絶滅危惧ラジオ
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~
「ライチョウ調査って、実際どんなことをしているの?」「絶滅危惧種を守るために、私たちに何ができるんだろう?」そんな疑問に、保護活動の最前線から届くリアルな声と、科学的な視点でお応えするのが「絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~」です。難しい話は少し脇に置いて、まずは知ることから。自然環境の現状を理解し、自然環境保護のこれからを一緒に考えてみませんか?◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】・【講演依頼など】はエピソード概要欄から
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22 oct. 2026
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Episoade
[10-5]モテるために進化が暴走!?セクシーサン仮説と感覚便乗モデル[自然淘汰と性淘汰編]#72 22.10.2026 24:36
「派手だからモテる」が繰り返されると、進化はどこまで進むのか?鮮やかな体色を持つグッピー、独特な鳴き声のカエル、長い尾を持つ魚。動物たちの世界では、メスに選ばれるためのさまざまな特徴が進化してきました。 今回は、派手なオスとそれを好むメスが一緒に進化する「セクシーサン仮説」と、メスが元々持っている感覚をオスが利用する「感覚便乗モデル」を紹介。生存に有利かどうかだけでは説明できない、性淘汰の不思議な...
[10-4]モテるオスは病気に強い?派手な見た目に隠された進化の仕組み[自然淘汰と性淘汰編]#71 15.10.2026 32:25
大きな魚をプレゼントする鳥、鮮やかな赤色でアピールする魚、長い尾羽を持つツバメ。動物たちの世界では、メスに選ばれるためのさまざまな特徴が進化してきました。 しかし、派手な見た目と繁殖の成功にはどんな関係があるのでしょうか?今回はオスの魅力と免疫力の関係を探りながら、ウイルスや寄生虫が生き物の進化に与えてきた影響について考えます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下の...
[10-3]争う個体はオスばかり? ダーウィンが残した疑問を性淘汰から考える[自然淘汰と性淘汰編]#70 04.10.2026 23:45
「配偶相手を得るために争うのは多くの場合オス」と考えたダーウィン。しかし、なぜオスが争い、メスはそうならないのかという疑問は残りました。今回はベイトマンの実験とトリバースの考えを手がかりに、繁殖にかかる時間やエネルギーの違いから、その仕組みを整理します。 さらに、競争がオスの大きな体や角へとつながる理由にも迫ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォ...
[10-2]自然淘汰の3要素とダーウィンをも悩ませた進化の謎[自然淘汰と性淘汰編]#69 27.09.2026 24:41
今回は、自然淘汰による進化が起こるための3つの要素、「変異・淘汰・遺伝」について解説します。 前回紹介したオオシモフリエダシャクやダーウィンフィンチの例を振り返りながら、この3つの条件がそろうことで、どのように生き物の集団に進化が起きるのかを整理します。さらに後半では、オスとメスで大きさや色、形が異なる「性的二形」の話へ。ウグイスの体格差やシカの角、クジャクの羽など、自然淘汰だけでは説明しきれない特...
[10-1]進化は1年でも起こる?ダーウィンフィンチから学ぶ進化のしくみ[自然淘汰と性淘汰編]#68 17.09.2026 31:09
第10シーズンのテーマは「自然淘汰」。 進化と聞くと、何万年、何十万年という長い時間をかけて起こるものをイメージするかもしれません。ですが、自然界ではわずか数年、場合によっては1年ほどでも進化が観察されています。 今回は、「進化とは何か?」という基本的な定義から、産業革命によって体色の割合が変化したオオシモフリエダシャク、干ばつや大雨によってくちばしの大きさが変化したダーウィンフィンチの実例までを解説...
[9-4]美しいオスは健康の証?ウイルスと性選択の意外な関係[ウイルス編]#67 05.09.2026 27:28
ウイルス編最終回は、少し視点を広げて「性選択」のお話です。クジャクやライチョウ、コクホウジャクを例に、なぜオスは派手な姿へと進化してきたのかを解説。 ウイルスや寄生虫への抵抗性と見た目の関係を説明する「パラサイト仮説」を中心に、生き物の美しさと進化の背景をひも解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧ラジオ”までお願いします...
[9-3]鳥インフルエンザはどこから来た?最新知見と免疫のメカニズム[ウイルス編]#66 27.08.2026 27:00
高病原性鳥インフルエンザは、どのように生まれ、世界へと広がっていったのでしょうか。今回は近年の研究をもとに、低病原性の鳥インフルエンザウイルスが鶏などの家禽の集団で高病原性化し、水鳥や渡り鳥を介して自然界へ広がっていくしくみを紹介します。 さらに後半では、自然免疫と獲得免疫、マクロファージやナチュラルキラー細胞、T細胞、抗体など、ウイルスから体を守る免疫のメカニズムを解説。ウイルスと宿主のせめぎ合い...
[9-2]結局鳥インフルエンザとはなんなのか?変異を続けるウイルスと野生動物への影響[ウイルス編]#65 20.08.2026 26:04
ニュースで耳にする「高病原性鳥インフルエンザ」。 そもそもどんなウイルスで、なぜ次々と変異していくのでしょうか? 今回は、インフルエンザウイルスの変異や「遺伝子再集合」の仕組みから、日本での発生の歴史、そして近年確認されている海鳥や哺乳類への感染まで紹介します。希少な野生動物にとっても無関係ではない、感染症という視点から自然を考えます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望...
[9-1]そもそもウイルスって何者?感染の「鍵と鍵穴」と免疫の攻防[ウイルス編]#64 13.08.2026 28:19
第9シーズンのテーマは「ウイルス」。 新型コロナやインフルエンザなど、私たちの生活にも大きな影響を与えてきたウイルスですが、その正体を詳しく知る機会は意外と多くありません。 今回は、ウイルスの基本構造から、細胞へ侵入する「鍵と鍵穴」の仕組み、感染後の増殖、そして感染しても症状が出ない生き物がいる理由までを解説。まずは「ウイルスとは何か?」を知るところから始めます。 ◆エピソード内で話題に上がった書籍◆...
[EX-4-4]トキの学名『ニッポニア・ニッポン』の由来とは?お便り紹介「ウーパールーパー飼育は保全につながるのか?」[番外編]#63 06.08.2026 25:19
シーズン7・8で話し足りなかったトピックと、リスナーさんからのお便りに答える番外編第4弾。 前半はトキの学名『Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)』の命名史と一属一種の珍しさ、ミトコンドリアDNAの比較からわかる日本産と中国産の遺伝的差異について解説します。 後半は「自宅で繁殖できるウーパールーパーは保護と言えるのか?」というお便りをピックアップ。飼育下での繁殖と野生下での保全の違いや人為的交雑のリス...
[EX-4-3]ペストの猛威で全滅の危機!?クロアシイタチ再導入は本当に成功しているのか?[番外編]#62 30.07.2026 24:00
「順調に進んでいる」と思われていたクロアシイタチの再導入計画。しかし、その背景には外来感染症ペストの猛威や遺伝的多様性の低さが潜んでいます。 生態系の要であるプレーリードッグを救うために講じられた「経口ワクチン散布」や「生息協定」、そして私有地からの移送作戦とは?人間と野生動物の真の共生に必要な視点を問いかけます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォー...
[EX-4-2]危険を冒してなぜ鳴く?プレーリードッグの警戒声に隠された「血縁淘汰」[番外編]#61 20.07.2026 24:31
今回はプレーリードッグの生態に迫ります。 警戒声を出すと自分が捕食者に狙われるのに、なぜその行動が進化したのか。1977年のポール・シャーマンの研究とハミルトンの「血縁淘汰」理論から読み解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧ラジオ”までお願いします! https://forms.gle/nnyxKTemq74V2Jd16 【講演依頼など】 お仕事や講演依頼などは...
[EX-4-1]第7・8シーズン総復習!アメリカと日本の自然保護の歴史を年表で振り返る[番外編]#60 09.07.2026 34:58
第7シーズン「アメリカ自然保護の歴史編」、第8シーズン「日本の自然保護の歴史編」を振り返る番外編。 675年の肉食禁止令から2020年の野生動物管理教育プログラムまで、日米の年表を並べて比較します。 次回はプレーリードッグの生態のお話も。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧ラジオ”までお願いします! https://forms.gle/nnyxKTemq74V2Jd16 【...
[8-6]罠3万個、カメラ300台。奄美マングース根絶までの30年[日本の自然保護の歴史編]#59 02.07.2026 31:58
2005年制定の外来生物法、2014年改正の鳥獣保護管理法。 シーズン8最終回はこの2つの法律と、その背景にある人間の影響を解説します。 マングース・ブラックバスの教訓、海外で猛威を振るうクズやイタドリ、そして奄美大島で30年かけて根絶されたフイリマングースの物語まで、生態系と人間の関わりを振り返ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧...
[8-5]絶滅から復活へ。トキとコウノトリの野生復帰を支えた「市民の力と持続可能な仕組みづくり」[日本の自然保護の歴史編]#58 26.06.2026 28:20
今回は、絶滅した「トキ」と「コウノトリ」がどのように野生復帰を遂げたのかをお話しします。1993年制定の「種の保存法」を背景に、トキは2008年、コウノトリは2005年に放鳥を実現。コウノトリは2022年に野外個体数300羽を超えました。 復帰を支えたのは、無農薬・減農薬で育てた付加価値米が農家の負担なく収益を生み、賛同する農家を増やし、生息環境をさらに改善していく――という無理のない好循環でした。 ◆毎週木曜日20時配信...
[8-4]トキとコウノトリの絶滅史。かつての害鳥が国や県を挙げた野生復帰に至るまで[日本の自然保護の歴史編]#57 19.06.2026 31:02
今回は「トキ」と「コウノトリ」をテーマに、日本における絶滅の歴史と現在の野生復帰事業の裏側をお話しします。 江戸時代には普通に見られた鳥たちが、明治以降の近代化や乱獲、戦後の環境変化でなぜ姿を消してしまったのか。 日本産の絶滅と、人工繁殖成功の裏にある中国やロシア(旧ソ連)との外交的な背景、さらには現在の野生復帰プロジェクトにまつわる現場のトリビアまで詳しく紐解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【お...
[8-3]神様から害獣へ…時代に翻弄されたニホンオオカミの末路[日本の自然保護の歴史編]#56 12.06.2026 31:08
江戸時代までは「神の使い」として崇められていたオオカミが、明治維新を境に「害獣」へと一変。今回の配信では、明治の近代化による、西洋思想の流入や貨幣経済の発展とともに日本から姿を消していったエゾオオカミ、ニホンオオカミ、そしてニホンカワウソの絶滅の歴史を紐解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧ラジオ”までお願いします! ht...
[8-2]天下の悪法「生類憐れみの令」。最新研究によるその本当の狙いとは?[日本の自然保護の歴史編]#55 04.06.2026 27:53
シーズン8の2回目となる今回は、江戸時代の野生動物をめぐる法律と、その現代的解釈についてお話ししています。 長年「天下の悪法」と評されてきた生類憐れみの令ですが、近年の歴史研究では評価が大きく転換しています。戦国時代の殺伐とした暴力文化を根絶し命を重んじる政治へ転換するための狙いや、広い意味での社会福祉としての側面、さらには徳川吉宗の鳥類保護令に見る「人間の娯楽が生んだ自然保護」の皮肉な共通点まで分...
[8-1]日本人は本当に自然や生き物を大事にしていた?肉食禁止令から読み解く自然観[日本の自然保護の歴史編]#54 29.05.2026 29:46
今回から第8シーズン「日本の自然保護の歴史編」がスタートします。 「日本人は昔から自然と調和して生きてきた」と言われがちですが、歴史を遡ると少し違った実態が見えてきます。 天武天皇の肉食禁止令の背景や、諏訪大社が発行した「鹿食免(かじきめん)」など、当時の人々が過酷な環境下で野生動物とどう向き合ってきたのかをお話ししました。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよ...
[7-7]金がなければ保護はできぬ!自然保護関連費の日米差[アメリカ自然保護の歴史編]#53 21.05.2026 34:15
「明日の自然保護より、今日のご飯」自然環境を守りたくても、先立つものがなければ何も動かない…。シーズン7の最終回となる今回は、日米の野生動物保護を支える「資金」と「人材育成」の圧倒的な格差について語ります。 ハンターの鉄砲などの消費税などの収入を野生動物管理以外に流用できない仕組み(ピットマン・ロバートソン法)により、潤沢な研究資金が還流するアメリカ。一方、潤沢ではない研究費で調査をやり繰りする日本...
[7-6]野生動物を守ったのはハンターだった?やらかしから生まれたアメリカの保護システム[アメリカ自然保護の歴史編]#52 14.05.2026 28:19
かつて野生動物を獲り尽くし「やらかしてしまった」アメリカですが、その保護の仕組みを作る発端となったのは、皮肉にも狩猟を楽しむスポーツハンターたちでした。 彼らはなぜ保護のアクションを起こしたのか?過去の失敗からパラダイムシフトを起こした、アメリカの保護管理の成り立ちについてお話しします。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧ラジ...
[7-5]頂点捕食者が消えるとどうなる?オオカミ再導入とクロアシイタチ復活の裏側[アメリカ自然保護の歴史編]#51 07.05.2026 34:41
生態系の頂点に立つ生き物がいなくなると、自然環境にはどのような影響が出るのでしょうか? 今回はイエローストーン国立公園へのオオカミ再導入を例に、生態系の構造を維持する「キーストーン種」の役割について考えていきます。オオカミが戻ったことで川辺の環境が再生したメカニズムは必聴です。 また、絶滅寸前だったクロアシイタチを、わずか18匹からどのようにして野生復帰させているのか、科学的な取り組みにも迫ります。 ◆...
[7-4]絶滅の淵からの脱却!ハクトウワシとカリフォルニアコンドルの奇跡の復活劇[アメリカ自然保護の歴史編]#50 30.04.2026 33:31
今回は、アメリカの「絶滅危惧法」がもたらした具体的な成功事例をご紹介します。 かつてDDTや鉛中毒などの影響で絶滅の危機に瀕した「ハクトウワシ」と「カリフォルニアコンドル」。 地球上でたった22羽にまで激減してしまったコンドルを救った「ダブルクラッチ」作戦や、ヒナに人間を親だと思い込ませない「すり込み防止」のユニークな給餌方法など、涙ぐましい保護の裏側に迫ります。 生物の保全における「予防原則」の大切さに...
[7-3]1億ドルのダムより3インチの小魚!環境法の黄金の10年と絶滅危惧種法[アメリカ自然保護の歴史編]#49 23.04.2026 26:11
第7シーズン「アメリカ自然環境保護の歴史」第3回。 たった3インチの小魚のために、1億ドルを投じた巨大ダムの建設が中止に!? 今回は、人間中心主義の常識を覆し、生態系全体の健康を守るために立ち上がった人々の軌跡を辿ります。 アルド・レオポルドの深い思索や『沈黙の春』がもたらした市民のうねり、そして経済発展よりも「お金に替えられない価値」を選んだ1970年代「環境法の黄金の10年」と、圧倒的な力を持つ「絶滅危惧...
[7-2]なぜ彼らは乱獲されたのか?アメリカの思想と自然保護の始まり[アメリカ自然保護の歴史編]#48 16.04.2026 25:51
第7シーズン「アメリカ自然環境保護の歴史」第2回。 なぜアメリカバイソンやリョコウバトは絶滅の淵に追い込まれたのか?その背景には、「マニフェスト・デスティニー」や人間中心主義など、当時のアメリカ社会に根付いていた特有の思想がありました。 後半では、フロンティアの消滅による喪失感から一転して誕生した「自然保護思想」と、レイシー法に始まる保護政策の転換点について詳しく解説します。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆...
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