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山本淳子の源氏物語解説 朗読とともに

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紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャストです。源氏物語の雅(みやび)な世界観とストーリーを堪能できます。令和6年のNHK大河「光る君へ」の主人公は紫式部でした。ドラマの復習にも最適です。■山本淳子‥京都先端科学大学教授。専門は平安時代の文化・文学と社会。2007年に一般書としては初の著書『源氏物語の時代』でサントリー学芸賞受賞。紫式部の作品を政治的な文脈という視点で分析している。■斉藤由織‥日本大学芸術学部在学中に故高橋博師にアナウンスを、故西澤實師に朗読の教えを受ける。定例公演のほか、音楽や伝統芸能とのコラ...

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Odcinki

第二十五帖「蛍」光源氏の屈折した愛情 玉鬘に「物語論」を語る 08.07.2026

【今回の源氏物語解説】 第25帖「蛍」は、光源氏三十六歳の夏のことです。二十二歳の玉鬘に思いを告白して以来、光源氏は男として彼女を思う一方、養父として彼女の結婚相手を選び続ける、妙な状態にありました。求婚者のなかで特に真剣な様子なのは、光源氏の異母弟の兵部卿宮です。光源氏は夜、宮を呼び出し、玉鬘の室内に蛍を放しました。ほのかな光が彼女の姿を照らし出し、光源氏のもくろみどおり、宮はますます恋心を募らせ...

第二十四帖「胡蝶」水面下で始まる玉鬘をめぐる恋のさや当て 01.06.2026

【今回の源氏物語解説】 第24帖「胡蝶」は、光源氏三十六歳の晩春のことです。六条院では、光源氏と紫の上の住む東南の区画・「春の町」で、が華やかに行われました。唐風に飾り付けられた船に、雅楽寮の楽人たちが乗り込んで音楽を奏で、岸辺には柳や桜、藤、山吹などが美しく咲き誇ります。また、翌日は梅壺中宮の住む西南の区画・「秋の町」で、四日間にわたり大般若経を講義する「季の御読経」が行われました。紫の上は、童部...

第二十三帖「初音」華やぐ六条院 01.05.2026

【今回の源氏物語解説】 第23帖「初音」は、光源氏36歳の年のことです。この前年に落成した光源氏の大豪邸・六条院に、初めての正月がやってきました。六条院は四季の風情に合わせた四つの区画から成り、光源氏と紫の上の住まいは春の区画です。時まさに新春の元旦の朝、生ける仏の国のような御殿では女房たちが正月行事に興じます。 ■ 【この番組は‥】 紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由...

第二十二帖「玉鬘」今でも忘れられない恋人・夕顔 01.04.2026

【今回の源氏物語解説】 第22帖の「玉鬘」から31帖の「真(ま)木(き)柱(ばしら)」までの巻々は、光源氏の中年の恋という、ひとまとまりのエピソードで、「玉鬘十帖」と呼ばれています。その最初となる「玉鬘」は、光源氏35歳の年のことです。光源氏は、かつて彼と愛し合い、「某(なにがし)の院」で亡くなった恋人・夕顔が今でも忘れられません。 ■ 【この番組は‥】 紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されて...

第二十一帖「少女」次代を見据える源氏 夕霧にスパルタ教育 21.04.2025

【今回の源氏物語解説】 第21帖の「少女」は、光源氏三十三歳から三十五歳にかけてのことです。彼が33歳の春、亡くなった葵の上の息子で表向き長男にあたる夕霧が元服しました。通常、高貴な家の子はすぐに貴族となって朝廷に仕えるのですが、光源氏は、夕霧に低い位しか与えず、さらに職に就かせず大学で勉強させることとしました。自分の亡き後に夕霧が政治家として独り立ちできるよう、敢えて厳しい方針を取ったのです。 ■ 【こ...

第二十帖「朝顔」青春の終わりをかみしめる光源氏 31.03.2025

【今回の源氏物語解説】 第20帖の「朝顔」は、光源氏三十二歳の秋のこと。彼は十代から長く言い寄り続けてきた朝顔の姫君に心が傾き、彼女を訪ねます。が、朝顔の姫君は、光源氏の求愛を一蹴します。その本心は、彼の妻や恋人のひとりとして埋もれるよりも、仏道にいそしみたいというものでしたが、光源氏は彼女の思いを察することもなくいらつきます。 一方、彼の心変わりを心配した紫の上は本気で拗ね‥ ■ 【この番組は‥】 紫式部...

第十九帖「薄雲」明石の姫を引き取る源氏 出生の秘密を知る帝 03.03.2025

【今回の源氏物語解説】 第19帖の「薄雲」は、光源氏31歳の冬から翌年の春にかけてのことです。この冬、光源氏は明石の御方を説得し、姫を引き取って紫の上の養女としました。明石の御方は悩んだものの姫の将来を思い、泣く泣く受け入れました。 年が明け、藤壺が重い病に倒れ‥ ■ 【この番組は‥】 紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポ...

第十八帖「松風」明石の御方が姫を連れ上京 3年ぶりの再会 31.01.2025

【こちらもおすすめ】 『産経新聞 注目の記事から』 産経新聞社のWEB「産経ニュース」から、アクセスの多かった記事を短くコンパクトに紹介するニュース番組 ・ Spotifyで聴く(リンク) ・ ApplePodcastで聴く(リンク) ・ Amazon Musicで聴く(リンク) 【今回の源氏物語解説】 第18帖の「松風」は、光源氏31歳の秋のことです。源氏は二条東院を造営して、明石の御方と姫に上京を促しますが、御方は身分の低い自分が光源氏の他...

第十七帖「絵合」復権した光源氏 ライバルと競うも我が世の盛り 07.01.2025

■こちらの番組もおすすめです 『奥山景布子のイマドキの源氏物語』 小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演をポッドキャストで。源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説。 ・Spotifyで聴く( リンク ) ・ApplePodcastで聴く( リンク ) ・Amazon Musicで聴く( リンク ) 【今回の源氏物語解説】 第17帖の「絵合」は、光源氏31歳の春のこと。明石から戻って3年、13歳の冷泉帝も即位してはや2年です。故...

第十六帖「関屋」 若き日の恋の後日談 空蝉との再会 30.11.2024

■こちらの番組もお勧め 『奥山景布子のイマドキの源氏物語』 小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演をポッドキャストで。源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説。 ・Spotifyで聴く( リンク ) ・ApplePodcastで聴く( リンク ) ・Amazon Musicで聴く( リンク ) 第16帖の「関屋」は、第2帖の「帚木」と第3帖の「空蝉」に描かれた、光源氏若き日の恋の後日談です。二つの巻で、光源氏は17歳。ある受領...

第十五帖「蓬生」いちずに待ち続ける女の思いに心打たれる源氏 31.10.2024

 第15帖の「蓬生」は、光源氏26歳の須磨下向から、帰京後の29歳までにあたります。この巻が描くのは、貧困と孤独に耐えながら、愚直にも光源氏を待ち続けた末摘花の物語です。  末摘花は、第6帖で光源氏が18歳の時に出会った女君で、故常陸宮の姫という高貴な血統ですが、顔立ちが大変個性的で、特に鼻の先が赤いのが特徴です。そのため、植物のベニバナの別名をとって、光源氏は彼女を「末摘花」と呼んでいました。  光源氏が...

第十四帖「澪標」復権の光源氏に娘誕生 開ける運命 01.10.2024

第14帖の澪標の巻は、光源氏28歳の冬に始まります。明石から帰京した光源氏は早速、父の故桐壺院の冥福を祈る法事を行い、人望を集めました。  翌年春、東宮が11歳で元服し、冷泉帝として即位しました。世間は桐壺院の末息子と見ていますが、実は光源氏と藤壺の秘密の息子です。桐壺院の遺言に随い、光源氏は内大臣となって新帝を支えました。  一方、明石の君は、明石の地で姫を出産し‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳...

第十三帖「明石」亡父の愛と夢、亡母につながる縁、そして高まる恋心 02.09.2024

第13帖の明石の巻は、光源氏27歳の春に始まります。須磨での光源氏の住まいが落雷に見舞われ、避難先に父・桐壺院の亡霊が現れました。「住吉の神に従いこの地を去れ」。父にそう命ぜられた光源氏は、翌朝、舟で明石に移ります。迎え取った明石の入道は豊かで、邸宅はまぶしいほどに豪華でした。  初夏、入道は娘・明石の君のことを語り、光源氏に嫁がせたいと願います。光源氏は彼女と文を通わせ、所柄に似合わない教養に驚き、...

第十二帖「須磨」失脚した源氏 流離の地で試練を乗り越え成長 31.07.2024

第12帖の須磨の巻は、光源氏26歳の春に始まります。今上・朱雀帝の母で光源氏を憎む弘徽殿の大后と、その実家・右大臣一派の陰謀で、光源氏は朱雀帝に対する謀反の濡れ衣を着せられ、官位を剥奪されました。そのため光源氏は、さらに重い処罰の下る前に、都を出て須磨に引きこもりました。  須磨は寂しく、心の支えは都との文通ばかり。秋八月、荒涼とした夜長に、光源氏は涙を流します‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳...

第十一帖「花散里」癒しを求め女のもとへ 変わる心変わらぬ心 05.07.2024

第11帖の花散里の巻は、光源氏二十五歳の梅雨時の宵が舞台です。 麗景殿の女御とは、二年前に亡くなった桐壺院の妃で、御子も産まず、今は妹の花散里の君と2人で平安京・左京の住宅街に住む人でした。そして光源氏は、その花散里の君と、かつてかりそめの思いを交わしたことがありました‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知る...

第十帖「賢木」大人の恋が終わり、危険な密会が露見 31.05.2024

第十帖の賢木の巻は、光源氏23歳の秋に始まります。 晩秋、光源氏は、六条御息所が伊勢下向を前に、潔斎のために娘の斎宮と共に籠っている「野宮」を訪れました。二人は長年の愛執を振り返り、涙で和歌を詠み合い、別れました。 その冬、桐壷院が崩御しました。世はすっかり兄・朱雀帝の母である弘徽殿大后と、その父である右大臣一派の牛耳るところとなり、光源氏や左大臣は不遇な立場に追いやられました‥ ■【この番組は‥】紫式部...

第九帖「葵 その2」葵上の死に悲嘆する源氏 若紫を妻に 01.05.2024

前回、葵上は結婚十年にして男子を出産し、左大臣家は喜びに湧きました。光源氏も一安心するとともに、それまでは人形のように端正だった葵の上が出産によって見せた弱弱しさに、初めて心を惹かれます。しかし、出産の数日後、葵の上はまたも物の怪に取りつかれ、ついに亡くなってしまいます。光源氏は激しい喪失感に苛まれ、悲しみますが、それは彼ら夫婦の冷やかだった仲を知る周囲が不思議がるほどでした‥ ■【この番組は‥】紫式...

第九帖「葵 その1」車争いの屈辱 物の怪が葵上を襲う 03.04.2024

光源氏22歳の年のことです。この時、既に桐壷帝は退位し、光源氏の兄・朱雀帝の御代となっています。外戚の右大臣家が勢力を伸ばす一方、左大臣家では、光源氏の正妻・葵上が懐妊し、喜びに沸きます。 折しも賀茂祭が行われ、前祭の御禊には光源氏も随行することになりました。光源氏の長年の愛人である六条御息所は、光源氏の姿見たさに、行列が通る一条通にやってきました。ところが、後から来た正妻・葵上の一行によって、公衆...

第八帖「花宴」燃え上がる危険な恋は事件の予兆 26.02.2024

光源氏は20歳。春らんまんの2月20日すぎ、内裏で紫宸殿の桜の宴がとり行われ、光源氏は漢詩や舞に際立った才を見せて讃嘆されます。宴の後、ほろ酔い加減の彼は弘徽殿(こきでん)に忍び込み、暗がりの中「朧月夜に似るものぞなき」と口づさみながらやってきた女君をとらえて、そのまま一夜の契りをかわします‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝え...

第七帖「紅葉賀」藤壺の苦悩 源氏似の皇子を出産 31.01.2024

光源氏18歳の10月。朱雀院への行幸を前に、清涼殿で試楽が催されました。光源氏は頭中将と二人で青海波を舞い、見る者たちの絶賛を浴びます。しかし、おなかに光源氏との不義の子を宿している藤壺は、光源氏の過激な恋心を疎み、何も知らず称賛する桐壷帝に対して言葉少なにしか応対できないのでした‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源...

第六帖「末摘花」悪友と恋のさや当て、姫の素顔に驚く光る君 14.01.2024

光源氏は18歳。去る秋に亡くなった夕顔をずっと惜しみ続けていたところ、乳母子の大輔の命婦が耳よりの情報を持ってきました。故常陸宮の箱入り娘が、琴の琴(きんのこと)を友に一人寂しく暮らしているというのです。 心の動いた光源氏は、命婦の手引きで常陸宮邸を訪れ、姫の琴の音をかすかに聞いて、物語めいた妄想を抱き心躍らせました‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている...

第五帖「若紫」密通と絶望、人生を支える少女との出会い 31.12.2023

光源氏は18歳の3月末、病の治療のため北山に赴いて、祖母の尼と共に小家に住む少女・若紫を見初めました。彼が密かに恋い慕う義母・藤壺によく似た若紫は、実は藤壺の兄・兵部卿の宮の隠し子でした。光源氏は若紫を引き取りたいと尼君に申し出ますが、まだ幼いと断られます‥‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッ...

第四帖「夕顔その2」“中流の女性”たちとの恋の終わり 14.12.2023

なにがしの院で変死した夕顔の遺体は、秘密裏に東山の寺に運び荼毘に付したものの、源氏の君は恐怖と悲しみに打ちひしがれました。のちに夕顔の侍女・右近に聞いたところ、夕顔は光源氏の悪友にして義兄弟でもある頭中将のもと愛人で、子もなしていたのでしたが、頭中将の妻の仕打ちを逃れて仮住まいをしていたのでした。年齢は19歳だったということでした。源氏の君は右近を引き取り、夕顔の四十九日の法要を営みました‥ ■【この...

第四帖「夕顔その1」謎の女君 出会い・秘密の恋・そして死 30.11.2023

光源氏の君は17歳の夏、庶民の住む五条界隈で、夕顔が咲く家に仮暮らしする謎の女君に出会いました。光源氏は自分の正体を隠し、女君も名を語らないままに二人は深い仲となり、逢瀬を重ねます。実はその頃、源氏の君は、六条辺りに住む高貴で教養あふれる女性と既に長い付き合いとなっておりました‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏...

第三帖「空蝉」光源氏 危ない恋に夢中 14.11.2023

空蝉を忘れることができない光源氏は、みたび紀伊守邸を訪れました。折しも空蝉は夫の先妻の娘と仲良く囲碁をしている最中で、光源氏は初めて彼女の容姿を灯りのもとで見ます。決して美しくはありませんでしたが、そのたしなみに、光源氏はますます思いを強くします‥ ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャスト...

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