アストライド-Astride-

デザイン審美眼—社長の第六感をカタチにするデザインの話

タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。▼番組への感想、質問は以下までお寄せください。matnuovo@gmail.com▼メインMC:的場仁利(Mat N. Studio代表)タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラ...

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アストライド-Astride-

Categoría

Business

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8 de jul. de 2026

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Episodios

#28 なぜ高級ブランドの広告は余白だらけなのか ── 削ぎ落とす経営判断 08.07.2026

今日のテーマは「余白と間(ま)──足し算の美学と引き算の美学」です。 ▼今回のトーク内容 ・中部デザイン協会・理事デビューと、話題のフォント「どんどこゴシック」をあえて使った理由 ・情報を詰め込む「足し算の美学」と、そぎ落とす日本的な「引き算の美学」 ・雑誌の表紙とるるぶ──メリハリで成立する“考え抜かれた情報密度”という中間解 ・ルイ・ヴィトンやシャネルの広告はなぜ余白だらけ?削ぎ落としは「経営判断」である...

#27 ロゴは命がけの宣言 ── 家紋と紋章に学ぶブランドの旗印 01.07.2026

今日のテーマは「ロゴは命がけの宣言──家紋と紋章に学ぶブランドの旗印」です。 ▼今回のトーク内容 ・ロゴ刷新でつい流行や目新しさに目を奪われがち。だがロゴのルーツは中世ヨーロッパのギルドのマークや王侯貴族の紋章、日本の家紋にある ・紋章や家紋のもとをたどると戦場の「旗印」。敵味方を識別し自分の立ち位置を示すもので、だからロゴは「命がけの宣言」だと言える ・現代のロゴも「我々は何者か」「顧客とどんな約束を...

#26 その写真、嘘くさくないですか? ── 作為と事実の境界線 24.06.2026

今日のテーマは「その写真、嘘くさくないですか?──作為と事実の境界線」です。 ▼今回のトーク内容 ・前回予告どおり今回は「写真」編。歴史・文化の文脈から読み解く ・パソコンでデザインする今、ウェブやパンフレットで写真を使わない企業はほぼない ・写真ほど、経営者の「誠実さ」がダイレクトに伝わってしまうメディアはない ・写真の歴史:肖像画の代わり → 真実の記録(報道写真)→ 独自の役割へ ・写真には必ず撮り手の「...

#25 フォントは会社の「声」になる ── 文字が宿す知性と品格 17.06.2026

今日のテーマは「フォントは会社の『声』になる──文字に宿る知性と品格」です。 ▼今回のトーク内容 ・デザインの本質を歴史・文化から辿るシリーズ、今回は的場さんの核「タイポグラフィ」の概論 ・テーマは「文字に宿る知性と品格」。文字は文明そのものだと言える ・私たちが毎日目にする文字の形には、何千年もの歴史が刻まれている ・セリフ体(明朝体に近い)は文字の端の小さな飾り「ヒゲ(セリフ)」を持つ。古代ローマの碑...

#24 イラストを「柔らかいから」で選んでいませんか? ── 企業の理念を映す鏡としてのイラスト 10.06.2026

今日のテーマは「イラストを『柔らかいから』で選んでいませんか?──企業の理念を映す鏡としてのイラスト」です。 ▼今回のトーク内容 ・前回予告のイラストレーション(イラスト)を、今回は歴史文化の文脈で掘り下げる ・自社のパンフレット・ウェブのイラストを「柔らかい感じがするから」だけで選んでいないか ・イラストの源流は2つ──「理念の象徴(シンボル)」と「説明(図版)」 ・ヨーロッパの紋章から続く、言葉を使わず...

#23 「美とは歴史文化である」── 文脈という名の共通言語 03.06.2026

今日のテーマは「美とは歴史文化である──文脈という名の共通言語」です。 ▼今回のトーク内容 ・美しさを決めるもう一つの大きな要素は「歴史」と「文化」 ・人は真空ではなく、属する文化や歴史の文脈に沿うかで美を判断している ・デザインには先人が長い時間をかけて形づくってきた「様式」がいくつもある ・19世紀イギリスのウィリアム・モリス運動(アーツ&クラフツ運動)はモダンデザインの原点 ・機械的なAIパターンと、手...

#22 整っているとは美しいということ|法則性が経営者にもたらす視点 27.05.2026

今日のテーマは「整っているとは美しいということ|法則性が経営者にもたらす視点」です。 ▼今回のトーク内容 ・人はバラバラな世界に法則を見つけた瞬間に美を感じる ・リピートパターンやシンメトリー、グラデーションが美しい理由 ・デザインは複雑な情報を整理して法則性を与える仕事 ・ロゴや雑誌に隠れた配置・間隔・太さの法則 ・「コンセプト」を添えるとデザインの評価軸が共有できる ・ディズニーランドの掃除に見る理念...

#21 「美しい」は平均にある ── 究極のスタンダードを見出す経営者の目 20.05.2026

今日のテーマは「『美しい』は平均にある──究極のスタンダードを見出す経営者の目」です。 ▼今回のトーク内容 ・心理学の「平均顔仮説」──多くの顔をモーフィングした平均顔を人は美しいと感じる ・偏りのなさ=健康・遺伝的多様性──生存への安心感が脳にインプットされている ・デザインも経営も、必ずしも尖ることだけが正義ではない ・かっこいいは「何かを捨てて選ぶ」、美しさは「安心感と調和」 ・美しさは佇まい・本質・存...

#20 ノースフェイスが「機能」を選ぶ理由 ── 経営判断としてのデザイン 13.05.2026

今日のテーマは「ノースフェイスが『機能』を選ぶ理由──経営判断としてのデザイン」です。 ▼今回のトーク内容 ・ノースフェイスで30年活躍したパタンナー・玉置浩一さんの発信を起点に ・ハイネックに収納されたフードを出すと「ペロン」と垂れる、これが格好悪い ・マウンテンジャケットのフードが立っているのは設計の意図 ・ノースフェイスはヘルメットを被る想定でフードを大きく作っている ・街では格好悪く見える瞬間があっ...

#19 「なんとなくいい」が経営を危うくする ── 再現性のあるデザイン判断とは 06.05.2026

今日のテーマは「『カッコいい』『美しい』には定義がある──主観の好みから客観的な秩序へ」です。 ▼今回のトーク内容 ・「カッコいい」「美しい」は主観や好みの問題と言われがちだが、実際は造形の秩序がある ・点・線・面の配置、リズム、バランス、比率──人間が共通して整っていると感じる法則がある ・もちろん主観的な部分はあるが、共通するメソッドも明確に存在する ・経営者が「なんとなくいい」でデザインを判断するのは...

#18 「誰のための素材か」を問い直す ── 名刺・ボールペン・ロゴに宿る品格 29.04.2026

今日のテーマは「バーチャルな時代だからこそ問われる素材質感──名刺・ボールペン・ロゴに宿る品格」です。 ▼今回のトーク内容 ・色・素材・文字の3つのうち、2つ目の「素材」について深掘りする回 ・紙の白さには「気なり」「アイボリー」「スーパーホワイト」「オフホワイト」など多様な選択肢がある ・再生紙のくすみは黒インクを目に優しく、コーティング紙はパキッと強い印象を作る ・紙の繊維の方向(紙の目)が、名刺の腰や...

#17 色は一番早く、強く伝わる ── 暖色・寒色・連想で選ぶ配色の基本 22.04.2026

今日のテーマは「色は一番早く、強く伝わるデザインの基本」です。 ▼今回のトーク内容 ・前回の「色・素材・文字」の話を受けて、今回は色を深掘り ・色は遠くからでも認識でき、感情を最も早く強く動かす手段 ・暖色(赤・オレンジ)と寒色(青)の感覚的な違い──自販機の温冷ボタンが好例 ・進出色と後退色:暖色は近くに、寒色は遠くに見える ・膨張色と収縮色:白は大きく、黒は小さく見える(服のシルエット効果) ・重さ・柔...

#16 色・素材・文字 ── 人がデザインを認識する順序の話 15.04.2026

今日のテーマは「色・素材・文字──人がデザインを認識する順序」です。 ▼今回のトーク内容 ・第2部スタート──ここからは具体的なデザインの話題に踏み込んでいく ・味岡伸太郎さんが田中一光さんから受け継いだ言葉「デザインで重要な要素は色・素材・文字」 ・車の例:遠くから「黒い大きなもの」→「ランドクルーザー」ではなく「レクサスLX」だったと認識の解像度が上がる ・人間の情報認識は色→素材→文字の順番で進む──自然の摂...

#15 センスは鍛えられる ── 審美眼トレーニング5つの実践法 08.04.2026

今日のテーマは「審美眼を鍛える5つの実践トレーニング」です。 ▼今回のトーク内容 ・センスは生まれつきではなく訓練で養える──審美眼トレーニングの全体像 ・「センスがない人はいない」感覚器官としてのセンスの捉え方 ・審美眼の正体は「言語化された違和感の蓄積」である ・街中の広告やレストランで感じた心地よさ・不快さを言葉にする習慣 ・ネガティブな違和感の扱い方──自分の中に留めてセンスの糧にする ・「ヤバイ」で...

#14 戦わずして勝つ地図を持て ── デザインとポジショニングの本質的な関係 01.04.2026

今日のテーマは「ポジショニング──マーケティングにおける独自の立ち位置」です。 ▼今回のトーク内容 ・ポジショニングとは「戦わずして勝つための地図」である ・お金と時間をかけてデザインしても消耗戦になる理由 ・競合と同じ土俵に立つと価格競争に巻き込まれる ・市場で競合がいない、自社だけが提供できる価値を特定する作業 ・自社・競合・顧客から導き出す独自のポジション ・ポジションが決まらないままデザインすること...

#13 顧客体験の正体は「理念」だった ── CXを支えるインナーブランディングの本質 25.03.2026

今日のテーマは「顧客体験の誤解──その源泉は社長の考えの社内共有にある」です。 ▼今回のトーク内容 ・顧客体験(CX)の正体は理念の実態化である ・ロゴ、営業、請求書──顧客はあらゆる接点で一貫性を無意識に判断している ・Appleのブランディングに感じる「一貫性」の正体 ・マニュアルだけでは最高の顧客体験は生まれない ・マニュアル外の判断を左右するのは社長の考えの共有 ・インナーブランディングが顧客体験を支えるイ...

#12 コンテンツベースド・ネットワーキング ── B2Bマーケティングの「接点」をポッドキャストで作る 18.03.2026

今日のテーマは「B2Bマーケティングの誤解──マーケティングの余地がないと思い込んでいる企業に向けて、ポッドキャストを活用したコンテンツベースド・ネットワーキングという新しい接点の作り方」です。 ▼今回のトーク内容 ・B2B企業の多くは「マーケティングが入り込む余地がない」と思い込んでいる ・接待や個人的な人間関係に頼る属人的な営業は、企業経営として大きなリスク ・B2Bにおけるマーケティングを「組織としての信頼...

#11 ブランディングとはキャッチコピーとロゴを作ることではない ── 理念を「翻訳」するという本来の機能 11.03.2026

今日のテーマは「ブランディングとはキャッチコピーとロゴを作ることではない——マーケティングの中でブランディングが果たす"理念の翻訳"という本来の機能を考える」です。 ▼今回のトーク内容 ・ブランディングという言葉が注目されること自体に違和感がある ・ブランディングはマーケティングの中の一部であり、それだけが取り上げられるのはおかしい ・ブランディングの真の機能は「理念を適切に翻訳・表現すること」...

#10 マーケティングとは売るための策ではない ── ドラッカーが示した「販売を不要にする」思考法 04.03.2026

今日のテーマは「マーケティングとは売るための策ではない——販売促進や営業との違いを知り、デザインとの接続を考える」です。 ▼今回のトーク内容 ・世の中で言われている「マーケティング」の多くは販売促進か営業である ・マーケティングとは「売る」のではなく「選ばれる状態を作る」こと ・ドラッカー「マーケティングの究極の目的は販売を不要にすること」の意味 ・テスラの事例——営業マンなし、ウェブのみで売れている「マー...

#09 お医者さんに外科や内科があるように、デザイナーにも専門がある 25.02.2026

今日のテーマは「デザインの4大ジャンルと専門性の見極め方——正しいデザイナーに頼めば、成功する確率はぐんと上がる」です。  ▼今回のトーク内容 ・グラフィックデザイナーでも「何でもできる」わけではない——イラスト、コーディング、フォント制作はしない ・外字・作字とフォント制作の違い——変体仮名や矢号など一般に認識されにくい作字の世界 ・デザインの4大ジャンル——建築・プロダクト・ビジュアル・環境デザイン ・ビジュ...

#08 デザインには狭義と広義がある ── 言葉の混乱を整理する 18.02.2026

今日のテーマは「デザインの3層構造」です。 ▼今回のトーク内容 ・デザインという言葉が広く使われすぎている問題 ・デザインを「広義」「中義」「狭義」の3つに分類する ・広義のデザイン──経営・哲学の領域、企業の存在意義や理念を決定する最上流 ・中義のデザイン──プロセス・システムの領域、クリエイティブディレクションやデザイン思考 ・狭義のデザイン──視覚・造形の領域、グラフィックデザインやウェブデザイン ・デザイ...

#07 デザインはサービス業 ── 師匠から学んだ「常に顧客を考える」覚悟 11.02.2026

今日のテーマは「デザインはサービス業、客商売である——中部デザイン協会・西村知弘理事長と丹羽事務局長から学んだ2つの教え」です。 ▼今回のトーク内容 ・「存在意義と理念の紡ぎ方——師匠からの教え」シリーズ第3回 ・西村知弘理事長の紹介——金沢美術工芸大学でプロダクトデザインを学び、カーデザイナーとしてスタート ・丹羽事務局長の紹介——布や糸、ビーズを使った「布で描くイラストレーション」という独自スタイル ・デザイ...

#06 うまくいっている時こそ疑え——坂本啓一氏の品質哲学 04.02.2026

今日のテーマは「最後のアナログレタッチャー・坂本啓一氏から学んだ『指揮命令系統』と『ひっかけてみろ』という2つの品質哲学」です 品質を守るのはセンスや感性ではなく「仕組み」と「姿勢」である——最後のアナログレタッチャーと呼ばれた印刷の巨匠・坂本啓一氏から的場が学んだ2つの教えを紹介します。「生産現場に指揮命令系統がないなら作れ」という組織論と、「ひっかけてみろ」という多面的チェックの哲学。お客様から苦...

#05 「斬新さ」の呪縛から解放される——タイポグラフィの巨匠が教えてくれた過去の活かし方 28.01.2026

今日のテーマは「新しさだけがデザインではない——府川充男氏から学んだ『過去から引用する力』と『一次資料に当たる』という2つの教え」です ▼今回のトーク内容 ・番組開始から1ヶ月、4回を振り返っての所感 ・今回から3回シリーズ「存在意義と理念の紡ぎ方—師匠からの教え」がスタート ・府川充男氏との出会い——東京での印刷・フォント関係イベントを通じて ・「日本語の文字と組版を考える会」と聚珍録(全3巻3000ページ超)の存...

#04 分厚い本は要らない——中小企業のマーケティングは3つだけ 21.01.2026

今日のテーマは「マーケティングの最小要素——分厚い本も横文字の分析も不要、中小企業が考えるべき3つの問い」です。 ▼今回のトーク内容 ・三重県の企業規模は10名以下から200名近くまで多様 ・中小企業にとってのマーケティングは市場調査ではなく「意思決定の判断基準」 ・マーケティングを3つに絞る提案 ・①誰のために企業が存在するのか——「この人のためなら徹夜できる」1人をイメージ ・②何の不満を解消するか——面倒・不安・...

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