Miki Watanuki/Nozomi Tanaka

Cobe.fm 本好きコンサル2人の読後感想戦

Arts JA ↓ Odcinki: 294

コンサル×アートでフリーランスっぽく働くみき(左)と、コンサル・リサーチ会社を経営するのぞみ(右)の二人で、1冊の本を実際に読んで感じたこと、思ったことをふんわり楽しく話します。ビジネス書から戯曲・小説、SF、ノンフィクションまで幅広く取り上げています。読書が好きな人、本が好きな人、学びが好きな人、ぜひお耳に合いましたら。"読むことは人を豊かにする。聴くことは人を謙虚にする"みき(Tw: @miki_apreciar)のぞみ(Tw: @Nozomitnk)書き起こしサービスLISTENはこちら:https://listen.style/p/hv5wngkh? LUsFq7mq

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Autor

Miki Watanuki/Nozomi Tanaka

Kategoria

Arts

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19 paź 2026

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Odcinki

川喜多二郎『発想法』#1:KJ法との出会い 21.07.2025

今回のエピソードでは、川喜多二郎による名著『発想法』を取り上げ、みきとのぞみが“発想の拡げ方”についてざっくばらんに語り合います。 冒頭は近況トークからスタート。東京の集中豪雨と新宿の浸水、そしてテニスに情熱を注ぐ夏の過ごし方を皮切りに、思考はなぜか「電波と雨の関係」「人工島での電波状況」などユニークな方向へ。のぞみのテニス狂いっぷりや、58歳でプロテニスに挑戦する投資家の話も飛び出し、自由な連想が広...

レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 #2 14.07.2025

「私には関係ない」の射程って、どこまで届くんだろう? 今回のPart2では、モンターグの奥さんの無関心から始まって、“他人への関心のなさ”が支配する社会の怖さがじわじわ語られていきます。 本を読むこと、それは他者を理解しようとすること。 本を燃やす仕事をしていた主人公が、他人の感情を想像し始めたときに何が起きるのか? そこからの展開が、現代の空気ともリンクしてしまうのが『華氏451度』のすごさ。 政治的な話題に...

レイ・ブラッドベリ『華氏451度』 #1 07.07.2025

「ランチ6000円!?」のアイスランド話から始まる今回。のぞみの旅先エピソードをきっかけに、人間のちっぽけさや“どうでもいいことで怒ってたな〜”という気づきがこぼれ出します。そして話題は自然と、課題本『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)へ。 本を読むことが禁じられ、本を燃やす仕事=ファイヤーマンが存在する世界。 “速度”が人間らしさを奪っていく様子や、「月を見上げる」ことさえ特別になる日常。クラリスという少女...

李禹煥『両義の表現』#3 ~言葉では届かないこと、身体でひらくこと 30.06.2025

 「世界との通信の仕方を磨くって、どういうことだろう?」 そんな問いが、コンサルの現場や読書体験を越えて、だんだんと身体の感覚にまでにじんでいきます。 『両儀の表現』をめぐる読書会、最終回。 今回は、言葉の限界と他力の気配、呼吸や空間との関係、そして「ただ在る」ということについて語り合いました。 言葉は便利で、鋭くて、でもときに他者を“モノ”化してしまう。 だからこそ、「言葉は承認しかできない」という問い...

李禹煥『両義の表現』#2 ~“他力”と“開かれる次元”の入り口で 23.06.2025

 「“不二”って知ってる?」 そんな問いかけから、ふたりの会話はまた少し深いところへ。 『両儀の表現』のなかで繰り返し語られる、「自己」と「他者」、「作品」と「環境」、「語ること」と「語らないこと」。 一見分かれているようで、ほんとうは切り離せないものたち。 ふたりは自分の経験——演劇や資料づくり、スポンサーとの関係、ビジネスの言葉選び——をたどりながら、それらの“あわい”に何かが立ち上がる瞬間を探ります。 後...

李禹煥『両義の表現』#1 ~“いいもの”って、ちゃんと説明できる? 16.06.2025

今回読んだのは、現代アーティスト・李禹煥の『両儀の表現』。 のぞみがなんとなく「気になる」と手に取ったこの本が、意外にも深く、そしてしずかに迫ってくる一冊でした。 中学生のテニス選手にスポンサーとして関わる中で感じた“期待とプレッシャー”。 演劇プロジェクトの「振り返りの場」から見えてきた、人が言葉を紡ぎはじめる瞬間。 そうした日常のエピソードと本の内容が、じわじわ重なってきて… 「いいものってなに?」「...

E・H・カー『歴史とは何か』 #3 09.06.2025

読了感「ハードだった!」――それでもふたりは、語らずにはいられなかった📘🔥 Podcast『歴史とは何か』の最終回となるPart3では、みきとのぞみが「歴史の語り方」そのものを巡って、脱線と想像力をフル稼働。How to本形式ならもっと読めたかも…?というみきの提案から、物語化とファシズムの危うい関係へと議論はスライドしていきます。 📚 話題はどんどん広がり… 歴史教育が“物語”になりすぎる危険性 ワークショップ型の歴史授業...

E・H・カー『歴史とは何か』 #2 02.06.2025

「歴史って、そもそも何を“事実”と呼べるんだろう?」 E.H.カーの講義録『歴史とは何か』をめぐる読書会、後編では、のぞみが歴史哲学のパラダイムにじわじわと惹かれ、みきは「変数が多すぎてわからん!」と全力で抵抗(!?)。 のぞみは、自身の学部時代の経験や身近にいた“趣味の歴史家”たちの話を通して、「歴史家の仕事とは何か」を解きほぐしながら、自分も恩恵を受けていることに気づいていく。一方のみきは、歴史に対してリ...

E・H・カー『歴史とは何か』 #1 26.05.2025

今回は、E.H.カーの名著『歴史とは何か』をめぐって、みきとのぞみがいつにも増して知恵熱気味に語り合います📚🔥 のぞみはゴールデンウィークの慌ただしさや初めてのゴルフ体験からスタートし、AIとの対話で関西弁人格が生まれたエピソードまで披露。対してみきは、人と会うのは2日に1回がベストという繊細な感性とともに、歴史に対する“変数が多すぎてついていけない”苦手意識を赤裸々に告白します。 「歴史って因果関係だけじゃ...

バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』 #3 19.05.2025

最終回は、読書体験をめぐる深い自己対話へ。 「ハムレット読んでないおじさん」に自分を重ね、ミキさんは“曖昧さを受け入れられない自分”にも素直に向き合います。 一方、のぞみさんは「内なる図書館」「内なる書物」という本書の核心的概念を受け取り、 読書とは他者ではなく、自分自身との対話であることを力強く肯定していきます。 読んでない本でも、忘れてしまった本でも、自分の中に刻まれた“設置面”を信じていい── そんな...

バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』 #2 12.05.2025

今回のトークでは、本書の中でも特に印象的なコンセプト「内なる図書館」にフォーカス。 自分の中に積み重ねた知識や体験こそが大切なのだと気づき、ミキさんは読書観が解き放たれる喜びを語ります。 一方、のぞみさんは本書で紹介される「屈辱ゲーム」に大興奮。 読んでいない本をカミングアウトする遊び心に、自由な知的遊戯の可能性を見出していきます。 ふたりの「内なる図書館」の違い、並べ方、価値観の温度差も味わい深く、...

バイヤール著『読んでいない本について堂々と語る方法』 #1 05.05.2025

冒頭では、春の眠気をテーマにしたトークからスタート。CO2モニターを活用した眠気対策の話題で盛り上がり、のぞみさんの「ゴルフコースデビュー計画」へと展開します。 経験ゼロでも「堂々と語る」ための心構えを語り合いながら、本書のテーマへと自然と繋げていきます。 本編では、「読んでいない」の定義に衝撃を受ける二人。 ミキさんは、読書に対する呪いからの解放を感じ、のぞみさんは「結局、読んだ本なんてほとんど覚えて...

なだいなだ『権威と権力』 #3 28.04.2025

-- 書籍紹介 -- 権威とか権力といわれると、われわれは国家とか裁判所とかを連想しがちだが、これらはそうした巨大な機構にのみ関わるものだろうか。人間の在るところいつもつきまとい、われわれの生活を根元から規定している権威と権力。著者は、日常身近な諸事象の分析からその正体をつきとめ、自律的人間の条件とは何かを問おうとする。 -- Whisperがつくってくれたメモ -- 「フーン」って言える社会が理想かも? 今回のPart3で...

なだいなだ『権威と権力』 #2 21.04.2025

-- 書籍紹介 -- 権威とか権力といわれると、われわれは国家とか裁判所とかを連想しがちだが、これらはそうした巨大な機構にのみ関わるものだろうか。人間の在るところいつもつきまとい、われわれの生活を根元から規定している権威と権力。著者は、日常身近な諸事象の分析からその正体をつきとめ、自律的人間の条件とは何かを問おうとする。 -- Whisperがつくってくれたメモ -- “ダッセー!”がキーワード?権力と距離を取るふたりの...

なだいなだ『権威と権力』 #1 14.04.2025

-- 書籍紹介 -- 権威とか権力といわれると、われわれは国家とか裁判所とかを連想しがちだが、これらはそうした巨大な機構にのみ関わるものだろうか。人間の在るところいつもつきまとい、われわれの生活を根元から規定している権威と権力。著者は、日常身近な諸事象の分析からその正体をつきとめ、自律的人間の条件とは何かを問おうとする。 -- Whisperがつくってくれたメモ -- 「30代、ブランデーたしなむはずがニットの透けでひと...

ニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』 #3 07.04.2025

🛤 旅に必要なのは素直さ? 旅の記録は、観光地や名所を巡ることではなく、「その場で何を感じたか」。 のぞみは、 「街を楽しませてもらおうと思わないこと」 が本当の旅のマインドだと指摘。 みきは、 「どんな旅でも、それぞれの世界の使い方がある」 という視点から、旅の意味を再解釈します。 💭 旅をすることで見えてくる「人間の生き方」 ブーヴィエが旅の最後に印象的に描いた「ドド」という人物。 世界を駆け巡る旅人では...

ニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』 #2 31.03.2025

前回に続き、 ニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』 をテーマにトーク! 今回は、旅の中で出会う「人」や「移動の時間」にフォーカスして語ります。 🚗 移動することそのものが旅の本質? みきが「移動そのものが好き」と語る理由とは?旅行パンフレットは「目的地ドリブン」だけど、本当の旅の魅力は移動にあるのでは? のぞみも、ブーヴィエが愛車フィアットと過ごした時間に共感しながら、移動の楽しさを再考します。 🗺 現代版『...

ニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』 #1 24.03.2025

今回は、スイスの作家 ニコラ・ブーヴィエ の旅行記 『世界の使い方』 を題材に、みきと のぞみが旅の本質について語り合います。 旅先での移動がもたらす意外な心地よさ、旅先での些細な出来事の捉え方、旅の目的は「自由」ではなく「不自由」である、といったテーマを軸に、 のぞみは、イラン旅行の経験と重ねながら、本書のリアルな旅の描写に共感。一方みきは、「移動そのものが好き」という視点から、旅の醍醐味について考察...

遅ればせながら...2024年の面白かった本 #2 03.02.2025

みきさん 今年読んで良かった本。 トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー(ガブリエル・ゼヴィン):クリエイター同士でしか理解できない関係性がある。ラストシーンが本当にクリエイターの美学が詰まっていた あなたにオススメの(本谷有希子):子育ては最高のエンタメであり究極のコンテンツ、と言い切ってくれるの最高。 君のクイズ(小川哲):クイズノックの二次創作として楽しみました ちょっと踊ったりすぐ...

遅ればせながら...2024年の面白かった本 #1 27.01.2025

みきさん 今年読んで良かった本。 トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー(ガブリエル・ゼヴィン):クリエイター同士でしか理解できない関係性がある。ラストシーンが本当にクリエイターの美学が詰まっていた あなたにオススメの(本谷有希子):子育ては最高のエンタメであり究極のコンテンツ、と言い切ってくれるの最高。 君のクイズ(小川哲):クイズノックの二次創作として楽しみました ちょっと踊ったりすぐ...

坂口安吾『堕落論』 #2 20.01.2025

のぞみは作品の短さと破壊表現の美しさに惹かれた。 == 青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42620_21407.html == 『堕落論』は坂口安吾の代表的な随筆・評論作品で、1946年4月に発表されました ⁠2⁠ ⁠4⁠ 。第二次世界大戦後の混乱する日本社会において、逆説的な表現でそれまでの倫理観を冷徹に解剖し、敗戦直後の人々に明日へ踏み出すための指標を示しました ⁠2⁠ 。坂口安吾は、戦争に負けたから人間が堕落す...

坂口安吾『堕落論』 #1 13.01.2025

みきさんは夏目漱石が好き。 == 青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42620_21407.html == 『堕落論』は坂口安吾の代表的な随筆・評論作品で、1946年4月に発表されました 2 4 。第二次世界大戦後の混乱する日本社会において、逆説的な表現でそれまでの倫理観を冷徹に解剖し、敗戦直後の人々に明日へ踏み出すための指標を示しました 2 。坂口安吾は、戦争に負けたから人間が堕落するのではなく、人間は本来的に...

デュマ『モンテ・クリスト伯』 #3 30.12.2024

近況報告と、ざっくりした感想。 == 漆黒の髪に黒い瞳の船乗り、エドモン・ダンテス。船長への昇進が決まり、美しいメルセデスとの婚約も果たし、目の前には明るい未来が広がっているはずだった。だが、その幸せを妬む者たちの姦計により、無実の罪を着せられた彼は、島の牢獄へ送られ、幸福の絶頂から一転、地獄に突き落とされる。ああ哀れ、エドモン・ダンテスの運命やいかに―― == この会話では、主にアレクサンドル・デュマ...

デュマ『モンテ・クリスト伯』 #2 23.12.2024

ものがたり展開。復習の方法。 == 漆黒の髪に黒い瞳の船乗り、エドモン・ダンテス。船長への昇進が決まり、美しいメルセデスとの婚約も果たし、目の前には明るい未来が広がっているはずだった。だが、その幸せを妬む者たちの姦計により、無実の罪を着せられた彼は、島の牢獄へ送られ、幸福の絶頂から一転、地獄に突き落とされる。ああ哀れ、エドモン・ダンテスの運命やいかに―― == この収録では、モンテクリスト伯の小説につい...

デュマ『モンテ・クリスト伯』 #1 16.12.2024

近況報告と、ざっくりした感想。 == 漆黒の髪に黒い瞳の船乗り、エドモン・ダンテス。船長への昇進が決まり、美しいメルセデスとの婚約も果たし、目の前には明るい未来が広がっているはずだった。だが、その幸せを妬む者たちの姦計により、無実の罪を着せられた彼は、島の牢獄へ送られ、幸福の絶頂から一転、地獄に突き落とされる。ああ哀れ、エドモン・ダンテスの運命やいかに―― ==   1. みきのバンクーバー滞在報告:     -...

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