岡大徳

岡大徳のポッドキャスト

病院事務長が実務と経営の視点で語る、医療制度の最新動向。急性期〜回復期で幅広い部門を統括してきた経験をもとに、最新の令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈)や施設基準、医療DXの解説を音声で配信。経営層から現場の事務担当者まで、忙しい合間に「現場で使える知識」をアップデートできます。 www.daitoku0110.news

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3 nov. 2026

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Afleveringen

令和8年度改定|通院・在宅精神療法 指定医の初診30分以上に550点を新設 26.07.2026

通院・在宅精神療法は、診察時間と実施者が精神保健指定医であるかどうかによって、評価が分かれてきました。しかし、初診日の評価は「60分以上」の区分しかなく、30分以上60分未満の初診は初診日以外の診療と同じ区分(イ及びロ以外の場合)で算定していました。 令和8年度診療報酬改定 は、質の高い精神医療の提供を推進する観点から、この通院・在宅精神療法の要件と評価を見直します。本稿では、その見直し内容を3つの変更点に...

令和8年度改定|精神科急性期医師配置加算の見直し2つのポイント 25.07.2026

令和8年度診療報酬改定 では、精神科急性期医師配置加算(A249)の施設基準が見直されます。現行の施設基準は、治療抵抗性統合失調症の治療実績を加算の算定病棟だけで数えるため、医療機関全体で整えた治療体制を評価できていません。また現行の施設基準は、加算2イの算定対象入院料を限定するため、拠点的な急性期機能を担う病院の精神病棟を評価できていません。本稿は、この2つの課題に対応する見直しの内容と、届出に向けた実...

【令和8年度改定】精神病棟入院基本料18対1・20対1が1年で二分される 24.07.2026

精神科医療では、長期入院患者の地域移行が長年の課題である。この課題に関し、人員配置が少なく平均在院日数の要件が設定されていない入院料を届け出る病棟では、1年以上の長期入院患者の割合が高い傾向にある。そこで本稿は、 令和8年度診療報酬改定 における精神病棟入院基本料の見直し内容を整理し、対象病棟が取るべき対応を解説する。 令和8年度改定は、18対1及び20対1の精神病棟入院基本料を、入院期間1年を境に2区分へ分け...

【令和8年度改定】精神科救急急性期医療入院料の対象患者拡大を解説 23.07.2026

精神疾患と身体疾患を併せ持つ患者は、急性期の全身管理と専門的な精神科医療の双方を必要とします。こうした患者は、身体面の急性期に対応できるICU等を備えた病院の精神病床でいったん受け入れられ、その後、専門的な精神科医療を担う病院へ転院する流れが想定されます。しかし現行制度では、この転院患者が精神科救急急性期医療入院料等の算定対象に含まれていませんでした。そこで本メルマガでは、 令和8年度診療報酬改定 にお...

精神科救急急性期医療入院料の要件見直し|「入院形態」から「必要性」評価へ 22.07.2026

精神科救急急性期医療入院料等は、年間の新規入院患者のうち6割以上が非同意入院であることを、施設基準として求めてきました。この入院形態に基づく要件は、基準を満たすために非自発的入院を促しかねないと指摘されてきました。 令和8年度診療報酬改定 は、この割合要件を、緊急的な入院医療の必要性を測る「精神科救急等病棟必要性チェックリスト」の得点へと見直します。 この見直しにより、施設基準は「非同意入院の割合」か...

精神科救急医療体制加算の見直し|令和8年度改定を実績評価の視点で解説 21.07.2026

精神科救急医療体制加算は、充実した精神科救急医療体制の構築を評価する加算です。この加算は、従来、精神科救急医療体制整備事業の類型に応じて評価されてきました。しかし、この類型に応じた評価では、個々の病棟が実際に担う救急受入の実績が点数へ十分に反映されませんでした。そこで本記事では、 令和8年度改定における精神科救急医療体制加算の見直し の内容を解説します。 今回の見直しは、救急受入実績に基づく評価への転...

令和8年度改定|精神病床の透析患者受け入れを後押しする包括範囲の見直し 20.07.2026

維持透析を必要とする精神疾患患者は、精神病床での受け入れを必要とする場面があります。しかし従来の精神科入院料は透析に係る費用を包括的に評価しており、精神病床は透析費用を別途算定できませんでした。この包括評価は、精神病床が透析患者を受け入れにくい要因となっていました。 令和8年度診療報酬改定 は、この課題を解消し透析患者の受け入れを推進するため、精神科入院料の包括範囲を見直します。 今回の見直しは、6つ...

精神科慢性身体合併症管理加算とは?令和8年度改定で新設された700点の全貌 19.07.2026

精神科慢性身体合併症管理加算は、 令和8年度診療報酬改定 で新たに設けられた加算です。精神病床に入院する患者は、高齢化が進んでいます。高齢化に伴い、糖尿病などの身体合併症を慢性的に抱える患者が増えています。こうした患者には、精神科以外の医師による継続的な診療体制が欠かせません。しかし、この継続的な身体管理には、これまで独立した評価がありませんでした。本メルマガは、この課題に対応するため新設された加算...

精神科リエゾンチーム加算が300点から最大1,000点へ|令和8年度改定の全容 18.07.2026

令和8年度診療報酬改定 は、精神科リエゾンチーム加算の要件と評価を見直します。精神科リエゾンチーム加算は、一般病棟に入院する患者の精神症状を早期に把握し、精神科専門医療につなぐチーム診療を評価する加算です。この加算は、現行では対象患者の状態を問わず週1回300点の一律評価にとどまっており、多様な精神疾患に対応するチームの専門性を反映できていませんでした。本記事は、令和8年度改定で加算がどう変わるのかを、...

【令和8年度改定】精神科地域密着多機能体制加算を新設|最大800点の算定要件を解説 17.07.2026

精神病床に入院する患者数は、減少を続けています。この減少が続くと、小規模な精神科病院や病床削減に取り組む精神科病院は運営が難しくなり、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」(以下「にも包括」)を支える医療機関が地域から失われます。そこで 令和8年度診療報酬改定 は、小規模医療機関または病床削減に取り組む医療機関を支える新たな評価を設けました。本記事は、この新たな評価である「精神科地域密着多機能...

【令和8年度改定】精神病棟看護・多職種協働加算を新設|13対1で357点 16.07.2026

厚生労働省は、 令和8年度診療報酬改定 で「精神病棟看護・多職種協働加算」を新設します。精神病棟入院基本料等の急性期の入院料は、これまで看護職員の配置だけを評価し、精神保健福祉士、作業療法士、公認心理師(以下、3職種)の病棟配置を評価していませんでした。この記事では、新設される精神病棟看護・多職種協働加算の趣旨、対象入院料と点数、施設基準を解説します。 精神病棟看護・多職種協働加算は、看護職員と3職種を...

痛み止めの飲み過ぎが頭痛を悪化させる|脳外科医が教える月10日の境界線 16.07.2026

頭痛が起きたら痛み止めを飲む。この当たり前の対処が、頭痛を悪化させることがあります。日本では2〜3%、200万人以上がこの状態に該当するとされています。しかも、その多くが自分の飲み過ぎに気づいていません。そこで今回は、脳神経外科専門医の山本俊先生に、痛み止めと頭痛の関係を聞きました。 山本先生が伝えるのは、飲み過ぎの基準を知り、正しいタイミングで正しい薬を使うという原則です。第一に、飲み過ぎの基準は回数...

月28日の片頭痛がゼロに|CGRPが変えた最新の予防治療を脳外科医が解説 16.07.2026

片頭痛の予防治療は、長いあいだ「半分に減らせれば上出来」の世界でした。月30日のうち28日痛む患者を14日まで減らす。その限界が10年以上続いてきました。しかし今、28日をゼロにする治療が現実になっています。そこで今回は、脳神経外科専門医の山本俊先生に、片頭痛治療に何が起きたのかを聞きました。 山本先生が語るのは、片頭痛が「我慢する病気」から「解放される病気」へ変わったという事実です。第一に、変化の起点はCGR...

「片頭痛=片側」は誤り|脳神経外科医が明かす頭痛の見分け方 16.07.2026

頭痛に悩む多くの人が、市販の痛み止めで我慢したまま暮らしています。この我慢は、頭痛外来にたどり着く人の少なさと、「画像に異常がない」で終わってしまう診療経験に支えられています。そこで今回は、脳神経外科専門医の山本俊先生に、頭痛外来の診察と治療の実際を聞きました。 山本先生が伝えるのは、頭痛は正しく見分ければ減らせるという事実です。第一に、診察はまず命に関わる危険な頭痛を除外することから始まります。...

令和8年度改定:非がん患者の緩和ケアはどう変わるか|対象疾患の追加と包括範囲の見直し 15.07.2026

緩和ケアの診療報酬は、これまで悪性腫瘍、後天性免疫不全症候群及び末期心不全の患者を主な対象として評価されてきました。しかし、末期の呼吸器疾患や腎不全の患者も、呼吸困難、倦怠感、痛みといった身体的苦痛をがん患者と同程度の頻度で抱えており、現行の評価体系ではその苦痛に対する専門的な緩和ケアを十分に評価できていませんでした。 令和8年度診療報酬改定 は、この対象疾患のずれを是正するため、非がん患者に対する...

【令和8年度改定】投与時閉鎖式接続器具使用加算150点を徹底解説 14.07.2026

抗がん剤は、調製する薬剤師や投与する看護師などの医療従事者に、ばく露のリスクをもたらします。このばく露リスクを下げる閉鎖式接続器具は、これまで無菌製剤処理(調製)の段階でのみ評価されてきました。一方、患者への投与の段階では、閉鎖式接続器具を用いても診療報酬上の評価がありませんでした。そこで本稿では、 令和8年度診療報酬改定 で新設される「投与時閉鎖式接続器具使用加算」を解説します。 令和8年度改定は、...

がん未発症の家族も対象に|遺伝性乳癌卵巣癌症候群の診療報酬改定ポイント 13.07.2026

遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)は、BRCA1遺伝子又はBRCA2遺伝子の変異により、乳癌や卵巣癌を発症しやすくなる遺伝性の疾患です。この疾患では、がんを発症していない人でも、両側乳房切除や卵管・卵巣切除により発症リスクを下げられることが、近年のエビデンスで示されています。しかし従来は、がんを発症していない家族が、診断に必要な検査や指導について診療報酬の算定対象外でした。本稿では、この課題を解消する 令和8年度...

令和8年度改定|がん患者指導管理料の見直しをわかりやすく解説 12.07.2026

がん患者指導管理料イは、これまで患者1人につき1回しか算定できませんでした。しかし、がん治療では再発や終末期など、複数の局面で診療方針の大きな変更が生じます。この実態を踏まえ、 令和8年度診療報酬改定 は、がん患者指導管理料イの算定要件を見直しました。本記事では、この見直しの具体的な内容と背景を、初めて学ぶ方にもわかるよう解説します。 今回の見直しは、がん患者指導管理料イの算定要件を2点変更するものです...

【令和8年度改定】人口減少地域のIMRT施設基準見直しを徹底解説 11.07.2026

人口減少地域では、放射線治療を専ら担当する医師の確保が難しくなっている。強度変調放射線治療(IMRT)の施設基準は常勤医2名以上を求めており、医師が集まらない地域ではIMRTを提供できない。本稿は、 令和8年度診療報酬改定 で行われたIMRTの施設基準見直しを解説する。 今回の見直しにより、一定の要件を満たす地域では常勤医1名でIMRTを実施できるようになった。対象となるのは、がん医療圏内にIMRT実施...

がんゲノム検査のエキスパートパネル省略要件を新設|令和8年度改定の算定要件を解説 10.07.2026

がんゲノムプロファイリング検査(以下、CGP検査)は、がんに関わる多数の遺伝子変異を一度に調べ、患者ごとに適した治療薬を探す検査です。従来、CGP検査の結果を評価するがんゲノムプロファイリング評価提供料は、多職種の専門家による検討会(エキスパートパネル)で検査結果を検討することを算定の要件としてきました。しかし、投与できる薬が見つからない症例まで一律にエキスパートパネルを求めることが、効率的な提供の課題...

【令和8年度改定】外来腫瘍化学療法診療料の見直しを徹底解説 09.07.2026

抗悪性腫瘍剤には、静脈内に点滴する製剤のほかに、皮下注射で投与する製剤があります。現行の外来腫瘍化学療法診療料は、皮下注射による投与を評価の対象としていませんでした。そこで 令和8年度診療報酬改定 では、皮下注射を新たに評価対象に加える見直しが行われます。本記事は、この外来腫瘍化学療法診療料の見直しを解説します。 今回の見直しは、投与方法に応じた評価と安全対策の強化という2つの柱で構成されます。第1に、...

【令和8年度改定】無菌製剤処理加算の見直しを徹底解説|対象年齢は15歳未満へ 08.07.2026

令和8年度の診療報酬改定 では、保険薬局の無菌製剤処理加算が見直されました。従来の加算は6歳未満の乳幼児だけを対象にしていましたが、6歳以上の小児でも体重に応じた投与量の調整が必要になるという実情に合っていませんでした。本稿では、この無菌製剤処理加算の見直し内容を、変更点ごとに整理して解説します。 今回の見直しは、対象年齢の拡大と点数の引き上げの2点です。対象年齢は、6歳未満の乳幼児から15歳未満の小児へ...

【2026年度診療報酬改定】産科管理加算の新設をわかりやすく解説 07.07.2026

分娩件数の減少により、分娩を取り扱う産科病棟では混合病棟化と他科患者の増加が進んでいる。この状況では、母子の心身の安定・安全に配慮した管理体制の確保が課題となっている。この課題に対応するため、本メルマガでは 令和8年度(2026年度)診療報酬改定 で新設される「産科管理加算」の内容を解説する。 産科管理加算は、分娩を伴う入院患者への産科管理を評価する新たな加算である。この加算の点数は、病院で1日につき250点...

令和8年度改定|小児の高額な検査・薬剤を包括から外す2つの見直しを解説 06.07.2026

小児医療では、造血器腫瘍のゲノム検査やRSウイルスの予防薬など、高額な検査・薬剤を用いる場面がある。こうした高額な項目の多くは、入院料や小児科外来診療料に「包括」されてきた。包括されると、その費用が個別に評価されず、医療機関の持ち出しになりやすい。本メルマガでは、この課題に対応した 令和8年度診療報酬改定 の見直しを解説する。 今回の見直しは、高額な検査・薬剤を包括の対象から除外し、別に算定できるように...

難病外来指導管理料2を新設|小児の成人移行期医療を評価【令和8年度改定】 05.07.2026

慢性疾患を抱えた小児は、成人になっても継続的な医学管理を必要とします。しかし従来の診療報酬は、小児科から成人の診療科へ移った患者の医学管理を、十分に評価してきませんでした。本メルマガは、この課題に対応した 令和8年度改定 の「難病外来指導管理料」の見直しを解説します。 今回の改定は、難病外来指導管理料を2つの区分に再編し、成人移行期の患者を新たに評価しました。従来の難病外来指導管理料は「難病外来指導管...

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