おぎたま

つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

Leisure JA ↓ 139 episodes

★隔週水曜・夜10時、月に2回のペースで更新予定★九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。 古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。 Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる平安時代の女房たちの会話よう・・・?時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。 ※語注※局(つぼね):平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す...

Author

おぎたま

Category

Leisure

Podcast website

www.tibonenoanone.com

Latest episode

Jul 8, 2026

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Episodes

#44 平安の夏 23.07.2025

 夏は暑いものとは知りながら、なほ恨めしき夏の盛りかな。と、つぶやいてみたくなるほどの暑さ厳しき折から、つぼねの女房・公達の皆様方に於かれましてはいかがお過ごしでしょうか?  思えばおぎたまが高校生の頃も暑かった。そりゃ暑かったですよ。だって、教室にクーラーなんてなかったんですもの。スカートをたくし上げて下敷きで仰いで夏をしのいでおりましたよ。  では、着物を何枚も重ねた平安時代の女房・公達の皆様方...

源氏物語マラソン #6「若紫・後編」 09.07.2025

長くてツッコミどころが多い「若紫」。前回は若紫ちゃんに焦点を当てるはずが、「源氏がゲスい!」で終始してしまったのですが、今宵はその後編として藤壺と葵上について友がたりいたします。  大好きな藤壺との想いを遂げた源氏くん。その悪行がたった1文字で白日の下にさらされた上、1000年以上も読み継がれることになろうとは。1文字の重さをひしと感じる次第でございます。そして、彼の本気度を測るにはもう一つ、大切なポイ...

#43 雨に詠えば 18.06.2025

時は6月。水無月です。「6月・・・梅雨なのに、雨がよく降るのに、水が無い月と書いて水無月・・・」。またもやおぎの時空がゆがみ、流行り病に侵されているようです。  この病を治すには雨の和歌なぞ紹介して憂さを晴らさねばなるまいよ。  そう思って百人一首やら万葉集やら古今和歌集を開いてみましたところ、意外に雨を詠った和歌が少ないもので…。それでも読み継がれてきた雨の歌のなんと面白いことか。  雨夜の煩わしさ...

源氏物語マラソン #5「若紫・前編」 04.06.2025

源氏物語マラソン第5回は若紫です。実は私たち、2023年3月22日に「#6再読!若紫」という配信回の中で「大人になって改めて若紫を読んでみたら・・・」とあれやこれやと友がたりいたしました。その時に結構語ったはずなのですが、たまも角田源氏を読んだことだし、再び友がたりしてみむとてするなり。  この帖は語りたいことがたくさんありますので、2回に分けて配信します。今回は紫の上に焦点を当てました。  わずか...

#42 大好き!『国語便覧』 14.05.2025

 ここのところ、ある界隈を騒がせている本があるのをご存じでしょうか?その名は、「国語便覧」。第一学習社の便覧が“中の人”が恐れおののくほど爆売れしているらしいという情報をXで目にするようになりました。  国語便覧といえば、おぎのおススメ本の一冊でして、2023年3月にはこちらのつぼねでも「便覧愛」を熱く語りました。ようやく時代がおぎの便覧愛に追いついてきた!と感慨深いものが胸を去来します(大げさ)。...

をりふし〜 令和七年皐月 〜感謝!祝・50万回再生達成! 04.05.2025

2022年12月29日に配信を開始した当番組・つぼねのあのね。 高校時代からの友人おぎとたまが、古典のことやら日本語のことやら日本の年中行事のことやらを気ままに友がたりしてきました。  昼休みや放課後の教室のような喧しく脱線しまくりな友がたりにも関わらず、こうして50万回再生を達成することができたのも、ひとえに几帳の向こうで耳をそばだててくださった女房・公達の皆様のおかげと感謝しきりでございます。 今...

源氏物語マラソン #4「夕顔」 30.04.2025

光源氏という殿方は、いくつも恋愛遊戯をなさるご様子。元皇太子妃候補である葵上という正妻がおり、元皇太子妃・六条御息所という彼女もおり、人妻・空蝉に焦がれつつ、明るいリケジョ・軒端荻にちょいと粉をかけ、しかも藤壺の宮のことは忘れない。いや、17歳の男子でみんなをちゃんと大事にできると?と思うのですが、さらに加えてニューフェイス・夕顔の登場です。  教科書でも習ったあのシーンは源氏物語きってのホラーシ...

#41 飛鳥もゆかし 16.04.2025

昨年の後半からおぎたまにはずっと気になっていた選挙がありました。その名も、「推し飛鳥人総選挙」。「飛鳥人(びと)」という言葉に戸惑いもし、惹かれもしたのですが、時に「光る君へ」が終盤に差し掛かっており、こっちの推し活に大忙し。それでなかなか触れることができないでいたのだけれど、そろそろ友がたりしたいと思うに至ったのであります。 さて、「選挙」。国民の権利であり、民主主義の根幹を成す厳かなもの…である...

源氏物語マラソン #3「空蝉」 28.03.2025

初回の成功体験をもとに、一度はフラれてもめげない・・・というか納得いかない光源氏が、三度目のチャンスを伺います。「一度はフラれたんだからあきらめろ」と言うおぎ。それに対してたまが放った一言に「ううむ・・・」と納得せざるを得ないのでした。そしてとうとう、「あの時、空蝉は他に方法はなかったのか?」という長年の疑問点を今宵は友がたりいたします。  空蝉の義娘・軒端荻の意外な一面に気が付いて感心したり、「...

#40 へみ考~夢と物語〜 12.03.2025

梅の花も盛りを過ぎ、もうすぐソメイヨシノの開花宣言も聞こえてきそうなこの時分になって、改めて私たちは気づきました。 「今年は巳年である」、と。 あの御方の夢のお話で占いをしてみたり、たま激推しの怪物大戦争の話をしてみたり・・・ 大いに脱線した挙句、果てには蛇の異名に隠された日本語の“音”の秘密にたどり着いてしまったおぎたま。 変わらぬ喧しい友がたりですが、今宵もいつものつぼねに集いましょう。 <時のしお...

源氏物語マラソン #2「帚木」 26.02.2025

『光る君へ』ロスを慰めるため始めた源氏物語マラソン。皆様、それぞれにmy源氏物語をお手元にご用意いただき、お楽しみいただけるようで何よりでございます。  さあ、今回の「帚木」は、かの有名な「雨夜の品定め」から始まる物語でございます。雨夜のぶっちゃけボーイズトーク。男子4人が女性のことをネタに無遠慮にくっちゃべっているのですけれども、1000年経って令和の世界から覗いてみると、あれこれ気になる、腹が立つ。...

#39 おぎたま百人一首〜恋歌三選〜 12.02.2025

『光る君へ』がスタートしてしばらくしたころでしたでしょうか。興味半分で友がたりしてみた『百人一首』。改めて味わってみると、深い深い沼の中にはまってしまいまして。「続きはまた明日(byまひろ)」ばりにお茶を濁したまま早1年が経ちました。  あのまま手つかずで置いていたことに、何となく後ろめたさを感じてはいたんですよ、本当に。なので、2月のバレンタインにかこつけて、百人一首についていまひとたびの友がたりかな...

源氏物語マラソン #1「桐壺」 29.01.2025

2025年に年が改まっておよそひと月。思い返せば、「光る君へ」を存分に楽しみつくした2024年は光の速さで終わってしまったように思います。その心の穴を埋めるには、これしかありません。 それは「源氏物語マラソン」。 ●改めて読んでみたい! ●以前読んでみたけど、途中でリタイヤしてしまった・・・。 ●全く初めてだけどこの機会に挑戦してみたい。 そんなつぼねの女房・公達の皆様がいらっしゃいましたら、どうぞご一緒に。 初...

をりふし〜令和七年睦月〜光る君へ 最愛回祭・後編〜 15.01.2025

昨年、私たちが夢中になった大河ドラマ『光る君へ』。48回の放送が終わった今こそ、おぎたまは知りたい。「つぼねの女房・公達の皆様はどの回を最も愛しているのか?」を・・・!  そんな想いを込めて、昨年末より「光る君へ最愛回祭」を勝手に開催し、皆様に票を投じていただきました。  投票の結果は前編にて友がたりした通りなのですが、投票の際に『光る君へ』愛溢れるコメントを数多いただきました。ほんとうにありがたきこ...

をりふし〜令和七年睦月〜光る君へ 最愛回祭・前編〜 08.01.2025

昨年、私たちが夢中になった大河ドラマ『光る君へ』。48回の放送が終わった今こそ、おぎたまは知りたい。「つぼねの女房・公達の皆様はどの回を最も愛しているのか?」を・・・!  そんな想いを込めて、昨年末より「光る君へ最愛回祭」を勝手に開催し、皆様に票を投じていただきました。  おひとり2票までという制限に加え、年末年始の忙しい折、しかも約10日間という短い期間だったにも関わらず、たくさんの投票をいただきあり...

をりふし〜令和七年・元日 31.12.2024

新年あけましておめでとうございます。 去年は『光る君へ』を存分に楽しみつくした一年でしたね。 さて、今年はどんな一年にしようかな?何をしたい? 元日早々、いつもの局であれやこれやと話しているようです。 今年も「げにげに」とお付き合いいただけたら これ幸いです。 <おぎ的・令和7年の過ごし方> 今年は安定に向けて様々なことが動いていく年回り。苦しい時期があってもこの時期に根を張ることで、さらに来年の令和8...

#38 おぎたまこの一冊「大河ドラマ 光る君へ ART BOOK」 25.12.2024

おぎたまは、お互いに面白かった本をおススメしあう習性があります。同じ本を読んだ感想を友がたりするのは、他では味わえない時間です。  今回の1冊は「光る君へ ARTBOOK」です。  大河ドラマ『光る君へ』が終わってしまって寂しいのは寂しいのですが、唯一うれしいことと言えば買ったままにしておいた関連本をくまなく読むことができること。そう。もうネタバレの心配をしなくてもいいのです。  まひろたちが羽ばたいた平安...

光る君へ日記 第48回 「物語の先に」 17.12.2024

 「始めたからには終わらせねばならない」と、源氏物語の最後に納得していないおぎは思ってはいたのですが、いざ終わりとなると、潔さや思い切りの良さなど全くなく、「放送を見なければ終わらないのではないか」などと往生際の悪いことを考えつつも、時は刻々と過ぎゆき、日曜日の20時を迎えてしまいました。  この瞬間を果たしてどのような気持ちで迎えるのか?1年前の私たちはそんなことを想像することなど全くなく、ただ...

光る君へ日記 第47回 「哀しくとも」 10.12.2024

 X上では「#周明の生存ルートを考える会」なるハッシュタグが大盛り上がりする中、第47回は残酷シーンからスタートしたものだから、我々の胸はえぐられっぱなしです。まひろでなくとも呆けられるものならば一年くらい呆けたいと強く思いました。  「哀しくとも辛くとも人生は続いていくから仕方ない」という流星隆YEAHの言葉は経験者故の重みがあったように思います。  しかも、名探偵倫子様の取り調べが始まるというところ...

光る君へ日記 第46回 「刀伊の入寇」 05.12.2024

 「刀伊の入寇」というワードがこんなに語られたことがかつてあったでしょうか?高校時代に使った日本史の教科書(まだ持ってる)を開いてみると、本文を外れて下~~~~の方の「注」の欄にひときわ小さな字で書かれていました。  「外国が自国の領土に攻めてくる」というのは本来であればとんでもない国難なのですが、それがこんなに小さな扱いとは!・・・と腹立たしかったのは一瞬だけ。これだけ小さな扱いだったということ...

光る君へ日記 第45回 「はばたき」 26.11.2024

日本語の表記が歴史的仮名遣いから現代仮名遣いに改められてまもなく80年。その間、これほどひとつの和歌が話題になったことがあったでしょうか?前回の放送以来、Xを開いてみるとあっちにもこっちにも「この世をば・・・」の歌のことやその解釈について、みなさんあれやこれやとポストなさっておいででした。多分、私が好んでそういう情報を取りに行っているので、おすすめとして表示されるのだろうとは思うのですが、それにし...

光る君へ日記 第44回 「望月の夜」 19.11.2024

前回の終わりの予告編で「この世をば・・・」という一節が聞こえたその時から、21世紀とは、令和とは、こういう時代であるのだと、まざまざと思い知ったのです。高校時代に知った「この世をば」の歌が再現される時が来たのですから。それからというもの、ネットの関連記事を読み漁ったり、ビギナーズクラシックス小右記を再度確認したりするなど、その時を万全の態勢で迎えようと準備をしていたのですが・・・。  いやそこに至...

光る君へ日記 第43回 「輝きののちに」 11.11.2024

私は感慨深い。  それは、末っ子・柄本道長が4人の部下を持ち、内気だった彰子が自信にあふれた皇太后様におなり遊ばし、偏つぎでKYなまでに無双してしまった吉高まひろが司会をするまでになったのだから。  ここまでの43回、時には地団駄を踏み、時には時めきながらも、ずっと見守ってきて良かったと改めて思うのであります。  人は変わり、世代交代を繰り返しながら、人生の輝きを後進に譲っていく。  そんなたいそうなこ...

光る君へ日記 第42回 「川辺の誓い」 05.11.2024

おぎは「後半戦は三条天皇に大注目!」を公言していたわけですが、木村三条が大層に生き生きとなさっているお姿を拝するにつけ、ついつい見入ってしまうのでございます。1000年前のロスジェネ世代には心からのエールを送りたいです。  「幻」からの「雲隠」、そして「宇治十帖」への流れには膝を打ちましたね。このように形作り、私たちに示してくれたことに改めて感謝申し上げたい次第です。(誰に?)  本放送から1日経って、少...

#37 今更『更級日記』 30.10.2024

古典オタク、それも『源氏物語』のオタクであることを自認しているおぎたまですが、わたしたちには大先輩がいらっしゃいます。  そう、『更級日記』の筆者である菅原孝標女さんです。  少女時代に源氏物語にあこがれて、源氏物語を読みたいと神仏に祈る、女の幸せもほったらかし、妄想が暴走するなど・・・。1000年の時を経て平成時代に高校生だった私たちにも思い当たることが数多あります。彼女の振る舞いに「1000年経...

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