Go Ito

おうちで診る医療|名古屋発!ごうホームクリニックの在宅医療ポッドキャスト

Health JA ↓ 363 Folgen

「在宅医療って、実際どうなの?」その疑問に現場の医師がお答えします。名古屋市天白区の「ごうホームクリニック」は、24時間365日対応の機能強化型の在宅クリニックです。約600名の患者さんの「おうちで過ごしたい」という願いに寄り添い、年間100件超の看取り・緊急往診、人工呼吸器を使う方や医療的ケアが必要なお子さんの在宅サポートなど、地域の在宅医療を支えています。このポッドキャストでは、病院では教わらない在宅医療の実践知をお届けします。・高齢者の「いつもと違う」を見逃さないプロの眼・在宅での急変時、何を見て何を伝えるか・ご家族への説明で大切にしていること・訪問診療チームの連携の実際医療・介護に携わる専門職の...

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Autor

Go Ito

Kategorie

Health

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1. Nov 2026

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062薬が多すぎる?見逃されがちな5つの危険サイン 23.02.2026

高齢者のポリファーマシー(多剤併用)は、在宅医療の現場で最も見逃されやすい問題の一つです。一般的に6剤以上の内服を指しますが、問題の本質は「薬の数」ではなく、「不適切な薬物療法による有害事象」にあります。高齢者は複数の慢性疾患を抱えることが多く、医療機関ごとに処方が追加され、気づけば10剤以上服用しているケースも珍しくありません。 厚生労働省の調査によると、75歳以上の約4割が5剤以上を服用し、薬剤数が増...

061薬による急変、その時どう動く 23.02.2026

在宅医療の現場では、複数の慢性疾患を抱える高齢者が6種類以上の薬剤を服用するポリファーマシーが一般的です。日本老年医学会の調査では、75歳以上の高齢者の約40%が6剤以上を服用しており、薬剤数が増えるほど転倒・意識障害・消化器症状などの有害事象のリスクが増加することが明らかになっています。特に在宅では、服薬管理の不確実性や複数医療機関からの処方が重なり、急変リスクが高まります。 薬剤による急変は「予防可能...

060立てない、歩けない…薬が奪う日常動作 23.02.2026

在宅医療の現場で「最近、立てなくなって…」「急に歩けなくなった」という相談を受けることは少なくありません。実は、その原因が加齢や疾患の進行ではなく、「薬」にあるケースが見過ごされがちです。高齢者のポリファーマシー(多剤併用)は、ふらつき、筋力低下、意欲低下などを引き起こし、ADL(日常生活動作)を著しく低下させる可能性があります。 特に問題となるのは、睡眠薬、抗不安薬、降圧薬、抗精神病薬などです。これ...

059減薬成功の鍵は「チームの結束力」にあり 23.02.2026

高齢者のポリファーマシー(多剤併用)は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する課題の一つです。一般的に6剤以上の内服を「ポリファーマシー」と呼びますが、薬剤数だけでなく、不適切な薬物使用による有害事象のリスクが問題の本質です。高齢者では薬物代謝能力の低下、複数疾患の併存、そして複数医療機関からの処方により、転倒、せん妄、食欲低下などの副作用が生活の質を著しく低下させています。 減薬(deprescribing)を成...

058減薬という選択肢〜慢性期の薬剤見直し術 23.02.2026

在宅医療の現場では、多剤併用(ポリファーマシー)による有害事象が深刻な問題となっています。特に高齢者では5剤以上の服用で転倒リスクが上昇し、6剤以上で薬物有害事象の頻度が増加することが知られています。急性期を乗り越えた慢性期こそが、実は減薬の最適なタイミングです。 慢性期管理における減薬は、単に薬を減らすことが目的ではありません。患者さんのQOL向上、ADL維持、そして有害事象の予防という明確な目標があり...

057お薬手帳が語る真実と多職種の連携力 23.02.2026

高齢者のポリファーマシー(多剤併用)は、在宅医療の現場で最も頻繁に遭遇する課題の一つです。日本老年医学会の定義では、単に薬剤数が多いことだけでなく、「必要以上に多くの薬剤が処方されている状態、またはそれに関連した薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状態」を指します。 お薬手帳は、患者さんの服薬実態を映す「鏡」です。記載内容を丁寧に読み解くと、複数医療機関から...

056痛みが奪う食欲、栄養で痛みをやわらげる逆転の発想 15.02.2026

在宅医療の現場で、痛みを訴える患者さんの多くが食欲不振に悩んでいます。私たちは「痛いから食べられない」と理解していますが、実は逆の視点も重要です。「食べないから痛みが増悪する」という負のスパイラルが存在するのです。低栄養状態は痛みの閾値(いきち=痛みを感じ始める境界線)を下げ、オピオイドの効果を減弱させることが近年の研究で明らかになってきました。 従来、疼痛管理ではオピオイドを中心とした薬物療法が...

055医師・看護師・薬剤師が語る疼痛チーム医療の真実 15.02.2026

在宅医療における疼痛管理は、患者さんのQOL(生活の質)を左右する最も重要な課題の一つです。特にがん終末期や慢性疾患を抱える患者さんにとって、適切な疼痛コントロールは「生きる質」そのものと言っても過言ではありません。しかし、在宅という特殊な環境では、医療者が常にそばにいるわけではなく、患者さんの痛みの変化を見逃してしまうリスクが常に存在します。 疼痛管理の難しさは、「痛み」が主観的な体験であり、数値化...

054慢性痛との上手な付き合い方―悪循環を断つ 15.02.2026

在宅医療において、慢性痛を抱える患者さんは決して少なくありません。急性期のように「痛みを完全にゼロにする」ことを目指すのではなく、「痛みと上手に付き合いながら、生活の質を維持する」ことが慢性期管理の目標となります。慢性痛は身体的な痛みだけでなく、心理的・社会的要因が複雑に絡み合い、「痛み→活動量低下→気分の落ち込み→痛みへの過敏化→さらなる痛み」という悪循環を生み出します。 この悪循環を断ち切るために...

053家族だからこそ知っておきたい痛みとの向き合い方 15.02.2026

在宅医療において、疼痛管理は患者のQOL(生活の質)を左右する最も重要な要素の一つです。特にがん終末期や慢性疾患では、オピオイド(医療用麻薬)を使用した疼痛管理が必要となるケースが多くあります。しかし、実際に24時間患者さんのそばにいるのは医療者ではなく家族です。家族が痛みのサインを適切に観察し、医療者と連携できるかどうかが、良好な疼痛コントロールの鍵を握っています。 一方で、家族は「痛みを訴える患者に...

052痛みがあっても自分らしく―ADL維持の知恵 15.02.2026

在宅医療の現場では、がん性疼痛や慢性疼痛を抱えながら生活する患者さんが数多くいらっしゃいます。オピオイドによる疼痛管理は、痛みを和らげるだけでなく、患者さんが自分らしい生活を送るための重要な手段です。しかし、痛みが軽減されても、ADL(日常生活動作)の維持には適切な介助と観察が不可欠です。 オピオイドを使用している患者さんは、眠気、ふらつき、便秘などの副作用により、転倒や急変のリスクが高まります。一方...

051「痛くない」は本当?隠れた痛みを読み解く3つのサイン 15.02.2026

在宅医療の現場で、患者さんに「痛みはありますか?」と尋ねると、「痛くない」と答えることは少なくありません。しかし、その言葉を額面通りに受け取ってよいのでしょうか。実は、高齢者や認知機能が低下した患者さんでは、痛みを正確に表現できないことが多く、未治療の痛みは、せん妄、不眠、食欲低下、ADL低下など様々な問題を引き起こします。 特に在宅医療では、医療者が患者さんと接する時間が限られています。週に1回、あ...

050オピオイド依存を防ぐ処方箋―チーム力で支える服薬 15.02.2026

在宅医療における疼痛管理で、オピオイドは欠かせない薬剤です。しかし、適切に使用すれば有効な鎮痛効果をもたらす一方で、服薬管理が不十分だと依存や誤用のリスクが高まります。特に在宅という環境では、医療者の目が届きにくく、患者さんや家族の判断で服薬が中断されたり、逆に過剰使用されたりする事例が後を絶ちません。 オピオイドの服薬管理における最大の課題は、「痛み」という主観的な症状と、「依存への不安」という...

049痛みの急変、最初の5分が勝負を決める 15.02.2026

在宅医療の現場において、患者の痛みの急変は予告なく訪れます。夜間や休日に「痛くて我慢できない」という連絡を受けたとき、電話越しでの初期対応がその後の経過を大きく左右します。特にがん患者や慢性疼痛患者の突出痛(breakthrough pain)は、適切なオピオイドの使用と迅速な判断が求められる場面です。 在宅医療における痛みの急変対応で最も重要なのは、「在宅で対応可能か、救急搬送が必要か」を最初の5分で見極めること...

【番外編】ごうホームクリニックの見守りボタンを紹介! 08.02.2026

在宅医療スタッフの皆さまへ 「電話できない」患者さん、諦めていませんか? 見守りボタンなら、ボタン1つで医療スタッフ全員に緊急通知。携帯電話が受電専用の方、認知症でスマホ操作が難しい方も使えます。 ✅ 患者さん負担ゼロ円(無料貸し出し) ✅ クリニック負担は月額100円 ✅ Wi-Fi不要、LTE通信で確実 ✅ 不要な救急搬送を未然に防ぐ 導入効果 ✅ 不要な救急搬送・病院受診を未然に防ぐ  → 不安から救急車を呼んでしまう...

048酸素が足りない!在宅現場での緊急対応術 08.02.2026

在宅酸素療法(HOT: Home Oxygen Therapy)を受けている患者さんは、日本全国に約17万人いると推定されています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、肺がんなどの慢性呼吸不全の患者さんが、自宅で酸素吸入をしながら日常生活を送っています。しかし、感染症、心不全の悪化、気胸などをきっかけに、突然呼吸状態が悪化することは決して珍しくありません。 在宅現場で「酸素が足りない」状況に遭遇したとき、医療スタッフの初...

047お風呂も買い物も諦めない!在宅酸素ライフの工夫術 08.02.2026

在宅酸素療法(HOT: Home Oxygen Therapy)を導入している患者さんは、日本国内で約17万人いると推定されています。慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患により、常時または労作時に酸素吸入が必要な方々です。HOT導入により予後改善や症状緩和が期待できる一方で、「酸素があるから外出できない」「お風呂が怖い」と生活範囲を狭めてしまうケースが少なくありません。 しかし、適切な知識と工夫があれば、HO...

046在宅酸素を使う患者の薬が続かない理由と4つの工夫 08.02.2026

在宅酸素療法(HOT: Home Oxygen Therapy)を受けている患者さんの多くは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患を抱えており、複数の薬剤を併用しています。しかし、「毎日酸素を吸っているのに息苦しさが改善しない」「薬を飲んでいるのに調子が悪い」という訴えをよく聞きます。実は、HOT患者さんの服薬アドヒアランス(薬をきちんと飲む行動)は、一般的な慢性疾患患者よりも低い傾向にあることが報告さ...

045在宅酸素とともに生きる患者が教えてくれた悪化を防ぐ毎日の習慣 08.02.2026

在宅酸素療法(HOT: Home Oxygen Therapy)は、慢性呼吸不全患者の予後とQOLを改善する重要な治療法です。日本では約17万人がHOTを導入していますが、実は導入後の慢性期管理こそが患者の生活を左右します。急性増悪による入院は患者の身体機能を著しく低下させ、ADLの回復が困難になることが多く、いかに安定期を維持するかが在宅医療の腕の見せどころです。 多くのHOT患者は長年の療養生活の中で、自分の体調変化のサインを敏感...

044家族だからこそ知っておきたいHOT介護の心得 08.02.2026

在宅酸素療法(Home Oxygen Therapy: HOT)は、慢性呼吸不全を抱える患者さんが在宅で生活の質を維持しながら治療を継続できる重要な医療手段です。現在、日本国内では約17万人の患者さんがHOTを利用していますが、その多くは高齢者であり、家族による日常的なサポートが治療継続の鍵を握っています。医療従事者として、私たちは患者さんだけでなく、24時間365日そばにいる家族を適切に支援する必要があります。 家族介護者の多く...

043在宅酸素の入院を防ぐ「気づき」の伝え方 08.02.2026

在宅酸素療法(HOT:Home Oxygen Therapy)は、慢性呼吸不全の患者さんが自宅で酸素吸入を行いながら生活の質を維持するための重要な治療法です。日本では約17万人の患者さんがHOTを利用していますが、その成否は医療機器の管理だけでなく、多職種チームの連携の質に大きく左右されます。 HOTを必要とする患者さんの多くは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や間質性肺炎などの進行性疾患を抱えており、病状は刻々と変化します。酸素流量...

042食べられない、痩せていく...酸素療法中の栄養戦略 08.02.2026

在宅酸素療法(HOT: Home Oxygen Therapy)を受けている患者さんの多くが、「食事が食べられない」「体重がどんどん減っていく」という問題を抱えています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者の約30〜40%に低栄養が認められ、特に在宅酸素療法を導入している重症患者ではその割合はさらに高くなります。 この問題が深刻なのは、低栄養が呼吸筋の筋力低下を招き、呼吸状態をさらに悪化させるという悪循環を引き起こすからです。また、免...

041息切れは年のせい?HOT導入を見極める3つのサイン 08.02.2026

在宅医療の現場で「最近、息切れがするけど年のせいかしら」という言葉を耳にすることは少なくありません。しかし、この「年のせい」という言葉の裏に、重大な呼吸不全の進行が隠れていることがあります。在宅酸素療法(HOT:Home Oxygen Therapy)の導入が必要な患者さんの多くは、急激に悪化するのではなく、徐々に日常生活の範囲を狭めながら適応していくため、本人も家族も「こんなもの」と受け入れてしまいがちです。 実際、H...

040薬が食欲を奪う?多剤併用の落とし穴 01.02.2026

高齢者の低栄養とフレイルを考える上で、見落とされがちなのが「薬剤そのものが食欲を奪っている」という視点です。在宅医療の現場では、5種類以上の薬を服用するポリファーマシー(多剤併用)の状態にある高齢者が非常に多く、これが食欲不振、嘔気、味覚異常などを引き起こし、結果として低栄養・フレイルを加速させています。 特に問題なのは、患者さん自身が「薬のせいで食べられない」とは認識せず、「年のせいで食欲がなくな...

039_1000kcalでも元気だから大丈夫!? 01.02.2026

在宅医療の現場で、「1日1000kcalしか摂れていないのに、意外と元気に過ごしている高齢者」に出会うことは少なくありません。従来の栄養学では、高齢者でも1日1400〜2000kcal程度が必要とされてきましたが、実際には低カロリーでも健康を維持している方がいるのも事実です。この現象に、多くの在宅医療スタッフが戸惑いを感じています。 しかし、ここには大きな誤解があります。「1000kcalでも元気だから大丈夫」と安易に考えてし...

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