おぎたま
つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜
★隔週水曜・夜10時、月に2回のペースで更新予定★九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。 古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。 Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる平安時代の女房たちの会話よう・・・?時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。 ※語注※局(つぼね):平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す...
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Episodes
光る君へ日記 第22回 「越前の出会い」 03.06.2024 53:40
とうとう越前編が始まりましたね! いやぁ、吉高まひろ(まひろ・吉高由里子さん)は好奇心が絶えませんね。あっちでもこっちでも、新しいことを見聞きするとその顔が輝くことといったら!新しい土地、見慣れないもの、初めての出会いに忙しくて、元カレ・柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)のことなどどこへやら? 一方で置いて行かれた(?)柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)といえば、まひろの筆跡の文を見て何かときめいたりし...
#31 あなたはどっち派?「栄花物語」or「大鏡」 29.05.2024 42:21
「史実は史実、ドラマはドラマ」。大河ドラマ「光る君へ」の時代考証を担当なさっている倉本一宏先生のこのお言葉はまさに金言。おかげで私たちは「光る君へ」を「光る君へ」として、存分に楽しむことができています。 ストーリーを追いかけることもさることながら「元ネタ探し」も楽しみの一つ。 「ああ、栄花物語のあのシーンがこうアレンジされたか!」 「これは大鏡だとこうなんだよね・・・」 などと古典文学と比べながら見る...
光る君へ日記 第21回 「旅立ち」 27.05.2024 59:12
常々「イケメンの伊周が落ちぶれるところが楽しみ!」とお伝えしてきたおぎですが、この度、これまでの数々の無礼を心から悔やんでおります。あまりにも辛い別れでございました。本当にごめんなさい。・・・と思わざるを得ないほどの三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)でした。 一方のたまは高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)の御心に思いを馳せ、ウイカ少納言(清少納言・ファーストサマーウイカさん)と一心同体になったような心...
光る君へ日記 第20回 「望みの先に」 20.05.2024 57:26
先週の予告で高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)が刃物を持つ様子が流れましたが、これを見たおかげで暗くて重い気持ちで1週間を過ごした「光る君へ」ファンも多かったと思います。そして放映された後の今、おたまの心中を思うにつけ、涙が袖を濡らすのです。 1000年の時を経てもなお、日本の文学史に名を刻む清少納言と紫式部をして、木の枝を持たせ、庭に隠れさせ、そのシーンを目撃させるというのは、NHKも罪深きこと限りなし...
#30 蜻蛉日記 妄想キャスティング 15.05.2024 40:53
大河ドラマ「光る君へ」が残りおよそ30回というところまで進んでおります。その毎回を存分に楽しんではいるのですが、たまの心にくすぶるのが「道綱ファミリーのストーリーをもっと取り上げてほしい!」「サイドストーリーを語りたい!」という想いです。 ドラマの中では酸いも甘いも味わい尽くした熟年夫婦として描かれた藤原兼家と道綱の母ですが、若い頃はどんなふたりだったのでしょうか? 杉本苑子さんの『私家版かげろふ日...
光る君へ日記 第19回 「放たれた矢」 13.05.2024 48:03
おたまは激怒した。「矢が放たれるまでが長すぎる!!!!」と。いや、確かに、矢がなかなか放たれなくてやきもきはしましたけれども、今回もそのやきもきを忘れるほどの盛りだくさんな内容でございませんでした?本郷花山(花山院・本郷奏多さん)の竜顔も素敵でしたし。 今回の伊周は本領発揮といったところでしたね。妹である中宮・高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)だけでなく、帝である塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)...
光る君へ日記 第18回 「岐路」 05.05.2024 37:56
とうとう、玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)が逝ってしまいました。思えば、玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)は本作「光る君へ」を初回からロケットスタートさせた立役者だったと言っても過言ではありますまい。何かと割を食う中間子であったかもしれませんが、最後、道長が抱き取っていた姿で少し救われたように思います。 さて、今回は吉田詮子が大活躍でしたね。大鏡のあの名場面がどう料理されるのかと楽しみにしてお...
光る君へ日記 第17回 「うつろい」 01.05.2024 41:12
今回は、矢部乙丸(乙丸・矢部太郎さん)の良い働きからスタートしましたね。彼は本当にまひろのことを大切に思い、仕えていることがよくわかります。さすが、「看病してもらいたい人」というアンケートで岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)と同率1位の31%を得票するだけありますね。 ケンカ別れしてしまったさわさんですが、まさかの「まひろ推し」だったことがわかり、たまはほっと胸をなでおろしたのでした。「筆を執らずにい...
#29 どれがおすすめ?源氏物語の現代語訳 24.04.2024 45:00
先日、Xのポストにお尋ねのコメントをいただきました。「おススメの現代語訳は?」というものです。いままでこのつぼねでは源氏物語の話を幾度となくしてきましたが、そろそろ語る頃合いなのかもしれません・・・。 源氏物語は数多の著名な作家たちが腕を振るって現代語に翻訳してきました。そのそれぞれに魅力があり、色があり、そして時代を映しているのです。 その中からほんの一部を、ほんの少しだけ紹介しようとつぼねにやっ...
光る君へ日記 第16回 「華の影」 22.04.2024 47:14
先週の予告編で高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)様が「香炉峰の雪はどうであろうか?」と仰せになったその時から、私の心の高まりといったら限りがなかったわけですが、それが今回映像化され、実際にその様子をこの目に見ると、「昔は物を思はざりけり」の心地がいたします。(自分でも何を書いているかわからないですけど) 塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)と高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)のお二人が仲睦まじく、ま...
光る君へ日記 第15回 「おごれる者たち」 15.04.2024 44:10
今回の放送は何といっても、おぎの大好物・イケメン伊周の登場です。「おごれる者たち」のタイトルにふさわしく、あちこちでおごりを振りまいてくれました。なんといっても「大鏡・南院の競射」のオマージュシーンには目を奪われてしまいました。(楽しみにしてたんですよ…!) そして一条天皇の最終形態・塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)がとうとうご登場あそばしましたね!月夜に高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)と並ん...
#28 おぎたまこの一冊「小右記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」 10.04.2024 42:58
おぎたまは、お互いに面白かった本をおススメしあう習性があります。同じ本を読んだ感想を友がたりするのは、他では味わえない時間です。 今回の1冊は藤原実資が書き、倉本一宏先生が編集なさった「小右記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」です。 Xのポストで見かけて即予約。お互いに読み始めたはいいものの、63年に及ぶ長い長い日記を凝縮して1冊にまとめたとはいえ、長い長い1冊。読み終えた時にはまるでフルマラソン...
光る君へ日記 第14回 「星落ちてなお」 08.04.2024 37:44
「見つめあいすぎ!早くしなきゃ!」とたまが心配していた前回のラストシーンは、「道長のスルー」という結果につながりましたね。当たり前といえば当たり前でしょうけど、やっぱりこれには道長の株もダダ下がり。また、それを迎えた黒木倫子(源倫子・黒木華さん)も何か思うところがあるようです。 そして今回、とうとう、段田兼家(藤原兼家・段田安則さん)が逝ってしまわれました。最後に赤く染まる月を見て、段田兼家は...
光る君へ日記 第13回 「進むべき道」 01.04.2024 44:12
前回の第12回放送から4年が経ったところからスタートした今回の放送。この4年という間に様々なことがドラマでは起きていました。一条天皇は成人し、高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)が入内。柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)・黒木倫子(源倫子・黒木華さん)夫妻にはミニ彰子が誕生。・・・と続々と世代交代が起きつつありましたね。 今回は「政とは?」という問いに段田兼家(藤原兼家・段田安則さん)が重い言葉を...
をりふし〜令和六年・弥生「おぎたま的“光る君へ”妄想座席表」 27.03.2024 50:25
世の中には素晴らしいことを思いつく人がいるものです。 おぎたまはX(旧Twitter)で「#光る君へ」を追いかけているうちに、「座席表を作ってみました!」というポストを見つけました。 こことここはこういう会話をしていそう。 このふたりは勉強しなさそう。 そんな妄想が雲のようにもくもくと広がってしまいました。 「こ・・・、これは面白い!私たちもやってみたい!」 ・・・ってことで、やってみました!「おぎたま版・光る...
光る君へ日記 第12回 「思いの果て」 25.03.2024 43:23
今回ようやく秋山実資(藤原実資・秋山竜次さん)が日記を書くシーンが登場しました!巻物に書きつけているということ、罫線が入っていることなど、まことに興味をそそられるシーンでした。ただ、書いた内容に怒り心頭、そして、佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)がこっそり挟み込んだ枕絵に脱力したのも事実です。 また、妾の子である上地道綱(藤原道綱・上地雄介さん)が今回はいい働きをしました。「見ていたらわか...
光る君へ日記 第11回「まどう心」 18.03.2024 42:36
のっけから、岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)の失業シーンから始まったわけですが、腹芸ができず、嘘をつくことを知らず、学問一筋に生きてきた人がこのように憂き目に遭っているのを見るのは辛いものです。「私はこれからどうなるんです?」という高杉惟規(藤原惟規・高杉真宙さん)のセリフは納得の一言でした。 それにつけても、恋愛中のもめごとは本当にめんどくさい。ほんの一瞬の間合いや視線の動き、声音で相手の心...
#27 飲めや!歌えや!土佐日記 13.03.2024 42:45
3月といえば異動の季節です。年度末の忙しさに加え、仕事の整理、引き継ぎ、引っ越しの手配とやること満載!それに加えて送別会まで入ってきて…。 そんな忙しさを1100年前のあの人も経験していました。それは、紀貫之。赴任先である土佐(今の高知県)から都へ帰る時の様子を土佐日記に記しているのですが、その最初のほうはもうじれったくってたまらない。行くと言いながら行かない。さあ出発!と言いつつ、まだ行かない。そ...
光る君へ日記 第10回「月夜の陰謀」 11.03.2024 38:58
光る君へ第10回「月夜の陰謀」を見終わったばかりのおぎたまの感想、それは「ヤマを外した受験生の気持ち」です。 「光る君へ」の放送前から「ここは出る!」「絶対出る!」と言い切っていた「花山天皇の退位」ですが、まさかこういう形になろうとは…!「史実は史実、ドラマはドラマ、大鏡は大鏡」という言葉を改めて心に刻みたいと思います。 それにしても、柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)と吉高まひろ(まひろ・吉高由里子...
光る君へ日記 第9回「遠くの国」 04.03.2024 27:53
私たちは、今日は本当に立ち直れません。本当に。まさか、タイトルの「遠くの国」があちらの世界ことだったなんて!こんなことってありますか?まったく予想だにしなかったことで「鳥辺野へ・・・」というセリフを聞いた瞬間、吉田詮子様(藤原詮子/吉田羊さん)ばりに叫んでしまいましたよ。 それにしても段田兼家(藤原兼家/段田安則さん)とユースケ清明(安倍晴明/ユースケ・サンタマリアさん)が巡らせた策があの時代と人...
#26 なぜ?なに?百人一首 28.02.2024 37:04
おぎが最近こころときめきするもの、それは印鑑。たった15ミリの丸の中に百人一首の上の句と作者とその絵姿が彫られているという素晴らしきものを見つけてしまったのです。「オタクとは理由なくほしいと思うもの」というおたまの言葉は金言に値します。 そういえば学校で習った記憶のある百人一首。カルタとして遊んだり、どれかひとつくらいどこかで耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか? なぜこの人が?なぜこの...
光る君へ日記 第8回「招かれざる者」 26.02.2024 41:14
まず、何よりもお伝えしたいのは「小麻呂は無事だった」ということです。 これには猫好き・おたまもたいそう安堵いたしました。そして、凰稀衛門様(赤染衛門・凰稀かなめさん)がまさかの毎熊直秀(直秀・毎熊克哉さん)推しだったということもわかり、なんだかほっこりしたのですが・・・。 いやそれにしても今回もあっちこっちに心を持っていかれてしまいました。段田兼家(藤原兼家・段田安則さん)の急病でざわつく人の多い...
光る君へ日記 第7回「おかしきことこそ」 19.02.2024 35:43
「どうも今回の大河では打毬が登場するらしい」ということは事前の情報で知っておりましたが、第7回にしてとうとうそのシーンが登場しましたね!普段は室内にばかりいるF3(一人腹痛で欠席)ですが、馬に乗った姿は凛々しく、カッコよさにほれぼれしてしまいます。そりゃ黒木倫子(源倫子・黒木華さん)の目もハートになりますよねぇ。 他にもヒロイン・吉高まひろ(まひろ・吉高由里子さん)の手を引いて逃げる柄本道長(藤原...
#25 語りつくせぬ「ものづくし」 14.02.2024 38:50
毎度毎度「げにげに(なるほどなるほど)」と思いながら友がたりをしているおぎたまですが、たまには清少納言の「あるある」に「げにげに」と思ってみようかな・・・。 今回用意したのは枕草子の真骨頂である「ものづくし」の中でも「こころときめきするもの(29段)」と「うつくしきもの(151段)」です。 高校の授業でも取り上げられるような有名な段ですが、改めて読んでみると、お肌も感性も瑞々しかった高校生のころには気づ...
光る君へ日記 第6回「二人の才女」 12.02.2024 33:58
とうとう登場しましたよ、ウイカ少納言が!今まで妄想を楽しんでいただけのファーストサマーウイカさんが、ききょう(清少納言)として生き生きと漢詩の会に出席しているお姿をとてもうれしく拝見しましたわ。ねえ、そう思いませんことぉ? そして私は油断していました。第6回のタイトルが「二人の才女」だったので、もう頭はウイカ少納言のことでいっぱいだったのですが、政治物語もラブロマンスも盛りだくさんだったではありま...
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