Shinichi Takano

組織ラジオ いまのたかの

Business JA ↓ 281 episodes

マネジメント、組織開発、組織改革のベテランコンサルタントの2人が、理論に走りがちな組織の話題を、現場の実話を交えてギリギリトーク。実戦経験を、楽しくゆる〜く語り合います。過去に別の音声メディアで公開していたトークのバックナンバー(#000〜#015)や、それぞれのブログ、noteは「いまのたかの」のホームページをご覧ください。ラジオでは語りきれないところを補足しています。

Author

Shinichi Takano

Category

Business

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imanotakano.net

Latest episode

Jul 8, 2026

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Episodes

#295 「偉そうな人」と「カリスマ」はどう違うのか 08.07.2026

前回の「役職につくと、なぜか偉そうになってしまう」の続編です。「偉そうな人」の意識は「自分を大きく見せること」に向かい、自信の源泉は「部下より上」「あの部長より結果を出している」といった他者との比較にある。肩書きだけがよりどころになっている状態です。こうなると職場の温度は下がり、周囲には忖度と打算が広がる。優秀な部下が現れれば、脅威に感じて潰しにかかることすらあります。 一方で、同じように堂々とし...

#294 役職がつくとなぜ偉そうになるのか 01.07.2026

役職がつくと、人はなぜ偉そうになるのか。日経ビジネスの記事で大愚和尚が語った「我執」を入り口に、今回は組織の現場で起きる"偉そう化"のメカニズムを掘り下げました。 多くの新任マネージャーがハマるのは、役割と人格の混同です。課長・部長という役職は組織を回すための機能であって、その人が偉くなったわけではない。ところが毎日役職名で呼ばれ決裁権を握るうちに、機能の偉さを人格の偉さと錯覚し始める。さ...

#293 あなたの会社の管理部門は、作業部門?戦略部門? 24.06.2026

「管理部門は、ミスなく事務処理をこなす“作業部門”である」——そう思い込んでいる経営者は少なくありません。現場に向かなかった人材の受け皿になり、専門職として固定化し、いつしか経営や現場から距離が開いていく。今回はまず、多くの会社で起きている管理部門の“失敗傾向”を掘り下げます。 しかし本来、管理部門は会社の未来を先に準備する部署のはず。土台づくり、組織開発、変革の推進、そして経営の参謀——現場が「今」を追...

#292 新人受け入れ、もったいないことしていませんか? 17.06.2026

前回の「発表しないワークショップ」に続いて、今回も今野からのパラダイムシフトです。 きっかけは、前回のワークショップの「隠し味」が、今年4月に入ったばかりの新人だったこと。既成概念のない素朴な発言、5年後・10年後のビジョンを語るときに最も当事者となる存在、就活を終えたばかりで他社も社会の変化も知っている――新人は、会社にとって最も新鮮な「外部人材」なのではないか。 ところが一般的な新人受け入れは、早く戦...

#291 ビジョンは「浸透」では足りないー「自分ごと」にする全社ワークショップ 10.06.2026

多くの会社は、本当は社員にビジョンを「自分ごと化」してほしいと思っています。でも実際には「浸透」——つまり理解させる、分からせる——に留まりがちです。そして目的が浸透・理解だからこそ、ワークショップは意味の理解を深める目的で「グループごとの発表あり」が定番になります。 今回のクライアント(100人規模の会社)の社長の要望は、最初から「浸透」ではなく「社員が自分ごと化すること」でした。そこで今野は、ワークシ...

#290 なぜ40年経っても慕われるのか ─ 人を育てる上司の5カ条 02.06.2026

エグゼクティブコーチングを手がける今野のもとに、40年前の元部下が会いに来てくれました。20代の頃に最初の上司として向き合った相手が、いまも忘れずに訪ねてくれる。それは何より嬉しい「表彰状」だったと言います。 その再会をきっかけに、今野が改めて言葉にしたのが「最初の上司の5カ条」です。新人を迎え入れる管理職は全国に数多くいますが、最初の上司こそが部下の人生を形づくる──そんな思いから生まれた5つの指針を紹...

#289 本業は今日を支え、委員会は未来をつくる 27.05.2026

社内の部門横断委員会、情報共有で終わっていませんか?今回は、うまくいく委員会とそうでない委員会の根本的な違いを掘り下げます。 鍵となるのは「成果物を先に定義すること」と、「委員会は未来をつくる場である」という設計思想。タイムマトリックスの第2領域(重要だが緊急でない課題)を委員会に委ねる発想から、全社員がいずれかの委員会に所属し委員長を互選で選ぶ 天彦産業の事例 まで、具体的なモデルを紹介します。委員...

#288 組織人事ポリシーは人材フローマネジメントで初めて生きる——「点の人事」からの脱却 20.05.2026

採用・配置・育成・評価・異動——これらがバラバラに動いている限り、組織の人事課題は形を変えて繰り返されます。今野が相談を受けた営業会社の実例をもとに、「点の人事」が生み出す退職の連鎖とその根本原因を解説します。 問題は個別施策では解決できません。組織人事ポリシーを「人材フローマネジメント」という一本の具体的な流れに落とし込んで初めて、ポリシーは現場で生きるものになります。さらに、そのポリシーを人事部...

#287 故郷の山が呼び覚ました、経営者のセルフコーチング5つの問い 14.05.2026

岩手の実家に帰省し、相続した山林・田畑と向き合った今野。放置されてきた山林・田畑を手入れして世の役に立つようにしようと決意したとき、ノスタルジックな原風景が新たなチャレンジの対象と見えたのです。 そんな目で山や森を眺めた帰り道、ふと湧き上がってきたのが「創業の精神に立ち返る5つの問い」でした。山や森の風景はコンサルティング会社を起業した頃に見ていたものと重なるのです。 ①何を解決したくてこの旗を立てた...

#286 「意思の筋トレ」─ 価値を生み続ける組織は、意思を小さな選択で鍛える 07.05.2026

今回の入り口は「経営にとって最も重要なことは何か」。エグゼクティブコーチングの現場で必ず行き着くこの問いに、多くの経営者は「利益」「戦略」「人」と答えますが、いずれも“結果”や“手段”にすぎません。本質は顧客価値の継続的な創出にあり、それを動かす二番目の鍵が意思の力です。これがなければ、組織は価値を生み続けられません。 意思は筋肉と同じで、鍛えなければ退化し、鍛えれば強くなる。大きな決断ではなく、優先...

#285 世代間ギャップは“埋める”のではなく“活用する” 01.05.2026

今回のテーマは「世代間ギャップ」。 「世代間ギャップを埋めるためにどうしたらいいのか」という悩みにハマっていませんか? 世代間ギャップのある部下とともに仕事をすることはチャンスでもあります。マインドセットを変えてみるとマイナスどころか、自分も部下もチームもWin-Win-Winになります。 ではマインドセットをどう変えるのか。翻訳者からファシリテーターへ、心理的安全性から心理的責任感へ、暗黙知を協働して形式知へ...

#284 組織を変える2つのスイッチ:それは社長とあなた自身が持っています 22.04.2026

クライアントの全社員総会での講演を控えた今野。新入社員に「組織改革の核心はあなたにある」と語りかけることにして、内容を思案中です。 その核心は「会社vs.個人」から「会社=個人」へとパラダイム転換することにあります。それを軸に話し合っていくと、組織改革には、会社(社長)が押すスイッチと社員自身が押すスイッチの二つがあることがわかりました。この二つのスイッチが噛み合った時、組織は変わり、個人は成長します...

#283 今さら聞けない1on1の効果的な進め方 with 6つの失敗あるある 16.04.2026

せっかく導入した1on1が、業務報告や説教の場になっていませんか? 本配信では、現場で陥りがちな「失敗あるある」を6つに整理し、部下が自ら気づきを得るための理論と実践法を解説します。 1on1の目的は部下の成長。そのためには1on1を部下の「経験」を「概念化」し「再現性」ある成長へと変える場にすることです。 最後には具体的な型、GMC(グッド・モア・チャレンジ)メソッドの活用術を伝授。 1on1の質を劇的に高めたい人事...

#282 定年後も"ぜひ続けてほしいと言われる人"の条件——技術×人柄の両輪とは 08.04.2026

定年退職後、雇用延長で働く人が増える時代。では、社会や職場から"ぜひ続けてほしい"と言われる人は、どんな人なのか? 老いの工学研究所理事長・川口雅裕さん との対話をヒントに、今野と高野が深掘りします。 見えてきたのは「技術・能力」と「人柄」の両輪。長年の専門性に好奇心を掛け合わせてアップデートし続ける力、経験を若手に伝える"教え上手"の力。そして雇用延長で上司部下が逆転した時に問われ...

#281 運が微笑む4つの法則〜「実力も運のうち」 01.04.2026

今日は4月1日。たくさんの新入社員が社会人として羽ばたく日です。 「いまのたかの」の名付け親であり、この番組を毎回聴いてコメントを下さる柴田教夫さんは毎年4月1日に新社会人に向けて4つの珠玉のメッセージをFacebookに投稿されます。 実はそのひとつ目が、先週のドジャースの編成本部長の言葉に通ずるものがあります。そして今野がある会社の入社式でのスピーチで話した4つのことの1番目とも一致するのです。 今回は今野が...

#280 MLBドジャース編成本部長に学ぶ常勝組織の作り方 25.03.2026

今回はNHK BS『栗山英樹 ザ・トップインタビュー 特別編 ドジャース・常勝軍団の秘密に迫る』を題材にしたお話です。 そこそこ強かったドジャースはさらに強くなることを目指してアンドリュー・フリードマン氏を編成トップに招聘します。 前職のタンパベイ・レイズのGM時代に、長期低迷するチームを地区優勝、ワイルドカードの常連に引き上げた手腕を買われたからです。 私たちはプロスポーツを見るとき、選手に注目しがちです。...

#279 次世代教育体系の種〜ロジックを超える「3つの思考法」 18.03.2026

今回のテーマは「次世代の社員教育体系」について。 これまでの教育体系は言語・ロジック偏重になっているのではないか。その結果、「正しいけれどつまらない」答えに落ち着いてしまっていないでしょうか。 今野は人間の思考を「言語(ロジック)」「視覚(イメージ・構造)」「感覚(直観・感情)」の三層からできているのではないかとします。言語偏重から脱却し、視覚・感覚を鍛えるにはどうしたら良いか。 3つのアプローチを提...

#278 「上級課長」で終わるか、「経営者」へ脱皮するか —— 組織を停滞させない部長の条件 11.03.2026

「部長になった途端、何をすればいいか分からなくなった」「自分の課長が部長に昇進した途端、輝きを失った」—— そんな経験はありませんか? 今回の組織ラジオでは、組織の中で最も役割が曖昧になりがちな「部長」という存在にスポットを当てました。 現場に直結する課長とも、ビジョンを掲げる経営層とも異なる、部長ならではの「ミッション」とは何なのか。高野が自らの経験から語る「上級課長からの脱皮」の瞬間や、今野が豊富...

#277 ビジョンを『語る』で終わらせない。組織に命を吹き込む5つの処方箋 04.03.2026

今回の話題は、ビジョンが機能している会社と機能していない会社の差は何かということから、機能させるためにはどうすれば良いのかを語っています。 例によってアドリブなので、この5つの処方箋がMECEかどうかまでは検証していませんが、2人の経験からどれも重要だと思っています。 ビジョンは掲げた時には光り輝く看板になりますが、ビジョン達成に向けた熱量はその時をピークに下がっていき、早晩、看板倒れになってしまいます。...

#276 高市内閣を組織ラジオ的に見ると 25.02.2026

第2次高市内閣が発足、第1次内閣の全閣僚が再任されました。高市内閣はまだ発足したばかりですから評価するものではありません。しかし、その発足時の運営手法には、企業経営という側面での学びや気づきがあります。 内閣を「国を経営する“経営チーム”」と見立てて、組織ラジオ的切り口で見てみました。 各大臣(≒各役員)に具体的な指示書を出し、それを国民(≒社員)に公表するということなどは、従来の合意を前提とする日本型経...

#275 人材配置に組織の価値観が現れる 18.02.2026

「適正な人材配置」。言うは易く、行いは難しです。 なぜなら、外部環境と戦略・戦術の変化で配置先の組織が変わり、一方の配置される人も時事刻々と変化しているからです。今日の適材適所は明日の適材適所とは限りません。だから困難さが伴うのですが、人材配置(人事異動)を止めるわけにはいきません。 多数の会社を観察していると、うまくいっていない会社と比較的うまくいっている会社には人材に対する価値観の違いがあるよう...

#274 内向き組織を外向きに改革するヒント 10.02.2026

前回は野中郁次郎さんの「放っておくと組織は内向きになる」という言葉から、内向きになった組織の症状について語りました。今回はその処方箋・・と言いたいところですが、特効薬はありません。いくつかの打ち手の複合効果を狙います。 そこで、そもそもなぜ放っておくと内向きになるのかという原因について考察します。その上で、打ち手の具体的ヒントを3つ語りました。 場の設計(会議改革) メッセージ設計(リーダーの姿勢)...

#273 組織が内向きになっているときに現れる症状 04.02.2026

ドラッカーは、企業の目的は顧客創造であり、成果は常に社外にあると言いました。だから組織は内向きではなく「窓の外=顧客と市場」を見続けなければならない。内向きになった組織はいつの間にかその存在目的を見失います。 ところが、600社以上の組織改革をしてきた今野はほとんどの組織が内向きだったと思っています。野中郁次郎さんは「組織は放っておくと必ず内向きになる」とおっしゃっています。まさに今野の実感値と一致し...

#272 組織を強くする役割、それはあえて“異物”であること 28.01.2026

同質な組織より、異物を含んだ多様な組織の方が強いと言われます。それはなぜでしょう。 ある上場企業の社外取締役に就任したとき、今野は自分の役割を考えました。会計・財務は社内取締役がしっかりマネジメントしており、社外取締役の1人は同業出身なので事業についての意見が会社の役に立ちます。今野は何がしかの役に立つ(役割を果たす)ことが自分の存在意義だと考えました。それは、それまでの取締役会において、他の役員が...

#271 オンボーディングは期待を作り、オフボーディングは信頼を残す 21.01.2026

社員が辞めるとき、「信頼」を残せていますか? 多くの会社が社員が入社するときには、早く戦力化するためにオンボーディングに力を入れています。一方、社員が辞めるとき、言い換えれば“オフボーディング”を丁寧にやっているでしょうか? 辞める人への対応は、社内外からの会社の評判を左右します。退職者が語る「会社の物語」は、採用や顧客に影響を与えるばかりでなく、残る社員のエンゲージメントにも影響を与えます。ネガティ...

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