岡大徳

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病院事務長が実務と経営の視点で語る、医療制度の最新動向。急性期〜回復期で幅広い部門を統括してきた経験をもとに、最新の令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈)や施設基準、医療DXの解説を音声で配信。経営層から現場の事務担当者まで、忙しい合間に「現場で使える知識」をアップデートできます。 www.daitoku0110.news

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岡大徳

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Jul 10, 2026

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Episodes

【総額1兆368億円】令和7年度補正予算案「医療・介護等支援パッケージ」の全容を解説 12.12.2025

令和7年12月8日に開催された 第122回社会保障審議会医療部会 において、令和7年度補正予算案が報告されました。本予算案は、物価上昇や人手不足といった医療機関の経営課題に対応し、地域に必要な医療提供体制を確保することを目的としています。 本稿では、医療分野に総額1兆368億円を投じる「医療・介護等支援パッケージ」の概要を解説します。主要な支援策は6つあります。賃上げ・物価上昇対策に5,341億円、病床数適正化に3,490...

【200億円支援決定】医療機関のDX化推進|厚労省が示す業務効率化の新方針 11.12.2025

2040年に向けて生産年齢人口が減少し、医療従事者の確保がますます困難になることが見込まれています。政府は令和7年6月に「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025改訂版」において、人手不足が深刻な12業種の生産性向上が必要として「省力化投資促進プラン(医療分野)」を策定しました。この流れを受け、 第122回社会保障審議会医療部会(令和7年12月8日開催) では、医療機関の業務効率化・職場環境改善の推進に関...

令和8年度診療報酬改定の基本方針を解説|4つの視点と重点課題 10.12.2025

令和7年12月8日、 第122回社会保障審議会医療部会 において、令和8年度診療報酬改定の基本方針(案)が示されました。今回の改定は、持続的な物価高騰と賃金上昇が続く経済環境のもと、医療機関の経営安定と医療従事者の処遇改善が喫緊の課題となっています。本稿では、この基本方針の全体像と4つの改定視点について解説します。 今回の基本方針の要点は次の4点です。第一に、物価・賃金・人手不足への対応が「重点課題」に位置づ...

【令和8年度改定】人口減少地域の医療確保と救急体制強化の方向性|中医協第631回総会 09.12.2025

令和7年11月28日に 中央社会保険医療協議会総会(第631回) が開催され、令和8年度診療報酬改定に向けた個別事項(その10)として「人口・医療資源の少ない地域」「救急医療」「業務の簡素化」の3テーマが議論されました。人口減少と医師の高齢化が進む地域での医療提供体制の維持が喫緊の課題となる中、オンライン診療の活用や医療機関間の連携強化が検討されています。 今回の議論では、主に3つの方向性が示されました。第一に、...

【令和8年度改定】薬局の無菌製剤処理加算とポイント付与規制の2つの論点を解説 08.12.2025

中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第631回) において、令和8年度診療報酬改定に向けた調剤に関する議論が行われました。今回の資料では、薬剤調製料の無菌製剤処理加算と、患者誘引につながるポイント付与・配送料無料の問題が取り上げられています。 この資料では、2つの論点が示されました。第一の論点は、無菌製剤処理加算の対象年齢を6歳未満から15歳未満へ拡大するかどうかです。第二の論点は、ポイント付与や配送料無...

【令和8年度改定】調剤報酬の対人業務見直し3つの論点|調剤管理料・吸入指導・かかりつけ薬剤師 07.12.2025

中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第631回) において、調剤報酬における対人業務の見直しが議論されました。令和8年度診療報酬改定に向け、薬局薬剤師の対人業務を適正に評価する観点から、調剤管理料関係、服薬管理指導関係、かかりつけ薬剤師関係の3分野で論点が提示されています。 今回の議論では、調剤管理料の日数による点数区分の見直し、インフルエンザ等急性疾患に対する吸入薬指導の評価、かかりつけ薬剤師指導料...

【令和8年度改定】薬局の評価体系が大きく変わる|調剤基本料・地域支援体制加算の見直し4つのポイント 06.12.2025

中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第631回) において、調剤報酬の見直しに関する議論が行われました。「患者のための薬局ビジョン」策定から10年が経過したものの、処方箋集中率85%以上の薬局割合はむしろ増加しており、門前薬局から地域薬局への移行が進んでいません。この現状を踏まえ、医薬品提供拠点としての薬局の評価体系の見直しが検討されています。 今回の議論では、調剤報酬簡素化、調剤基本料関係、地域支援体...

薬局ビジョン10年の現実|門前薬局はなぜ増え続けるのか 05.12.2025

2015年に策定された「患者のための薬局ビジョン」は、すべての薬局がかかりつけ薬局としての機能を持つことを目指しました。しかし、ビジョン策定から10年が経過した現在、門前薬局や医療モール型薬局の設立が続いています。 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第631回) では、薬局のあり方について議論が行われました。 中医協の資料によると、処方箋集中率が高い薬局の割合はむしろ増加しています。85%以上の集中率を持つ...

【中医協報告】令和7年度消費税補てん状況|診療所・歯科で補てん不足が継続 04.12.2025

令和7年11月28日、 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第631回) において、「医療機関等における消費税負担に関する分科会」から消費税補てん状況の報告がありました。この報告は、令和8年度診療報酬改定に向けた重要な基礎資料となります。本記事では、報告内容のポイントを医療機関種別ごとに解説します。 今回の調査結果では、病院全体の補てん率が104.9%と100%を超過した一方、一般診療所は93.5%、歯科診療所は90.1%と補...

医療機関のDX化推進へ新たな支援枠組みを検討|厚労省が方向性案を提示 03.12.2025

令和7年11月27日に開催された 第205回社会保障審議会医療保険部会 において、厚生労働省医政局から「業務効率化・職場環境改善の更なる推進に関する方向性について(案)」が示されました。2040年に向けて医療従事者の確保がますます困難となる中、医療界全体での業務効率化を実効あるものとするため、国は制度的対応を含む新たな施策の方向性を検討しています。なお、本資料は同年11月25日の第121回社会保障審議会医療部会でも提...

【令和8年度】国民健康保険料の賦課限度額1万円引き上げを提案|110万円へ 02.12.2025

令和7年11月27日に開催された 第205回社会保障審議会医療保険部会 において、令和8年度の国民健康保険料(税)の賦課限度額の見直しが議論されました。高齢化に伴う医療費増加を背景に、中間所得層の負担に配慮しながら、高所得層により多くの負担を求める方向性が提案されています。この記事では、賦課限度額引き上げの仕組みと令和8年度の改定案を解説します。 令和8年度の賦課限度額については、医療分(基礎賦課分)で1万円引...

【速報】医療費適正化計画に腰痛症への鎮痛薬処方が追加|プレガバリンの適正使用とは 01.12.2025

2025年11月27日に開催された 第205回社会保障審議会医療保険部会 において、第4期医療費適正化計画における医療資源の効果的・効率的な活用が議論されました。本稿では、新たに「効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療」に追加される腰痛症へのプレガバリン処方と、今後の対応方針について解説します。 今回の議論では、神経障害性疼痛を除く腰痛症に対するプレガバリン処方が、抗菌薬処方に続いて適正化の...

【2026年度実施】OTC類似薬の自己負担見直しと国保改革の3つの柱を解説 30.11.2025

令和7年11月27日、 第205回社会保障審議会医療保険部会 が開催されました。本部会では、骨太方針2025および三党合意を踏まえ、医療保険制度の持続可能性確保に向けた具体的な制度設計が議論されています。本稿では、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しと国民健康保険制度の取組強化という2つの重要テーマについて解説します。 今回の議論では、OTC類似薬について保険給付を維持しつつ別途負担を求める方向での検討が進められてい...

医療費2.4〜8.3兆円削減の可能性:健康を守りながら実現する5つの改革案 29.11.2025

日本では社会保障費の負担増が社会問題化しており、医療費の適正化をどのように達成するかが重要な論点となっています。高額療養費の自己負担上限引き上げが議論されていますが、重症患者に負担を強いる前に、軽症患者の不要不急な医療利用を抑制する方策を検討すべきではないでしょうか。このような問題意識のもと、 日本医療政策学会 は2025年11月23日、「 医療費適正化の実現に必要なエビデンスに関するレポート 」を発表しまし...

【2040年に向けて】介護人材確保の新戦略|福祉人材確保専門委員会が示す4つの柱 28.11.2025

2040年には65歳以上の高齢者数がピークを迎え、介護と医療の複合ニーズを抱える85歳以上人口が増加します。一方で生産年齢人口は減少し、介護の担い手確保は喫緊の課題となっています。このような状況を踏まえ、社会保障審議会福祉部会の福祉人材確保専門委員会は、令和7年11月11日に「議論の整理」をとりまとめ、 第31回福祉部会 に報告しました。 この報告書は、地域差を踏まえたプラットフォーム機能の充実、多様な人材の確保・...

【2025年最新】介護保険部会が示す3つの重点施策|身寄りのない高齢者支援・介護予防・過疎地域対策 27.11.2025

令和7年11月17日に開催された 第31回社会保障審議会福祉部会 において、介護保険部会における議論の状況が報告されました。この報告は、第126回(令和7年10月9日)、第127回、第128回(令和7年11月10日)の介護保険部会での議論をまとめたものです。2050年頃には全世帯の5世帯に1世帯が高齢者単身世帯になると想定される中、身寄りのない高齢者等への対応が喫緊の課題となっています。 介護保険部会では主に2つの論点が議論されて...

【2025年福祉制度改革】第31回福祉部会が示す5つの論点と検討の方向性 26.11.2025

令和7年11月17日、 第31回社会保障審議会福祉部会 が開催されました。本部会では、地域共生社会の在り方検討会議や2040年に向けたサービス提供体制等のあり方検討会の議論を踏まえ、福祉制度改革の具体的な方向性が示されました。本稿では、これまでのご意見を踏まえた論点に関する議論の状況について解説します。 福祉部会で示された論点は5つの柱で構成されています。第1に、地域共生社会の更なる展開として、包括的な支援体制整...

【速報】令和8年度診療報酬改定の基本方針|4つの視点と重点課題を徹底解説 25.11.2025

令和7年11月20日、 第204回社会保障審議会医療保険部会 において、令和8年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)が示されました。本稿では、この骨子案の内容を解説します。 今回の骨子案は、4つの基本認識と4つの基本的視点で構成されています。基本認識では、物価・賃金上昇への対応、2040年を見据えた医療提供体制の構築、医療DXの推進、制度の持続可能性確保が掲げられました。基本的視点では、物価・賃金・人手不足への対応を「...

入院時の食費・光熱水費見直しへ|物価高騰で18年ぶりの大改定検討中 24.11.2025

令和7年11月20日、 第204回社会保障審議会医療保険部会 が開催されました。この部会では、食材費や光熱水費の継続的な高騰を受けて、入院時の食費と光熱水費の標準負担額の見直しについて議論されました。入院時の食費については、令和6年6月と令和7年4月に計50円の引上げを実施したにもかかわらず、令和7年4月以降も物価高騰が続いています。入院時の光熱水費については、平成18年の制度創設時から基準額(総額)が据え置かれてお...

標準的な出産費用の自己負担無償化へ:医療保険部会が示す給付体系見直しの方向性 23.11.2025

令和7年11月20日に開催された 第204回社会保障審議会医療保険部会 において、医療保険制度における出産に対する支援強化の議論が本格化しました。この部会では、令和8年度を目途とした標準的な出産費用の自己負担無償化に向け、給付体系の骨格を令和7年冬頃までにとりまとめる方針が示されました。議論の焦点は、現在の出産育児一時金という現金給付から、妊婦の自己負担が発生しない給付方式への転換、そして地域差・施設差がある...

OTC類似薬の保険給付除外に9つの患者団体が反対表明【第204回医療保険部会】 22.11.2025

2025年11月20日に開催された 第204回社会保障審議会医療保険部会 において、OTC類似薬の保険給付の在り方について患者団体からのヒアリングが実施されました。厚生労働省がOTC類似薬を保険給付の対象から外すことを検討している背景には、医療費の適正化があります。この提案に対し、患者の立場から具体的な懸念と問題点を提示する必要性が生じました。 3つの患者団体グループ(合計9団体)がOTC類似薬の保険給付除外に反対する意...

マイナ保険証の利用率が37%超に|12月の経過措置終了に向けた対応を解説 21.11.2025

令和7年11月13日に開催された 第203回社会保障審議会医療保険部会 において、マイナ保険証の利用促進等に関する報告が行われました。本報告では、マイナ保険証の利用状況、12月1日の経過措置終了に向けた対応、国民と医療機関への周知活動の3点が示されました。 マイナ保険証の利用率は令和7年10月時点で37.14%に達し、レセプト件数ベースでは44.40%を記録しました。12月1日には全保険者で発行済みの健康保険証が利用できる経過措...

医療機関の業務効率化・職場環境改善:2040年に向けた4つの論点 20.11.2025

令和7年11月13日に開催された 第203回社会保障審議会医療保険部会 において、医療機関の業務効率化・職場環境改善の推進に関する論点が議論されました。2040年に向けて高齢者人口がピークを迎える一方、15歳~64歳人口が減少する中、医療従事者の確保はますます困難となることが見込まれます。厚生労働省は2019年に「医療・福祉サービス改革プラン」をとりまとめており、2040年時点で単位時間当たりのサービス提供を5%(医師は7%...

医療保険の不公平を是正!金融所得勘案の制度改革が2026年度から実行へ 19.11.2025

令和7年11月13日、 第203回社会保障審議会医療保険部会 が開催されました。議題は「医療保険における金融所得の勘案について」です。現在の医療保険制度では、株式の配当や譲渡益などの金融所得について、確定申告の有無で保険料や窓口負担が変わる不公平が生じています。2040年頃の高齢者人口ピークを見据え、全世代が安心できる社会保障制度を構築するため、この不公平を是正する制度改革が進められています。 本制度改革の概要...

2025年医療制度改革の焦点:高齢者の「現役並み所得」基準見直しで変わる負担構造 18.11.2025

2025年11月13日に開催された第203回社会保障審議会医療保険部会 において、高齢者医療における負担の在り方が議論されました。現役世代の負担増が加速する中、世代内・世代間の公平性を確保する全世代型社会保障の構築が喫緊の課題となっています。本稿では、19年ぶりの見直しが検討されている「現役並み所得」の判断基準について、その背景、現状の課題、見直しの方向性を解説します。 医療保険部会では、平成18年以降見直されて...

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