Go Ito

おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ 363 Folgen

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

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Autor

Go Ito

Kategorie

Health

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1. Nov 2026

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038高齢者の危険な痩せは冷蔵庫の中身で見抜く 01.02.2026

高齢者の体重減少は、単なる加齢現象ではなく、重篤な疾患や生命予後に関わる危険信号である可能性があります。在宅医療の現場では、6ヶ月で5%以上の体重減少が見られる高齢者の約60%に何らかの医学的介入が必要な状態が潜んでいるとされています。しかし、多くの場合「歳だから仕方ない」「食が細くなるのは普通」という認識のもと、重要なサインが見過ごされているのが現状です。 低栄養とフレイル(虚弱)は相互に関連し、負の...

037フレイルは「できる」より「動きの質」で見抜く 01.02.2026

高齢者の低栄養・フレイルは、在宅医療の現場で最も注意すべき課題の一つです。特に筋力低下は「気づいたときには既に進行している」という特徴があり、一度失われた筋肉量を取り戻すことは非常に困難です。サルコペニア(加齢による筋肉量と筋力の低下)は、転倒・骨折のリスクを3倍以上に高め、要介護状態への移行を加速させます。 在宅医療の強みは「生活の場で継続的に観察できる」ことです。しかし、訪問のたびに細かく観察し...

036家族の迷いを消すフレイル信号機と5つのサイン 01.02.2026

高齢者の低栄養とフレイルは、寝たきりや要介護状態への入り口として、在宅医療の現場で最も注意すべき課題の一つです。医療・介護専門職による定期的な介入は重要ですが、実際に高齢者と最も長い時間を過ごすのは家族です。週に数回の訪問では捉えきれない微細な変化を、家族は日々の生活の中で観察できる立場にあります。 しかし、多くの家族は「何を見ればいいのか」「どの段階で専門職に相談すべきか」がわからず、気づいた時...

035連携で防ぐ在宅フレイル 01.02.2026

在宅高齢者の約2割が低栄養状態にあり、フレイル(虚弱)と深く関連しています。低栄養は身体機能の低下、感染症リスクの増加、入院率の上昇を招き、要介護度の進行や生命予後にも直結する重大な問題です。しかし、在宅現場では体重測定の機会が少なく、食事量の変化に気づいても「高齢だから仕方ない」と見過ごされがちです。 低栄養・フレイルへの対応で最も重要なのは、早期発見と早期介入です。ここで鍵となるのが多職種連携。...

034立位・歩行が困難な高齢者のフレイルとの向き合い方 01.02.2026

高齢者が「立てない、歩けない」状態になることは、低栄養やフレイルの進行に伴う深刻な問題です。筋力低下、バランス障害、関節痛などが複合的に作用し、ADL(日常生活動作)が制限されると、活動量の減少→食欲低下→さらなる筋力低下という「負のスパイラル」に陥ります。このサイクルを断ち切るには、適切なADL介助と観察が不可欠です。 在宅医療の現場では、病院のように常時モニタリングができないからこそ、介助時の観察と安...

033食べない高齢者の入院判断と72時間の鉄則 01.02.2026

在宅療養中の高齢者が「食べられなくなった」という訴えは、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する緊急コールの一つです。この状態は単なる食欲不振ではなく、脱水、電解質異常、低血糖など生命に直結する問題へ急速に進行するリスクを秘めています。特に最初の72時間は「ゴールデンタイム」であり、この期間の対応が予後を大きく左右します。 高齢者は若年者と比べて体内水分量が少なく(体重の50%程度)、予備能力も低下しているため...

032家族が壊れる前に―認知症の介護疲れから家族を守る方法 25.01.2026

認知症のBPSD(行動・心理症状、Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)は、徘徊、暴言・暴力、介護拒否、不潔行為など、家族の介護負担を著しく増大させる症状です。「優しかった母が暴言を吐く」「夜中に何度も起こされる」といった状況が続くと、介護者は心身ともに疲弊し、虐待や介護心中といった悲劇につながるリスクが高まります。 厚生労働省の調査では、介護者の約7割が「精神的ストレス」を感じており、特...

031点線面の認知症チーム連携でBPSDを解く 25.01.2026

認知症の行動・心理症状(BPSD: Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)は、在宅療養を継続する上で最も大きな障壁となります。暴言・暴力、徘徊、介護拒否、不穏、妄想などのBPSDは、介護者の負担を急激に高め、在宅療養の破綻や緊急入院につながることも少なくありません。しかし、これらの症状は適切な対応により軽減できることが多く、そのカギを握るのが多職種連携です。 BPSDへの対応で難しいのは、症状が変動し...

030着替え拒否の謎を解く認知症の合言葉PAINS 25.01.2026

認知症のある方が突然着替えを拒否し始めたとき、それは単なる「BPSD(行動・心理症状)」として片付けられがちです。しかし、実はその背景には身体的苦痛、環境要因、介助方法の問題など、複数の要因が複雑に絡み合っています。在宅医療の現場では、「昨日までできていたのに」「急に嫌がるようになった」という相談が非常に多く、家族や介護者の負担増加、さらにはADL(日常生活動作)の急速な低下につながるケースも少なくあり...

029痩せていく認知症の方に1500kcalを無理強いしてはいけない 25.01.2026

認知症患者の約30-40%が低栄養状態にあり、BPSDとして現れる「食べない」行動は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する課題の一つです。体重減少は転倒リスクの増加、免疫力低下、さらなる認知機能の悪化を招き、生命予後にも直結します。しかし、この問題に対して「無理にでも食べさせる」「カロリーを優先する」といった従来のアプローチが、かえって拒食や嚥下障害を悪化させることが近年明らかになってきました。 本資料では、...

028認知症の薬を飲んでくれない時の声かけと工夫 25.01.2026

認知症の方の服薬拒否は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する問題の一つです。「薬を飲んだと言い張るが実際は隠している」「口に入れても吐き出してしまう」「家族が説得しようとすると怒り出す」といった場面に、多くの支援者が頭を悩ませています。この服薬拒否は認知症のBPSD(行動・心理症状)の一つとして現れることが多く、単なる「忘れ」ではなく、背景に不安や恐怖、プライドの傷つきなどの複雑な心理が隠れています。...

027なぜ同じ症状が繰り返すのか?BPSD再発の連鎖を断つ観察眼 25.01.2026

認知症のBPSD(行動・心理症状)は一度落ち着いても、再び同じような症状が繰り返すことがよくあります。「また夜間せん妄が始まった」「また暴言が出てきた」―こうした経験は在宅医療の現場で日常的に起こっています。しかし、これは単なる偶然ではありません。BPSDの再燃には必ずパターンがあり、その前には必ず「小さな変化」が起きているのです。 在宅医療の強みは、日常生活の中で患者さんを継続的に観察できることです。しか...

026夜中の徘徊、突然の興奮―迷わない夜間・休日対応術 25.01.2026

認知症のBPSD(行動・心理症状)は、在宅医療の現場で最も対応に苦慮する症状の一つです。特に夜間の徘徊や突然の興奮・暴力は、介護者を疲弊させ、在宅療養継続の最大の障壁となります。これらの症状が出現してから最初の72時間は、その後の経過を左右する極めて重要な時期です。この時期の対応を誤ると、症状が遷延化し、介護破綻や緊急入院につながるケースが少なくありません。 BPSD急性増悪の多くには、身体疾患や環境変化な...

025物忘れか認知症か?3つのサインで見抜く境界線 25.01.2026

在宅医療の現場で、「最近、物忘れが増えて…」という相談は日常茶飯事です。しかし、その中には単なる加齢による物忘れではなく、認知症の初期症状が隠れているケースが少なくありません。認知症の早期発見は、BPSD(行動・心理症状)の予防や軽減、そして本人・家族のQOL維持において極めて重要です。 認知症の早期発見が難しい理由の一つは、初期症状が「よくある物忘れ」と区別しにくいことにあります。さらに、教科書的な「記...

024家族が褥瘡と闘うために知っておきたい7つの事実 18.01.2026

在宅療養において、褥瘡(床ずれ)の予防と管理の最前線に立つのは、多くの場合、ご家族です。訪問看護師や医師が訪れるのは週に数回、長くても1日数時間。残りの時間をケアしているのは、ほかならぬ家族介護者です。しかし、多くのご家族は褥瘡について「何となく怖い」「できてしまったら取り返しがつかない」という漠然とした不安を抱えながら、正しい知識がないまま介護に当たっています。 本資料では、ご家族が褥瘡と向き合う...

023褥瘡は完食より「ちょい足し」栄養で治す 18.01.2026

褥瘡治癒における栄養管理は、外用薬や体圧分散以上に重要な要素です。在宅医療の現場では「傷があるから高タンパク食」「肉を食べれば治る」という単純化された指導が行われることがありますが、実際には患者さんの全身状態、摂食能力、消化吸収能力を総合的に評価した上での栄養介入が求められます。 特に高齢者の場合、過度な栄養補給が消化器症状や食欲低下を招き、かえって総摂取カロリーを減少させるリスクがあります。また...

022医師・看護師・家族をつなぐ褥瘡情報共有の極意 18.01.2026

在宅医療における褥瘡予防と管理は、多職種連携の質が直接的にアウトカムに影響する典型的な領域です。医師の訪問は月2回程度であるのに対し、訪問看護師は週1〜2回、そして家族は24時間365日患者さんと接しています。この時間的・空間的なギャップを埋めるためには、それぞれの職種が気づいた「小さな変化」を確実に共有し、予防的介入につなげる仕組みが不可欠です。 褥瘡は一度発生すると治癒に時間がかかり、患者さんのQOLを大...

021褥瘡の薬が効かない時のチーム戦略会議 18.01.2026

在宅医療の現場で褥瘡治療に取り組む際、外用薬や内服薬を処方しても「なかなか治らない」「むしろ悪化している」というケースに直面することは少なくありません。実は、薬が効かない理由の多くは「薬そのものの問題」ではなく、「薬が正しく使われていない」ことにあります。在宅という環境では、医療者の目が常に届かないからこそ、服薬管理やアドヒアランス(患者が治療方針に沿って実行する度合い)の問題が治療効果に直結します...

020なぜ治らない?長期褥瘡との向き合い方 18.01.2026

在宅医療の現場では、褥瘡治療に3ヶ月以上、時には数年を要するケースに遭遇します。「毎日ケアしているのになぜ治らないのか」という家族の声、「何が間違っているのか」というスタッフの悩み。実は、褥瘡が長期化する背景には、創傷治癒を妨げる複合的な要因が潜んでいます。 長期褥瘡の多くは、単に「適切な処置をしていない」のではなく、「治癒を妨げる要因が除去されていない」または「新たな悪化要因が繰り返し加わっている...

019寝返りだけじゃない!生活動作で変わる褥瘡予防 18.01.2026

褥瘡予防というと「2時間おきの体位変換」がまず思い浮かぶかもしれませんが、実は日常の生活動作すべてが褥瘡予防のチャンスです。食事介助、排泄ケア、清拭、更衣など、私たちが毎日行っている一つひとつの介助場面こそが、褥瘡発生リスクを大きく左右します。在宅医療では施設と異なり、限られた人手と時間の中でケアを提供するため、「いかに生活動作の中に予防を組み込むか」が重要になります。 日本褥瘡学会のデータによると...

018発見から24時間が勝負!褥瘡緊急対応術 18.01.2026

褥瘡(じょくそう)は、在宅療養者にとって生命の質を大きく損なうだけでなく、対応を誤れば敗血症などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。特に褥瘡の急激な悪化や感染兆候が見られる場合、最初の24時間の対応が患者の予後を大きく左右します。 在宅医療の現場では、訪問看護師や介護職が褥瘡の変化に最初に気づくことがほとんどです。しかし、「様子を見ていいのか」「すぐに医師に連絡すべきか」「救急搬送が必要なの...

017赤みは危険信号?見落としがちな褥瘡の前兆 18.01.2026

褥瘡(じょくそう)は在宅医療において最も予防可能でありながら、一度発生すると患者さんのQOLを著しく低下させる重大な問題です。多くの医療職は「明らかな発赤」や「皮膚の損傷」を褥瘡のサインとして認識していますが、実はその前段階には見落とされがちな微細な変化が存在します。 在宅現場では病院と異なり、24時間の観察体制がありません。訪問時の限られた時間の中で、いかに早期のサインをキャッチできるかが、褥瘡予防の...

016食べる喜びを奪わない、安全な食事への道筋 12.01.2026

高齢者の誤嚥性肺炎は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する重大な課題です。日本では肺炎による死亡の約70%が75歳以上の高齢者であり、そのうち誤嚥が関与する割合は非常に高いとされています。誤嚥を恐れるあまり、食事を過度に制限したり、早々に経管栄養に移行したりするケースが少なくありませんが、これが逆に患者さんのQOL(生活の質)を大きく低下させ、さらには低栄養を招いて生命予後を悪化させることもあります。 近年...

015栄養士・ST・看護師、連携の鍵は○○だった 12.01.2026

誤嚥性肺炎は、在宅療養高齢者の入院原因の上位を占め、特に75歳以上では肺炎の約7割が誤嚥性とされています。在宅医療の現場では、ST(言語聴覚士)、栄養士、看護師がそれぞれ異なる視点から患者さんを見ていますが、その専門的な「気づき」が十分に共有されていないケースが少なくありません。 多職種連携の成功の鍵は、各職種が日々感じている「違和感」や「小さな変化」を言語化し、共通言語で伝え合うことにあります。STは嚥...

014トイレ、入浴、移動…誤嚥リスクは生活の中に潜む 12.01.2026

誤嚥性肺炎というと、食事場面でのムセや飲み込みの問題を想像される方が多いでしょう。しかし実際には、誤嚥リスクは日常生活のあらゆる場面に潜んでいます。トイレでの排泄介助、入浴時の洗身、ベッドから車椅子への移乗など、私たちが毎日当たり前のように行うADL介助の場面こそが、実は高リスクな状況なのです。 特に問題となるのは、これらの場面での「不顕性誤嚥(silent aspiration)」です。食事中のムセは目に見えて分か...

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