おぎたま
つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜
★隔週水曜・夜10時、月に2回のペースで更新予定★九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。 古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。 Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる平安時代の女房たちの会話よう・・・?時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。 ※語注※局(つぼね):平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す...
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Episodes
光る君へ日記 第41回 「揺らぎ」 28.10.2024 46:38
2024年の大河の主人公が紫式部(と道長)と知った時から、必ずやこのシーンは登場するであろうと思っていたシーンがいくつもいくつもいくつもいくつもありました。今回、その一つが映像化したわけです。 「2人の関係を単純な敵同士として面白おかしく描いてほしくない」というのはおぎたま双方の願いでありました。「切磋琢磨する良きライバルだからこそ敢えて悪口を書いたんだと思いたい」とたまが願ったこともありました。 ...
光る君へ日記 第40回 「君を置きて」 23.10.2024 51:08
「置いて逝かないで・・・!」とおたまが絶叫した前回から1週間。三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)と高杉惟規(藤原惟規・高杉真宙さん)が星になったその傷跡も癒えないというのに、今度は塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)までもが星になってしまいました。 その上、長年おぎたまが胸をときめかせ、そして涙で袖を濡らし続けてきたあの歌についてもはっきりとした答えを出さないまま、余白を以て応えたというのは「とんでも...
光る君へ日記 第39回 「とだえぬ絆」 14.10.2024 43:59
大河ドラマとは人の一生を描くドラマ。その中に沢山の出会いと別れがあるというのはわかってはいるのですが、今回の別れはまた身に染みてあはれにございました。 正二位にまで昇り詰めてもなお、権力とマウンティングに固執した三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)、方や従五位下で赤い束帯を着て、「すべてうまく行くよ」と姉を勇気づけた高杉惟規(藤原惟規・高杉まひろさん)。2人の違いは何だったのだろうと、そう思わずにはい...
光る君へ日記 第38回 「まぶしき闇」 08.10.2024 45:29
高畑定子の放った光を守ろうとするウイカ少納言の陰り。 自分の作品が産み出す陰に気づいた吉高まひろ。 光に囚われすぎていた三浦伊周の闇と病み。 光が強ければ強いほど闇は濃くなること、そして自分が手を下していることに畏れを抱かずにはいられなかった柄本道長。 そして、藤の花咲き乱れる藤壺と、人型クッキーの散乱した伊周宅。 それぞれの光と闇が交錯しましたね。あなたの印象に残った光と闇はどれですか?さあ、...
光る君へ日記 第37回 「波紋」 30.09.2024 39:18
「波紋」とは、波が作り出す紋様のことを言います。 まひろが投げた『源氏物語』という石が思ったより、つまり、隕石級に大きかったもので、見上彰子様(藤原彰子・見上愛さん)の心を開き、塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)の心を惹きつけ、次期東宮を爆誕させ、柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)の政権を盤石なものとし、三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)の呪詛を薙ぎ払うがごとく無効力化するに至りました。その有様を...
光る君へ日記 第36回 「待ち望まれた日」 23.09.2024 52:15
大好きな青の衣をお召しになった彰子様はまことに自信に満ちてお美しくいらせられました。「その者、青き衣を纏いて、土御門に座りをるべし」。言わずと知れたかの名作の、かの名シーンの、かの名台詞を思い起こした人も多かったことでしょう。 塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)が好きなものに触れてみたい。自分も読んでみたい。その健気な気持ちに心打たれ、応援したい気持ちがいや増したものです。 なのに、柄本道長(藤...
光る君へ日記 第35回 「中宮の涙」 17.09.2024 51:30
不思議なことが起きました。吉高まひろ(まひろ・吉高由里子さん)がだんだんと「紫式部」その人にしか見えなくなってきたのですよ。自分の体験をそのまま紙に写し取り、あとは霧のようにうやむやにしてしまう。その凄みがもう「まひろ」を脱してしまったかのように私には感じられるのです。 源氏物語が着々と進むのに合わせてつくづくと、 「『枕草子』は定子を慰め、『源氏物語』は彰子の心を育てた」というおたまの言葉を改...
#36 平安時代の猫事情 11.09.2024 39:42
8月に行いました「光る君へ 上半期 最推し祭り」にいただいたメッセージの中に、「平安時代の猫事情について知りたい」というお声をいただきました。 「平安時代の猫のエピソードといえばあれしかない!」とおぎたまが二人同時に思いついたのは高校の教室で触れた、『枕草子』のとあるエピソード。あれから長い長い時が経ち、山本淳子先生のご著書『枕草子のたくらみ』を読んだ後では、見えてくるものが違うようです。 そうそう...
光る君へ日記 第33回 「式部誕生」 02.09.2024 48:47
こちらのつぼねにお集まりの皆様!本当(と思しき)の“つぼね”はかのようなところでございまして、決して大声で笑ったり、誰かをディスったり出来るところではないのです。 今までのおぎたまの友がたりが宮の宣旨に筒抜けであったかと思うと、ちょっと背筋が冷えます 仕事、人間関係、住まい。新しいことが3つも同時に押し寄せると誰でもストレスが溜まるもの。吉高まひろ(まひろ/藤式部・吉高由里子さん)の心中を思いつつ、もう9...
光る君へ日記 第32回 「誰がために書く」 26.08.2024 46:04
先週の予告でつぼねの女房たちを震撼させた黒木倫子様(源倫子・黒木華さん)。そのお言葉からするりと逃げてしまった柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)が憎かった!もっと動揺して欲しかった!と思ってしまったのは私だけではありますまい。 そして今日もまた、放送第1回から伴走してきたあのお方が星になりました。ユースケ清明(安倍晴明・ユースケサンタマリアさん)の「私が何もせずとも、人の心が勝手に震えるのでございます」とい...
光る君へ日記 第31回 「月の下で」 19.08.2024 47:30
「いと疾く!」とおたまから連絡が入りました。『光る君へ』の放送が終わった3分後のことです。取るものもとりあえず、その辺の服を引っ掴んで、おぎはつぼねに集いました。 今日、まひろが『源氏物語』を書き始めました。 その事実だけを申し上げ、これ以上ここで多くは語るまい。 さあ、いつものつぼねで存分に友がたりいたしましょう。 <今回配信の注意> ※おぎたまは 史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたい...
をりふし 令和六年葉月〜光る君へ 上半期・最推し祭〜 14.08.2024 1:16:22
★つぼねの皆様へ★================================== いつもコメントをいただきありがとうございます。 このランキングを初めてお聞きになる方にために、順位が分かってしまうネタバレのコメントは今回非公開とさせていただいております。 ただ、いただいたコメントにはおぎたまは全て目を通し「げにげに!」と頷いたり、「宜なり」と呻ったりしております。 どうぞご理解いただければこれ幸いに存じます。 =====================...
光る君へ日記 第30回 「つながる言の葉」 05.08.2024 54:30
今回より里香の式部(あかね/和泉式部・泉里香さん)が登場なさいました。源氏物語絵巻に登場する雲居雁を彷彿とさせるお衣裳と、まひろとは全く違う感性優勢の艶やかさに目を奪われた女房・公達方も多かったのでは?と拝察いたします。 「つながる言の葉」のタイトルの通り、『枕草子』が、『カササギ語り』が、人の口コミを介して繋がり、広がっていく様が描かれましたね。「かささぎ」とは、NHK公式のHPによりますと、「...
#35 おぎたまこの一冊「権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」 31.07.2024 44:09
おぎたまは、お互いに面白かった本をおススメしあう習性があります。同じ本を読んだ感想を友がたりするのは、他では味わえない時間です。 今回の1冊は藤原行成が書き、倉本一宏先生が編集なさった「権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」です。 トップオブトップである藤原道長の記した『御堂関白記』、賢人右府と称えられた政府のご意見番・藤原実資の記した『小右記』、そしてそれらに並ぶ『権記』。藤原行成は彼な...
光る君へ日記 第29回 「母として」 29.07.2024 48:59
大河ドラマは人の一生を描くドラマであるとは知っているのですが、吉田詮子(藤原詮子・吉田羊さん)の生き様というのは何と凄まじく、強く、悲しいものだったのでしょうか。彼女を主人公とした大河ドラマをいつか見てみたいとも思うほどでありました。 もうお一方。佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)様。まさかのあっけないご退場に声も出せずにいたのは私だけではありますまい。思い返せば「馬にニケツは道交法違反では...
光る君へ日記 第28回 「一帝二后」 22.07.2024 38:30
とうとうこの日が来てしまうことを、もちろん知ってはいたのですが、いざその時が来てみると、なんとも言葉にできないものでございます。 東京と九州の距離が近くなったとはいえ、今日のこの回ばかりは、隣で見ることができなかったことが悲しく、辛い時間でありました。もちろんそれは、定子の身罷った後、独りで涙を流す塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)に比ぶべきものでもないのですが。 本当は、一帝二后の立役者・渡辺行成...
嬉し・恥ずかし「手紙事情」 17.07.2024 42:36
先日の(といっても今年の3月配信)の「おぎたま的妄想座席表」の配信の時に、強烈に思い出したことがあります。 「携帯もメールもSNSもなかった高校時代、よく手紙をやり取りしたよね」と。 この話をたまにしたところ「げにげに!」とあれやこれやと昔話に花が咲きました。 授業中、先生の目を盗んで手紙を回したこと、いろいろな折り方が流行ったこと、便箋や封筒、友達の字のこと…。パソコンやスマホが生活の必需品となった今...
光る君へ日記 第27回 「宿縁の命」 15.07.2024 45:45
7月7日・七夕の放送休止という悲しみを乗り越えてようやくたどり着いた第27回だったのですが、2週間ぶりの放送でいきなりフルコースはちょっとこの年の胃袋にはもたれるようで、様々なことが消化不良のまま、放送が光の速さで終わってしまいました(すぐに2回目を見た。NHKプラス、素晴らしい!)。 前回の放送で地に落ちた佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)の株価がここまで回復するとは誰が予想したでしょう?「...
をりふし 令和六年七夕 09.07.2024 35:45
七夕とは、牽牛と織姫が年に一度の逢瀬を楽しむ日ではなかったのでしょうか?なのにどうして私たちは、『光る君へ』に会えないのでしょうか?日本列島を猛暑が襲い、天はカラカラになるほど晴れているというのに。こんな理不尽、ありますか?いや、ない。(反語) そんな想いを吠えたり、、皆様から頂いたコメントをご紹介したりしながら、友がたりせむとて今宵もつぼねに集ひけり。久しぶりに「をりふし」を配信いたしましょう。...
光る君へ日記 第26回 「いけにえの姫」 02.07.2024 1:02:49
とうとう見上彰子様(藤原彰子・見上愛さん)のご登場と相成りましたね。「なんか、柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)みがある・・・」とはたまの初発の感想ですが、麗しき衣や裳着のお式の様子に心ときめいた女房がたも多かったのではないでしょうか。 先週まで高騰していた佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)の株価がこんなにも下落し、あまつさえ火鉢の灰さえもかぶせられるとは!どこかで・・・というか、源氏物語で・...
#33 たなばたおぎたま 26.06.2024 39:07
もうすぐ7月、七夕ですね。 我々おぎたまも幼少期は七夕を無邪気に楽しんでおりましたが、よく考えると七夕行事は謎だらけ! あの歌のアレは何? なんで「七つの夕」と書いて七夕と読むの? 七夕っていつごろからあるの? 願いを叶えてくれるのはいったい誰なの? ・・・などなど、知っているようで知らなかった七夕のあれこれを、大人になって改めて語ってみると面白いことを再発見したような気持ちになりました。 さあ、今宵...
光る君へ日記 第25回 「決意」 24.06.2024 52:43
お尋ねします!お客様の中に、胃薬をお持ちの方はいらっしゃいませんか?誰か!誰か、渡辺行成(藤原行成・渡辺大知さん)に胃薬を差し上げて!!! ・・・と思わずにはいられないほど、塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)と柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)が難しい関係になってしまいましたね。 吉高まひろ(まひろ・吉高由里子さん)との結婚をわざわざ柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)にぶっ刺s・・・いえ、報告しに行く佐...
光る君へ日記 第24回 「忘れえぬ人」 17.06.2024 56:00
おぎは大変に心配しております。岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)の腰は、大丈夫なのでしょうか?そのお顔から察するに、けっこうぐっきり行ったように思いますよ・・・。 冒頭から佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)のド直球ストレートに心を持っていかれた女房がたも多かったのではないかと推察いたしまする。あれは佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)だからこそ為し得た業であり、「その辺の青二才には敵わな...
#32 「光る君」 勝手に鑑定 答え合わせ 12.06.2024 42:08
思い返せば昨年2023年の末、私たちは「光る君へ」が楽しみすぎて、出演なさる俳優さんのうち、辰年の4方を勝手に鑑定させていただきました。(詳細は#21回「勝手に鑑定回」をお聞き下さい) それからおよそ半年。 あの時のおぎ鑑定は果たして当たったのでしょうか? たまからの「答え合わせをしよう」とのリクエストに恐れ慄きつつ、おぎ鑑定を振り返り! さらに、占い師の血が騒いたおぎは「光る君へ」の登場人物をこれまた勝手に...
光る君へ日記 第23回 「雪の舞うころ」 10.06.2024 1:00:01
今回の放送、おぎはとっても忙しかった!本棚から『紫式部集』やら『古今和歌集』やら『枕草子』やら『枕草子のたくらみ』やら『ビギナーズクラシックス・権記』やらを引っ張り出さねばならなかったからです。でも、こうやって元ネタをあれこれ探してみるのも『光る君へ』を楽しむ醍醐味であり、おぎにとってはこの上なく心躍ることなのでございます。 さて、宋からやってきた転校生・松下周明(周明・松下洸平さん)があんなに過...
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