Shinichi Takano
組織ラジオ いまのたかの
マネジメント、組織開発、組織改革のベテランコンサルタントの2人が、理論に走りがちな組織の話題を、現場の実話を交えてギリギリトーク。実戦経験を、楽しくゆる〜く語り合います。過去に別の音声メディアで公開していたトークのバックナンバー(#000〜#015)や、それぞれのブログ、noteは「いまのたかの」のホームページをご覧ください。ラジオでは語りきれないところを補足しています。
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Episodes
#120 【謹賀新年】私たちが目指す組織像〜『心理学的経営』から 04.01.2023 35:10
明けましておめでとうございます。 新春の今回は原点に立ち戻って「私たちが目指す組織像」について話しています。 リクルートの創業者グループの1人で元専務、リクルートマネジメントソリューションズ元社長にしてSPIの開発者でもある大沢武志氏の著書『心理学的経営〜個をあるがままに生かす』。その中から、リクルートの組織において実現され、今もなお継承されている二つの原理原則、すなわち「若者を仕事に駆り立てる心理的条...
#119 企業にとっての「天命」とは 27.12.2022 30:01
論語の有名な一節、「五十にして天命を知る」。 その前後も含めて人生におけるマイルストーンを見事に言い表しています。 組織ラジオらしく、これを企業に置き換えたら? 起業の時を志を立てた時だとすれば、5年刻みで当てはまりそうです。 起業から5年で自立し、10年で自分たちの進むべき道が見え、15年で天命を知る。 それでは企業にとっての「天命」とは何でしょう? 論語ではこの後さらに60歳、70歳の時のことも書かれています...
#118 チームビルディングの落し穴〜衝突への恐怖 21.12.2022 27:29
チームビルディングにおいて陥りがちな落し穴があります。 今野はそれを5つ挙げてコンサルティングをしていますが、今回はその中で「衝突への恐怖」を取り上げました。 チームの中で何かをきっかけに衝突の種が生まれた時、多くの場合、それは表面化せず沈殿するかのように水面下に積もっていきます。 その結果、当事者同士のコミュニケーションが質量ともに減り、それによってさらに誤解を生まれ、関係性が拗れていく。 そんな時...
#117 予兆を見逃すな!〜組織崩壊の予防医療 16.12.2022 25:14
人間の予防医療には3段階あるそうです。 健康な時期に病気になりにくい身体を作る一次予防、病気を早期発見し早期治療して重症化を防ぐ二次予防、病後のリハビリによって機能低下や再発を防ぐ三次予防。 組織崩壊に重ね合わせると、予防医療はとても良い比喩になります。 今回の組織ラジオはその中でも二次予防に着目して、組織崩壊の予兆について具体的な例を挙げて語り合いました。 みなさんの組織に「組織崩壊の予兆」は見られ...
#116 守破離と目盛と 07.12.2022 29:55
今回は大きく二つの話に展開しました。 今野のクライアントの内定者研修に付随する社内コミュニケーション。 イントラネット上に社長から内定者までが参加する場を作り、内定者も先輩たちも自由にコメントしています。 その中で今野が触れてもいないのに守破離にまつわる対話がされています。 この自由で自発的な社内コミュニケーションはひとつの理想形でしょう。 しかし社長は「普通ですよ」と謙遜されます。 この「普通ですよ」...
#115 年上の部下 30.11.2022 32:54
バブル崩壊以前、日本企業では終身雇用、年功序列が当たり前のように多く見受けられました。 その後、様々な要因が重なって終身雇用は崩れ、年上の部下を持つことも日常的になっています。 今野がコーチングをする中で年上の部下を持つ管理職から「どうすれば年上の部下と良好な関係を築き、互いの強みを発揮できるようになるか」という趣旨の相談を受けたことがあります。 今回はその時の今野のアドバイスと相談者がそのアドバイ...
#114 団体行動から組織力へ 25.11.2022 28:00
ワールドカップのドイツ戦、素晴らしかったですね。 私たち2人の視点からは、組織力についてのヒントがたくさん詰まった勝利でした。 企業組織も組織力を上げようとしていますが、団体行動に留まってしまっている事例を多く見かけます。 団体行動は組織力の重要な下地作りのひとつですが、そこから組織力へと上がっていくには何が大切なのでしょう? 今回はドイツ戦における日本代表チームの組織力をヒントに、企業組織の組織力向...
#113 人材の成長は個人の行動と組織による環境作り 18.11.2022 28:30
人数規模の大小は人材の成長に法則的な影響を与えるだろうか。 今回はそんな話題からスタートしました。 初めは夢を持っていても、働いているうちにいつの間にか視野が狭くなったり、既成概念ができて視点が固定したりします。 うまくいっていると慢心もします。 これらは成長を阻害する大きな要因のひとつです。 そしてこの現象は、組織の人数規模の大小とは関係なく起きます。 これを打破するために、個人はどんな心構えで、どん...
#112 若き日に学んだリーダーシップの礎(いしずえ) 09.11.2022 28:30
本社ビル移転。 そのプロジェクトには多数の関係者と大量の仕事が発生します。 20代前半の若き日、今野はリクルート本社の銀座8丁目ビルへの移転プロジェクトのリーダーを任されます。 まだ自分に自信を持てず、自分がリーダーシップを取ることを想像すらできていなかった時期でした。 社内の各部門との調整はもちろんのこと、社外の協力業者さん(電気工事、通信工事、間仕切り工事、オフィス家具の手配、散在する旧オフィスから...
#111 江副浩正のポリシーとフィロソフィー 03.11.2022 33:23
リクルートが成長した秘密は何ですかと問われたとき、今野はある年の周年記念誌に創業者の江副浩正が寄稿した「リクルートのポリシーとフィロソフィー」の8項目を語ります。 それがリクルートを成長させた経営哲学そのものだからです。 中には、「自社ビル主義」のように時代の移り変わりで今の時代には合わないものもありますが、そのほとんどは今にも通じるものです。 しかもそれらは、誰かの受け売りではなく、ビジネスマンとし...
#110 企業存亡の危機のとき 26.10.2022 28:47
世の中には企業が成長するための理論やノウハウが溢れています。 しかし、成長の前提にあるのは潰れないこと。 潰れてしまっては成長も何もありません。 にもかかわらず、企業存亡の危機のときにどう考え、どう行動するかを書いた書物はあまり見かけません。 今回は、私たち2人の実体験に基づいて、企業存亡の危機のときの心構えや行動について語り合いました。 そしてこれは企業経営だけでなく、個人のビジネス上の危機にも共通す...
#109 リスキリング=学び直しのススメ 18.10.2022 28:40
リスキリングが注目され始めています。 DX時代の到来に対応するために、企業や個人が学び直しをすることを指しています。 今回はDXに限らず、あえて広汎な学び直しについて語り合いました。 企業にとって学び直しは、事業環境の変化に合わせた大胆な変身という結果をもたらします。 ビジネスパーソン個人にとっては、自分のスキルを深め、磨き、場合によっては幅を広げることに繋がります。 番組中でお話しした東洋経済の記事は、...
#108 煩悩と経営 12.10.2022 28:05
組織ラジオはおかげさまで第108回を迎えました。 108と言えば煩悩。煩悩とは言うまでもなく仏教用語です。 中でも「三毒」という克服すべき根本的な3つの煩悩があるとされています。 それは貪・瞋・癡(とん・じん・ち)。 誤解を恐れず簡単に言うと、欲と怒りと真理に暗いこと。 考えてみれば、経営者や管理職もこの三毒にとらわれて、自分を見失い、経営やマネジメントに支障を来たすことがあります。 具体的にはどんな時に、ど...
#107 Passion・Love・Skill 06.10.2022 26:04
人を育てる。 メンバーの育成にも子育てにも共通することがあるように思います。 まず、人には花開くのを待っている才能と可能性が必ずあると信じること。 花が開こうとするタイミングを見逃さずチャンスを与えること。 これは事業を率いるリーダーにも通じます。 事業を率いるリーダーには3つの"Give"をすることをお勧めします。 まずその事業に、そしてその事業の成功に対してPassionnをGiveすること。これなくしてはチームを率...
#106 遠心力は縁心力 28.09.2022 24:34
企業は組織の求心力を追求します。 それは大切なことではありますが、それだけだと社員を企業の内側に閉じ込め、企業としての視野を狭くすることになりかねません。 だから企業は求心力と同時にバランスよく遠心力の施策を講ずるのが良策です。 すなわち、社員が社外で活動すること、場合によっては独立することを支援するのです。 個人もまた遠心力を持つことが肝要。 定年間近になって、気づけば社外人脈が乏しい、 それではその...
#105 言葉が人の視野と可能性を広げ、職場を変える 22.09.2022 28:52
リーダーシップという言葉を聞くとどんなイメージを持ちますか? 今でもリーダーシップとはグイグイと人を引っ張るものというイメージがあるのではないでしょうか。 そのイメージがあるために、いざリーダーを任せられそうになると「自分には向いていない」とおっしゃる人を多く見てきました。 これはリーダーシップの一面と自分の一面を引き合わせた結果です。 そこでサーバントリーダーシップの説明をすると一気に視野が広がりま...
#104 天使と悪魔 14.09.2022 26:17
今回は時節柄、人事異動の話から始まりました。 型も正解もない人事異動。十分な議論がされずに決定してしまうことがあります。 そんな時には、輝かしい未来とうまくいかなかった未来に振り切って考えてみること、それを文字化して客観的に見ながら議論をすると深い議論ができます。 そこから話は人事異動以外へと広がりました。 人事に限ったことでも、仕事に限ったことでもなく、型も正解もないことで悩んだ時にも振り切って文字...
#103 「経営力」だけでなくベースとなる能力も俯瞰しよう 07.09.2022 33:12
経営者には多様な能力が必要であることは言うまでもありません。 しかし「経営力」などハイレベルな能力にだけ注目していませんか? 実は、成長する過程で身につける基礎能力が経営力を下支えしています。 それら基礎能力の中にも、自分が強いもの、弱いものもあれば、何らかの事情で身につける機会がなかったものもあります。 それなしには地盤の弱いところに建物を建てるようなもの。 スポーツにおいて、高度な技術が基礎体力や...
#102 「落語とは、俺である。」立川談志の言葉は深い 31.08.2022 29:08
天才落語家の名をほしいままにしながら、尊大とも受け取れる多くの発言でその人柄については好き嫌いがはっきりした落語家、故立川談志。 その弟子であり、今や最もチケットが取りにくい落語家の1人と言われる立川志の輔さんと糸井重里さんの対談から話が始まります。 今回の組織ラジオのタイトルは、その対談で取り上げられた立川談志の講義録の題名。 談志らしい不遜さを感じる言葉ですが、その死後10年経って、志の輔さんはその...
#101 問題解決を促進するリフレクティング・プロセスと内的対話 24.08.2022 34:44
あなた自身も組織の一部です。 だから組織の抱える問題の原因のいくつかはあなたの言動や行動である可能性もあります。 そのことに多くの人は気づいておらず、自分以外に原因を求め、発展性のない議論が延々と続くことがよくあります。 わかりやすい例で話は始まります。 部の組織が抱える問題について部員全員で議論する場があるとします。 責任者である部長がその場を仕切ります。 部長主導の会議は往々にして、原因を課長やメン...
#100 あえて理論を離れてシンプルに言ってみる 組織と社長の大切な3つのこと 17.08.2022 38:03
おかげさまで今回をもって記念すべき第100回を迎えることができました。 これもひとえにリスナーの皆様のおかげです。 この場を借りて御礼申し上げます。 さて今回の話は今野が好きだという映画「男はつらいよ」の名セリフの数々から始まりました。 山田洋次監督はフーテンの寅さんに、生きる上で大切なことを理屈ではなくスパッと切り取ってシンプルな言葉でけれんみなく言わせています。 その一言には難しい理論を超越した真理が...
#099 キャリアアンカーは計画的偶発性と経験学習から生まれる 11.08.2022 30:22
キャリアは、実は多くの偶然によってできています。 そう言ってしまうと運命に身を任せることになってしまいそうです。 そうではありません。偶然に来た仕事を100人に1人というくらいの出来にするようポジティブに取り組むこと。 そういう取り組みをすることで経験からの学びが大きくなり、「自分ができること」が増えていきます。 そして「自分ができること」が数多くなったとき、その中に自分が深めたいもの、やりたいこと、自分...
#098 個性と実力を育てる「模倣と認知」 04.08.2022 31:44
守破離という言葉があります。 初めは師匠の型を学び、徹底的に模倣をすること。 その型が身に付いたら、自発的に型に変更を加え、自分が力を発揮しやすい形に変化する。 守で学ぶ型は誰でも同じものですが、破に移行するときの型の変更は人によって違うことになります。 それは個性に他なりません。 この時に上司が、個性的な型の変化を否定するのではなく認知することによって、個人は自信を持って前進するようになります。 だか...
#097 思いつくままに〜社長の後継者の現代的条件 28.07.2022 29:56
VUCAに加えてコロナ禍の現代。社長の後継者にふさわしい条件は何でしょう? 普遍的な社長の条件ではなく、今まさに求められる社長の条件。 今回のトークは、2人が現場での実戦経験から学んだことを思いつくままに語り合っています。 理論ではなく実戦。理屈ではなく実感。客観性ではなく生々しさ。 体系化もしていませんし、論理的ではないかもしれません。MECEに検討しているわけでもありません。 それらは社長の後継者に限らず、...
#096 強みは過去から発見し未来に生かす 20.07.2022 28:21
日本には創業から100年以上の企業が約30,000社あり、その中に1,000年以上続く企業が6社あるそうです。 その長寿命の秘密に迫ったNHK Eテレの「先人の底力 知恵泉」などを題材に強みを過去から見つけ出し、ピンチの時にはそこに戻り、時代に合わせてそれを利用することが大切だという話に展開しました。 しかもそれはただ守るだけでなく、常に磨き、改善し続けることが大切なのです。 それは企業にとどまらず、個人においても同じこ...
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