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yes!~明日への便り~ presented by ホクトプレミアム 霜降りひらたけ

Society JA ↓ 500 episodes

風も、雨も、自ら鳴っているのではありません。 何かに当たり、何かにはじかれ、音を奏でているのです。 誰かに出会い、誰かと別れ、私たちは日常という音を、共鳴させあっています。 YESとNOの狭間で。 今週、あなたは、自分に言いましたか? YES!ささやかに、小文字で、yes!明日への希望の風に吹かれながら、自分にyes!と言ったひとたちの物語をお聴きください。

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Mar 29, 2025

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Episodes

第二百七十五話『自分の人生を支配する』-【伝記映画篇】レイ・チャールズ- 05.12.2020

『愛と青春の旅だち』を撮った映画監督、テイラー・ハックフォードは、どうしても、あるミュージシャンの伝記映画を撮りたくて、15年間、粘り続けました。 そのあるミュージシャンとは、レイ・チャールズ。 日本では、1989年にサザンオールスターズの『いとしのエリー』をカバーしたことで話題になりました。 盲目の黒人。 サングラスでピアノを弾き、歌う、ソウル・ミュージックのレジェンド。 映画化にあたり、レイは、ハックフ...

第二百七十四話『古いものは全て捨て去る』-【鳥取篇】女優 乙羽信子- 28.11.2020

鳥取県米子市に生まれた、昭和を代表する名女優がいます。 乙羽信子(おとわ・のぶこ)。 テレビドラマでは『おしん』で晩年の主人公を演じ切り、映画では『愛妻物語』『裸の島』など、世界的にも評価の高い名画に主演。 映画監督、新藤兼人(しんどう・かねと)との二人三脚で、彼女は本格的な女優への道を突き進みました。 遺作となった作品は『午後の遺言状』。 乙羽は、末期の肝臓がんで、余命1年と宣告されていました。 それ...

第二百七十三話『日常に喜劇を探す』-【鳥取篇】映画監督 岡本喜八- 21.11.2020

鳥取県米子市出身の映画監督に、今も多くの映画人に影響を与え続ける鬼才がいます。 岡本喜八(おかもと・きはち)。 『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明(あんの・ひであき)は、映画『シン・ゴジラ』で岡本喜八へのオマージュを捧げ、今年4月に亡くなった大林宣彦は、亡くなる直前まで、戦争映画を撮り続けた岡本への思いを語っていました。 大林が初めて東宝でメガフォンをとったとき、撮影所の製作現場では反対の声...

第二百七十二話『自由を手放さない』-【鳥取篇】写真家 植田正治- 14.11.2020

今年没後20年を迎える、世界的に有名な写真家がいます。 ふるさと鳥取県を活動の拠点とした、写真界のレジェンド、植田正治(うえだ・しょうじ)。 福山雅治のシングル『HELLO』のジャケット写真を撮影。 以来、植田の写真に感動した福山は、カメラの師匠として植田を慕い続けました。 鳥取県西伯郡伯耆町にある植田正治写真美術館を訪れると、彼の足跡がわかります。 コンクリート打ちっぱなしの美術館は、自然豊かな大山山麓にあ...

第二百七十一話『孤独から逃げない』-【鳥取篇】俳人 尾崎放哉- 07.11.2020

「咳をしても一人」 「一人の道が暮れてきた」 自由律俳句という新しい世界を切り開いた、漂泊の俳人・尾崎放哉(おざき・ほうさい)。 彼は、鳥取市に生まれました。 鳥取市の生誕の地、住んだ場所や尾崎家の墓に、句碑が建立されています。 没後94年経った今も若いミュージシャンに影響を与え、多くのひとに語り継がれる放哉の俳句の魅力は、いったいどこにあるのでしょうか? 彼は、東京帝国大学法学部を卒業した、エリート中...

第二百七十話『自分のオリジナリティを知る』-【佐賀篇】洋画家 岡田三郎助- 31.10.2020

佐賀県出身の洋画家に、世の女性のライフスタイルまでも変えた女性画の大家がいます。 岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ)。 昨年、生誕150年、没後80年を迎えた彼は、劇作家・小山内薫の妹を妻にしたことでも知られています。 着物の片肌を脱ぎ、後ろ向きに佇む女性を描いた作品『あやめの衣』は、近代日本絵画の代表作と言われています。 洋画のようでいて、日本画の伝統も感じる作風。 このオリジナリティを手に入れるまで、岡...

第二百六十九話『持っているものを、ひとのために使う』-【佐賀篇】医師 伊東玄朴- 24.10.2020

幕末から明治時代にかけて、ウイルスと戦い、近代医学の礎を築いた、佐賀出身の医師がいます。 伊東玄朴(いとう・げんぼく)。 彼が生まれた、現在の佐賀県神埼市には、漢方医だった20歳の時に建てた旧宅が保存され、その家は、昭和48年、1973年に佐賀県の文化史跡に指定されました。 旧宅内には、玄朴自身が翻訳したオランダの書物「医療正始」や江戸時代末期の医学書、師を務めた蘭学塾「象先堂」のパネル写真などを展示してい...

第二百六十八話『怒りをコントロールする』-【佐賀篇】政治家 大隈重信- 17.10.2020

佐賀の七賢人のひとりに、明治維新後の外交で手腕をふるい、内閣総理大臣に二度、就任した偉人がいます。 早稲田大学の創設者としても知られる、大隈重信(おおくま・しげのぶ)。 生誕の地、佐賀市水ヶ江にある大隈重信記念館には、彼の功績を知ることができる多くの収蔵物の他に、彼の人柄に触れられる二つの展示があります。 ひとつが、大隈の演説を吹き込んだレコード。 その一説を聴くことができます。 饒舌で演説の名手と言...

第二百六十七話『歩みをとめない』-【佐賀篇】報道写真家 一ノ瀬泰造- 10.10.2020

「地雷を踏んだらサヨウナラ」という言葉を残し、26歳で解放戦線下のアンコールワットに消えた、報道写真家がいます。 一ノ瀬泰造(いちのせ・たいぞう)。 その最後の言葉をタイトルにした本が出版され、映画にもなりました。 時は、1972年から73年。 カンボジアは内戦と、北ベトナムからの攻撃で、大混乱の最中にありました。 その戦地に潜入したのが、一ノ瀬泰造です。 始めは、UPIに高く写真を買ってもらうためにスクープを狙...

第二百六十六話『受けた恩を忘れない』-【佐賀篇】電気工学者 志田林三郎- 03.10.2020

今から130年近く前に、現代の高度情報化社会を予見した「電気の父」がいます。 志田林三郎(しだ・りんざぶろう)。 佐賀県多久市出身の彼は、まだ「電波」という言葉もない時代に、長距離無線電話、高速多重通信、海外放送受信、すなわち、スマートフォンやラジオ・テレビ放送を予見、録音や録画の技術も科学的に実証していました。 32歳で電気学会を創設し、その設立総会での講演は、今も歴史に残る名演説と言われています。 「...

第二百六十五話『10年先を考える』-【岡山篇】実業家 大原孫三郎- 26.09.2020

岡山県倉敷市を愛し、世界に発信できる街づくりを実践した実業家がいます。 大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう)。 もともと父が倉敷の大地主だったこともあり、その財力をもとに教育、医療、福祉など、さまざまな分野で次世代につなぐ功績を残した孫三郎ですが、彼が今わの際で最も気に病んだのは、大原美術館のことでした。 1940年代、時代は軍国化を極め、西洋の絵画を観にくるひとなど、ほとんどいなかったのです。 それでも...

第二百六十四話『心のこもった仕事をする』-【岡山篇】作家 内田百閒- 19.09.2020

昨年、岡山にある吉備路文学館で、ある作家の生誕130年特別展が開催されました。 その作家とは、岡山市に生まれ、岡山を愛した、内田百閒(うちだ・ひゃっけん)です。 百閒は『古里を思う 後楽園』という随筆の中で、こんなふうに書いています。 「私は古京町の生れであって、古京町には後楽園がある。子供の時から朝は丹頂の鶴のけれい、けれいと鳴きわたる声で目をさました」。 彼にとって日本三名園のひとつ、岡山の後楽園は...

第二百六十三話『守りを大切にする』-【岡山篇】棋士 大山康晴- 12.09.2020

藤井聡太棋聖が牽引する将棋ブームは、とどまるところを知りません。 その勢いは、アスリートを取り上げるスポーツ雑誌の老舗『Number』が、創刊40年で初めて将棋特集を組んだことでも明らかです。 藤井聡太が棋聖戦に「短めの袖」の着物でのぞんだのは、あるレジェンドの哲学を継承したからだと、話題になりました。 そのレジェンドこそ、岡山県倉敷市出身の昭和の大名人、大山康晴(おおやま・やすはる)です。 公式タイトル、な...

第二百六十二話『不器用さを大切にする』-【岡山篇】水墨画家 雪舟- 05.09.2020

岡山県総社市で生まれたとされる、室町時代に活躍した水墨画の巨匠がいます。 雪舟(せっしゅう)。 個人の作家として、最も多く国宝に指定されていることから、絵の神様、画聖という名で呼ばれています。 総社市赤浜には、雪舟誕生の碑があり、そのほど近くには、彼が幼少期、修業した宝福寺があります。 宝福寺でのある逸話が、作品だけではなく、雪舟の名を現生にとどめました。 修行をちっともせずに、絵ばかり画いている、幼...

第二百六十一話『幸せは、好きなことの中にある』-【秋田篇】パイロット 及位ヤヱ- 29.08.2020

秋田県北西部、じゅんさいの生産地として知られる山本郡三種町に、女性パイロットの先駆者がいます。 及位ヤヱ(のぞき・やえ)。 単発小型機で日本一周を成功させたり、アメリカ横断レースに出たりと、その飛行記録は、彼女の冒険心を裏打ちしています。 戦後は運輸省航空局に入局。 日本婦人航空協会を設立するなど、空に一生を捧げました。 1976年のNHK朝の連続テレビ小説『雲のじゅうたん』のモデルのひとりでもあります。 浅...

第二百六十話『自分の原点を知る』-【秋田篇】舞踏家 土方巽- 22.08.2020

秋田県南部、県内屈指の豪雪地帯、雄勝郡羽後町田代に、鎌鼬(かまいたち)美術館という一風変わった建物があります。 かやぶき屋根の古民家を改造したこの美術館は、秋田出身のある芸術家の功績をたたえて造られました。 その芸術家とは、暗黒舞踏の創始者、土方巽(ひじかた・たつみ)。 1950年代後半に土方が提唱した暗黒舞踏とは、日本古来の風土や伝統と前衛的なパフォーマンスを融合させたもの。 舞踏の踏の字は、踊るではな...

第二百五十九話『思いを伝え続ける』-【秋田篇】小説家 小林多喜二- 15.08.2020

秋田県の北部に位置する大館市に、戦前のプロレタリア文学を代表する作家の石碑があります。 小林多喜二(こばやし・たきじ)。 特別高等警察、いわゆる特高の厳しい監視化の中、世界的な名作『蟹工船』を世に出した小説家です。 「おい地獄さ行ぐんだで!」 という衝撃的な一文で始まるこの小説は、戦前、オホーツク海の北洋漁業で使用された古びた船が舞台。 たらば蟹をとり、船の上で缶詰に加工する。 そこで働くひとのほとんど...

第二百五十八話『誰のためでもなく信念のために』-【秋田篇】教育学者 井口阿くり- 08.08.2020

秋田市出身の女性に「日本女子体育の母」と呼ばれる賢人がいます。 井口阿くり(いのくち・あくり)。 明治3年生まれの彼女は、アメリカに留学し、当時 世界的に流行っていた「スウェーデン体操」を習得。 帰国後、日本の女子教育に生かしました。 当時の日本では、女性たるもの、貞節を守り、従順であれ、が常識でした。 でも井口は、「女性もスポーツをしていいんじゃないでしょうか」という信念のもと、バスケットボール、ダン...

第二百五十七話『夢を諦めない』-【秋田篇】歌手 東海林太郎- 01.08.2020

秋田市出身の、昭和の国民的歌手がいます。 東海林太郎(しょうじ・たろう)。 丸いロイド眼鏡に、燕尾服。 最大の特徴は、直立不動で歌う姿。 彼の雄姿を後世に残そうと、秋田市は今年、「東海林太郎直立不動像」の建立を計画しています。 もともと県民会館に胸像はありましたが、今度は旧県立美術館前、千秋公園に向かう通り沿いに建てる予定です。 現在放送しているNHKの朝の連続テレビ小説は、名作曲家・古関裕而がモデルです...

第二百五十六話『苦しみは試練』-【大分篇】戦国武将 大友宗麟- 25.07.2020

大分のかつての名前“豊後”の名を世界に轟かせた、キリシタン大名がいます。 大友宗麟(おおとも・そうりん)。 今年、生誕490年を迎える彼は、粗野で無慈悲な暴君という悪評がある一方で、当時では珍しい国際感覚に優れたグローバリストという評価も高い、謎の多い戦国武将です。 彼の評価を一変させたきっかけは、彼が治めた街、大分市の大規模な発掘調査。 宗麟の屋敷跡などが、1998年からおよそ20年の歳月をかけて掘り起こされ...

第二百五十五話『急がず、先をとる』-【大分篇】第35代横綱 双葉山定次- 18.07.2020

大分県宇佐市出身の、伝説の力士がいます。 双葉山定次(ふたばやま・さだじ)。 今から、80年以上前の前人未到の大記録、69連勝は現在も破られていません。 しかも当時は、1年間に2場所。 あしかけ 3年以上かけた連勝は、大関でも関脇でもなく、前頭筆頭からのスタート。 そこから横綱になるまでの長い道のりの果てにありました。 双葉山は、現役当時、決して自ら語ることのなかった大きなハンデを二つ抱えていました。 ひとつは...

第二百五十四話『まず人として生きる』-【大分篇】小説家 野上弥生子- 11.07.2020

大分県の東海岸に、今もなお城下町の佇まいを残す、歴史ある街があります。臼杵市。 この街に生まれ、99歳で亡くなるまで、生涯現役の作家として活躍した小説家がいます。 野上弥生子(のがみ・やえこ)。 実話をもとにした問題作『海神丸』や、戦争に傾いていく時代に抗う青年の苦悩を描いた『迷路』、女流文学賞を得た『秀吉と利休』など、重層で骨太な作品群は、のちの作家たちにも多くの影響を与えました。 彼女の流儀は、小説...

第二百五十三話『おのれの価値を高める』-【大分篇】作曲家 瀧廉太郎- 04.07.2020

大分県を走るJR九州の豊肥本線に、豊後竹田駅があります。 この駅のホームに電車が入ってくると、あるメロディが流れます。 それは、『荒城の月』。 作曲したのは、瀧廉太郎(たき・れんたろう)です。 瀧は幼い頃、父の仕事の都合で各地を転々としますが、竹田で過ごした時間は、彼にとって創作の礎をつくりました。 大分県竹田市の岡城が『荒城の月』作曲の着想につながったと言われ、城址には、瀧の銅像があります。 12歳から14...

第二百五十二話『心の炎を絶やさない』-【偉大な演劇人篇④】劇作家 三好十郎- 27.06.2020

戦中戦後を旺盛な創作欲で駆け抜けた、無頼派の劇作家がいます。 三好十郎(みよし・じゅうろう)。 作家としての出発は、左翼芸術同盟を結成するなど、プロレタリアの旗手として小説や詩、戯曲を発表しましたが、政治主義や社会派という名のプロパガンダに不満を抱き、転向。 いわく、「演劇は、思想の宣伝に使われてはならない」。 その後はとことん、私というリアリズムにこだわることで、庶民の苦悩や貧困、人間が抱える根源的...

第二百五十一話『異端を極める』-【偉大な演劇人篇③】劇作家 秋元松代- 20.06.2020

来年、生誕110年、没後20年を迎える、戦後の演劇史に名を残す劇作家がいます。 秋元松代(あきもと・まつよ)。 秋元は、30歳を過ぎてから戯曲を書き始めた、いわば遅咲きとも言える作家でしたが、東北の民間信仰と戦中戦後の日本人の生き方を重ね合わせて描いた『常陸坊海尊』で芸術祭賞、田村俊子賞、和泉式部伝説と庶民の暮らしを哀しく綴った『かさぶた式部考』で毎日芸術賞、『七人みさき』では読売文学賞を、それぞれ受賞。...

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