笹川日仏財団

フレンチ・クラシック・カフェ

Music JA ↓ 230 episodes

笹川日仏財団がお届けするプログラム「フレンチ・クラシック・カフェ」。フランス音楽の素敵なところをちょっと変わった切り口でご紹介します。ご案内役は軽妙なトークで定評のある指揮者の中田昌樹さんです。《中田昌樹プロフィール》1951年札幌生まれ。道立札幌西高校卒業。国立音楽大学器楽学科卒業後、フランスに留学。パリ・エコール・ノルマル音楽院指揮科を一等賞首席にて卒業。アメリカ・タングルウッドで小澤征爾、バーンスタインの教えを受ける。 パリ・コンセール・パドゥルー管弦楽団を指揮してヨーロッパデュー、その後、フランス国立リヨン管弦楽団で音楽監督セルジュ・ボドのアシスタントを務める。ベルリン放送交響楽団、ブルガ...

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笹川日仏財団

Category

Music

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www.ffjs.org

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Dec 26, 2025

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Episodes

#29 パヴァーヌは亡き王女のため、じゃなかった!? 18.02.2022

モーリス・ラヴェル作曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』。 逝去した王女の追悼の為の曲だとか、昔スペインの宮廷で小さな王女が踊ったような...とか、とさまざまな憶測が行き交っていますが、ラヴェル自身は 「infante défunte(アンファン トゥ ・デファン トゥ ) とte( トゥ )の韻を踏んだだけ」、と。 慎ましさ、謙虚さの中に精緻に音を組み立て、古典的な形式の完璧さの中に閉じ込めた曲をパリ音楽院在学中に書いてしまった...

#28 妙なる木管の可能性-フルート 11.02.2022

フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット。木管4本の異なった音色の糸が織りなす特徴的なサウンドは、細い線の交わりながら、楽器の性能の向上とともに、不思議な立体感や浮遊感を創り出していきます。一方、不世出のフルートの名手が、敢えてその楽器の特性を逆手に取るような曲を演奏しています。それもフルートの可能性を熟知してるがゆえのことなのでしょうか。 ナビゲーターの中田昌樹さんのレクチャー「フレンチ・クラ...

#27 遅咲きのクラリネット 04.02.2022

クラリネットは、十六世紀初頭、バッハの少年時代、ニュルンベルクの楽器製作者ヨハン・クリストフ・デンナーによって発明されたと言われています。 フルートやオーボエに比べると遅いスタートで、オーケストラで本格的に活躍するようになったのは、やっとモーツァルトの時代。それまでの約一世紀、作曲家たちにあまり関心を持たれなかったのは、その機能の未熟さのためだったのでしょうか...。 その後二十世紀に入り、ベーム・シ...

#26 サクソフォンの音色って? 28.01.2022

アドルフ・サックスによるサクソフォンの発明と同じ頃、ドイツのフルート奏者でもあったテオバルト・ベームが開発したシステムは「ベーム式」と呼ばれ、フルートのみならずクラリネットやサックスのキーの改良に影響を与えたと言われています。 これによって木管楽器の音質/音量、演奏性能は飛躍的に向上し、同時代の作曲家の作品にも活かされるようになりました。そこで作曲家たちがまず注目したのは、今まで存在していなかった目...

#25 Mr. SAX & PHONE → そしてサクソフォンが生まれた 21.01.2022

*1月22日(土)6時の開始時に、誤って#26エピソードを配信してしまいました。同日8時30分現在、正しいものに差し替えましたので、すでに聴いてくださった方は恐れ入りますが、再視聴くださいますようお願い申し上げます。ご迷惑おかけして申し訳ありません。 サクソフォン(Saxophone)の発明者として知られているアドルフ・サックス。 1846年にサクソフォンの特許を取得するより前、サクソルン(Saxhorn)と呼ばれる現在のユーフ...

#24 『ボレロ』ってどんな曲?- III 14.01.2022

たったふたつの単純の旋律が、音楽的対位法の結び付きを持たないまま、厳格に規則正しく繰り返し刻まれるスネア・ドラムのリズムに乗って、ただひたすらクレッシェンドをしながら進む。まさに、鬼才モーリス・ベジャールがバレエで体現したしたように、そこで蓄積されるエネルギーは求心力を得て上昇し昇華して、饗宴のさなか、やがて崩落。ブラックホールのような黒いひとつの点になるかの如く。 ナビゲーターの中田昌樹さんのレ...

#23 『ボレロ』ってどんな曲 ? - II 07.01.2022

永遠に続くかと思われるような、厳格で規則正しく刻まれるスネア・ドラムのリズム。 ふたつしか登場しない旋律のひとつは、限られた狭い音域の中で浮遊しているかのよう。もうひとつの旋律は中空で彷徨った挙句、ジャズっぽいコードを伝って降りてくるのに、音楽の高揚感がどんどん増していく。『ボレロ』ってそんな不思議な曲、なのです。 ナビゲーターの中田昌樹さんのレクチャーが2022年1月よりアンスティチュ・フランセ九州で...

#22 『ボレロ』ってどんな曲? 31.12.2021

シーズン2、最初にお届けするのはモーリス・ラヴェルの名曲『ボレロ』。たった二本の旋律が紡ぎ合うわけでもなく、ただひたすら、同じリズム、同じテンポ、そして同じ調性のまま淡々と突き進む。さまざまな楽器の音色の変幻を体感している間に、音の渦巻きに取り込まれ、気がつけばその峻烈な山稜の瓦解とともに地にひれ伏している。そんな『ボレロ』の曲を紐解きます。 ナビゲーターの中田昌樹さんのレクチャーが2022年1月よりア...

#21 サン=サーンスのオペラ『サムソンとデリラ』参の参 24.12.2021

サン=サーンスのオペラ作品の中で、最も知られている『サムソンとデリラ』。題材が旧約聖書ということもあり、当初はオラトリオとして構想されただけに、音楽の流れだけで充分にそのシーンの雰囲気が伝わって来るような周到な気配りがなされています。 有名な「バッカナール」に至る音楽も、艶やかな酒宴が始まろうとする前の華やかな空気が感じられ、秀逸です。 ナビゲーターの中田昌樹さんのレクチャーが2022年1月よりアンスティ...

#20 サン=サーンスのオペラ『サムソンとデリラ』参ノ弍 17.12.2021

サン=サーンスのオペラ作品の中で、最も知られている『サムソンとデリラ』。しかし、その初演から辿る運命は平坦なものではありませんでした。 フランス本国での上演機会がない中、見かねた朋友フランツ・リストがワイマールの宮廷劇場での(但し、ドイツ語に翻訳して!)上演が実現し、やっとパリで初演された時は作曲から17年という歳月が流れてました。 しかし、その後30年で500回以上も上演されたとの事ですから、その真価は確...

#19 サン=サーンスのオペラ『サムソンとデリラ』参ノ壱 10.12.2021

オペラの主役といえば、ソプラノのように高い声質のことが多いのですが、この『サムソンとデリラ』の主役デリラは、中声のメゾ・ソプラノです。 その豊かで妖艶な声で美しい旋律を奏でて、サムソンを籠絡するにはもってこいの声質と言えるでしょう。 その美しいアリアには、サムソンならずとも魅惑されるに違いありません。  ナビゲーターの中田昌樹さんのレクチャーが2022年1月よりアンスティチュ・フランセ九州で始まります...

#18 サン=サーンス『動物の謝肉祭』その弐 03.12.2021

動物の生態だけではなく、様々なユーモアや皮肉も取り混ぜた『動物の謝肉祭』。あの教会の敬虔な祈りや、宇宙的壮大さを感じる交響曲第三番「オルガン付」を書き進んでいる同じ時期に作曲されています。 サン=サーンスのあたまの中は、多重構造になっているのでしょうか。 ナビゲーターの中田昌樹さんのレクチャーが2022年1月よりアンスティチュ・フランセ九州で始まります。プログラム詳細は こちら から。 https://www.institutf...

#17 サン=サーンス『動物の謝肉祭』 その壱 26.11.2021

『動物の‥』という題名にもかかわらず、《ピアニスト》《化石》といった「動物」以外も登場します。 サン=サーンスの、単に擬人化(擬動物化⁈)するのではなく、皮肉や揶揄を込めて、その生態を表そうとするその手法は天才的です! 【出演】中田昌樹(指揮者) 【演奏】スロヴァキア放送交響楽団 指揮オンドレイ・レナールト     カミーユ・サン=サーンス『動物の謝肉祭』より「序奏と獅子王の行進」(配信期間:2021年11月27日...

#16 フランス音楽って絵画のよう⁈ 19.11.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 見たことのない風景が次々と目の前に広がるようなダンディの『フランス山人の歌による交響曲』。 墓場で踊る骸骨たちの不気味ならずとも不可思議な光景を音で映し出す『死の舞踏』。 人生の苦悶から、教会の静寂を通り、閃光が走る嵐を抜...

#15 交響曲なのにピアノ協奏曲⁉︎ 12.11.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 フランス山人の歌による《交響曲》というタイトルでありながら、協奏曲並みにピアノが活躍します。 しかし、ピアノ独奏とオーケストラとが丁々発止渡り合うのではなく、そこにはお互いに溶け込んで行く、ちょっと素敵なサウンドが生まれて...

#14 光溢れ、爽やかな風が流れる 05.11.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 『フランスの山人の歌による交響曲』のピアノは、繊細な躍動と響きで、セヴェンヌ地方の山の頂に溢れる光と、そこに流れる爽やかな風を表現しています。 【出演】中田昌樹(指揮者) 【演奏】アイルランド国立交響楽団 アントニオ・デ・...

#13 ピアノなのにピアノっぽくない⁈ 29.10.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 ヴァンサン・ダンディはその代表作『フランスの山人の歌による交響曲』で、交響曲なのに協奏曲のような、ピアノなのにハープのような弾き方をさせるといった、ちょっと変わった書き方をしています。 【出演】中田昌樹(指揮者) 【演奏】...

#12 ヴァンサン・ダンディをご存知? 22.10.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 指揮者・教育者としても活動していたヴァンサン・ダンディの作品は演奏される機会はあまり多くありませんが、『セヴェンヌ交響曲 』とも呼ばれる『フランスの山人の歌による交響曲』は代表作のひとつで、フランス中部セヴェンヌ地方の風景...

#11 指揮者のお仕事その3 15.10.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 指揮者がどうやって音を組み立てていくのか?その第三弾です。実際のリハーサルをお聞きいただきながら、弦分奏でオーケストラの土台を作っていく様子をお楽しみください。国際的に活躍しているオランダ人指揮者のローレンス・レネスのイ...

#10 指揮者のお仕事その2 08.10.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 指揮者はどうやって音を組み立てていくのでしょうか? 前回に引き続き、実際のリハーサルでオーケストラにどのような指示を出しているのかをお届けします。また、国際的に活躍しているオランダ人指揮者のローレンス・レネスのインタビュ...

#9 指揮者のお仕事その1 01.10.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 指揮者はどうやって音を組み立てていくのでしょうか? 今回から3回に分けて、実際のリハーサルでオーケストラにどのような指示を出しているのかをお届けします。また、国際的に活躍しているオランダ人指揮者のローレンス・レネスのインタ...

#8 減五度の魅せる不可思議 24.09.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 サン=サーンス『死の舞踏』で用いられている減五度。中世には悪夢の音程と忌みきらわれていた不協和音の響きは、のちに音楽の色彩感や輪郭線の描き方に革命的な変化をもたらし、音の推進力も多様に感じられるようになりました。 【出演】...

#7 真夜中の宴、ワルツを踊るのは誰? 17.09.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 今回はサン=サーンス『死の舞踏』を取り上げます。西欧では『ヴァルプルギスの夜』をはじめ『サバト(土曜の夜の魔女の夜宴)』など、夜中に大騒ぎする行事はいろいろあるようですが、集まって来るのは魔物や精霊。この『死の舞踏』のように...

#6 その源泉はグレゴリオ聖歌だった! 10.09.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』はグレゴリオ聖歌の「怒りの日」が、さまざまに形を変えながら循環形式のこの楽曲の随所に現れます。次回から取り上げる『死の舞踏』はこのシンフォニーより10年以上も前に作曲されましたが、やは...

#5 音の螺旋階段のその先に 03.09.2021

大分交響楽団 第44回定期演奏会で演奏されるサン=サーンス『死の舞踏』、ダンディ『フランスの山人の歌による交響曲』 、サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』を全16回にわたってご紹介。 サン=サーンス『交響曲第三番オルガン付』冒頭の「怒りの日」(ディエス・イレ Dies irae)から敬虔な祈りへ、その後自然界の変幻を眺めつつ、この第5エピソードでご紹介する第二部後半(第4楽章)で循環形式の螺旋階段を翔けていきます。...

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