タナカ・ナリタ

ホンタナ

Arts JA ↓ 528 episodes

書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)

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タナカ・ナリタ

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Arts

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Jun 30, 2026

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Episodes

「わたしのマトカ」片桐はいり 03.12.2012

女優、片桐はいりの初エッセイ集を紹介します。名作「かもめ食堂」の舞台となったフィンランドのヘルシンキを中心に、撮影の裏話やファームステイなど一歩ふみこんだ情景があたたかく描かれます。独特の雰囲気を持つ著者ならではのマトカ(=旅)をお楽しみください。(このエピソードを聴く)

脇役度を極める ~「中の人などいない」の感想から~ 26.11.2012

ハテナ系の本にありがちなつまらなさを一蹴し、感動すら覚えるほどの内容に満足のナリタ。特に先の震災に関連した、多くの人と「家族」のような関係になりたいという著者の思いがつまった”目先のことにとらわれない芯のとおったユルさ”は必読。中の人はいなくとも存在感あふれるツイッター名脇役の魅力について語ってみました。(このエピソードを聴く)

「中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?」NHK_PR1号 19.11.2012

あの超人気ツイッターアカウント、NHK広報の”中の人”が(いないんですけど)本を出しました。お固いイメージのNHKをもっと身近に感じてほしい、お互いが当事者になりたい、との思いから始まったこのアカウント。宣伝ではなく広報としてのユルいツイート、それからはじまるフォロワーとの珍応酬の裏で、中の人は何を思い、何を感じているのか。そしてタナカがここで紹介したい本当の理由とは。ハテナ系タイトルの本が嫌いなナリタの...

不満がないということ ~「第六大陸」の感想から~ 12.11.2012

ホンタナ第12回以来の小川一水SF第二作品目となりました。「第六大陸」のような上下二巻の長編小説に挑む小川一水と、「老ヴォールの惑星」などの短編小説に挑む彼との作風の違いに関してタナカ・ナリタが思うところを述べ合う感想回となりました。ナリタをして(ガメラ2のときのような)「そんなわけねえだろ」というような感情を一切抱かせないような徹底的に綿密な取材に裏付けされたこのSF小説はタナカ・ナリタに何を感じさせ...

「第六大陸」小川一水 05.11.2012

秋の夜長におすすめの作品を紹介します。2025年、民間企業によって立ち上げられた月面開発計画「第六大陸」。近未来とはいえ宇宙の旅がまだまだ遠い存在である世界で、月に民間の施設をつくるための壮大なプロジェクトXが描かれます。様々な障害が立ちはだかる一大事業に挑む老若男女の熱い思いを綿密な科学考証が支える、至高のSF小説です。(このエピソードを聴く)

時を経て気づく ~「そらをみてますないてます」の感想から~ 29.10.2012

ホンタナ第二回「パタゴニア」から約一年半、あのとき語られなかった著者の背景が存分に描かれていることに満足するナリタ。物語の中でおおきく変化する時の流れ、そしてそれを読む自分たちの時の流れから気づいたことについて語ってみました。(このエピソードを聴く)

「そらをみてますないてます」椎名誠 22.10.2012

椎名誠の人生の集大成とも言える作品を紹介します。一九六四年、東京。深夜の地下室で皿洗いのアルバイトに明け暮れる青年がいた。一九八八年、タクラマカン砂漠。烈風と渇きに耐えながら夢に描いた場所へと歩き続ける男がいた。血と汗にまみれ世界を旅してきた著者の中に流れる熱き思いが、時間も場所も越えて描く「人生のクライマックス」。この本に出会えて本当によかった。(このエピソードを聴く)

スカート問答 ~「ガメラ2」の感想から~ 15.10.2012

初めての怪獣映画体験とあって、さまざまな点にツッコミを入れたくてしょうがないナリタ。怪獣映画ファンとして受けて立つタナカは、なぜかスカートの丈や中間管理職の苦悩について解説をするはめに。怪獣が「いる」世界を描くために必要なリアリティとは何なのか?スペシャルでもないのに語るに語った100分間、お楽しみください。(このエピソードを聴く)

「ガメラ2 レギオン襲来」金子修介・樋口真嗣 08.10.2012

平成ガメラ三部作の第二作目を今回はオススメします。日本のお家芸でもある怪獣映画ですが、近年はあまりパッとしていません。「ゴジラvsビオランテ」に大きな影響を受けたタナカとしては面白くないので、私的怪獣映画小史をおりこみつつ大人でも楽しめる怪獣映画の見どころ、そして本作の魅力について熱く語ってみました。怪獣映画バージンのナリタの反応やいかに?!(このエピソードを聴く)

語り継がれる物語 ~「静かな大地」の感想から~ 01.10.2012

親から子、兄から弟、妻から夫、人から人へ向けて語る言葉たちをあつめて描いた宗形一族の叙事詩は、歴史小説にもドキュメントにも区分されない、静かで強いつながりをもつ世界観にあふれていました。アイヌにおける口伝えの文化をあえて言葉で描くという、小説の可能性の広さを感じさせる一作。実際に北海道へ行って感動してきたタナカとナリタが北国満載のトークを繰り広げます。(このエピソードを聴く)

「静かな大地」池澤夏樹 24.09.2012

昨年からタナカがはまりだした池澤夏樹の世界が、ついにホンタナに登場。今回は中でも”著者が見えやすい”作品を紹介します。徳島から移民した宗形(むなかた)一族とアイヌの民との交流を描いた、著者自身のルーツにもせまる構想十年の大作です。異なる民族同士が共に生きようとする時、人はどのように強くなり、また弱くなるのか。そう遠くない頃の日本で確かにあった、大いなる自然と文明の叙事詩がここに語られています。(この...

反戦 ~「グッドモーニング・ベトナム」の感想から~ 18.09.2012

領土問題についていろいろな思想や意見が飛びかっていますが、このタイミングでこの作品が選ばれたのも何かの縁でしょうか。音楽と笑いに乗りつつも、ときに表れる哀しみや隔絶感を見事に演じきったロビン・ウィリアムズを絶賛するナリタ。後にも先にも類を見ない戦争映画について語ってみました。(このエピソードを聴く)

「グッドモーニング・ベトナム」バリー・レヴィンソン 10.09.2012

1965年、ひとりの男がベトナムの地に降り立った。その名は、エイドリアン・クロンナウア。混迷深まる戦況に、兵士たちの士気を上げるべくクレタ島から呼び寄せられたその男は、特殊部隊でも戦略家でもない、ラジオDJだった―。ド派手なアクションも、押し付けがましい主張もない、ひとりのDJとその周りの人々との間で描かれる「戦争」。決定的な溝がありながらも、音楽やスポーツを通じて笑いあえる軍人と民間人の姿は、いわゆ...

3度目の恋スペシャル 04.09.2012

第10回の恋空スペシャル、一周年記念のおかざき真里作品スペシャルに続き、今回はゲストに谷真理子さん(@mariko_ish)をお迎えして恋愛をテーマに語りあいます。取り上げる作品は谷さんの生涯三本の指に入るという珠玉の一作、小池真理子の『恋』です。過去2回の恋愛談義を聴き、「こいつらなんにもわかってねえ!」と立ち上がった谷姐さんの挑戦と期待にタナカ・ナリタは(3度目の正直として)応えることができるのか!あらゆる...

僕らが旅に出る理由スペシャル 13.08.2012

夏休み緊急企画!夏なのに出かけられないタナカ、そして春夏秋冬出かける必要のないナリタが、この夏から長旅にでるという金相輝さんをゲストにお招きし、人が旅に魅せられる理由について話を繰り広げます。旅に出る金さんが感銘を受けたドキュメント「荒野へ Into the wild」の紹介、そしてこれまで旅空の下で感じたこと、これから出るの旅のことについて、訥々としかし熱く語ってもらいます。全て放り出して旅に出たくなっても...

滑稽なら面白いわけではない ~「JUNO/ジュノ」の感想から~ 07.08.2012

どうやらこの作品の面白さは、アメリカや日本といった風土の違いだけではない独自の個性によるものだということが分かってきたタナカとナリタ。しかしその先は依然としてナゾのまま。あれやこれやしているうちに、なぜか話は三谷幸喜の作品群にシフトします。はたしてJUNOの話に戻ってこれるのか?!(このエピソードを聴く)

「JUNO/ジュノ」 ジェイソン・ライトマン 30.07.2012

いよいよ本格的に暑くなってまいりましたが、皆様お元気でしょうか。というわけで、爽快というにはテーマが重いですが、なぜか晴れ晴れとした気分になる映画をご紹介します。ひょんなことから妊娠してしまった女子高生ジュノの物語ですが、この手の話にありがちな陰湿で投げっぱなしな展開とは一味ちがう、合理的かつ明るい雰囲気に目を奪われます。親子とは、家族とは、そして人を好きになるとは?タナカの「倫理観が崩れる」ほど...

文章の対話感 ~「科学と科学者のはなし」の感想から~ 23.07.2012

ナリタによる紹介本2作目、寺田寅彦エッセイ集「科学と科学者のはなし」の感想回となりました。物理学者寺田寅彦の随筆やナリタの過去の解説文などを話の肴にしつつ、良いエッセイとは何か、エッセイを通して著者が読者を対話に誘うというのはどういうことかに関する考えをタナカ・ナリタが思い思いの立場から語る回になりました。果たしてタナカの心に寺田の随筆は(そしてナリタの解説文は)響いたのか。前回と併せてお楽しみ下...

「科学と科学者のはなしー寺田寅彦エッセイ集」池内了 16.07.2012

待ちに待ったナリタによる紹介回、第二弾です!今回は、明治生まれの物理学者による随筆集を取り上げます。科学者として大きな業績を残しただけでなく、文学的素養も兼ね備えていた著者。その目には、日常の風景・事象はどのように映っているのか?文系・理系の垣根をとっぱらった、科学することの純粋な面白さを教えてくれる稀有な一冊です。科学は好きだけど論文はキライなタナカの反応やいかに?!(このエピソードを聴く)

”淋しさ怖さ”について ~「秋の牢獄」の感想から~ 09.07.2012

不気味な怖さ、びっくりする怖さ、後味の悪い怖さなど、いろいろな怖い話がある中で、前回紹介した作品の見所は”淋しさ怖さ”であることに気づいたタナカとナリタ。この怖さは日本の文化と関わりが深いのではないか?と考えた二人は、お笑いや映画のリメイク、はたまた日本語と英語など、違う表現方法における場合も交えながら”淋しさ怖さ”の魅力を掘り下げます。

「秋の牢獄」恒川光太郎 02.07.2012

今回はフィクションの怖い話を取り上げます。わたしたちがまだ小さかった頃、怖い場所や怖い人はけっこうありふれた存在でした。それが年をとりひとつひとつ知らない世界が減っていくにしたがい、はじめからそんなものは無かったかのように「怖さ」は日常に埋もれてしまいます。恒川氏の作品は、そんな懐かしくも恐ろしい世界観を端正な文体で切り取り、世の中、そして自分自身の不確かさを再認識させてくれます。それが妙に心地よ...

ビジネスに効くホンタナスペシャル 25.06.2012

会社員でありながらビジネス書を読もうとしないタナカの前に、一人のリスナーが立ち上がった!今回は数々のビジネス書を読んできたタナカの友人、ザキさんこと篠崎氏をお招きし、これぞと思う一冊を紹介してもらっちゃいました。話はビジネス書全般にひろがり、共通する独特の文体、セールスツールとしての役割、ビジネス書というジャンルとは?などなど、本としての楽しみ方を縦横無尽に掘り下げます。タナカとナリタの大きな資産...

個人の魂を描く ~「羆嵐」の感想から~ 18.06.2012

獣害事件の恐ろしさ、人間の弱さを堪能したところで、「あえてノンフィクションという形態を取る意味とは?」という問いがわきあがったナリタ。小説よりも奇なる事実を描く、極限の人間心理を垣間見る、などなど、ノンフィクションの面白さを掘り下げていく中で、タナカとナリタは吉村昭作品のもつ「人を描く」ことの奥深さに気づかされます。淡々と、長くは語られない物語ですが、やはりその重みと深みは読み返し系ならではの味わ...

「羆嵐」吉村昭 11.06.2012

先日都内某所にて、とある方との素晴らしい邂逅を経験したタナカとナリタ。まさに、事実は小説より奇なり、という出来事でした。ということで今回は初のノンフィクション作品を取り上げます。北海道で実際におこった日本獣害史上最悪の「三毛別羆事件」を題材に、羆(ひぐま)の怖ろしさ、そして人間の弱さを、綿密な取材と端的な表現で見事に描いた小説です。北海道の山ではクマよけの鈴はつけてはいけない、なぜならエサがここに...

大風呂敷のたたみ方 ~「エッジ」の感想から~ 04.06.2012

「旅行に持っていくとしたら、俺は『楽園』より『エッジ』を選ぶ」ほど、タナカの予想に反して高評価をつけたナリタ。作者が広げた大風呂敷をどうたたむか、そこに読者の期待は集中します。完成度の高さ、伏線回収、大団円、どんでん返し・・・同じたたみ方でもタナカの期待は風呂敷からこぼれ、ナリタの期待は風呂敷に包まれる、その違いはどこにあるのか。新コーナー(?)含めお楽しみください。

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