波華〜namika〜

眠れぬ夜に安らぎを〜泉鏡花の妖し(あやかし)物語

Fiction JA ↓ Odcinki: 66

心がざわめいて眠れない夜。そんな時には、美しい言葉の子守唄を聴いてみませんか。明治・大正・昭和初期にかけて薫り高い名作のかずかずを紡いだ作家、泉鏡花。その作品の朗読を、四季折々の自然の音に乗せて送ります。幻想的な作品から日常を描いたエッセイまで。鏡花ならではの耽美な世界と日本のたおやかな情緒をお楽しみください。ホームページでもコンテンツを公開。http://izumikyouka.com感想・リクエストなどもお待ちしています。http://izumikyouka.com/2-2/

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波華〜namika〜

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1 sie 2025

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泉鏡花「春狐談」「狸囃子」【朗読】 花街幻想 吉原におぼろ月【安眠】 01.08.2025

―― 春月の灯り、狐と狸がほのかに誘う夜 ――NHK大河ドラマ『べらぼう — 蔦重栄華乃夢噺 —』で再び脚光を浴びる江戸・吉原の花街。その淡い気配が一瞬だけ揺らぐ泉鏡花の短篇〈春狐談〉〈狸囃子〉を、ひそやかな朗読にのせてお届けします。花街が主題ではなくとも、ほの艶やかな余韻が春宵の静けさを匂い立たせる──。◆ 作品情報・著者:泉鏡花(1873-1939)・ジャンル:幻想文学/近代日本文学/短篇・発表年:〈春狐談=1900年〉...

泉鏡花『化鳥』朗読―雨夜に潜む幻想譚【高音質・入眠朗読】 25.07.2025

#泉鏡花 #化鳥 #入眠朗読―― 雨の夜、幻想と怪異が交錯する世界へ。近代日本の名作小説を朗読で――▶作品の解説記事(音声ガイドリンクつき)を公開しましたhttps://note.com/mizuki_8870/n/nab00b9bdc713泉鏡花『化鳥』。幻想文学の名手が描く、ある少年の「まなざし」と「記憶」。 本作を、高音質・ノイズレス環境で朗読しました。 静かな作業時間、入眠導入としてもご活用いただけます。◆ 作品情報・著者:泉鏡花(1873–1939)・ジ...

泉鏡花『夜行巡査』朗読-夜の街を巡る巡査と儚き恋【名作幻想文学×自然音×入眠導入】 18.07.2025

泉鏡花『夜行巡査』名作小説朗読 ―情熱と現実の狭間で揺れる恋と義務夜の街に響く巡査の足音。職務に忠実であろうとする彼の心を揺るがす、美しくも儚い出会い――。幻想文学の名手・泉鏡花が描く、夢幻の物語を朗読いたします。朗読:波華静かに広がる自然音BGMとともに、幻想世界に浸るひとときをお楽しみください。入眠導入・作業用にもおすすめです。🌸チャプター0:00………一8:24………二16:52………三23:51………四31:23………五40:31………六🌸...

処方秘箋(現代語訳版) 31.03.2025

処方秘箋・泉鏡花作  現代語訳・朗読:波華 今回の動画では、泉鏡花の名作『処方秘箋』を現代語訳で朗読しました。 鏡花の世界はあの文体でこそ、という大前提ありきでの訳文作業。 ほとんど意訳の部分もあり、苦心の跡がそこここに見えますが… 作品への熱量として伝わりましたら嬉しいです。 そしてまたぜひ原文もおたのしみください。 処方秘箋・原文は こちらからお聴きになれます https://open.spotify.com/show/0S7fPclmout9...

月令十二態・後編 17.01.2025

大正9年発表 「月令十二態」の前半部である1月〜6月はこちらからお聴きになれます https://open.spotify.com/show/0S7fPclmout9Skul8LyWVn 雑誌「婦女会」に掲載された短編の後編部分。 一月から一二月までの四季のうつろいや年中行事が描かれている。 今回の配信は7月から12月までの章をご紹介。 歳時記エッセイ的な作品なるも、鏡花の目を通せば夢と現の境界がぼやかされた艶麗な風景が展開されること、ご覧の通り。 -----------...

月令十二態・前編 10.01.2025

大正9年発表 雑誌「婦女会」に掲載された短編。一月から一二月までの四季のうつろいや年中行事が描かれている。 今回の配信は一月から六月までの章をご紹介。 歳時記エッセイ的な作品なるも、鏡花の目を通せば夢と現の境界がぼやかされた艶麗な風景が展開されること、ご覧の通り。 ---------------------------------------------------- お聴きくださってありがとうございます。 泉鏡花作品をこれからも配信していきますので ぜひ...

黒猫・その25 泉鏡花 13.12.2024

【明治28年発表】 「黒猫・その24」 https://open.spotify.com/episode/0KB0RJvi4WCvcMR5APCmeS のつづき。   お島の命を賭した縁結びによって、長年の想い人と結ばれたお小夜。 祝言を控えた喜びを搔き消したのは、かつてお小夜が目に入れても痛くないほど可愛がっていた黒猫の豹変ぶりだった。 おぞましい蟲を家内に食い散らかし、お小夜の花嫁衣裳を引きちぎる狼藉はさらに度を越して、ついには深夜小用に立つお小夜に付きまと...

黒猫・その24  泉鏡花 29.10.2024

【明治28年発表】 「黒猫・その23」 https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/23-e2jhal5 のつづき。 秋山とお小夜の相思相愛を祝福するかのごとく、お小夜の髪を高島田(人妻が結う髪形)に拵えたお島。 一世一代の大仕事を終えた途端にお島は自刃する。 その時戸外から呼びかける女性の声。 それはお島が姉とも慕う、元新橋芸妓の小俊であった。 異変に気付き急いで駆け付けた小俊だが、お島はすでに虫の息...

【小村雪岱】初めて鏡花先生に御目にかかつた時【泉鏡花にまつわるエッセイ】 13.06.2024

小村雪岱 「初めて鏡花先生に御目にかかつた時」 初出 「図書 第5年第50号 泉鏡花号」(昭和15年) 泉鏡花にまつわる人々の目を通した鏡花像をご紹介。 著者の小村雪岱(1887〜1940)は、大正期から昭和初期にかけて活躍した日本画家・版画家。挿絵に装丁、舞台美術においても数々の名作を遺している。 初めての泉鏡花本の装丁は「日本橋」(大正3年)。 滔々と流れる川を行き交う舟、両岸にずらりと立ち並ぶ立派な蔵。賑わう...

黒猫・その23  泉鏡花 11.05.2024

【明治28年発表】 「黒猫・その22」 https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/22-e29srqf のつづき。 お小夜を守り切り、ともに山を下りたお島は、その足で画師の二上秋山の家を訪ねる。 お互いに思い合うお小夜と秋山を引き合わせたお島は、秋山宅の座敷を借りてお小夜の髪を結い始めた。 仕上がった髪形を見てお小夜は驚く。それはお島一世一代の贈り物でもあった――― 最新のエピソードはこちらから聴けます...

蓑谷 泉鏡花 03.11.2023

【明治29年発表】 蛍を追いかけいくうちに友人とはぐれ、迷い込んだ蓑谷。 美しい女神が護るその場所では蛍を獲ってはならないーー母親からの教えに背いてしまった「私」の前にすらりと立つ女性が現れる。 湧き出でる水に支配された宵の魔所。 蒼茫の中から浮かび上がる美女。 蛇や仏を思わせる、侵し難くも不気味な風景と、神とも妖ともつかぬ山姫との邂逅。 どうしても蛍が欲しくてたまらない「私」は、蓑谷の主に冀(こいねが)...

黒猫・その22 泉鏡花 28.09.2023

【明治28年発表】 「黒猫・その21」のつづき。 自らが犯した罪を悔いるお島。 お島自身が富の市の妻となることで 富の市(とみのいち)の お小夜への邪な企てを何とか踏みとどまらせようとするも 命懸けで想いを遂げようとする富の市には通用しない。 思い詰めたお島は決死の覚悟である行動に出るのだった―――   感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/2-2/ 最新のエピソードはこちらから聴けます https://anc...

黒猫・その21  泉鏡花 09.06.2023

【明治28年発表】 「黒猫・その20」のつづき。 お島はお小夜の想いに胸を打たれ、富の市にお小夜を諦めるよう詰め寄る。 本懐を遂げんとする目前の富の市は必死で抗うが、お島の決意は固い。 お島はお小夜と富の市を前にして、自身の苦しい恋心とお小夜に寄せる心の間で揺れ動く胸の内を語るのだった―――。 感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/2-2/ 最新のエピソードはこちらから聴けます https://anchor.f...

黒猫・その20  泉鏡花 14.04.2023

【明治28年発表】 「黒猫・その19」のつづき。 富の市の執念から逃れられないと観念したお小夜は 心に秘めていた思いをお島に語りだす。 お小夜には想い人があることを知ったお島は 片恋の苦しさを知る同士として 心を動かされるのだった さらにお小夜が恋焦がれる相手の名前を口にすると お島は青ざめ、震えるのだった--- 感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/2-2/ 最新のエピソードはこちらから聴けま...

黒猫・その19 泉鏡花 01.02.2023

髪結いのお島の計らいによって 縛を解かれた令嬢・お小夜は 富の市に向かい、語り始める。 自身を顧みず 卑しい執心に憑りつかれた富の市を哀れむお小夜。 その健気さにお島は心を打たれ、 懺悔の念にさいなまれるのだった― 感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/ 2-2 / 最新のエピソードはこちらから https://open.spotify.com/show/0S7fPclmout9Skul8LyWVn?si=376218aff5764e36 ホームページでも アーカイ...

道中一枚繪 その一・後編 泉鏡花 30.12.2022

【明治37年発表】 「道中一枚繪 その一・前編」のつづき。  前編「道中一枚繪 その一・前編」はこちらから聴けます。→https://anchor.fm/u6c34u6708/episodes/ep-e1smvuh 弥次郎兵衛と喜多八は正月五日に 静岡県の久能山へ登り、 徳川将軍家ゆかりの東照宮へと参詣する。 曲がりくねった参道の石段を登り 眼下に広がる絶景に心を潤す二人。 と、向こうから石段を登ってくる華やかな3人連れを見つけた弥次郎兵衛が慌て出すのだっ...

道中一枚繪 その一・前編 泉鏡花 26.12.2022

【明治37年発表】                年末年始のご挨拶がわりに、年の瀬と正月の情景を描いた小品をひとつ。 東海道中膝栗毛の弥次郎兵衛と喜多八に自身をなぞらえた旅行記。 喜多八(泉鏡花自身)と弥次郎兵衛(鏡花の叔父)は、大晦日の晩に箱根の環翆楼に逗留。 宿の女中を相手に年が明けるまで酒を飲んだ翌朝、二日酔いで正月の祝膳を迎える。 その料理の中に、結納品と同じ「友白髪」という名の珍しい料理を見つ...

黒猫・その18 泉鏡花 15.12.2022

【明治28年発表】 黒猫・その17のつづきエピソード。 髪結いのお島と盲人富の市の謀略によって 囚われの身となったお小夜。 あわや富の市の毒牙にかかるその手前で お島が鋭い声を上げて制し、九死に一生を得るのだった。 お島はお小夜の猿轡を外し、思い残すことがあれば託(ことづけ)よと伝える――― 感想・リクエストもお待ちしています http://izumikyouka.com/ 2-2 / 最新のエピソードはこちらから聴けます http://izumikyouka...

黒猫・その17 泉鏡花 18.11.2022

【明治28年発表】 黒猫・その16のつづきエピソード。 お島の罠に嵌り、捕らえられたお小夜。 縛られ、口をふさがれて横たわるその姿を、お島は冷ややかな目つきで見下ろすのだった。 続いてぬらりと現れた盲人・富の市は、お島との誓いを守り、すでに想いを遂げた後に自らの命を絶つ準備を整えていた。 絶体絶命のお小夜。運命を暗示するかのように、お小夜の家のあたりでは、鴉が騒がしく鳴きたてている―――。 皆さまの作品解釈や...

黒猫・その16 泉鏡花 18.11.2022

【明治28年発表】 黒猫・その15のつづきエピソード。 草木も眠る三更(真夜中)の時間に、人目を忍んで家を抜け出す令嬢・お小夜。 所かまわず付きまとう富の市との縁を切るまじないを行うために、気味の悪い山奥の祠へ足を走らせるのだった。 心を野獣・淫蛇の境に落とした富の市を遠ざけたい一心で、放言極まりない怪しげなまじないを信じ切るお小夜。 繁る夏草に足を取られて躓きながらもようやく祠にたどり着くが、そこに待っ...

黒猫・その15 泉鏡花 30.09.2022

【明治28年発表】 黒猫・その15のつづきエピソード。 真夜中の月影に紛れた男女の影がふたつ。 それは、盲人の富の市(とみのいち)と、歪んだ恋路の手引きをする髪結いのお島(しま)であった。 お島は上杉家の垣根を差し覗きながらお小夜の気配を探っている。 まさにその丑三つ(深夜2時ごろ)時に静かに寝返りをするお小夜(さよ)の影があった。 お島に聞いた、富の市と縁を切るまじないを実行に移すために起きだしたのである...

黒猫・その14 泉鏡花 11.09.2022

【明治28年発表】 黒猫・その14のつづきエピソード。 お小夜(さよ)の髪を結うために上杉家を訪れた髪結い師のお島(しま)。 憔悴しきったお小夜に理由を尋ねると、お小夜の代わりに下女のお三(さん)がしゃべり始める。 聞けば、お小夜の心を悩ませているのは盲人の富の市(とみのいち)であるとのこと。 たびたび上杉家の家屋に上がり込んでは黙って佇んでいる。 乱暴を働くわけではないものの、手の打ちようがないために却っ...

黒猫・その13 泉鏡花 21.08.2022

【明治28年発表】 黒猫・その12のつづきエピソード。 絵師の卵・二上秋山と婀娜な髪結い師・お島は、互いが恋仲になることを断じる「別れの盃」を交わしていた。 秋山への想いを懸命に断ち切ろうとするお島。 そんな折にお島を訪ねて来たものがある。上杉家に使える下女のお三(さん)であった。 お三は上杉の令嬢・お小夜がお島の髪結いを所望しているという。 秋山の想い人を見透かしていたお島は、意味ありげにお小夜の髪を島田...

【眠れぬ夜のおしゃべり】黒猫・その1~その3のあらすじ【泉鏡花】 15.07.2022

案内人・波華が、配信したエピソードについてつれづれにおしゃべり。 眠れない夜やリラックスしたい夜のお供に。 今回は現在も配信中の中編【黒猫】について、その1からその3までのあらすじを振り返ります。 本編はこちらから聴くことができます。 【黒猫・その1】https://anchor.fm/u6c34u6708/episodes/1-e18naa8 【黒猫・その2】https://anchor.fm/u6c34u6708/episodes/2-e19otas 【黒猫・その3】https://anchor.fm/u6c34u6708/...

黒猫・その12 泉鏡花 08.07.2022

【明治28年発表】  黒猫・その11のつづきエピソード。 二上秋山への想いを断ち切るために、髪結いのお島は別れの盃を交わそうと秋山に申し出る。  酒肴を揃えて秋山と差し向かうと、お島は自分の恋心が実らない理由を今一度尋ねる。  言い淀んでいた秋山だったが、腹をくくると、ひそかに想いを寄せる女性がいることを告白するのだった。  一縷の望みを断ち切られたお島は、秋山への想いが消えるまで、再び会...

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