン  → エース 自転車競技の用語を利用している。=構造的に類似しているため。 そんな話をしています。

アクション新編成02:格闘表現 09.01.2024

<格闘表現> ●格闘表現=コンバット・エクスプレッションとする。 ●立回りと殺陣の区分は、役割り分担があることによって、不可避なものとなった。 ●格闘表現を立回りと殺陣という二つの視点で非分離構成したのが、日本が世界に誇る独自性の源である。 そんな話をしています。

アクション新編成01:アクション完成形 08.01.2024

<アクション完成形> ●完成までの歴史  ・初めにチャンバラ文化ありき  ・アクション誕生は後発  ・両者の融合が完成形としての立回りアクション ●立回りアクション①:ぬいぐるみ  ・特徴1:その気になれば誰でもできる敷居の低さ。  ・特徴2:分業性を内包している。  ・特徴3:アクションスター級には届かない。 ●立回りアクション②:空手アクション  ・特徴1:空手ができるだけでは成立しない。  ・特徴2:統合性...

年始雑談編05:アクション再編成 07.01.2024

<アクション再編成> ●アクションと名乗らない? ●アクション表現の領域以外に展開する ●役に立つアクション ●一般普及よりも、求める人に提供する そんな話をしています。

年始雑談編04:今年度の活動 06.01.2024

後日掲載いたします。

年始雑談編03:REAMの使命 05.01.2024

<REAMの使命> ●アクションのあるべき姿に戻す ●過去表現の再現的対応が可能なこと ●全ジャンル・全スタイルに対応可能なこと ●自分の表現を持つことを基本とする=自分自身を表現すること そんな話をしています。

年始雑談編02:去年の重要コンテンツ 04.01.2024

<去年の重要コンテンツ> ●23年度最初は「アクションのイノベーション」 ●「無空」初出は、1/23:アクションのマルチアングル定義の5回目 ●仮想運動量 ●具体動作と説明動作 ●アクション大学構想 そんな話をしています。

年始雑談編01:2023年を振り返って 03.01.2024

<2023年を振り返って> ●想像を超えた飛躍を遂げた ●なぜか自由人つながり ●ユニバーサル・スイングの話 そんな話をしています。

アクション五輪書05:自分自身を表現する 29.12.2023

<自分自身を表現する> ●「究極的に、マーシャル・アートは自分自身を正直に表現すること」であると言っているパートである。だから当然、アクション表現について語っていると考えてよい。 ●前半は、(おそらく京劇的に)見世物化された表現(カンフー時代劇?)などを指していると思われ、そういうのは簡単だということ。 ●それに対して後半は、自分のリアルなスタイルとしてのマーシャル・アートの方法論=自分自身を正直に表現...

アクション五輪書04:流派の否定 28.12.2023

<流派の否定> ●流派=スタイルを信じていない。(以下でその理由を述べる) ●流派=スタイルは、人を分けるだけでなく、基本原則や教義を持っているから、それらは真実になっていて、変えることはできない。 ●もしあなたがスタイルを持っていないで、「どうすれば自分を完全に表現できるか」と考えたら、あなたはスタイルを創らないだろう(というのもスタイルは具体化したものだから)。 ●(スタイルを創らずに)自分を総合的に...

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