つばさ

いなか医師の勉強ノート

Health JA ↓ 92 episodes

医学知識をアップデートしたい!でも面倒!という同志のため、地域医療、家庭医療、総合診療、プライマリ・ケア、総合内科に関する論文やレビュー、ガイドラインを、Notebook LMに解説してもらうだけの、「くつ王レディオ」リスペクト番組です。

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つばさ

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Health

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Dec 18, 2025

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Episodes

レビュー:「ただの食欲不振」では済まない!高齢者低栄養の多面的な原因と診断・治療の最前線 23.11.2025

今回のテーマは、高齢者診療において見逃されがちな「低栄養」です。ただの食欲不振と片付けられがちなこの問題ですが、実は多岐にわたる要因が複雑に絡み合う 重要な老年症候群の一つ です。地域医療やプライマリ・ケアの現場で役立つ、低栄養の診断基準(GLIM)から、その多因子的な原因、エビデンスに基づいた介入戦略まで、専門家のレビュー論文を元に、深く掘り下げていきましょう。   高齢者における低栄養(タンパク質・エ...

レビュー:クリニックで使える「肝臓の硬さ」非侵襲的チェック術 22.11.2025

慢性肝疾患は世界的に重大な公衆衛生上の問題であり、その予後は肝線維化の進行度に大きく左右されます。非侵襲的検査の開発は肝臓学に革命をもたらし、肝硬変の合併症発現前に進行線維化を診断可能にしました。しかし、これらの検査はプライマリ・ケアなどの専門外の現場では十分に普及していません。 本レビューでは、FIB-4やVCTE、ELFスコアといった血液検査ベースおよび画像ベースの非侵襲的検査の分類、性能、利点、欠点が概...

透析患者の心臓病リスクを40%削減? 魚油サプリメントの衝撃的な結果 21.11.2025

維持血液透析を受けている患者さんにとって、心血管疾患は最大の死因であり、その死亡率は一般人口の20倍にも達します。しかし、この高リスク集団に対する有効な予防的医療介入は限られています。 今回ご紹介するPISCES試験は、魚油(n-3多価不飽和脂肪酸)の日常的な補給が血液透析患者の重篤な心血管イベントを減少させるかどうかを検証した、カナダとオーストラリアの26施設で実施された二重盲検無作為化プラセボ対照試験です。...

「風邪をひきやすい高齢者」の隠れた原因:心の健康と社会生活の意外な関係 20.11.2025

皆さん、こんにちは。今回の「いなか医師の勉強ノート」は、「なぜあの人は風邪をひきにくいんだろう?」という日常の素朴な疑問に深く切り込んでいきます。一見、体の免疫とは関係なさそうな要因が、実は大きな予防の鍵を握っているかもしれません。 本研究は、日本の地域在住高齢者500名を対象とした横断調査に基づき、心理社会的要因が上気道感染症(URI、風邪)への感受性に与える影響を検討したものです。過去1年間に風邪をひ...

地域医療を変える「どこでもエコー」FoCUSと肺POCUS徹底解説 19.11.2025

Point-of-Care超音波検査(POCUS)のうち、 心臓に焦点を当てたものをFoCUS(focused cardiac ultrasound)、肺に焦点を当てたものを肺POCUSと定義しています。 この検査は、携帯型の超音波診断装置の普及に伴い、救急、集中治療、一般内科、在宅、そしてプライマリ・ケアといった、心臓専門医や検査技師が常にいない様々な医療現場において活用が期待されています。本手引きは、非循環器医が迅速に致死的な心疾患の有無を評価し、...

POCUSで救急医療はどう変わる?〜日本救急医学会 救急超音波診療指針を学ぶ 18.11.2025

今回のテーマは、救急医療の現場で今や欠かせないツールとなりつつある「POCUS(Point-of-Care Ultrasonography)」です。小型化が進んだ超音波装置をベッドサイドで活用し、迅速な診断や処置の確実性を高めるPOCUSは、私たちの日々の診療をどう変えていくのでしょうか?今回は、日本救急医学会が策定した画期的な診療指針を楽しく読み解きながら、その可能性と、実践する上で私たちが身につけるべきことについて深く掘り下げてい...

摂食障害の救急対応と連携、プライマリ・ケア医が知るべきサイン 17.11.2025

摂食障害診療における精神科・身体科領域の連携指針と、神経性やせ症の初期診療手引きを統合的に解説しています。早期発見と適切な治療継続のため、内科、小児科、産婦人科、救急科を含む身体科医が神経性やせ症(AN)や神経性過食症(BN)を疑うべき身体所見や検査所見、および専門医への紹介基準を提示しています。 特にANに関しては、 BMIが18.5kg/m²未満の場合や急激な体重減少がある場合に専門家への紹介を推奨 しており、 BM...

医師なら誰もが直面する「診断の不安」—臨床の不確実性という霧を乗りこなす教育戦略 16.11.2025

不確実性は医療実践において遍在しており、臨床推論の中心的な要素です。しかし、医学の文化的な影響や標準化された学習環境により、不確実性はしばしば回避すべき脅威やストレス源と見なされる傾向があります。このため、指導医は研修医に対し、 不確実性を臨床推論の望ましくない副産物としてではなく、その中心的な特徴として捉え直す必要があります。 臨床における不確実性のマネジメントは、霧の深い山道を運転する経験に似て...

地域医療のホンネ!プライマリ・ケア認定医14人が語る「医師として最高に意味のある瞬間」 15.11.2025

今回のテーマは「医師のやりがい」です。特に、地域や中小病院で活躍する プライマリ・ケア認定医(PC医) の先生方は、一体どんな瞬間に「この仕事をしていて良かった」と感じるのでしょうか?キャリアの懸念が報告されることもある中で、彼らの仕事の満足度やレジリエンスを支える具体的な経験に焦点を当てた質の高い論文を、私たちと一緒に楽しく掘り下げていきましょう。 日本の認定プライマリ・ケア医(PCPs)が仕事で意味を...

インセンティブで患者は幸せになる? 糖尿病における医療の質とQOLの関連性 14.11.2025

今回のエピソードでは、英国の一次医療で導入されている成果報酬制度が、慢性疾患を持つ患者さんのQOLに実際にどのような影響を与えているのかを深掘りします。 本研究は、英国の一次医療における質の指標である QOF(Quality and Outcomes Framework) の成績スコアと、 患者の健康関連QOL(HQoL)との関連性 を調査した、大規模な横断研究です。具体的には、2015/16年から2017/18年までの3年間におけるGP患者調査(GPPS)データ...

医療現場の「不都合な真実」:患者からの暴力・ハラスメントはどこまで深刻なのか? 13.11.2025

今回のエピソードでは、プライマリ・ケアの現場で働くスタッフの安全という、非常に重要ながらも語られにくいテーマを深掘りします。 本スコーピングレビューは、一般診療所スタッフに対する患者や公衆による暴力およびハラスメントの範囲、特性、影響を分析しています。世界的に蔓延しており、 過去1年間の経験率は13.8%から90.3%に及ぶ ことが示されました。主な原因は長い待ち時間や満たされない患者の要求です。スタッフの精神...

子どもの権利を守る医師になる!虐待を疑うサインと多機関連携のリアル 12.11.2025

子ども虐待は弱者である子どもへの重大な権利侵害であり、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待が含まれます。医療機関の役割は、虐待の予防、早期発見、医学的評価、初期対応(含通告、情報提供)、心身の治療など多岐にわたります。医療者には児童虐待の早期発見努力義務があり、「虐待を受けたと思われる児童を発見した者」には通告義務が法律で規定されています。疑いを矮小化せず、常に鑑別診断の一つとして虐待を念...

専門家が推奨する肥満症の治療・管理ガイドライン徹底解説! 11.11.2025

肥満症の治療目標は、単に体重(BMI)を減らすことだけではなく、肥満に起因する健康障害(合併症)の改善と予防に主眼を置かれます。 治療の基本は、食習慣、運動、そして行動変容を促す 生活習慣の是正 であり、これらが治療の核となります。具体的な減量目標としては、3~6ヵ月で現体重の3%減、または合併症の改善を目指します。減量・維持療法には、食事療法、運動療法、および 行動療法 を組み合わせることが強く推奨され、難...

パーキンソン病—診断の落とし穴からDBS、遺伝子治療の未来まで 10.11.2025

パーキンソン病の診断は、MDS 2015診断基準に基づき、運動緩慢を必須とし、絶対的除外基準と支持的基準を組み合わせて臨床的に確立されます。嗅覚低下やレム睡眠行動障害などの非運動症状は前駆期からのバイオマーカーとして有用性が示されています。治療薬L-ドパの長期使用は神経変性を促進するエビデンスはないものの、若年発症や重症度が高い場合に運動合併症のリスクが高まります。難治性の運動症状やジスキネジアには、STN-DB...

『それって本当にコロナ後遺症?』疲労感がない患者でプライマリ・ケア医が疑うべき疾患とは 09.11.2025

本研究は、2021年6月から2024年12月にかけて、Long COVIDが疑われ専門外来を受診した患者のうち、最終的に別の疾患と診断された44名の臨床的特徴を後方視的に分析しました。このうち、過去のSARS-CoV-2感染が確認されず「Long COVIDミミック」とされた30名を除き、真に別の疾患と診断された14名(全受診者の2.2%)のデータが詳細に検討されています。 最終診断の内訳としては、膠原病と中枢神経疾患がそれぞれ5名(35.7%)と最も多...

機械学習で解明!患者が感じる「医師の優しさ」を決める9つの行動とは? 08.11.2025

医師のコンパッション(思いやり)は、患者のアウトカム改善と関連することが知られていますが、具体的に医師のどの行動が患者にコンパッションとして体験されるのかは、これまで不明瞭でした。今回は、米国都市部の2つの学術救急部門(ED)で2023年9月から2024年5月にかけて行われた横断研究の論文を取り上げ、この疑問に迫ります。 この研究では、成人患者1025名が参加し、検証済みの5項目コンパッション尺度と、コンパッション...

境界型糖尿病予防の落とし穴:「社会リスク」が健康を阻むメカニズム 08.11.2025

日々の診療で「生活習慣を変えてください」と指導しても、なかなかうまくいかない患者さんに遭遇し、もどかしい思いをされていませんか?個人の努力や意志の力だけではどうにもならない、行動変容の深い壁について、最新の質的研究論文を掘り下げます。なぜ「健康的な行動」が、その人の社会的な居場所を脅かす「リスク」になり得るのでしょうか? このエピソードでは、境界型糖尿病を持つ人々が、診断をどのように受け止め、日常...

ALS治療の最前線:エダラボンはなぜ「条件付き推奨」なのか?最新ガイドラインから読み解く抗ALS薬の現在地 08.11.2025

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者へのエダラボン点滴治療は、改訂ALS機能評価尺度(ALSFRS-R)スコアの低下抑制効果が早期例において示されていることから、現行ガイドラインでは条件付きで推奨されています。この薬剤は抗酸化作用により疾患進行抑制に寄与すると考えられています。一方で、非気管切開生存期間の延長、呼吸機能の低下抑制、生活の質(QOL)の改善効果は、現時点では高いエビデンスが示されていません。投与において...

AI活用✕プライマリ・ケアのロードマップ【Starfieldの提言】 06.11.2025

米国家庭医学会(AAFP)等は、プライマリ・ケアにおけるAI活用の共有ビジョンを作成するためのStarfieldサミットを2025年5月に開催しました。 AIは、慢性的な資金不足や労働力不足といったプライマリ・ケアが直面する課題に対処するツールを提供し、 Barbara Starfieldの提唱する4つの核心的属性(初診のアクセス、継続性、包括性、協調性) を強化することが期待されています。 このロードマップは、適切な関係者(専門家や患者擁...

AI時代に医師が「考えなくなる」リスクを防げ!:指導医が知っておくべきDEFT-AIフレームワーク 04.11.2025

今回のテーマは、日々進化するAI技術が臨床や教育に与える影響。特に、若手医師のスキル低下を防ぎ、AIと安全かつ効果的に共存するための具体的な指導法について、NEJMの最新レビュー論文を深掘りします。 大規模言語モデル(LLMs)に代表されるAIは、医療学習と実践を根本的に変える可能性を持っていますが、その利用は 「デスクリング(既得スキルの喪失)」 「ネバースキリング(必須スキルの未発達)」 「ミススキリング(不正...

4種類の抗ウイルス薬の選び方と薬物相互作用の落とし穴!新型コロナウイルス感染症 診療の指針 2025 03.11.2025

新型コロナが5類に移行して久しいですが、軽症患者への対応が日常診療に戻った今、皆さんが最も頭を悩ませているのが、どの経口抗ウイルス薬を選ぶかではないでしょうか。特に多剤併用が多い高齢の患者さんでは、「あの薬とこの薬、一緒に飲ませて大丈夫なの?」という疑問はよくあることです。 今回のエピソードでは、最新の「新型コロナウイルス感染症 診療の指針 2025」を紐解きながら、 4種類の抗ウイルス薬の選び方と、特に避...

美容と安全は両立する?美容医療専門家による診療指針 02.11.2025

今回のテーマは、身近になりつつある「美容医療」の安全基準。特に最近、外来でも美容の相談が増えてきたけれど、本当に安全な治療ってどれなんだろう?と悩む先生もいるのではないでしょうか。今回は、日本の美容医療の専門家たちが作成した公的な診療指針から、「強く推奨される治療」と「やってはいけない治療」を徹底的に深掘りしていきます。 本診療指針は、美容医療における合併症実態調査に基づき、日本皮膚科学会、日本形...

「円形脱毛症」の常識が変わる!? 新ガイドラインとJAK阻害薬の衝撃 01.11.2025

円形脱毛症(AA)は、毛を作り出す毛包を主な標的とする後天性の自己免疫性疾患であり、その重症度は多様で、患者さんのQoLを大きく低下させる深刻な課題を含んでいます。従来の治療法には限界がありましたが、2022年以降にJAK1/2阻害剤、2023年9月にはJAK3/TECファミリーキナーゼ阻害剤といった新規薬剤が重症AAに対して保険適用となり、治療環境は一変しました。この劇的な変化と、AA病態に関する基礎研究の進展を受けて、最新の...

アトピー性皮膚炎最新治療ガイドライン2024を学ぶ 31.10.2025

アトピー性皮膚炎は、小児から成人まで、多くの患者さんやご家族のQOL(生活の質)に深く関わる慢性疾患です。特に治りにくい「難治性の痒み」に悩まされ、掻くことをやめられない患者さんも多く、医師としても頭を抱えるテーマではないでしょうか。 今回の「いなか医師の勉強ノート」では、2024年に改訂されたばかりの「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」を深掘りします。最新の知見に基づき、皮膚のバリア機能の異常や、痒みを...

「かゆみ止めが効かない!」全身性皮膚瘙痒症ガイドライン2020を読み解く 30.10.2025

皮膚瘙痒症は、発疹を認めないにもかかわらず強い痒みを生じる疾患であり、長期にわたる痒みは患者のQOLを著しく低下させます。特に全身に痒みが生じる汎発性皮膚瘙痒症は、腎不全、肝障害、血液疾患などの様々な基礎疾患に合併することが多く、その対応は困難です。 汎発性皮膚瘙痒症の痒みは一般的に抗ヒスタミン薬の奏功例が少なく、ヒスタミン以外の様々な起痒物質や神経要因が関与していると考えられています。本ガイドライン...

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