岡大徳
岡大徳のポッドキャスト
病院事務長が実務と経営の視点で語る、医療制度の最新動向。急性期〜回復期で幅広い部門を統括してきた経験をもとに、最新の令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈)や施設基準、医療DXの解説を音声で配信。経営層から現場の事務担当者まで、忙しい合間に「現場で使える知識」をアップデートできます。 www.daitoku0110.news
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歯科用貴金属価格が全9品目で引下げ|令和8年9月随時改定 24.10.2026 6:10
令和8年7月22日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第653回) で、歯科用貴金属価格の随時改定案が示されました。歯科用貴金属の告示価格は、金やパラジウムの市場価格に連動して年4回見直されるため、歯科医療機関は改定のたびに新しい価格を把握する必要があります。本号では、令和8年9月の随時改定について、仕組み・改定結果・実務上の注意点を解説します。 令和8年9月の随時改定では、対象の9品目すべてで告示価格が引...
iPS細胞由来心筋シート「リハート」保険適用へ|償還価格5,320万円 23.10.2026 6:44
令和8年7月22日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第653回) で、iPS細胞由来の心筋細胞シート「リハート」(クオリプス株式会社)の保険適用が了承されました。リハートは条件及び期限付承認を受けた製品であり、通常の承認品とは異なる診療報酬上のルールが適用されます。本号では、医療機関や医療事務の担当者が押さえるべき価格と算定ルールを整理します。 リハートは、令和8年9月1日に償還価格5,320万円で保険収載さ...
中医協総会第653回|9月収載の新機能医療機器4製品をやさしく解説 22.10.2026 6:58
2026年(令和8年)7月22日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会第653回 で、新たに保険適用される医療機器4製品の区分と償還価格の案が示されました。これら4製品は、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)、植込型除細動器、開胸手術、冠動脈の画像検査という幅広い場面で使われるため、医療機関は算定ルールを早めに把握する必要があります。本稿では、総会資料「総-1 医療機器の保険適用について」をもとに、4製品の償還価...
令和8年度薬価調査の概要|令和9年度薬価改定に向けた3つのポイント 21.10.2026 6:28
令和8年度薬価調査 は、令和9年度の薬価改定を実施するための調査です。薬価調査とは、医薬品が実際にいくらで取引されているか(市場実勢価格)を把握する国の統計調査です。この調査結果をもとに、国が定める医薬品の公定価格(薬価)が改定されます。 中間年の薬価調査は、平成28年の「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」で決まりました。この基本方針は、2年に1回の薬価調査に加え、その間の年にも大手事業者等を対象に調査...
【中医協第652回】「AY」→「YD」承継で9品目が薬価削除へ 20.10.2026 6:28
令和8年7月8日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第652回) で、薬価基準から削除する9品目が報告されました。薬価基準から削除された品目は、経過措置期間が終わると保険請求ができなくなります。本号では、削除される9品目の内容、薬価削除の手続きの仕組み、医療機関・薬局に必要な対応を解説します。 今回の9品目は、製造販売業者の承継に伴う薬価削除であり、変わるのは製造販売業者と品目名だけです。対象は、エイワ...
DPC高額薬剤判定|新薬など7品目が出来高算定へ【中医協第652回】 19.10.2026 5:19
2026年(令和8年)7月8日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第652回) で、「DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について」(総-5)が議題になりました。DPC病院では、高額な新薬を使った症例の算定方法を誤ると、診療報酬を正しく請求できません。本号では、今回示された判定結果と、その前提となる判定の仕組みを整理します。 今回の資料では、高額な新薬などを使う症例について、出来高算定の対象とする案と、...
最適使用推進ガイドライン2品目を解説|中医協第652回の要点 18.10.2026 5:50
令和8年7月8日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第652回) で、再生医療等製品2品目の最適使用推進ガイドライン(以下、GL)と保険適用上の留意事項が報告されました。この2品目は、GLに従って使用することが保険適用上の前提とされ、施設・医師・患者の要件を確認する必要があります。本稿では、2品目のGLの要件と、診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄に書くべき事項を整理します。 結論として、2品目とも「GLに従って...
再生医療等製品2品目が保険適用へ|中医協総会(第652回)の要点 17.10.2026 6:01
令和8年7月8日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第652回) で、再生医療等製品2品目の保険適用が議題となりました。2品目は、表皮水疱症に使う細胞シートと、膀胱癌に使う遺伝子治療薬です。いずれも新しいタイプの製品であり、薬価の決まり方が通常の医薬品とは異なるため、資料だけでは要点をつかみにくくなっています。本号では、総会資料「総-3」をもとに、2品目の特徴と薬価算定のポイントを整理します。 2品目は...
【中医協第652回】7月新薬2成分の薬価と算定根拠を解説 16.10.2026 6:38
令和8年7月8日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第652回) に、新医薬品を7月15日に薬価基準へ収載する案が示されました。新薬の薬価は、算定方式や補正加算の組み合わせで決まるため、資料の数字だけでは決まり方が見えにくいものです。本号では、資料「総-2」をもとに、2成分の薬価がどのような根拠で算定されたのかを解説します。 今回の収載対象は、内用薬2成分3品目です。1つ目のジャスケイド(特発性肺線維症・進...
先進医療に4技術が追加|中医協第651回の報告をわかりやすく解説 15.10.2026 5:50
令和8年6月24日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回) で、先進医療会議から4技術の科学的評価結果が報告されました。先進医療の費用は、保険給付される部分と保険給付されない部分が混在するため、医療機関にとっても患者にとっても把握しにくい構造です。本号では、報告された4技術について、対象患者・実施医療機関・費用の3点を整理します。 今回報告された4技術は、すべて先進医療として「適」と評価され、すで...
令和8年度診療報酬改定の検証調査7項目とスケジュールを解説 14.10.2026 6:15
令和8年6月24日の 中医協総会(第651回) で、診療報酬改定結果検証部会(以下、検証部会)が、令和8年度改定の結果を検証する特別調査の実施計画を報告しました。この特別調査の結果は、次回以降の診療報酬改定の議論の材料になるため、医療機関や薬局は調査の内容と時期を早めに把握しておく必要があります。本号では、報告された調査項目、検証のポイント、スケジュールを整理して解説します。 特別調査は、改定時の答申書附帯...
最適使用推進ガイドライン5品目を解説|胃癌・OSAS・MASHの新要件 13.10.2026 6:12
令和8年6月24日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回) で、5品目の最適使用推進ガイドラインの作成・改訂が報告されました。最適使用推進ガイドラインとは、革新的な医薬品等を「恩恵を強く受ける患者」に「副作用へ対応できる施設」で使うための要件を、厚生労働省が定めたものです。このガイドラインは保険適用上の留意事項通知と連動しており、要件を満たさない投与は保険請求で認められない可能性があります。本...
テロメライシンを医薬品の例で対応する案|中医協が示した保険適用の考え方 12.10.2026 5:48
令和8年6月24日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回) で、再生医療等製品「テロメライシン注」の医療保険上の取扱いが議題になりました。再生医療等製品には保険上の独自の体系がまだないため、製品ごとに「医薬品の例」と「医療機器の例」のどちらで対応するかを判断する必要があります。本号では、テロメライシンの特徴と、事務局が示した取扱い案およびその根拠となるルールを解説します。 テロメライシンについ...
中医協第651回|吸収性食道ステントと新検査2件の保険適用を解説 11.10.2026 7:04
令和8年6月24日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回) で、医療機器1品目と臨床検査2品目の保険適用案が示されました。3品目はいずれも新しい区分や新しい算定ルールを伴うため、価格だけでなく算定要件の確認が欠かせません。本号では、3品目の保険償還価格・保険点数と、請求時に押さえるべき留意事項を整理します。 3品目の要点は「新しい治療・検査の選択肢が、使用場面を限定して保険に組み込まれる」ことです...
費用対効果評価で2品目が「効果同等」判定 中医協651回総会を解説 10.10.2026 6:41
令和8年6月24日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回) で、費用対効果評価専門組織から医薬品2品目の評価案が報告されました。費用対効果評価の結果は、その品目の薬価の価格調整に反映されます。本号では、報告された2品目の評価案について、結果と判断の根拠を整理してお伝えします。 2品目はいずれも、比較対照の薬剤に対して「追加的有用性(上乗せの効果)は示されていない」と評価されました。新型コロナ治療...
令和10年度改定へ始動|入院・外来分科会の8つの調査項目 09.10.2026 7:00
令和8年6月24日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回) で、入院・外来医療等の調査・評価分科会(以下、分科会)が今後の進め方と調査計画を報告しました。この調査計画は、令和8年度診療報酬改定の影響を検証し、令和10年度改定の議論の土台となるデータを集めるためのものです。本号では、分科会の報告内容を、調査項目・調査内容・スケジュールの順に整理してお伝えします。 分科会は、令和8年度と令和9年度の2か...
エドスチラドリンを「医薬品の例」で扱う案|中医協第650回の要点 08.10.2026 6:07
令和8年5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、再生医療等製品「エドスチラドリン膀胱内注入液」の医療保険上の取扱いが議題になりました。再生医療等製品は、医薬品とも医療機器とも異なる製品区分のため、保険適用のたびに「どちらの例で扱うか」を判断する必要があります。本号では、エドスチラドリンの製品概要、示された取扱い案、その判断の根拠となるルールを解説します。 結論として、エドスチラ...
在宅自己注射にバイオ後続品2剤の追加案|中医協第650回を解説 07.10.2026 6:36
令和8年5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、バイオ後続品2剤を在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に追加する案が示されました。この追加の可否は、患者が自宅で注射を続けられるかどうかと、医療機関が診療報酬を算定できるかどうかを左右します。本号では、追加案の根拠と、医療機関が押さえるべき実務上の留意点を解説します。 追加案の内容は、オマリズマブBS皮下注「CT」とゴリムマブBS皮下注50mg...
在宅自己注射の対象に2剤追加案 ハイキュービアとトレムフィアを解説 06.10.2026 6:48
令和8年5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、在宅自己注射の対象薬剤を追加する案が示されました。この追加案が了承されると、対象薬剤の処方箋の交付や在宅自己注射指導管理料の算定が可能になるため、医療機関は対象薬剤と算定できる加算を把握しておく必要があります。本号では、追加案の根拠となる仕組みと、追加が提案された2剤の内容を整理します。 追加案の結論は、ハイキュービアとグセルクマ...
DPC高額薬剤判定|第650回中医協で13成分を出来高算定へ 05.10.2026 6:38
令和8年5月13日、 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) は「DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について」を議題としました。新規に薬価収載された医薬品等はDPC/PDPSの診療報酬点数表に反映されていないため、高額な薬剤を包括評価のまま使うと、医療機関の持ち出しが生じるおそれがあります。本稿では、今回示された判定の仕組み、対象となる医薬品等、診断群分類への反映案を解説します。 今回の議題では、1...
ブリィビアクト薬価4.3%引き下げ|費用対効果評価の結果を解説 04.10.2026 6:13
2026年(令和8年)5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、抗てんかん薬「ブリィビアクト錠」の費用対効果評価結果に基づく価格調整が示されました。費用対効果評価による薬価の見直しは、計算式や専門用語が多く、公表資料だけでは内容をつかみにくい制度です。本号では、ブリィビアクトの価格調整について、結果、仕組み、根拠の3点を順に解説します。 ブリィビアクトの薬価は、2026年8月1日から約4.3%...
再生医療等製品2品目に最適使用推進GL|中医協第650回の要点 03.10.2026 6:10
2026年(令和8年)5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、再生医療等製品2品目の最適使用推進ガイドライン(以下、GL)が報告されました。GLの要件は保険適用上の留意事項にも反映されるため、医療機関は要件を正確に把握する必要があります。本稿では、対象2品目の概要、使用の要件、診療報酬明細書(レセプト)への記載事項を順に整理します。 両品目は、GLの要件を満たす施設・医師・患者に限って、保...
【中医協】iPS細胞製品など再生医療等製品3品目が保険適用へ 02.10.2026 6:13
令和8年5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、再生医療等製品3品目の保険適用が議題となりました。3品目のうち2品目は「条件及び期限付き承認」を受けた製品であり、令和8年1月に中医協が了解した算定ルールに沿って価格が算定されています。本稿では、3品目の薬価と技術料、そしてこのルールが価格にどう反映されたかを解説します。 3品目は令和8年5月20日に薬価基準へ収載される予定で、いずれも神経...
【中医協第650回】新薬4成分の薬価とマンジャロ25%引き下げを解説 01.10.2026 6:08
2026年(令和8年)5月13日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、「医薬品の新規薬価収載等について」が議題になりました。この議題では、新薬の薬価だけでなく、処方日数の例外、既存薬の薬価引き下げ、算定ルールの基礎資料も同時に示されています。本号では、医療機関や薬局の実務に関わるポイントを、算定表の読み方とあわせて整理します。 今回の議題の要点は、「新薬4成分の収載」「1成分の処方日数制限の...
中医協第650回|6月収載の医療機器7製品の価格と算定ルール 30.09.2026 7:04
令和8年5月13日の 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第650回) で、令和8年6月1日に保険適用が予定される医療機器などが審議されました。これらの医療機器を使う医療機関は、償還価格だけでなく、対象患者・施設の条件や診療報酬明細書への記載事項も押さえる必要があります。本号では、資料「総-3-1」と「総-3-2」をもとに、新たに保険適用される医療機器の価格と算定ルールを整理します。 今回の議題は、医療機器...
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