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yes!~明日への便り~ presented by ホクトプレミアム 霜降りひらたけ

Society JA ↓ 500 episodes

風も、雨も、自ら鳴っているのではありません。 何かに当たり、何かにはじかれ、音を奏でているのです。 誰かに出会い、誰かと別れ、私たちは日常という音を、共鳴させあっています。 YESとNOの狭間で。 今週、あなたは、自分に言いましたか? YES!ささやかに、小文字で、yes!明日への希望の風に吹かれながら、自分にyes!と言ったひとたちの物語をお聴きください。

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Mar 29, 2025

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Episodes

第二百二十五話『動くことを怖れない』-【先駆者篇③】美容家 メイ牛山- 21.12.2019

戦前の日本に、アメリカ・ハリウッドのメイク術や美容法を持ち込み、日本人女性の美を生涯にわたって追及した美容家がいます。 メイ牛山。 脚本家の小川智子(おがわ・ともこ)が記したメイ牛山のノンフィクションのタイトルは、こうです。 『女が美しい国は戦争をしない』。 小川はその著書の中で、メイ牛山のこんな言葉を紹介しています。 「ちゃんと、鏡、見ている? 朝、出がけにちらっと見るくらいじゃだめよ。全身が映る姿...

第二百二十四話『信念は曲げない』-【先駆者篇②】田畑政治- 14.12.2019

2020年、東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムになる新国立競技場が先日完成しました。 緑豊かな明治神宮外苑の景観に配慮して、高さをおよそ47メートルに抑え、「杜のスタジアム」を具現化。 ドーナツ形の屋根には国産の木材を使用し、コンコースや競技場周辺にも、およそ4万7000本の木々が植えられています。 壮麗な建物を見ていると、東京でのオリンピック開催がいよいよ現実的なものに思えてきます。 初めての...

第二百二十三話『好きなものには食らいつく!』-【先駆者篇①】字幕翻訳者 戸田奈津子- 07.12.2019

映画の字幕翻訳という仕事を世に知らしめた第一人者がいます。 戸田奈津子(とだ・なつこ)。 彼女は、学生時代に字幕翻訳者という、当時まだそれほど知られていない仕事につきたいと思いました。 一度は別の仕事につきますが、もう一度夢を叶えたいと一念発起。字幕翻訳の巨匠、清水俊二(しみず・しゅんじ)に手紙を書きます。 その日から戸田が夢を叶えるまで、およそ20年かかりました。 「狭き門ってよくいうでしょう。あのね...

第二百二十二話『見上げればそこに星はある』-【茨城篇】坂本九- 30.11.2019

茨城県笠間市を愛し続けた国民的スターがいました。坂本九。 九ちゃんの愛称で親しまれた唯一無二の天才歌手は、『見上げてごらん夜の星を』『明日があるさ』など、数々のヒット曲を世に送り出しました。 特に『上を向いて歩こう』は、『SUKIYAKI』という英語タイトルで、1963年6月13日、全米チャートで1位を獲得。 その後、3週間首位を守り続けたのです。 海を渡ってもなお、愛され続けた彼の歌声は、独特の歌い方でさらに哀愁と...

第二百二十一話『苦しい時こそ自分を保つ』-【茨城篇】日本画家 横山大観- 23.11.2019

ゴツゴツとした岩に砕ける、波。 果てしなく拡がる大海原。 風に揺れる松の樹々たち。 ここ、茨城県の五浦海岸で最も苦しい12年間を過ごした、日本画の大家がいます。 横山大観(よこやま・たいかん)。 大観は、師匠・岡倉天心を追って、この地に来ました。 明治31年3月、岡倉天心を誹謗中傷する怪文書が出回り、結果、岡倉は東京美術学校の校長職を追われてしまいます。 岡倉に心酔していた大観も、学校を辞め、新しく日本美術院...

第二百二十話『仕事に熱を込める』-【茨城篇】映画監督 深作欣二- 16.11.2019

『仁義なき戦い』『バトル・ロワイアル』などのバイオレンス映画で知られる、茨城県出身の映画監督がいます。 深作欣二(ふかさく・きんじ)。 そのアクションシーンは破天荒で痛快。 クエンティン・タランティーノやジョン・ウーなど世界に名立たるアクション映画の巨匠にリスペクトされています。 深作は、バイオレンスばかりではありません。 女優の奥に秘めた才能を開花させる天才でした。 『蒲田行進曲』や『火宅の人』でも手...

第二百十九話『子どもの心を忘れない』-【茨城篇】詩人 野口雨情- 09.11.2019

「シャボン玉」「赤い靴」「七つの子」など今も歌い継がれる童謡を生み出した詩人、野口雨情(のぐち・うじょう)は、北茨城市磯原町に生まれました。 風光明媚な五浦海岸のほど近く。 強い風をものともせず、優雅に舞い飛ぶカモメたち。 波しぶきが砕け散る海辺に、雨情の歌碑が立っています。 彼は、磯の香りをかぐと、ふるさとに帰ってきたという心持ちになったと言いました。 「野口雨情生家・資料館」は、東日本大震災で一階...

第二百十八話『ひとつの笑いに命を賭ける』-【茨城篇】いかりや長介- 02.11.2019

今年、没後15年の偉大なコメディアンがいます。 いかりや長介。 ザ・ドリフターズのリーダーとして、生涯、コメディアンにはこだわりぬきましたが、彼には他にも二つの顔がありました。 ひとつは、ミュージシャンとしての顔。 もともとはハワイアンバンドのベーシスト。 ビートルズが来日したとき、ザ・ドリフターズとして前座をつとめ、『Long Tall Sally』を演奏しました。 そしてもうひとつが、織田裕二との名コンビが話題にな...

第二百十七話『弱さを愛し、優しさを愛する』-【香川篇】映画監督 木下惠介- 26.10.2019

瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に、3年に一度開催されるアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。 国内外からの多くの来訪者で賑わった2019年秋の会期が、11月4日で終わろうとしています。 瀬戸内海はかつて、近畿中央文化の源であり、豊かな資源に守られ、北前船の母港として日本列島全体を活性化しました。 そんな海の復権をも担う、芸術祭。 その中心にある島のひとつ、香川県の小豆島で欠かせない観光名所が「二十四の瞳 映画村」...

第二百十六話『自分の力をひとのために使う』-【香川篇】発明家 平賀源内- 19.10.2019

先ごろ、ノーベル賞の発表がありましたが、もし江戸時代にノーベル賞があったら、おそらく受賞したのではないかと思われる発明家がいます。 平賀源内(ひらが・げんない)。 高松藩士の家に生まれた彼は、発想の奇抜さ、行動力の迅速さ、好奇心の豊かさ、どれをとっても規格外。 「人生は発明・発見の連続である!」を生涯の信条としました。 彼が発明したとされる最も有名なものが、エレキテル。 摩擦静電気装置の完成を実現させ...

第二百十五話『自分に飽きてはいけない』-【香川篇】俳優・歌手 萩原健一- 12.10.2019

香川県高松市にあるレクザムホールでは、優れた邦画のリバイバル上映を定期的に続けています。 「映画の楽校」と題されたそのプログラム、10月22日に行われる演目のひとつが『恋文』です。 直木賞作家、連城三紀彦が、萩原健一をモデルに書いたという小説が原作です。 連城は「萩原さんが出てくれるなら、原作料などいりません」と言ったそうです。 ショーケンこと萩原健一は、今年3月、68歳で激動の生涯を閉じました。 17歳でグル...

第二百十四話『6割現実を楽しみ、4割理想のために闘う』-【香川篇】作家・実業家 菊池寛- 05.10.2019

芥川賞と直木賞をつくった男。菊池寛(きくち・かん)。 彼の故郷は、現在、瀬戸内国際芸術祭2019で沸く香川県高松市です。 高松市にある菊池寛記念館では、『父帰る』や『恩讐の彼方に』、ベストセラーになった『真珠夫人』を書いた、作家としての彼の足跡を追うことができます。 また文藝春秋社設立や、映画会社「大映」の初代社長といった、菊池の実業家としての一面も紹介されています。 さらに圧巻は、歴代の芥川賞、直木賞受...

第二百十三話『ひとと違うことを怖れない』-【新潟篇】作家 坂口安吾- 28.09.2019

新潟市に生まれた、『堕落論』で有名な文豪がいます。 坂口安吾。 彼の石碑は、新潟市中央区西船見町の、海を見下ろす砂丘に建っています。 石碑に書かれた言葉は、「ふるさとは、語ることなし」。 安吾らしい、自虐にも似た、およそ石碑にふさわしくない言葉です。 彼は、生まれたこの場所についての思い出をこんなふうに語っています。 「中学校をどうしても休んで 海の松林でひっくりかえって 空を眺めて暮さねばならなくなっ...

第二百十二話『笑顔を絶やさない』-【新潟篇】歌手 三波春夫- 21.09.2019

新潟県長岡市出身の、昭和を代表する大歌手がいます。 三波春夫。 彼は、1964年の東京オリンピックのテーマソング『東京五輪音頭』を生涯、歌い続けました。 この歌に込める思いを、こんなふうに語っています。 「戦後初の日本の大イベントである、この東京オリンピックは、世界に向かって日本が『日本は、日本人は、こんなに頑張って復興しましたよ』と示す、晴れ舞台なんです」 戦争で戦い、シベリアで俘虜(ふりょ)になって、...

第二百十一話『強さに裏打ちされた優しさを持つ』-【新潟篇】作家 アーネスト・ヘミングウェイ- 14.09.2019

今年、生誕120周年を迎えたノーベル賞作家、アーネスト・ヘミングウェイ。 彼と新潟を結ぶ、ひとつのお菓子があります。 新潟県新潟市中央区古町にある、丸屋本店の焼菓子『日はまた昇る』。 ヘミングウェイの小説になぞらえたものです。 ヘミングウェイが愛したラム酒、セント・ジェームスのほのかな香りと、砂糖漬けしたオレンジピールがアクセントをつけ、サクサクした食感と優しい甘みが口の中に拡がります。 新潟の街に太陽が...

第二百十話『劣等感は最大の武器』-【新潟篇】プロレスラー ジャイアント馬場- 07.09.2019

今、アメリカのスポーツ界で「ショーヘイ」という名の有名な日本人は、メジャーリーガーの大谷翔平ですが、かつて1960年代前半にアメリカを席巻した「ショーヘイ」がいました。 リングネーム「ショーヘイ・ビッグ・ババ」。 新潟県出身の伝説のプロレスラー、ジャイアント馬場です。 今年、没後20年になります。 60年代、アメリカンプロレスは全盛期。 そんな中、ニューヨーク、シカゴ、セントルイスなどのメインスタジアムで、「...

第二百九話『自分を極める』-【兵庫篇】マイケル・ジャクソン- 31.08.2019

今年、没後10年になる、「キングオブポップ」と称された伝説のアーティストがいます。 マイケル・ジャクソン。 彼は、1987年9月、兵庫県西宮市にやってきました。 バッド・ワールド・ツアーの、日本での公演のひとつ。 西宮球場には5万人を越えるファンが集まり、マイケルはダンスや歌で観客を魅了します。 ムーンウォークを披露したとき、会場の歓声はうねりのように大地を震わせたと言います。 西宮でのコンサートの直前、群馬で...

第二百八話『寄り添う心を持つ』−【兵庫篇】心理学者 河合隼雄− 24.08.2019

ノーベル文学賞に最も近い作家、村上春樹が唯一、先生と呼んだひとがいます。 彼と同じ兵庫県出身の心理学者、河合隼雄(かわい・はやお)です。 日本にいち早くユング心理学を紹介した臨床心理学の権威。 京都大学名誉教授で元文化庁長官、数々のエッセイや学術書でひとびとの心の悩みに寄り添い、晩年には、自伝的小説『泣き虫ハァちゃん』を書きました。 河合はその小説の中で、自ら生まれ育った兵庫県丹波篠山への郷愁を描きま...

第二百七話『心の痛みを大切にする』−【兵庫篇】映画監督 浦山桐郎− 17.08.2019

兵庫県相生市。 三方を山に囲まれ、南に瀬戸内の穏やかな海を抱いたこの街を終生愛した映画監督がいます。 浦山桐郎(うらやま・きりお)。 吉永小百合を育て、大竹しのぶを見出した、女優育ての名手。 生前、まわりのひとに、「オレは生きている間に、一ダースの映画を撮るのが目標なんだ」と語っていましたが、54年の生涯で撮った映画は、9本でした。 でも、その9作品全てに、文字通り心血を注ぎ、魂を込め、完全主義を貫きまし...

第二百六話『命がけでやる』−【兵庫篇】作詞家・訳詞家 岩谷時子− 10.08.2019

人間にとって、どの土地に暮らすかということが、人生を大きく左右する要素になることがあります。 作詞家、訳詞家として一世を風靡した岩谷時子にとって、兵庫県西宮市で幼少期を過ごしたことは、彼女の人生に多大な影響を与えました。 彼女自身、こんなふうに語っています。 「今までの私の人生の中で、一番思い出の多い幼少期と少女期を西宮で過ごした私は、西宮という字を見るだけで、砲台のあった夏の海や十日戎のお祭りや近...

第二百五話『想像力という名の勇気を手放さない』−【兵庫篇】小説家 小松左京− 03.08.2019

SF界の巨匠、『日本沈没』の作者、小松左京にとって、兵庫県西宮市は生涯の故郷でした。 北に緑豊かな山脈をいだき、南には陽光がキラキラと輝く、おだやかな内海がありました。 春にはレンゲの花が咲きほこり、秋には田んぼの稲穂が黄金色に揺れる、素朴でのどかな風景は、彼の心にしっかりと根付いたのです。 特に、幼い頃住んだ夙川は、たびたび自身の小説で描写するほど懐かしい場所でした。 一歩そこに足を運べば、一気に、幸...

第二百四話『優しさと哀しさで人生を生きる』−【千葉篇】画家 竹久夢二− 27.07.2019

『まてど 暮らせど 来ぬ人を 宵待草の やるせなさ 今宵は月も でぬさうな』 この有名な詩『宵待草』を書いたのは、明治末期から大正時代にかけて、独特の女性画で異彩を放った叙情画家、竹久夢二です。 千葉県の銚子にある海鹿島海岸には、この詩の一節と夢二の文学碑がひっそりと建っています。 夢二は、この海岸で恋に落ちました。 彼女との悲恋を、夕方になって可憐に咲く宵待草に重ね合わせたのです。 夏の海岸も、陽が落...

第二百三話『挫折を乗り越える』−【千葉篇】作家 伊藤左千夫− 20.07.2019

2020年3月にスタートする、東京オリンピックの聖火リレー。来年7月には、千葉県を走ります。 県内で通過する地点の中に、九十九里浜を有する山武市があります。 千葉県北東部に位置する、いちごの名産地。 この山武市出身の作家がいます。 何度も映画化された『野菊の墓』が有名な、伊藤左千夫(いとう・さちお)。 山武市には、生家も残っています。 築、およそ200年以上前の、かやぶき屋根の平屋。 敷地内には、伊藤が生前建てた...

第二百二話『見たままをうつす力』−【千葉篇】画家 山下清− 13.07.2019

千葉県、我孫子駅にある立ち食い蕎麦の人気店、『弥生軒』。 この店で働いたとされる、放浪の画家がいます。 山下清(やました・きよし)。 弥生軒は、昭和3年に創業。当初は、我孫子駅構内で弁当を販売していました。 山下清は、昭和17年からおよそ5年間、住み込みで働いていたと言われています。 弥生軒の初代社長は、戦中、戦後の食べ物がない時代を経験。 来るものは拒まずの精神で、ただお腹いっぱい食べられそうだ という目...

第二百一話『55歳から新しい人生を始める』−【千葉篇】伊能忠敬− 06.07.2019

55歳から、全く違う人生を歩み、偉業を成し遂げた先人がいます。 伊能忠敬(いのう・ただたか)。 昨年、没後200年を迎えた伊能は、現在の千葉県香取市佐原で酒造業を中心とした商いで身を立て、地域の発展に大きく貢献しました。 50歳で家督をゆずり、江戸に発ちます。 そこで、天文学、暦学、測量学を学び、55歳のとき、東北に向かい、日本地図の作成を始めるのです。 最初の測量の旅から、実に17年あまりをかけて、史上初めての...

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