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yes!~明日への便り~ presented by ホクトプレミアム 霜降りひらたけ

Society JA ↓ 500 episodes

風も、雨も、自ら鳴っているのではありません。 何かに当たり、何かにはじかれ、音を奏でているのです。 誰かに出会い、誰かと別れ、私たちは日常という音を、共鳴させあっています。 YESとNOの狭間で。 今週、あなたは、自分に言いましたか? YES!ささやかに、小文字で、yes!明日への希望の風に吹かれながら、自分にyes!と言ったひとたちの物語をお聴きください。

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Mar 29, 2025

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Episodes

第三百五十話『鈍く平凡であることから始める』-【山口篇】経済学者 河上肇- 14.05.2022

大正デモクラシーの最中にあって、いち早く格差社会、貧困について論じた経済学者がいます。 河上肇(かわかみ・はじめ)。 彼が書いた大ベストセラー『貧乏物語』を題材にした舞台が、先月、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演されました。 このこまつ座の公演は、劇作家・井上ひさしが24年前に書いた戯曲の再演。 河上肇をめぐる、妻、娘、女中など、6人の女性の生きざまを描いた秀作です。 大正5年、第一次世界大戦の好...

第三百四十九話『人生は落丁の多い本に似ている』-【山口篇】小説家 芥川龍之介- 07.05.2022

今年、生誕130年、没後95年を迎える文豪がいます。 芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)。 彼の実の父・新原敏三(にいはら・としぞう)は、現在の山口県岩国市美和町の出身です。 龍之介は、母の病気にともない、幼くして芥川家に養子に出されるのですが、幼名は、新原龍之介でした。 美和町の山間にある父の菩提寺には、文学碑があります。 碑文に書かれている言葉は、「本是山中人」。 山の中の人、と書いて、山中人。 龍之...

第三百四十八話『自分の歌を歌う』-【伝説のミュージシャン篇】エルヴィス・プレスリー- 30.04.2022

今年没後45年を迎える、「キング・オブ・ロックンロール」と称されるミュージシャンがいます。 エルヴィス・プレスリー。 彼がいなければ、ビートルズもクイーンも存在しなかった、と言われる偉大なアーティストの人生を描いた伝記映画が、7月公開されます。 タイトルは『エルヴィス』。 監督は、『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャツビー』の、バズ・ラーマン。 歌もダンスも吹き替えなしでエルヴィスを演じるのは新鋭、オー...

第三百四十七話『自分の心を言葉にする』-【伝説のミュージシャン篇】尾崎豊- 23.04.2022

1992年4月25日、26歳の若さでこの世を去った、伝説のミュージシャンがいます。 尾崎豊(おざき・ゆたか)。 高校在学中のデビューから亡くなるまでのおよそ8年半で発表した曲は、全部で71曲。 『15の夜』『卒業』『I LOVE YOU』『シェリー』『OH MY LITTLE GIRL』などの大ヒット曲は、今も歌い継がれ、その圧倒的なライブパフォーマンスと、繊細で心を揺さぶる歌詞は、色あせるどころか、今を生きるひとに強烈なメッセージを投げか...

第三百四十六話『自分の背中の押し方を自分で学ぶ』-【伝説のミュージシャン篇】フレディ・マーキュリー- 16.04.2022

今も絶大な人気を誇る、唯一無二のボーカリストがいます。 フレディ・マーキュリー。 イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルとして、数々の伝説を残しました。 昨年から今年はじめにかけて、クイーン50周年、フレディ没後30年の記念イベントが日本でも開催され、大きな話題を呼びました。 今年3月20日には、2008年、ウクライナで開催された「クイーン&ポール・ロジャース」のライブ映像をYouTubeで公開。 フレディ亡きあと...

第三百四十五話『静かに力を蓄える』-【伝説のミュージシャン篇】ジェームス・ブラウン- 09.04.2022

黒人のアメリカ文化を音楽としてまとめ上げた、伝説のゴッドファーザー・オブ・ソウルがいます。 ジェームス・ブラウン。 2003年、70歳になったばかりのジェームス・ブラウンは、ロサンゼルスのハリウッド・コダックシアターで、長年の音楽活動の功績をたたえられ、特別功労賞を受賞しました。 そのときのサプライズ・プレゼンテーターは、マイケル・ジャクソンでした。 マイケルは、自身のムーン・ウォークの源が、JBにあることを...

第三百四十四話『手を抜かない、気を抜かない』-【伝説のミュージシャン篇】忌野清志郎- 02.04.2022

71年前の今日4月2日、この世に誕生した、伝説のミュージシャンがいます。 忌野清志郎(いまわの・きよしろう)。 伝説という言葉は、少し違うかもしれません。 なぜなら、清志郎は常に現在進行形。 亡くなって13年の月日が経っても、少しも色あせることなく、多くのひとに支持され続けているのです。 シンプルで骨太なメロディーと、心にズシンと届く歌詞。 音楽で伝えるメッセージだけではなく、今を生きる若者たちへの言葉も発信...

第三百四十三話『いかに生きるかを考える』-【宮城篇】哲学者 梅原猛- 26.03.2022

宮城県仙台市に生まれた、哲学者のレジェンドがいます。 梅原猛(うめはら・たけし)。 法隆寺建立の秘密をひもとく『隠された十字架』や『ヤマトタケル』『オオクニヌシ』などのスーパー歌舞伎の台本執筆など、その活動は多岐にわたり、日本の歴史や文化を独自に読み解く思想は『梅原日本学』と呼ばれました。 その特異な発想は、ときに学術界から猛反発を受け、批判の渦に飲み込まれることもありました。 でも彼は、自由な発想、...

第三百四十二話『道を探し続ける』-【宮城篇】作曲家 早坂文雄- 19.03.2022

黒澤明の映画『羅生門』や『七人の侍』の映画音楽で知られる、宮城県仙台市出身の作曲家がいます。 早坂文雄(はやさか・ふみお)。 41歳の若さで亡くなった彼は、亡くなる直前まで作曲を続けました。 亡くなる1年前に公開された『七人の侍』は、肺結核だった早坂の病床に録音編集機が持ち込まれての作曲。 容赦ない黒澤監督の要望に、命の限界まで応えようとする早坂とのやりとりは、周りの人間がはらはらするほど、熾烈で過酷な...

第三百四十一話『己に還る』-【宮城篇】小説家 志賀直哉- 12.03.2022

宮城県石巻市で生まれた、日本文学界を代表する文豪がいます。 志賀直哉(しが・なおや)。 『和解』、『城の崎にて』、『暗夜行路』など、研ぎ澄まされた文体と、人間の心を深くえぐる文章は、多くの作家に影響を与え、「小説の神様」と呼ばれています。 没後50年を迎えた昨年、彼の小説『流行感冒』がドラマ化されました。 今からおよそ100年前に流行ったスペイン風邪。 その猛威に翻弄される人々を描いたこの作品は、コロナ禍と...

第三百四十話『決して諦めない』-【宮城篇】仙台藩士 支倉常長- 05.03.2022

今から409年前、宮城県石巻市からサン・ファン・バウティスタ号でヨーロッパに船出した武将がいます。 支倉常長(はせくら・つねなが)。 仙台藩藩主・伊達政宗公の命を受けた常長は、大使として、エスパーニャ、現在のスペインとの貿易を独自に開くため、海を渡りました。 いわゆる「伊達の黒船」、慶長遣欧使節団です。 当時は、満足な地図もなく、海流に乗るだけの船旅は危険極まりないものでした。 それでも伊達政宗公は、どう...

第三百三十九話『権力を笑い、我が道を行く』-【京都篇】僧侶 一休宗純- 26.02.2022

京都で生まれ、京都でその生涯を閉じた、とんちで名高い僧侶がいます。 一休宗純(いっきゅう・そうじゅん)。 彼の名を全国的に広めたのは、1975年から1982年まで放送されたテレビアニメ『一休さん』かもしれません。 お寺で修行する幼い一休さんが、さまざまな危機やトラブルを得意のとんちやユーモアで解決するという物語。 最高視聴率は、27.2%、関西地区では、40%を超える回もありました。 「この橋、わたるべからず」や「...

第三百三十八話『おだやかに戦う』-【京都篇】物理学者 朝永振一郎- 19.02.2022

京都で幼少期を過ごし、京都大学に学んだ、物理学者のレジェンドがいます。 朝永振一郎(ともなが・しんいちろう)。 1965年、くりこみ理論による「量子電磁力学の発展への寄与」により、ノーベル賞を受賞。 湯川秀樹に次いで、日本で2人目のノーベル物理学賞受賞者になりました。 それまで7回も候補になった末の栄誉がよほど嬉しかったのか、受賞の知らせを受けて、叔父と朝から祝い酒。 酔って風呂場で転倒、肋骨を折って、授賞...

第三百三十七話『決して後ろを振り返らない』-【京都篇】作曲家 加藤和彦- 12.02.2022

京都に生まれ、日本の音楽史に多大な影響を与えた、伝説のヒットメーカーがいます。 加藤和彦(かとう・かずひこ)。 始まりは、1960年代後半に加藤が結成したフォークグループ、ザ・フォーク・クルセダーズ。 京都の龍谷大学在学中、雑誌『MEN'S CLUB』に、加藤がこんな投稿をしてメンバーが集まりました。 「フォーク・コーラスを作ろう。当方、バンジョーと12弦ギター有。フォークの好きな方連絡待つ。」 真っ先に自転車で駆け...

第三百三十六話『相反する自分を共存させる』-【京都篇】作家 川端康成- 05.02.2022

京都を舞台にした小説『古都』で、日本人初のノーベル文学賞を受賞した作家がいます。 川端康成(かわばた・やすなり)。 今年、没後50年を迎える文豪の作品は、人間の隠れた欲望やフェティシズムを妖艶に描く一方で、詩的な情景描写を駆使して四季折々の華やかさを紡ぎ、美しい日本を世界中に知らしめました。 特に『古都』という作品は、亡くなるおよそ10年前に執筆した、新聞の連載小説で、京都の名所旧跡や、年中行事を物語に...

第三百三十五話『楽しみを見つける』-【神奈川篇】二宮金次郎- 29.01.2022

神奈川県小田原市出身の、農業に生涯を捧げた偉人がいます。 二宮金次郎(にのみや・きんじろう)。 かつて全国の多くの小学校に、薪を背負い、本を読む金次郎の銅像がありました。 明治を代表する思想家・内村鑑三(うちむら・かんぞう)が英文で書いた外国人向けの人物伝『代表的日本人』で、日本を代表する五人のうちの一人として二宮金次郎を選び、明治の文豪・幸田露伴(こうだ・ろはん)が、少年少女のための文学として金次...

第三百三十四話『情けを極める』-【神奈川篇】作家 長谷川伸- 22.01.2022

横浜市日ノ出町に生まれた、股旅物の大家がいます。 長谷川伸(はせがわ・しん)。 代表作『瞼の母』は、浪曲、講談、歌舞伎など、数多く上演され、町から町へと渡り歩く渡世人の義理と人情、母への情愛は、観客の涙を誘いました。 日ノ出町、大岡川のたもとには、彼の石碑があります。 歌謡浪曲にもなった戯曲『一本刀土俵入り』のこんな一節がしるされています。 「ご恩になった姉さんにせめて見てもらう駒形のしがねえ姿の土俵...

第三百三十三話『全身全霊で生きる』-【神奈川篇】画家 中川一政- 15.01.2022

神奈川県の真鶴町を愛し、真鶴で97年の生涯を終えた、日本画壇の巨匠がいます。 中川一政(なかがわ・かずまさ)。 「真鶴町立中川一政美術館」は、現在休館中ですが、2月3日再開予定。 中川が亡くなる2年前につくられました。 豊かな森に抱かれた美術館の立地や設計も彼自身が選び、晩年、好んで画いた薔薇や駒ヶ岳の絵が数多く展示されています。 エネルギーがほとばしり、躍動感あふれるタッチは、多くのひとを魅了し、今もなお...

第三百三十二話『想像力で生き抜く』-【神奈川篇】小説家 吉川英治- 08.01.2022

今年、没後60年を迎える、戦前・戦後と多くの人々に支持されたベストセラー作家がいます。 吉川英治(よしかわ・えいじ)。 代表作は、『宮本武蔵』や『三国志』、そして『新・平家物語』など、歴史をテーマにした大衆小説。 わかりやすい文章で描く魅力的なキャラクターたちと、読者を飽きさせないストーリー展開は、絶大な人気を呼び、連載された新聞が待ちきれず、新聞販売店に押し掛ける人が多くいたほどでした。 1949年、吉川...

第三百三十一話『自分で決めた姿勢を貫く』-【神奈川篇】女優 原節子- 01.01.2022

昨年、生誕100年を迎えた、横浜市保土ヶ谷区出身の大女優がいます。 原節子(はら・せつこ)。 戦前から戦後にかけて、黒澤明や小津安二郎などの名監督と組み、日本映画を代表する女優として銀幕を彩ったレジェンド。 彼女がそのカリスマ性をより強くした理由、それは42歳という早すぎる引退、若すぎる隠遁生活にあります。 95歳で亡くなるまでの53年間、原節子は、鎌倉の自宅にひっそりと暮らしたのです。 ごくまれに外出するとき...

第三百三十話『反発する心を忘れない』-【東京篇】作曲家 小林亜星- 25.12.2021

今年5月に亡くなった、東京生まれの偉大な作曲家がいます。 小林亜星(こばやし・あせい)。 生涯に作った曲は、8000曲を越えると言われています。 『ワンサカ娘』や『この木なんの木』などのCM曲、都はるみの大ヒット曲『北の宿から』などの歌謡曲、『科学忍者隊ガッチャマン』『ひみつのアッコちゃん』などのアニメソング。 さらにはレコード売り上げが200万枚を超す大ヒットとなった『ピンポンパン体操』など、その作品のジャン...

第三百二十九話『愚痴を言うなら発想を変える』-【東京篇】作家 向田邦子- 18.12.2021

今年没後40年を迎えた今も多くのファンに愛される作家がいます。 向田邦子(むこうだ・くにこ)。 脚本家として『寺内貫太郎一家』『あ・うん』『阿修羅のごとく』など、数多くの名作テレビドラマを世に残し、飛行機事故で亡くなる1年前には直木賞を受賞。 小説家、エッセイストとして、今もなお、その名をとどめています。 全国各地で没後40年のイベントが企画され、東京新聞でも特集が組まれました。 『向田邦子を読む』と題して...

第三百二十八話『逆転を諦めない』-【東京篇】ボクサー 大場政夫- 11.12.2021

東京の下町に生まれ、極貧から這い上がり、世界チャンピオンになったボクサーがいます。 大場政夫(おおば・まさお)。 大場は、WBA世界フライ級チャンピオンとして5度の防衛に成功したおよそ3週間後の1973年1月25日午前11時22分、首都高速でカーブを曲がり切れず、反対車線のトラックに突っ込み、この世を去りました。 享年23歳。 現役世界王者のままの死去、ということから「永遠のチャンプ」と呼ばれています。 大場のボクシン...

第三百二十七話『後ろを振り返らない』-【東京篇】女性解放運動家 平塚らいてう- 04.12.2021

東京市麹町区、現在の千代田区五番町に生まれた女性解放運動家がいます。 平塚らいてう(ひらつか・らいちょう)。 今年、没後50年を迎える彼女は、今から100年以上も前に「家制度」に反対し、事実婚を選びました。 夫婦別姓の先駆者とも言われています。 おととし、公開された『らいてう戦後日記』の中の一節。 1950年4月13日の記述には、 「平和問題、講和問題について、婦人の総意を代表する声明を国内及び国外に、今こそしなけ...

第三百二十六話『自分で得たものしか使えない』-【三重篇】映画監督 衣笠貞之助- 27.11.2021

1954年に開催された第7回カンヌ国際映画祭で、日本人として初めて、見事グランプリを獲得した映画監督がいます。 衣笠貞之助(きぬがさ・ていのすけ)。 作品のタイトルは『地獄門』。 主演・長谷川一夫。 審査委員長のフランスの詩人・ジャン・コクトーは、衣笠の、平安時代の色彩美を再現した才能に、最大の賛辞をおくったと言われています。 カンヌ国際映画祭のグランプリは、のちにパルム・ドールと名を変えますが、次に選ばれ...

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