乘冨賢蔵、田中諒、高田健太

人文実装部 〜アトツギ経営者たちの、読書、哲学、ときどき経営〜

Society JA ↓ Odcinki: 81

読書を愛し読書しすぎる、三人のアトツギ経営者が、人文視点を社会や生活に実装するべく、歴史、哲学、アート、時々ビジネスについて語るポッドキャスト。どんどん紹介される本を、読んでみたくなること間違いなし。聴くと、きっと明日読書がしたくなる。そんなPodcastです。#人文実装部▼出演者乘冨賢蔵 ⁠https://x.com/kenzounoritets1⁠福岡県柳川市の水門メーカーアトツギ。異業種連携で既存事業をアップデートしつつ、アウトドアギアや家具などを製造する新規事業を立ち上げ。特に好きなジャンルは、哲学、歴史、デザイン、まちづくり。田中諒 ⁠https://x.com/ryo_tanaka1⁠大阪市、難波の包丁店アトツギ。道具屋筋商店街から食文化をアップデ...

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乘冨賢蔵、田中諒、高田健太

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8 lip 2026

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Odcinki

漫画① 幼少期に読んだ漫画は人格に影響するのか? 3人のコミック・エスノグラフィー 08.07.2026

▼ 人文実装部 ⁠ 公式ホームページ ⁠ (※3人に相談できる「AIボット」や「タイプ診断」もこちらから遊べます!) ▼ エピソード概要 重厚な哲学テーマから一転、今回は「漫画」をテーマにした特別編。 音楽遍歴がその人の背景を映し出す「ミュージカル・エスノグラフィー」があるならば、幼少期に熱中した漫画もまた、その人の人格や思想の根底を形作っているのではないか?——そんな仮説のもと、3人のアトツギ経営者が自身のルーツと...

#77 番外編 側島製罐 石川貴也さん②「社史」の再定義とオープンヒストリーという挑戦 28.06.2026

▼ 人文実装部 ⁠ 公式ホームページ ⁠ (※3人に相談できる「AIボット」や「タイプ診断」もこちらから遊べます!) ▼ 要約 120周年を記念した「社史」の出版プロジェクトについて/内輪の記録から社会の記憶へ/お金を出してでも買いたくなる「缶のカルチャー雑誌」という新たな社史の形/過去の歴史を棚卸しし社会に開くことで生まれるイノベーション/原研哉さんが語る「器と蓋」の機能と神秘性/中が見えないからこそ宝物を入れた...

#76 番外編 側島製罐 石川貴也さん①ファンタジーと余白から読み解く経営の美学 21.06.2026

▼ 人文実装部 ⁠ 公式ホームページ ⁠ (※3人に相談できる「AIボット」や「タイプ診断」もこちらから遊べます!) ▼ 要約 特別ゲスト・側島製罐の石川貴也さんを迎えた番外編/今回は経営ではなく「本」と「人文」を語る/年間100冊を読む読書習慣とファンタジー小説の効用/ビジネスの前提を外して常識を疑うための読書体験/完全無欠のヒーローではなく、葛藤しながら進む僕らの世代の「冒険」/パウロ・コエーリョ『アルケミスト...

#75 豊かさ④合理のための非合理、非合理のための合理 19.06.2026

▼ 要約合理と非合理のジャンプ/不合理を残すための合理/PRによる合意形成/意図的に「遊び」を設計する/無駄に使った時間の量/九州新幹線CMがもたらす感動/ルーツとアイデンティティ/点と点が線に繋がる瞬間/遡及的に気づく豊かさ/ドーパミンからセロトニンへ⸻▼ 今回引用・参照された本・山口周『コンテキスト・リーダーシップ』(トーク内での言及)⸻▼ Podcast 紹介文読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経...

#74 豊かさ③ 定量は豊かさか/自由は豊かさか? 12.06.2026

▼ 要約 定量と定性の違い/数字が生む罠/老後資金の不安/数値目標の強さ/定量化への抵抗/数字より大事なもの/PRと合意形成/手抜きと手間抜き/自由としての豊かさ/余剰が生む豊かさ ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・小倉ヒラク『僕たちは伝統とどう生きるか』 ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、 人文視点を手がかりに「当たり前になりすぎた世界の前提」を問い直すポッドキャス...

#73 豊かさ② 効率化で失われる選択肢と「絶メシ」が示す多様性の価値 03.06.2026

▼ 要約 小倉ヒラク氏の著書から考える「伝統」との向き合い方 /短期的な合理性と効率性が奪う「選択肢そのもの」の危機 /高崎市や柳川市の「絶メシリスト」に見る、無くなりそうな個人店の切実な価値 /ただ雑多なだけでなく「違いをカテゴリーとして認識できること」が多様性=豊かさであるという視点 /かつての生存に直結する「量」の豊かさから、現代の「種類」や「心」の豊かさへの変遷 /インフレ時代における経済的基盤(...

#72 豊かさ① 柳川の掘割にみる自然との関わりと「面倒くささ」の価値 27.05.2026

▼ 要約 AIの業務実装によって失われる「仕事のやってる感」と、逆に高まる一次情報や生身のコミュニケーションの価値 /映画監督・岩井俊二氏、文化人類学者・竹村眞一氏との対話 /ジブリ唯一の実写映画『柳川堀割物語』と、柳川独自の水をゆっくり流す循環システム /世界の水問題のヒントになるかもしれない持続可能な仕組み /年に一度水を抜く「堀干し」という面倒な共同作業が生むコミュニティと祭りの熱狂 /弥生時代から形...

#71 ポスト資本主義④ 意味価値のその先へ:地域を社会彫刻する 21.05.2026

▼ 要約 意味価値の重要度とプロダクトの差異 /水門業界における機能と意味の問い直し /ボードリヤールが提唱する4つの価値 /情緒的価値へのアプローチ /ゴールの再設定がもたらす新たな機能と意味 /Claude Code責任者が語る「AI時代の味噌作り」 /非言語領域の感性と日本のものづくり /ヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」と「地域彫刻」の手触り感 /「作り手」ではなく「届き手」が纏う思想 /多数派の合理性と少数派の「モヤ...

#70 ポスト資本主義③手仕事は残るのか/淘汰されるのか? 16.05.2026

▼ 要約 包丁需要の急拡大/手仕事価値の再発見/大量生産への違和感/和食と道具の結びつき/産地比較と機械化差/日本的感性の残存/合理化判断の揺らぎ/非合理の長期価値/意味価値への投資/記号消費との距離感 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』 ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、 人文視点を手がかりに「当たり前になりすぎた世界...

#69 ポスト資本主義② 資本主義の隙間を埋める「やりたい」の経営とレッドオーシャン化する伝統産業 07.05.2026

▼ 要約 数字にならない価値をどうシステムに取り入れるか/資本主義の隙間を埋める心の充実と持続可能性/儲かるからやるのではなく「やりたい」から始める中長期的な合理性/イベントの熱狂とそれを支える日常業務のバランス/新規事業部を作らず既存事業とクリエイティブを融合させる組織論/人口減少・売り手市場における「楽しさ」を通じた採用競争力/包丁業界に押し寄せるインバウンド特需とレッドオーシャン化/伝統産業へ...

#68 ポスト資本主義① 資本主義というOSと次なるKPI 29.04.2026

▼ 要約 AIエージェント(Claude Code)による業務効率化と実装/資本主義を構成する6つの特徴とOSとしての価値観/人口増加と経済成長を前提としたシステムの限界/資本主義がもたらした物理的豊かさと環境・心理的課題/アンチ資本主義ではない「ポスト資本主義」のグラデーション/斎藤幸平的「脱成長」とテクノロジーによるソフトランディング/売上やGDPといった金銭指標に代わる新たなKPIの模索/日経新聞を読むことの形骸化...

#67 食③地質学から読み解く食 24.04.2026

▼ 要約 軟水地質と無脂旨味の相関/硬水が育む獣肉文化の合理性/テロワールとしての日本風土/フードコートに見るグローバル化の完成形/包丁の切れ味という制御変数/極限の芸術食と素朴な自己充足/共食する人間と孤食するサル/AI時代における配管工と職人の優位性/非言語的身体知と「教えない」教育の長期合理性/世界を惹きつける「砥ぎ」の精神性と作用点 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 石黒浩 :『ロボットとは何か』 藤原...

#66 食② 食は文化か/本能か? 17.04.2026

▼ 要約 食の越境的対話力/音楽との差異比較/素材信仰の和食観/手を加えぬ美学性/発酵文化の地域差異/腐敗と発酵の境界線/味覚は生存装置説/納豆忌避の普遍性/旨味発見の日本的知/油味覚第六感説 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・引用書籍なし ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、 人文視点を手がかりに「当たり前になりすぎた世界の前提」を問い直すポッドキャスト。 ⸻ ▼ 出演...

#65 食① あなたは食べたものでできている? 08.04.2026

▼ 要約 「You are what you eat」の哲学/食と社会構造・消費行動の接続/黒マグロの価値を変えた航空輸送/人間の食欲が生態系に与える影響/当たり前に食べられることへの感謝と食産業のポテンシャル/稲作と治水による国家権力の成立/動的平衡とエントロピーへの抵抗/タイパ食への反動としての自炊/自分の世話係になることの意義/美食都市サンセバスチャンの特異な歴史 ▼ 今回引用・参照された本・作品 ・『オムニボア』(A...

#65 贈与④ ビジネスに宿る「自己救済」の倫理 01.04.2026

▼ 要約 資本主義下における贈与実装 / 自己救済(セルフケア)としての贈与 / 内面的な「傷」を物語として回収する/ 社会的規範の「道徳」と、踏み越える「倫理」の境界 / 『楢山節考』に見るケアの自意識と救済の構造 / ヘラルボニーに見る個人的な「傷」の事業昇華 / 情報や組織の「開放(オープン)」が誘発する贈与性 / 意図せぬ贈与がもたらすコミュニティの価値 / 過去の贈与を解き明かす→ブランディング ⸻ ▼ 今回引...

#64 贈与③ 贈与は善意か/打算か? 27.03.2026

※2026/3/27 音声を改善して再アップロードしました ▼ 要約 打算的贈与の共同体性/善意否定の贈与モデル/贈与と金儲けの循環/関係性の流動的維持/日本的返礼文化の強度/年賀状と関係清算性/くるみのコーヒー負債感/恩送りの循環構造/NPOと自己実現動機/子ども食堂の贈与構造 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・『チョンキンマンションのボスは知っている』(小川さやか) ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしま...

#63 贈与② 贈与は、届くものか/気づくものか? 18.03.2026

▼ 要約 贈与成立の遅延条件/宛名付き贈与の限界/社員向け贈与の難しさ/ケアと贈与の近接性/家業承継の呪い性/受け取り方の差異/感謝が贈与を可視化/知識が感謝を駆動する/アンサング資産の発見/贈与貯金とブランディング ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・『世界は贈与でできている』(近内悠太) ・『利他・ケア・傷の倫理学』(近内悠太) ・『カウンセリングとは何か』(東畑開人) ・『美食地質学入門』(巽好幸) ⸻ ▼ P...

#63 贈与①見返り?自分のため? 11.03.2026

▼ 要約 贈与概念への戸惑い/税以外で使わぬ語感/交換と贈与の差異/資本主義の隙間議論/自己犠牲批判の視点/利己と利他の接続/主語の広さと共感性/夢を見せる側の論理/寄付と再分配の感覚/届かぬ贈与の難しさ ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・『世界は贈与でできている』(近内悠太) ・『利他・ケア・傷の倫理学』(近内悠太) ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、 人文視点を...

#62 暇と退屈④商売と暇と退屈と 04.02.2026

▼ 要約 暇と退屈の主題性/自由時代の生き方/主観としての退屈/暇を享受する豊かさ/合理主義への抵抗/芸術と生活の接続/労働中心社会批判/定住化と人間理解/自己受容としての暇/価値観更新の読書体験 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎) ・『愛するということ』(エーリヒ・フロム) ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、 人文視点を手がかりに...

#61 暇と退屈③ 環世界は人間特権なのか? 28.01.2026

▼ 要約 浪費推奨の違和感/エリート主義懸念/場を楽しむ技能/資本主義踊らされ/感世界と足るを知る/感謝で豊かになる/目的志向への抵抗/気晴らし目的化/全部目的問題/環世界移動の限界 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・目的への抵抗(國分功一郎) ・愛するということ(エーリヒ・フロム) ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった三人のアトツギ経営者が、 人文視点を手がかりに「当たり前になりすぎた世界...

#60 暇と退屈② 「浪費を広めたいのに、消費を煽らないと事業が続かない?」 21.01.2026

▼ 要約 浪費は満足が来るが、事業は“満足”で終わると続かない/投資・資金調達・ピッチはスケーラビリティ前提で消費構造を要求する/資本主義と「経世済民としての経済」は別物ではないか/フォード的モデルチェンジと“新しさ”の強制/耐久財(キャンプ道具)は浪費的で満足しやすく、買い替え需要が生まれにくい/ブームは需要の先食いになり、市場が冷え込む/「消費を喚起する」ことの倫理的違和感(塩水で喉を乾かす比喩)/...

#59 暇と退屈① 「なぜ人は、何もしないことに耐えられないのか?」 15.01.2026

▼ 要約 イベントや地域活動に宿る“退屈しなさ”の正体/退屈は個人の問題ではなく他者との関係から生まれる/『暇』と『退屈』の違い/赤ん坊は退屈しないという逆説/世界が思い通りにならない経験としての「傷」/安静にすると疼き出す記憶と感情/人は退屈から逃れるために刺激を求める/消費社会が増幅する退屈/つながり・承認・イベントへの渇望/退屈は欠如ではなく、人間らしさの条件である ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・...

#58 数④ 数字は、縛るものか/活かすものか 08.01.2026

▼ 要約 数字は経営者が背負う条件/社員と共有する線引き/撤退判断と責任の所在/新規事業と未経験の怖さ/数字を学習装置として使う/黒字は挑戦回数を増やす燃料/意味価値と採算性の緊張関係/数字は共通言語として機能する/決算書が生む越境的対話/数字は目的ではなく道具 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・ケイレブ・エヴェレット『数の発明』 ・ミヒャエル・エンデ『モモ』 ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてし...

#57 数③ 数字は、誰のための道具なのか? 01.01.2026

▼ 要約 経営と現場で異なる数字の役割/数字は結果か、行動の指針か/目標数値が生む迷いと安心/数字を追わない自由と責任/進捗の可視化が生む共通認識/現場に近い“青信号”としての数/失敗を防ぐための早期気づき/数値共有と意思決定の質/給与と経営情報の接続問題/数字は評価ではなく対話の起点 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・ケイレブ・エヴェレット『数の発明』 ・ミヒャエル・エンデ『モモ』 ⸻ ▼ Podcast 紹介文 読書を...

#56 数② 数字は、私たちを揃えるのか?縛るのか? 24.12.2025

▼ 要約 時間という数字の支配力/9時は一点か幅かという感覚差/数字は共通言語として機能する/言語よりも厳密な基準装置/産業革命と時計の発明/時間管理がもたらした変化/モモの“時間泥棒”の比喩/数字が世界を白黒にする瞬間/カラーコード化で失われる余白/数字は便利だが強すぎる基準/大きい小さいは文脈次第/KPIが行動を歪める構造/定量化で遊びが消える感覚/フォロワー数の怖さ/KPIと価値のズレ/手段と目的の反転...

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