一般社団法人 青空朗読

青空朗読

Arts JA ↓ 455 episodi

インターネット上の図書館「青空文庫」の作品を朗読する「青空朗読」は、プロのアナウンサーによる社会貢献活動としてスタートし、最近は、朗読を学ぶ一般の方々からも作品を提供していただいています。2016年5月に一般社団法人となりました。

Visita il sito del podcast e sostieni chi lo crea: aozoraroudoku.jp

Autore

一般社団法人 青空朗読

Categoria

Arts

Sito del podcast

aozoraroudoku.jp

Ultimo episodio

27 ott 2026

Dove ascoltare?

I podcast nell'app Replaio Radio In arrivo

I podcast stanno per arrivare nell'app. Installala ora e scopri per primo un modo tutto nuovo di vivere i podcast

Scaricala su Google Play Installala gratis Android quasi 10 mln di download · valutazione 4,8 iOS in arrivo

Episodi

【青空朗読】果物の木の在所 著者:津村 信夫 読み手:黒田 留美子 時間:14分26秒 19.07.2026

果物の木の在所 著者:津村 信夫 読み手:黒田 留美子 時間:14分26秒  信州の子供達や大人が首をながくして待つてゐた春は、永い間待つただけの甲斐があつて、これは又なんと美しい時でせう。  信州では、梅、桃、桜、杏、李といふやうな、春の花がいつときに咲き出すと言はれてゐます。勿論いつときとは言つても、多少の早いおそいはありませうが、まるで匂ひこぼれるやうな美しい花が、町の庭にも、野や山にも、相ついで、...

【青空朗読】水仙の幻想 著者:薄田 泣菫 読み手:能島 昭子 時間:5分30秒 18.07.2026

水仙の幻想 著者:薄田 泣菫 読み手:能島 昭子 時間:5分30秒  すべての草木が冬枯れはてた後園の片隅に、水仙が五つ六つ花をつけてゐる。  そのあるものは、肥り肉の球根がむつちりとした白い肌もあらはに、寒々と乾いた土の上に寝転んだまま、牙彫りの彫物のやうな円みと厚ぽつたさとをもつて、曲りなりに高々と花茎と葉とを持ち上げてゐる。  白みを帯びた緑の、女の指のやうにしなやかに躍つてゐる葉のむらがりと、爪さ...

【青空朗読】草と虫とそして 著者:種田 山頭火 読み手:宮澤 賢吉 時間:6分57秒 17.07.2026

草と虫とそして 著者:種田 山頭火 読み手:宮澤 賢吉 時間:6分57秒  いつからともなく、どこからともなく、秋が来た。ことしは秋も早足で来たらしい。  昼はつくつくぼうし、夜はがちゃがちゃがうるさいほど鳴き立てていたが、それらもいつか遠ざかって、このごろはこおろぎの世界である。こおろぎの歌に松虫が調子をあわせる。百舌鳥の声、五位鷺の声、或る日は万歳万歳のさけびが聞える。夜になると、どこかのラジオがきれ...

【青空朗読】水車のある教會 著者:オウ・ヘンリ/三宅 幾三郎 訳 読み手:矢野 淳子 時間:42分34秒 16.07.2026

水車のある教會 著者:オウ・ヘンリ/三宅 幾三郎 訳 読み手:矢野 淳子 時間:42分34秒  レイクランヅはハイカラな避暑地の目録には入つてゐない。クリンチ川の小さな支流に臨むカンバランド山脈の低い支脈の上に在る。もと/\レイクランヅといふのは、寂しい狹軌鐵道沿線の、二十數戸の靜かな村の名である。まるで、鐵道が松林の中で道に迷つて、怖く淋しくなつて、その村へ逃げ込んだやうにも見え、又村の方が道を失つて、...

【青空朗読】グースベリーの熟れる頃 著者:宮本 百合子 読み手:中村 昭代 時間:22分41秒 15.07.2026

グースベリーの熟れる頃 著者:宮本 百合子 読み手:中村 昭代 時間:22分41秒  小村をかこんだ山々の高い峯は夕日のさす毎に絵で見る様な美くしい色になりすぐその下の池は白い藻の花が夏のはじめから秋の来るまで咲きつづける東北には珍らしいほどかるい、色の美くしい景色の小さい村に仙二は住んで居た。  十八で日に焼けた頬はうす黒いけれ共自然のまんまに育った純な心持をのこりなく表して居る、両方の眼は澄んで大きな...

【青空朗読】牛女 著者:小川 未明 読み手:山城 美奈 時間:21分16秒 14.07.2026

牛女 著者:小川 未明 読み手:山城 美奈 時間:21分16秒  ある村に、脊の高い、大きな女がありました。あまり大きいので、くびを垂れて歩きました。その女は、おしでありました。性質は、いたってやさしく、涙もろくて、よく、一人の子供をかわいがりました。  女は、いつも黒いような着物をきていました。ただ子供と二人ぎりでありました。まだ年のいかない子供の手を引いて、道を歩いているのを、村の人はよく見たのであり...

【青空朗読】りんごの車 著者:新美 南吉 読み手:鈴木 佳子 時間:1分14秒 13.07.2026

りんごの車 著者:新美 南吉 読み手:鈴木 佳子 時間:1分14秒 りんごが三かご のつてる車、 ころころいつた。 子供が押した。  (りんごが一かご   あちらで売れた。) りんごが二かご 木箱の車、 ころころいつた。 子供が押した。  (りんごが一かご   こちらで売れた。) りんごが一かご のこつた車、 ころころいつた。 子供が押した。  (りんごが一かご   どこかで売れた。) 帰りは子供が のつてる車、 ころころ...

【青空朗読】うさぎさん と おほかみさん 著者:村山 籌子 読み手:鈴木 星南 時間:2分29秒 12.07.2026

うさぎさん と おほかみさん 著者:村山 籌子 読み手:鈴木 星南 時間:2分29秒  うさぎさんが散歩してゐました。もうなつになりかけでしたから、きれいな花が咲いてゐました。そしていゝ匂(にほ)ひがしてゐました。  一人で歩くのは、うさぎさんには、初めてです。なぜといつて、うさぎさんは小学校の二年生でしたから。一人だつたので、とてもこわかつたのでした。うさぎさんは大変背がひくいでせう。ですから、鼻の先に見...

【青空朗読】良夜 著者:饗庭 篁村 読み手:ヨシオカ ミエコ 時間:34分40秒 11.07.2026

良夜 著者:饗庭 篁村 読み手:ヨシオカ ミエコ 時間:34分40秒  予は越後三条の生れなり。父は農と商を兼ねたり。伯父は春庵とて医師なり。余は父よりは伯父に愛せられて、幼きより手習学問のこと、皆な伯父の世話なりし。自ら言うは異な事なれど、予は物覚えよく、一を聞て二三は知るほどなりしゆえ、伯父はなお身を入れてこの子こそ穂垂という家の苗字を世に知らせ、またその生国としてこの地の名をも挙るものなれとて、いよ...

【青空朗読】ウグヒスブエヲ フケバ 著者:新美 南吉 読み手:都築 洋子 時間:3分2秒 10.07.2026

ウグヒスブエヲ フケバ 著者:新美 南吉 読み手:都築 洋子 時間:3分2秒  ムラノ コドモタチガ ウグヒスブエヲ フキマシタ。  ミンナデ イツシヨニ ニギヤカニ フキマシタ。 「ケキヨケキヨケキヨ、ヨ、  ケキヨケキヨ、ヨ」  ミンナハ アタタカク ナツテ クルト ハヲリヲ ヌイデ フキマシタ。  スルト モリヤ ヤブノ ナカニ ヰタ ウグヒスタチハ ソレヲ キキマシタ。  ソコデ、ウグヒスタチハ ミン...

【青空朗読】流言蜚語 著者:寺田 寅彦 読み手:宮澤 賢吉 時間:9分47秒 09.07.2026

流言蜚語 著者:寺田 寅彦 読み手:宮澤 賢吉 時間:9分47秒  長い管の中へ、水素と酸素とを適当な割合に混合したものを入れておく、そうしてその管の一端に近いところで、小さな電気の火花を瓦斯の中で飛ばせる、するとその火花のところで始まった燃焼が、次へ次へと伝播して行く、伝播の速度が急激に増加し、遂にいわゆる爆発の波となって、驚くべき速度で進行して行く。これはよく知られた事である。  ところが水素の混合の...

【青空朗読】うぐいす 著者:原 民喜 読み手:池戸 美香 時間:4分34秒 08.07.2026

うぐいす 著者:原 民喜 読み手:池戸 美香 時間:4分34秒  梅の花が咲きはじめました。学校の門のところにある梅も、公園の池のほとりにある梅も、静かに花をひらきました。雄二の家の庭の白梅も咲きました。花に陽 があたると、白い花はパッとうれしそうにかがやきます。日蔭の枝にある花は静かに青空をながめています。梅の花はみんなじっと何かを待っているようでし た。  雄二の家の庭さきに、ある朝、うぐいすがやって来...

【青空朗読】竜 著者:芥川 龍之介 読み手:水野 久美子 時間:39分28秒 07.07.2026

竜 著者:芥川 龍之介 読み手:水野 久美子 時間:39分28秒    一  宇治の大納言隆国「やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れば、今日はまた一段と暑いようじゃ。あの松ヶ枝の藤の花さえ、ゆさりとさせるほどの風も吹かぬ。いつもは涼しゅう聞える泉の音も、どうやら油蝉の声にまぎれて、反って暑苦しゅうなってしもうた。どれ、また童部たちに煽いででも貰おうか。 「何、往来のものどもが集った? ではそちらへ参ると致そう。...

【青空朗読】浮世絵画家の肉筆 ―花は霞を透してひとしおの風情があるもの― 著者:上村 松園 読み手:坂井 あきこ 時間:7分38秒 06.07.2026

浮世絵画家の肉筆 ―花は霞を透してひとしおの風情があるもの― 著者:上村 松園 読み手:坂井 あきこ 時間:7分38秒  浮世絵画家の肉筆というものは、錦絵とはちがった別の味わいがあるものですが、こんど蒐集陳列されたものは、屏風、掛物、巻、画帖など種々な形のものがあって、しかも何しろ二百点ばかりもあったろうと思いますから、こういう展覧会としても、なかなか見ごたえのあるものでした。私も一覧いたしまして、少な...

【青空朗読】律子と貞子 著者:太宰 治 読み手:齋藤 こまり 時間:21分19秒 05.07.2026

律子と貞子 著者:太宰 治 読み手:齋藤 こまり 時間:21分19秒  大学生、三浦憲治君は、ことしの十二月に大学を卒業し、卒業と同時に故郷へ帰り、徴兵検査を受けた。極度の近視眼のため、丙種でした、恥ずかしい気がします、と私の家へ遊びに来て報告した。 「田舎の中学校の先生をします。結婚するかも知れません。」 「もう、きまっているのか。」 「ええ。中学校のほうは、きまっているのです。」 「結婚のほうは、自信無し...

【青空朗読】魚河岸 著者:芥川 龍之介 読み手:左 璃寛 時間:11分 04.07.2026

魚河岸 著者:芥川 龍之介 読み手:左 璃寛 時間:11分  去年の春の夜、――と云ってもまだ風の寒い、月の冴えた夜の九時ごろ、保吉は三人の友だちと、魚河岸の往来を歩いていた。三人の友だちとは、俳人の露柴、洋画家の風中、蒔画師の如丹、――三人とも本名は明さないが、その道では知られた腕っ扱きである。殊に露柴は年かさでもあり、新傾向の俳人としては、夙に名を馳せた男だった。  我々は皆酔っていた。もっとも風中と保...

【青空朗読】りこうもののエルゼ 著者:グリム/矢崎 源九郎 訳 読み手:こがわ めいすい 時間:17分44秒 03.07.2026

りこうもののエルゼ 著者:グリム/矢崎 源九郎 訳 読み手:こがわ めいすい 時間:17分44秒  あるところに、ひとりの男がおりました。男には、ひとりのむすめがありました。このむすめは〈りこうもののエルゼ〉という名まえでした。  さて、このむすめがすっかり大きくなりましたので、おとうさんはおかあさんにいいました。 「もうむすめをよめにやろうじゃないか。」  すると、おかあさんはこたえました。 「ええ、およめ...

【青空朗読】ヴィヨンの妻 著者:太宰 治 読み手:二宮 正博 時間:1時間12分36秒 02.07.2026

ヴィヨンの妻 著者:太宰 治 読み手:二宮 正博 時間:1時間12分36秒    一  あわただしく、玄関をあける音が聞えて、私はその音で、眼をさましましたが、それは泥酔の夫の、深夜の帰宅にきまっているのでございますから、そのまま黙って寝ていました。 夫は、隣の部屋に電気をつけ、はあっはあっ、とすさまじく荒い呼吸をしながら、机の引出しや本箱の引出しをあけて掻きまわし、何やら捜している様子でしたが、やがて、ど...

【青空朗読】利休と遠州 著者:薄田 泣菫 読み手:入江 安希子 時間:23分42秒 01.07.2026

利休と遠州 著者:薄田 泣菫 読み手:入江 安希子 時間:23分42秒    一  むかし、堺衆の一人に某といふ数寄者がありました。その頃の流行にかぶれて、大枚の金子を払つて出入りの道具屋から、雲山といふ肩衝の茶入を手に入れました。太閤様御秘蔵の北野肩衝も、徳川家御自慢の初花肩衝も、よもやこれに見勝るやうなことはあるまいと思ふにつけて、某はその頃の名高い茶博士から、何とか折紙つきの歎賞の言葉を得て、雲山の...

【青空朗読】ミチコサン 著者:新美 南吉 読み手:根津 恵美子 時間:2分53秒 30.06.2026

ミチコサン 著者:新美 南吉 読み手:根津 恵美子 時間:2分53秒  ミチコサンガ、コトリヤノ マヘマデ クルト、シラナイ オバサンガ、ウバグルマノ ナカノ ニモツヲ ナホシテ ヰマシタ。アカチヤンガ ノツテ ヰテ、カキマハシタノデシタ。  アカチヤンハ、ブウブウ イヒナガラ、カアチヤンノ ジヤマシテ ヰマシタ。  ミチコサンハ、オバサンノ ソバニ ヨツテ、 「アカチヤン ダイテテ アゲマセウカ。」ト イ...

【青空朗読】ひつじさんとあひるさん 著者:村山 籌子 読み手:寺尾 麻希 時間:4分10秒 29.06.2026

ひつじさんとあひるさん 著者:村山 籌子 読み手:寺尾 麻希 時間:4分10秒  あひるさんのうちの きんじよに、ひつじのやうふくやさんがありました。あひるさんは、がくかうからかへると、まいにち、ひつじさんのおみせへいって、ひつじさんが、ミシンでやうふくをぬふのを、みてゐました。  ひつじさんは、あひるさんが、まいにちきてうるさいので、おしまひには、あひるさんが、はなしかけても、へんじをしなくなりました・...

【青空朗読】水汲み 著者:徳冨 蘆花 読み手:横山 宜夫 時間:9分14秒 28.06.2026

水汲み 著者:徳冨 蘆花 読み手:横山 宜夫 時間:9分14秒  玉川に遠いのが第一の失望であつた。井の水が悪いのが差当つての苦痛であつた。  井は勝手口から唯六歩、ぼろ/\に腐つた麦藁屋根が通路と井を覆ふて居る。上窄りになつた桶の井筒、鉄の車は少し欠けてよく綱がはずれ、釣瓶は一方しか無いので、釣瓶縄の一端を屋根の柱に結はへてある。汲み上げた水が恐ろしく泥臭いのも尤、錨を下ろして見たら、渇水の折からでもあ...

【青空朗読】びっこのお馬 著者:小川 未明 読み手:中田 真由美 時間:12分28秒 27.06.2026

びっこのお馬 著者:小川 未明 読み手:中田 真由美 時間:12分28秒  二郎は、ある日、外に立っていますと、びっこの馬が、重い荷を背中につけて、引かれていくのでありました。  二郎は、その馬を見て、かわいそうに思いました。どんなに不自由だろう。そう思うと、達者な馬は、威勢よく、はやく歩いていくのに、びっこの馬はそれに負けまいとして、汗を流していっしょうけんめいに歩いているけれど、どうしてもおくれがちに...

【青空朗読】水草 著者:久生 十蘭 読み手:金勝 陽子 時間:5分10秒 26.06.2026

水草 著者:久生 十蘭 読み手:金勝 陽子 時間:5分10秒  朝の十時ごろ、俳友の国手石亭が葱とビールをさげてやってきた。 「へんな顔をしていますね。どうしました」 「田阪で池の水を落とすのが耳について眠れない。もう三晩になる」 「あれにはわたしもやられました。池を乾して畑にするんだそうです」 「それはいいが、そのビールはなんだね」 「あい鴨で一杯やろうというのです。尤もあひるはこれからひねりに行くのですが...

【青空朗読】尾生の信 著者:芥川 龍之介 読み手:土屋 由美子 時間:8分50秒 25.06.2026

尾生の信 著者:芥川 龍之介 読み手:土屋 由美子 時間:8分50秒  尾生は橋の下に佇んで、さっきから女の来るのを待っている。  見上げると、高い石の橋欄には、蔦蘿が半ば這いかかって、時々その間を通りすぎる往来の人の白衣の裾が、鮮かな入日に照らされながら、悠々と風に吹かれて行く。が、女は未だに来ない。  尾生はそっと口笛を鳴しながら、気軽く橋の下の洲を見渡した。  橋の下の黄泥の洲は、二坪ばかりの広さを剰...

Ascolta il podcast 青空朗読 su Replaio

Radio e podcast in un'unica app - gratis e senza registrazione. Installala oggi e non perderti il lancio

Scaricala su Google Play

Replaio non è un editore di podcast; i nomi dei programmi, le copertine e l'audio appartengono ai rispettivi autori e vengono distribuiti tramite feed RSS pubblici