Go Ito

おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ Odcinki: 355

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

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Autor

Go Ito

Kategoria

Health

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25 paź 2026

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Odcinki

【不眠】睡眠薬だけ減る時に考えること|#290 13.09.2026

在宅の現場で、こんな場面に出会うことはないでしょうか。降圧薬も、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬も、胃薬も、お薬カレンダーに残ったまま。ところが睡眠薬(すいみんやく)の袋だけはきれいに空になっている。訪問看護師が残薬(ざんやく)を数え、ケアマネジャーがモニタリングで気づき、薬剤師が「飲めていませんね」と確認する。この「睡眠薬だけは飲む」という現象は、決してその人がだらしないから起きているのではあ...

【不眠】睡眠薬の減薬は時間をかける、離脱を防ぐ鉄則|#289 13.09.2026

在宅で出会う高齢者の多くが、何年も睡眠薬を飲み続けています。日本では高齢者の睡眠薬使用率が諸外国と比べて高く、特にベンゾジアゼピン受容体作動薬(ベンゾジアゼピンじゅようたいさどうやく)が長期に処方されたまま見直されないケースが目立ちます。日本老年医学会の「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」では、ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬は「特に慎重な投与を要する薬物」に挙げられており、転倒・骨折、日...

【不眠】夜間せん妄と睡眠薬の関係を深堀りする|#288 13.09.2026

在宅療養中の高齢者から最も多く寄せられる訴えのひとつが「夜眠れない」です。加齢とともに深い睡眠は減り、中途覚醒が増えるため、65歳以上では約3割が何らかの不眠症状を自覚するとされています。家族も介護者も睡眠不足で疲弊し、「とりあえず眠れる薬を」という流れは、在宅の現場でごく自然に生まれます。しかしその一錠が、翌朝の転倒骨折、誤嚥(ごえん)性肺炎、そして救急搬送の引き金になることがあります。 夜間に高齢...

【不眠】ケアマネが気づく「昨夜の異変」共有術|#287 13.09.2026

在宅高齢者のケアにおいて、「昨夜よく眠れなかった」という一言は、単なる生活上の不満ではなく、身体の不調・薬剤の副作用・環境の変化・そして生活の破綻を告げる最初のサインであることが少なくありません。加齢に伴い、深いノンレム睡眠は減少し、中途覚醒(ちゅうとかくせい)や早朝覚醒(そうちょうかくせい)が増え、睡眠と覚醒のリズムは前倒しになります。これは病気ではなく自然な変化ですが、本人や家族が「昔のように...

【不眠】家族の一言「よく眠れてます」を振り返る|#286 13.09.2026

在宅の現場で、私たちは毎回のように家族へこう尋ねます。「夜はよく眠れていますか」。返ってくる答えの多くは「はい、よく眠れてます」です。しかしこの一言は、医療者が思っているほど正確な情報ではありません。家族は夜通し起きて観察しているわけではなく、自分も眠っている時間帯の出来事は分かりません。さらに「静かにしている=眠っている」「日中よく寝ている=よく眠れている証拠」と、好意的に、あるいは楽観的に解釈...

【不眠】朝日15分、ベッドから出す力が眠りを作る|#285 13.09.2026

在宅の現場で「夜眠れない」という訴えを受けたとき、私たちはつい睡眠薬の種類や量に目を向けがちです。しかし高齢者の不眠の多くは、夜そのものの問題ではなく、日中の過ごし方、とりわけ「何時に光を浴び、何時間ベッドから離れているか」という生活動作の問題として立ち現れます。加齢に伴い、体内時計を調整するホルモンであるメラトニンの分泌(ぶんぴつ)は低下し、深部体温のリズムの振れ幅も小さくなります。リズムの山と...

【在宅がん化学療法】その微熱、発熱性好中球減少症かも|#284 09.09.2026

の結果、抗がん剤の副作用が最も出やすい時期を、患者さんは自宅で過ごすことになります。なかでも命に直結するのが発熱性好中球減少症(Febrile Neutropenia:FN)です。好中球(細菌と戦う白血球の主力)が激減した状態で感染が起きると、数時間単位で敗血症・敗血症性ショックへ進行します。FNは「がん治療におけるオンコロジー・エマージェンシー(緊急事態)」の代表格であり、抗菌薬投与までの時間が予後(よご)を左右しま...

【在宅がん化学療法】在宅でのがん化学療法・服薬管理の視点から|#283 09.09.2026

がん薬物療法の主戦場は、この20年で大きく変わりました。従来の点滴中心の入院治療から、経口抗がん薬(内服の抗がん剤)*による外来・在宅治療へと移行が進み、分子標的薬・ホルモン療法薬を含めると、経口薬でがん治療を続ける患者は珍しくありません。カペシタビン、S-1(テガフール・ギメラシル・オテラシル)、レンバチニブ、オシメルチニブ、イマチニブ、アベマシクリブ、タモキシフェンなど、名前を聞いたことのある薬も多...

【在宅がん化学療法】在宅がん化学療法における栄養管理、味覚が変わった日から始める食卓再設計|#282 09.09.2026

外来化学療法の普及により、抗がん剤治療を受けながら自宅で生活する患者さんが当たり前になりました。点滴の日だけ病院へ行き、副作用と向き合う残りの日々は自宅で過ごす——つまり 副作用マネジメントの主戦場は「病院」ではなく「台所と食卓」に移っているということです。訪問看護師、介護職、ケアマネジャーは、その最前線に週に何度も足を運ぶ職種です。 なかでも見落とされやすいのが味覚変化(taste alteration/化学療法誘...

【在宅がん化学療法】化学療法しているときの深夜2時の嘔吐、救急車を呼ぶ境界線|#281 09.09.2026

外来化学療法の普及と経口抗がん薬の増加により、「がん治療中の患者が自宅で過ごす時間」は劇的に長くなりました。点滴レジメンであれば投与は病院の外来化学療法室で数時間、その後の副作用が最も強く出る期間(投与後2〜7日目、そして骨髄抑制(こつずいよくせい)のピークである7〜14日目)は、まるごと在宅の時間帯です。S-1、カペシタビン、レゴラフェニブ、オシメルチニブなどの経口抗がん薬に至っては、投与そのものが自宅...

【在宅がん化学療法】抗がん剤の手足症候群を放置しない方法|#280 09.09.2026

在宅で抗がん薬治療を続ける患者さんが増えています。外来で点滴を受けて自宅で過ごす「外来化学療法+在宅療養」、そしてカペシタビン・S-1・レゴラフェニブなどの経口抗がん薬は、投与も副作用管理も生活の場が主戦場です。つまり、副作用の「最初の変化」に最も近い位置にいるのは、主治医ではなく週1〜2回訪問する私たち在宅医療スタッフだということになります。 なかでも見落とされやすいのが「手足の違和感」です。手足の症...

【在宅がん化学療法】在宅がん化学療法を支える家族支援の視点、家族だけが気づける、あの「いつもと違う」|#279 09.09.2026

がん薬物療法(化学療法)は、この20年で「入院して受けるもの」から「外来・在宅で継続するもの」へと大きく姿を変えました。経口抗がん薬(分子標的薬、ホルモン療法薬、免疫調節薬など)の普及、CVポート(中心静脈ポート)と携帯型ディスポーザブル注入ポンプを用いた持続点滴(FOLFOX/FOLFIRIレジメンの5-FU 46時間持続投与など)の一般化により、治療を受けている「その時間」の大半を、患者は自宅で過ごすようになりました...

【在宅がん化学療法】在宅がん化学療法で抜けない疲れと動ける1日を両立させる|#278 09.09.2026

外来化学療法の普及により、抗がん剤治療の「主戦場」は病院のベッドから自宅の生活の場へと移りました。点滴の当日だけ病院で過ごし、副作用が最も強く出る投与後3〜7日目**は自宅で過ごす——これが今の標準的な姿です。つまり在宅スタッフは、副作用のピークを最前線で観察し、生活を支える立場**にあります。 その中で最も頻度が高く、最も過小評価されているのががん関連倦怠感(Cancer-Related Fatigue:CRF)です。CRFは「休...

【在宅がん化学療法】化学療法中に薬局・訪問看護・病院、情報が途切れる瞬間|#277 09.09.2026

がん治療の主戦場は、この20年で入院から外来・在宅へと大きく移りました。日本では年間およそ100万人が新たにがんと診断され、約38万人ががんで亡くなっています(国立がん研究センター「がん統計」)。そして注射だけでなく、カペシタビン、S-1、レンバチニブ、オシメルチニブなどの経口抗がん薬(飲み薬の抗がん剤)が増えたことで、「病院で点滴を1回受け、あとの3週間は自宅で自己管理」という患者さんが当たり前になりました...

【パーキンソン病】パーキンソン病の震えが出る10年前の早期サイン|#276 03.09.2026

パーキンソン病は日本において約20万人の患者がおり、高齢化に伴い増加傾向にあります。しかし、在宅医療の現場で見逃されているケースは決して少なくありません。なぜなら、教科書的な「安静時振戦・筋固縮・動作緩慢」という典型的な三徴候が揃う前に、様々な非運動症状が先行することが多いからです。 特に高齢者では、「年のせい」「認知症」「うつ病」「廃用症候群」と誤解されやすく、診断まで平均2〜3年かかることも珍しく...

【パーキンソン病】パーキンソン病のタンパク質制限は命取り|#275 03.09.2026

パーキンソン病(PD)患者の栄養管理は、これまで「タンパク質制限」が主流とされてきました。L-dopaとタンパク質が腸管で競合吸収されるという理由からです。しかし、高齢PD患者においては、この従来の常識が必ずしも正しくないことが明らかになってきています。 在宅医療の現場では、過度なタンパク質制限により低栄養・サルコペニアが進行し、ADLが著しく低下したPD患者を少なからず経験します。実は、PD患者の約50%に低栄養リ...

【パーキンソン病】多職種で支えるパーキンソン病|#274 03.09.2026

パーキンソン病は65歳以上の高齢者において約1%が罹患する神経変性疾患であり、在宅医療の現場で遭遇する機会が増加しています。この疾患の特徴は、運動症状だけでなく、自律神経症状、精神症状、認知機能障害など多様な症状が経過とともに出現することです。そのため、単一の職種だけでは対応が困難であり、多職種による包括的なケアが不可欠となります。 パーキンソン病の症状は日内変動や薬剤効果の変化により、患者さんの状態...

【パーキンソン病】高齢者パーキンソン病の転倒と誤嚥を防ぐ|#273 03.09.2026

パーキンソン病は、中脳の黒質におけるドパミン神経細胞の変性により、運動機能障害を引き起こす進行性の神経変性疾患です。日本における有病率は人口10万人あたり100~180人とされ、高齢化に伴い患者数は増加傾向にあります。特に在宅療養中の高齢患者では、ADL(日常生活動作)の低下が生活の質を大きく左右し、転倒などの重大な事故リスクにも直結します。 パーキンソン病の主要な運動症状である「振戦(ふるえ)」「固縮(筋肉...

【パーキンソン病】高齢者のパーキンソン病の急変対応ABC|#272 03.09.2026

パーキンソン病は高齢者に多い神経変性疾患であり、在宅医療の現場では増加傾向にあります。通常は慢性的に経過する疾患ですが、感染症や脱水、薬剤の中断などをきっかけに急激に症状が悪化することがあります。このような急変時には、適切な初期対応と入院判断が患者さんの予後を大きく左右します。 在宅医療スタッフにとって最も重要なのは、「いつもと違う」変化を早期に察知し、適切なトリアージを行うことです。パーキンソン...

【パーキンソン病】パーキンソン病薬を飲めない本当の理由|#271 03.09.2026

パーキンソン病は、高齢者に多い神経変性疾患で、振戦(ふるえ)、筋固縮、動作緩慢、姿勢反射障害を主症状とします。この病気において、薬物療法は症状コントロールの根幹であり、適切な服薬継続が患者さんのQOL(生活の質)を大きく左右します。しかし、在宅医療の現場では、処方された薬が適切に服用されていないケースが少なくありません。 パーキンソン病の治療薬は、1日に4~6回の服用が必要な場合も多く、服薬スケジュール...

【パーキンソン病】家族が知るべき高齢者のパーキンソン病の危険サイン|#270 03.09.2026

パーキンソン病は、進行性の神経変性疾患であり、日本では約15万人以上の患者がいるとされています。高齢者では症状の進行に伴い、転倒や誤嚥性肺炎などの重篤な合併症のリスクが高まりますが、日常生活の中で現れる「危険サイン」を家族が早期に察知することで、重症化を防ぐことが可能です。在宅医療の現場では、医療者が患者さんと接する時間は限られているため、家族の観察力が患者さんの予後を大きく左右します。 しかし、多...

【パーキンソン病】高齢者のパーキンソン病悪化予防の3原則|#269 03.09.2026

在宅医療において、パーキンソン病の高齢者の慢性期管理は極めて重要です。パーキンソン病は進行性の神経変性疾患であり、日本では人口10万人あたり100〜150人が罹患し、その多くが高齢者です。在宅療養中のパーキンソン病患者さんは、症状の緩やかな進行だけでなく、感染症や転倒、薬剤の副作用などをきっかけに急激に状態が悪化することがあります。 慢性期管理の最大の目標は、「できるだけ長く、今の生活を維持する」ことです...

【創傷処置】在宅での創傷処置の薬、なぜ飲まない?チーム連携|#268 25.08.2026

在宅での創傷治療において、外用薬による局所処置だけでなく、抗菌薬や循環改善薬、栄養補助剤などの内服薬が重要な役割を果たします。しかし、在宅療養中の患者さんの服薬アドヒアランス(薬をきちんと飲めているか)は、入院中と比べて大幅に低下することが知られています。特に創傷治療においては、感染コントロールや栄養状態の改善が遅れることで、治癒の遅延や悪化を招くリスクがあります。 在宅療養患者における服薬中断の...

【創傷処置】在宅での創傷処置の見逃し厳禁サイン|#267 25.08.2026

在宅医療における創傷処置は、病院と異なり限られた時間と環境での観察が求められます。訪問看護師が週2-3回、1回30分程度の訪問で創傷の変化を見極める必要があり、その間の管理は家族や介護職に委ねられます。このため、重篤化のサインを早期に発見できるかどうかが、患者のQOLと予後を大きく左右します。 特に在宅では、創傷感染や壊死組織の進行が見逃されやすく、気づいたときには深部組織まで感染が及んでいるケースも少なく...

【創傷処置】在宅での創傷処置の急変対応ABC|#266 25.08.2026

在宅医療の現場では、褥瘡、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍など様々な創傷に遭遇します。通常の創傷管理は計画的に行えますが、突然の出血、感染徴候の悪化、壊死組織の拡大など、急変時には迅速な判断が求められます。在宅という限られた医療資源の環境下で、「今すぐ入院が必要か」「自宅で対応可能か」「救急車を呼ぶべきか」という判断は、患者の生命予後を左右する重要な分岐点となります。 本資料では、在宅での創傷処置における急...

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