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ブックカタリスト

Arts JA ↓ 162 episodes

面白かった本について語るポッドキャスト&ニュースレターです。1冊の本が触媒となって、そこからどんどん「面白い本」が増えていく。そんな本の楽しみ方を考えていきます。 bookcatalyst.substack.com

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Jun 30, 2026

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Episodes

BC043『進化を超える進化 サピエンスに人類を超越させた4つの秘密』 02.08.2022

今回の本は、実はこれまで紹介したことがなかった歴史系?進化論系?の本。個人的にはこの分野もわりと昔から好きなジャンルで、今回の本は読んでて『サピエンス全史』を思い出すようなワクワク感がありました。 人間を人間たらしめるものは「火」「ことば」「美」「時間」という4つのものがあった。とした上で、それぞれどのような貢献をしてきたのか、というのをまとめた本。 特に興味深かったのは、人類最初のテクノロジー「火...

BC042『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』 19.07.2022

今回取り上げたのは、 『超没入 メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』 。 タイトルはノウハウ書っぽい響きですが、実際は「デジタル時代のナレッジワークに必要なこと」を提言する一冊です。 書誌情報 * 著者:カル・ニューポート * 翻訳:池田真紀子 * 原題:『A World Without Email: Reimagining Work in an Age of Communication Overload』 * 出版社:早川書房 * 出版日:2022/5/24 概要 大きく二つの部で構成さ...

BC041 『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』 05.07.2022

今回の本は、なんだかこれまで紹介してきた本を全部まとめて一冊にしたかのような、すごくいろんなことが「THINK AGAIN」という一つのテーマにまとめられた本でした。 個人的には書いてあったことはだいたい知ってたことではありました。 ただ「ブックカタリストで紹介した本から一冊だけお勧めを選べ」と言われたら『独学大全』かこの『THINK AGAIN』を選ぶのではないか、というくらい網羅性が高い本でした。 ざっと思いつく範囲...

BCB040『脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論』 21.06.2022

今回は、 『脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論』 最近読んだ脳関係の本では抜群に面白い一冊でした。 書誌情報 * 著者 * ジェフ・ホーキンス * 神経科学者でりながら、起業家でもあるいかにもアメリカっぽい人。1992年にパーム・コンピューティングを設立して、「パームパイロット(PalmPilot)」を開発したすごい人でもある。 * 翻訳者 * 大田直子 * 出版社 * 早川書房 * 出版日 * 2022/4/20 ちなみに、...

BC039「現代のインターネット環境と退屈の哲学」 07.06.2022

今回は三冊の本を紹介しました。 * 『退屈とポスト・トゥルース SNSに搾取されないための哲学 (集英社新書)』 * 『暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)』 * 『何もしない』 書誌情報はAmazonなどで確認してもらうとして、話の要旨をまとめておきます。 導入 なぜ「退屈」に注目するのか? 「どう生きるのか」とは、「どう時間を使うのか」にパラフレーズできる。そして現代では「有意義なこと」に時間を使ったほうが言い、と...

BC038 『悪い言語哲学入門 』 24.05.2022

今回の本は、ブックカタリストで語ることで、ようやく全体が理解できた、という感じでした。まさに「話すことで頭が整理できる」「アウトプットが理解のための最善の方法である」というのを実感した本です。 「言語哲学」と言われる、20世紀初めに起こった哲学の中でも比較的「新しい」哲学でしかもわりと「細かい」「厳密」な分野でもあるので、ざっくりと理解する、イメージするというのが難しい、ということもあるかもしれませ...

BC037『現代思想入門』 10.05.2022

『現代思想入門』(千葉雅也) 今回は、二人とも読了していた『現代思想入門』(千葉雅也)について二人で語りました。 現代思想? フランス現代思想。1960年代〜1990年代。ポスト構造主義とも。 まず「現代思想」と言うが、2020年的な現代の思想ではない。2000年よりも前である。にもかかわらず、その思想はまさしく現代を射程に捉えている。哲学者が、その時代の「現象」を深く思考している証左であろう。 また、フランス現代思...

BC036『CONFLICTED 衝突を成果に変える方法』 26.04.2022

『CONFLICTED(コンフリクテッド) 衝突を成果に変える方法』 書誌情報 * 著者 * イアン・レズリー * 『子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力』 * 翻訳 * 橋本篤史 * 出版社 * 光文社 * 出版日 * 2022/2/22 概要 現代は、意見の対立が多い時代である。インターネットによって、コンテキストが異なる人と交わる機会も増え、統一的な価値観が崩壊しつつあるので、すべての人が同じ意見である、という状態...

BC035 『情動はこうして作られる』 12.04.2022

今回は、ごりゅごがブックカタリストで紹介した本の中で最も分厚い本。Amazonの表記では 697ページ にもなる極太本でした。(片手で本が開けない厚さ。ちなみに独学大全は1064ページ) とは言っても、内容とか概念とかがすごく難しいというわけではなく、著者が言いたいことを全部盛り込んだら、何だかこんな分厚い本になってしまったぞ、というようなイメージで、正直「もうちょっとスリムにできるはず」だとは感じています。(本...

BC034『啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために』 29.03.2022

『啓蒙思想2.0』 もうすぐ発売の文庫版 『啓蒙思想2.0〔新版〕: 政治・経済・生活を正気に戻すために (ハヤカワ文庫NF)』 今回は、これまで紹介してきた本の総まとめというかHub的な位置づけとして本書を紹介しました。 書誌情報 * 著者:ジョセフ・ヒース *  『反逆の神話』 *  『資本主義が嫌いな人のための経済学』 * 翻訳:栗原百代 * 出版社:NTT出版 * 出版日:2014/10/24 概要 かつての啓蒙思想を1.0と位置づけて、あたかも図...

BC033『積読こそが完全な読書術である』 15.03.2022

『積読こそが完全な読書術である』(永田希) 取り上げた本 今回は主題の本に加えて、本の中で紹介されている以下の4冊を挙げながら「本を読むこと」について二人で話をしてみました。 * 『本を読む本』 * 『読書について』 * 『読んでいない本について堂々と語る本』 あと、以下の二冊にも軽く触れております。 * 『知的生産の技術』 * 『独学大全』 完全な読書など存在しない どうせなら本はちゃんと読みたい、という気持ちが私...

BC032 『隷属なき道』 01.03.2022

今回の本は、 BC026 『Humankind 希望の歴史』 著者の前作にあたるものです。 Humankindに大変感銘を受けたごりゅごは、その影響でもう一冊、さらに著者のルーツをたどろうと手にしたものでしたが、これが自分の心を直撃。Humankindは「人間っていいものだよね」って話だったんですが『隷属なき道』はもっとどストレートに「おれたちが変えていこう」という熱いメッセージが込められたものでした。 本編では本書の一通りの部分に触...

BC031『読書会の教室 本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』 15.02.2022

『読書会の教室 本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』 今回は、この本をきっかけにして「読書」や「読書会」についてさまざまに考えてみました。 書誌情報 著者:竹田信弥 *  双子のライオン堂店主 *  文芸誌『しししし』編集長 *  8年間で500回の以上の読書会を主宰 著者:田中佳祐 *  ライター、ボードゲームプロデューサー *  共著『街灯りとしての本屋 11書店に聞く、お店のはじめ方・つづけ方』 出版社:晶文...

BC030 『パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる』 01.02.2022

面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第30回の本日は『パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる』について語ります。 「ビッグファイブ」という概念(人間のパーソナリティは5種類に分類できる、という心理学分野での一つの発見)を知り、その定番本がこの本だということで読んだ本でした。 ちょっと古い(10年くらい前。こういう分野は10年で大きく変化してそう)ことを心配し、あまり大きな期待をせず...

BC029『NOISE: 組織はなぜ判断を誤るのか?』 18.01.2022

今回は、三人の行動経済学者による『NOISE: 組織はなぜ判断を誤るのか?』を紹介します。 『NOISE 上: 組織はなぜ判断を誤るのか?』 『NOISE 下: 組織はなぜ判断を誤るのか?』 上下巻の本ですが、話題が巧みなのでさくさく読める本になっています。 概要 行動経済学では、これまでずっとバイアス(認知バイアス)がフォーカスされてきた。しかし、ヒューマン・エラーを構成するのはバイアスだけではない。ノイズもある。 バイアスが...

BC028 『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』 04.01.2022

面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第28回の本日は『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』について語ります。(オープニングで27回って間違えてました) お酒をやめた自分に喪失感を感じるなら依存症の手前 ここ2〜3年、なんとなくい「お酒飲まないほうがいいこと多いよなあ」って思いながらも変化がない人生を送っていたごりゅごを大きく変えてくれたきっかけになる本でした。 特に最初にインパ...

BC027 2021年を振り返る 21.12.2021

今回は、2021年に配信した回を二人で振り返ってみます。 プロトタイプ回 まずはお試しで行ったのが以下の二回。それぞれ自分のポッドキャスト番組で試験放送しております。 Nov 24, 2020 ◇【ブックカタリスト 】愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学 by ごりゅごcast Nov 10, 2020 ◇第四十九回:ごりゅごさんと『フードテック革命』について by うちあわせCast BC001 ~ 005 スタート近辺の回。進め方など探り探り...

BC026『Humankind 希望の歴史』 07.12.2021

今回はオランダのジャーナリスト:ルトガー・ブレグマンによる 『Humankind 希望の歴史』 を紹介します。 ハードカバーで上下巻と若干手に取るハードルが高い本ですが、それに見合う価値がある本です。 概要 目次は以下。 上巻 * 序章 第二次大戦下、人々はどう行動したか * 第1章 あたらしい現実主義 * 第2章 本当の「蝿の王」 * Part 1 自然の状態(ホッブズの性悪説 VS ルソーの性善説) * 第3章 ホモ・パピーの台頭 * 第4章 マ...

BC025 『生命はデジタルでできている』『LIFESPAN』『LIFE SCIENCE』ほか 23.11.2021

面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第25回の本日は『生命科学に関係する本たくさん』について語ります。 1年の総括として複数の本を語る 今回のブックカタリストは、ごりゅごの1年の総括、今年興味を持った分野の本を複数まとめて整理する、ということをやってみました。 意識したのは「できるだけたくさんの分野にまたがる話にすること」 あらゆる学問分野はすべて「つながって」いるもので、ほかの分野のことを...

お便りコーナー(第一回) 16.11.2021

今回は、Twitterのハッシュタグ「 #ブックカタリスト 」に頂いたコメントをご紹介します。 しばらく読み上げをしていなかったので、かなりのストックがあり、今回はすべてをご紹介できませんでしたが、倉下&ごりゅごはすべてのコメントをありがたく拝読させていただいております。感謝です。 引き続き、感想、コメント、思ったこと、考えたこと、関連する本、リクエスト、本会参加希望、などなどを募集中です。 ブックカタリスト...

BC024『知ってるつもり: 無知の科学』 09.11.2021

今回は、最近文庫版が発売になった『知ってるつもり: 無知の科学』を紹介します。 『知ってるつもり: 無知の科学 (ハヤカワ文庫 NF 578) 』 ちなみに、 『知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~』 ではないのでご注意を。 書誌情報 単行本は2018年4月、文庫は2021年9月に発売。 著者のスティーブン・スローマンとフィリップ・ファーンバックは共に認知科学者。 原題は「The Knowledge Illusion:why we...

BC023 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 26.10.2021

面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第23回の本日は『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』について語ります。 今回の本は、メモをまとめればまとめるほど、書かれている内容について考えさせられることが多く、心からもっと多くの人に知ってほしいと思った本でした。 人は、いかに人の話を聞かないのか。なぜ聞かないのか。話を聞いて意見を変えることが絶望的に難しいことがわかる本。もちろん、どうやって話...

BC022『英語の読み方』『英語の思考法』『伝わる英語表現法』 12.10.2021

今回は、近年発売された英語学習に関する新書を三冊セットでご紹介します。 * 『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで (中公新書 2637)』 * 『英語の思考法 ――話すための文法・文化レッスン (ちくま新書)』 * 『伝わる英語表現法 (岩波新書)』 『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで (中公新書 2637)』 発売は2021年3月25日。 著者は北村一真(きらむらかずま)さん。大学受験塾講師をやっておられて、現在は杏林大学外国語...

BC021 『幸せをお金で買う5つの授業』 21.09.2021

面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第21回の本日は『幸せをお金で買う5つの授業』について語ります。 今回の本は、色々な点で『Learn Better』を思い出す本でした。 BC011 『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』 - by goryugo - ブックカタリスト 書いてある内容自体は、全然知らなかった!みたいな驚きはほとんどないです。どれも読んでて、うん!確かにその通り!という話が多くを...

BC020『理不尽な進化』 07.09.2021

今回は吉川浩満さんの 『理不尽な進化 増補新版』 を。 すごく面白い本なのですが、あまりにも土俵が広いので、倉下の説明ではぜんぜんその面白さが伝え切れていない感がいっぱいです。 これはもう、本当に読んでみてください。概要などよりも、まずこの本の論旨を追いかけていく体験そのものが Good & Happy です。 著者は? 著者は、文筆業・編集者さんです。現在は晶文社にお勤めとのこと。 以前『闇の自己啓発』を紹介した回の...

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