岡大徳

岡大徳のポッドキャスト

病院事務長が実務と経営の視点で語る、医療制度の最新動向。急性期〜回復期で幅広い部門を統括してきた経験をもとに、最新の令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈)や施設基準、医療DXの解説を音声で配信。経営層から現場の事務担当者まで、忙しい合間に「現場で使える知識」をアップデートできます。 www.daitoku0110.news

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3 nov. 2026

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Afleveringen

DPC高額薬剤判定2026年3月版|出来高算定となる16医薬品を解説 14.09.2026

中央社会保険医療協議会(中医協)は、 令和8年3月11日の総会(第648回) で「DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応」を議題としました。この対応は、DPC対象病院が新規医薬品をどの方式で請求するかを直接左右します。本記事は、今回示された判定結果と、医療機関が確認すべき実務上の留意点を整理します。 今回の資料は、いずれも「としてはどうか」という事務局提案の形式で示されています。提案の内容は、出来高算定の対象...

費用対効果評価で薬価見直し|トルカプ10.7%引下げを解説 13.09.2026

令和8年3月11日、 中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第648回) が「費用対効果評価の結果を踏まえた薬価の見直し」を了承しました。対象となった3品目は、引下げと据置きに結果が分かれています。しかも、引下げとなった品目の適用は令和8年6月1日まで猶予されました。本稿では、3品目の調整結果と、結果を分けた評価の考え方、医療機関に必要な実務対応を整理します。 今回の見直しでは、3品目のうちトルカプ錠1品目だけが...

レチファンリマブ最適使用推進GL|中医協で審議された施設要件とレセプト記載 12.09.2026

令和8年3月11日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会は 第648回会合 を開き、レチファンリマブ(遺伝子組換え)の最適使用推進ガイドライン案を審議しました。このガイドライン案は、本剤を使用できる施設と医師を限定します。したがって医療機関は、自院が要件に該当するかを薬価収載前に確認しなければなりません。本稿では、審議資料3点の内容を整理し、医療機関が確認すべき点を示します。なお本稿で扱う要件と通知は、いず...

中医協が新薬20品目を了承|令和8年3月18日収載の薬価と加算を解説 11.09.2026

中央社会保険医療協議会(中医協)総会は、 令和8年3月11日に第648回会合 を開催しました。同会合では、令和8年3月18日に薬価基準へ収載する新医薬品が示されました。収載日は会合のわずか1週間後であり、医療機関と薬局には短期間での準備が求められます。本稿は、今回の収載内容を「品目の全体像」「薬価算定の要点」「処方日数制限の例外」の3点から整理します。 今回の収載は、高額な腫瘍用薬が中心となる点と、1品目に処方日...

【令和8年度改定】栄養保持を目的とした医薬品の保険給付が要件化|エンシュア等の算定ルールを解説 10.09.2026

令和8年度診療報酬改定 は、栄養保持を目的とした医薬品の保険給付に新しい要件を設けます。この医薬品は、薬効分類325「たん白アミノ酸製剤」に属し、エンシュア・リキッドやラコールNF配合経腸用液などが該当します。中央社会保険医療協議会は、これらの医薬品と同程度の栄養を持つ食品が市販されている点を課題として指摘しました。そこで厚生労働省は、保険給付の適正化の観点から、外来患者への投薬について給付の対象となる...

病棟薬剤業務実施加算が300点へ|令和8年度改定で3区分に再編 09.09.2026

令和8年度診療報酬改定 は、病棟薬剤業務実施加算を3つの区分に再編します。この加算は平成24年の新設以降、専任薬剤師の配置や医薬品情報を扱う専用施設といった「体制」を評価してきました。しかし体制を届け出た施設が増える一方で、ポリファーマシー対策の中心となる薬剤総合評価調整加算を算定した施設は、調査対象7,985施設のうち1,333施設(16.7%)にとどまります。そこで今回の改定は、体制だけでなく薬学的介入の「実績」...

令和8年度改定|長期処方・リフィル処方箋の掲示が特定疾患療養管理料の要件に 08.09.2026

令和8年度診療報酬改定 は、長期処方とリフィル処方箋の活用推進を「Ⅳ-4-1 重複投薬、ポリファーマシー、残薬、適正使用のための長期処方の在り方への対応」に位置づけました。この対応策の5番目にあたる「⑤ 長期処方・リフィル処方箋の活用に係る医学管理料等の見直し」は、特定疾患療養管理料をはじめとする日常的に算定頻度の高い項目に新しい要件を加えます。対象となる医療機関は、施行までに掲示物と院内運用を準備しな...

【令和8年度診療報酬改定】残薬対策で処方箋様式を見直し|減らして調剤する指示が可能に 07.09.2026

令和8年度診療報酬改定 は、残薬対策を推進するため、処方箋様式を見直します。現行の様式では、薬局が調剤時に残薬を確認した場合の対応として、「保険医療機関へ疑義照会した上で調剤」と「保険医療機関へ情報提供」の2つしか指示できません。そのため、残薬に応じて数量を減らして調剤する取扱いを、医療機関があらかじめ処方箋上で指示することができません。本稿では、個別改定項目Ⅳ-4-1④「残薬対策の推進に向けた処方箋様...

【令和8年度改定】薬剤総合評価調整加算が160点へ|情報連携が算定要件に 06.09.2026

病院薬剤師は、入院中のポリファーマシー対策を薬剤総合評価調整加算(A250)で評価されてきました。この加算は、転院先の病院への薬剤情報提供を評価の対象としておらず、転院後に元の処方へ戻る「処方の先祖返り」を防ぎきれていません。本稿では、この課題に対応した 令和8年度診療報酬改定 の見直し内容を、算定準備の観点から整理します。なお、診療報酬とは、医療サービスに対して医療機関に支払われる対価です。 令和8年度...

一部の検体検査で点数が下がる|令和8年度改定「実勢価格を踏まえた適正化」の要点 05.09.2026

令和8年度診療報酬改定 は、本体プラス2.41%(令和8年度)のプラス改定で決着しました。その一方で、改定の柱のひとつには「効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上」が据えられ、引下げ項目もあわせて並んでいます。引下げ項目を見落とすと、医療機関は改定後の収支見通しを誤ります。本稿は、この引下げ項目のひとつであるⅣ-3-1「① 実勢価格等を踏まえた検体検査等の評価の適正化」について、見直し...

【令和8年度改定】長期収載品の選定療養、特別の料金が価格差の2分の1へ 04.09.2026

長期収載品の選定療養は、令和6年10月に導入された仕組みである。この仕組みでは、患者の希望で長期収載品を使う場合に、後発医薬品との価格差の4分の1相当を「特別の料金」として患者が支払う。この4分の1という水準について、中央社会保険医療協議会(中医協)や社会保障審議会医療保険部会では、「後発医薬品の更なる使用促進に向けて引き上げるべき」との意見が繰り返し示された。 令和8年度診療報酬改定 は、この特別の料金の...

バイオ後続品調剤体制加算50点を新設|令和8年度改定で薬局に求められる3つの対応 03.09.2026

バイオ後続品は、政府が使用促進の数値目標を掲げる重点分野です。政府は「2029年度末までに、バイオシミラーが80%以上を占める成分数を全体の成分数の60%以上とする」という目標を設定しました。しかし、薬局がバイオ医薬品を扱うには、保冷庫の確保や高額な在庫を抱えるリスクという負担が伴います。加えて、療担規則および薬担規則には、バイオ後続品に関する規定がこれまでありませんでした。本稿では、 令和8年度診療報酬改...

後発医薬品調剤体制加算が廃止へ|新設「地域支援・医薬品供給対応体制加算」27点を解説 02.09.2026

薬局における後発医薬品の使用は、すでに定着しつつあります。一方で、その後発医薬品を中心に不安定な供給が続いています。この供給不安は、医療機関と薬局に、卸への問い合わせや薬局間の融通といった追加的な業務を生んでいます。そこで 令和8年度診療報酬改定 は、Ⅳ-1-④として「医薬品の安定供給に資する体制に係る評価の新設及び後発医薬品調剤体制加算の廃止」を打ち出しました。本稿は、この項目を「廃止されるもの」と...

後発医薬品使用体制加算が廃止へ|新設「地域支援・医薬品供給対応体制加算」の要点 01.09.2026

後発医薬品の使用は、医療現場に定着しつつあります。一方で、主に後発医薬品において不安定な供給が発生し、医療機関と薬局には在庫の確保や処方の変更といった追加的な業務が生じています。本稿では、この状況を受けて 令和8年度診療報酬改定 で新設される「地域支援・医薬品供給対応体制加算」と「地域支援・外来医薬品供給対応体制加算」の内容を、届出の準備に使える形で整理します。 今回の新設は、加算の目的を「後発医薬...

バイオ後続品使用体制加算の見直し|令和8年度改定の変更点4つを解説 31.08.2026

バイオ後続品使用体制加算は、バイオ後続品の使用を促進する体制を整備した医療機関を評価する入院基本料等加算です。この加算には、算定日と実績要件の2点で運用上の課題がありました。中医協では、入院初日の時点ではバイオ医薬品を使用するかどうかが確定しないケースがあると指摘されています。 令和8年度診療報酬改定 は、この課題に対応するため、加算の要件を全面的に見直します。本稿では、個別改定項目「Ⅳ-1-② バイオ後続...

令和8年度改定|処方箋料の見直し 一般名処方加算は8点・6点へ 30.08.2026

令和8年度診療報酬改定 で、処方箋料の評価体系が見直されます。厚生労働省は個別改定項目「Ⅳ-1 後発医薬品・バイオ後続品の使用促進-①処方箋料の見直し」で、その具体的な内容を示しました。医療機関は、点数の変更だけでなく、算定対象の拡大と算定ルールの明確化にも対応しなければなりません。本稿は、この処方箋料の見直しを3つの変更点に整理して解説します。 処方箋料の見直しは、一般名処方加算の点数引下げ、加算対象へ...

在宅オンライン薬剤管理指導料が廃止|服薬管理指導料4への統合を3分で理解 29.08.2026

令和8年度診療報酬改定 は、「Ⅲ-8 地域の医薬品供給拠点としての薬局に求められる機能に応じた適切な評価、薬局・薬剤師業務の対人業務の充実化」の⑨として、調剤報酬体系の簡素化に向けた見直しを掲げます。この簡素化が必要とされた背景には、情報通信機器を用いた服薬指導の評価が、在宅患者オンライン薬剤管理指導料(59点)、在宅患者緊急オンライン薬剤管理指導料(59点)、服薬管理指導料4(45点又は59点)の3か所に分...

服用薬剤調整支援料2が1,000点へ|令和8年度改定の要件と評価を解説 28.08.2026

令和8年度診療報酬改定 は、服用薬剤調整支援料2の算定要件と評価を全面的に見直す。現行の服用薬剤調整支援料2は、複数の医療機関から6種類以上の内服薬が処方された患者について、重複投薬等の解消提案を90点または110点で評価してきた。しかし、薬剤数の削減や重複投薬の解消だけに着目した評価では、薬物治療の質を高める調整支援を評価できない。本稿は、この見直しの内容を、評価、算定要件、実務対応の3点から整理する。 見...

令和8年度改定|吸入薬指導加算の見直し インフルエンザ患者も対象に 27.08.2026

吸入薬指導加算は、喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者に対する保険薬局の吸入指導を評価してきました。一方、インフルエンザウイルス感染症の患者に対する吸入指導は、同程度の時間と労力を要しながら、評価の対象外でした。本稿では、 令和8年度診療報酬改定 における吸入薬指導加算の見直しを、対象患者、算定間隔、実務対応の3点から解説します。 今回の見直しは、対象患者を広げる一方で、算定間隔を長くする内容です。対...

【令和8年度改定】重複投薬・相互作用等防止加算が廃止|新設2加算で最大50点へ 26.08.2026

令和8年度診療報酬改定 では、調剤管理料の重複投薬・相互作用等防止加算と、在宅患者重複投薬・相互作用等防止管理料が廃止されます。現行の評価は、残薬調整に係るものを20点、それ以外を40点とする一律の設定でした。この設定では、服用薬剤の継続的・一元的な把握に基づく薬剤調整が、点数に反映されません。本稿では、廃止に代えて新設される2つの加算について、対象患者・算定根拠・点数区分の順に整理します。 今回の見直し...

調剤管理料が4区分から2区分へ|令和8年度改定で28日分が分岐点に 25.08.2026

令和8年度診療報酬改定 で、内服薬の調剤管理料が4つの日数区分から2つの日数区分へ再編されます。この再編は、日数区分ごとに点数の増減が大きく分かれるため、薬局ごとに収益への影響が異なります。本稿は、改定案の内容を整理し、日数区分別の影響と実務上の準備を示します。 調剤管理料の見直しは、3つのポイントで理解できます。第一に、内服薬の調剤管理料が、長期処方(28日分以上)60点と、それ以外(27日分以下)10点の2...

地域支援体制加算はこう変わる|5区分再編と一律27点上乗せを解説 24.08.2026

令和8年度診療報酬改定 は、地域支援体制加算の名称と要件を全面的に見直します。この加算は、これまで薬局の立地と規模に応じて要件が定められており、地域における医薬品供給の実態を十分に反映していませんでした。そこで本記事では、地域での医薬品供給を通じた医療提供体制の構築を促進するという改定の狙いにそって、答申で示された見直しの内容を整理します。 見直しの柱は、名称変更、点数体系の再編、算定要件の追加の3点...

特別調剤基本料Aの見直し|令和8年度改定で対象薬局が変わる3つのポイント 23.08.2026

令和6年度診療報酬改定は、いわゆる同一敷地内薬局を対象として特別調剤基本料A(令和6年度改定時点で5点)を新設しました。この特別調剤基本料Aでは、施設基準のただし書をめぐって2つの課題が指摘されてきました。第一の課題は、薬局と同一の建物内に診療所があれば対象外となるため、病院の敷地内薬局が適用を免れる例が生じたことです。第二の課題は、自治体が誘致したへき地の診療所敷地内薬局まで対象となり、経営が困...

【令和8年度改定】調剤基本料の見直し|47点への引き上げと新設減算15点 22.08.2026

「患者のための薬局ビジョン」の策定から10年が経過しました。この10年で処方箋集中率が85%を超える薬局の割合はむしろ増加し、医療モール内の薬局や調剤基本料2を算定する薬局の損益率は他の薬局より高い水準にあります。厚生労働省は、こうした立地に依存する構造からの脱却と薬剤師の職能発揮を、 令和8年度診療報酬改定 の課題と位置づけました。本稿では、個別改定項目「Ⅲ-8-① 調剤基本料の見直し」の内容を、実務で確認...

令和8年度改定「歯科固有の技術」見直し3つの柱を総点検 21.08.2026

令和8年度診療報酬改定 では、個別改定項目「Ⅲ-7⑬ 歯科固有の技術の評価の見直し」により、歯科固有の技術の評価と運用が広く見直されます。この見直しは、管理料から補綴、処置、口腔外科手術まで対象が多岐にわたります。そのため、自院に関係する変更点だけを短時間で拾い上げる作業は、担当者にとって大きな負担となります。本稿は、この項目の内容を3つの柱に整理し、新旧の点数を対比しながら解説します。 今回の見直しは、...

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