石田憲一

REAM アクションと立回り

アクションと立回りについてのお話をします。

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石田憲一

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Jul 3, 2026

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Episodes

アクションと統合態03:虚像態システム 05.07.2023

<虚像態システム> ●アクションにおいては、異分野練習がその中心を占めてきた。その主たる理由は、アクション表現に必要な多様なモビリティの獲得である。 ●同様に強度の高い運動に耐えるための身体の力学的ポジション獲得も、二時的な目的であったと考えられる。 ●このように、虚像態の説得力を確保するために、異分野練習導入によって行われる方法論を虚像態システムという。 ●目的は技術・形態のノウハウ蓄積ではなく、あくま...

アクションと統合態02:虚像態 04.07.2023

<虚像態> ●アクション表現において、観客が見て、受け止め、理解する、フィクション空間で展開された攻防などがある。(映像など。)これを実際のものとして認知して、架空の動きに対する実戦性や強さを現実であると捉えたものを虚像態という。 ●虚像運動・・・虚像態として行われている身体運動の中で、リアリティをもたらすために最低限要求される動きのこと。 ●虚像運動が実在武術などと接点・共通点となっているため、誤認が...

アクションと統合態01:スタンドポイント 03.07.2023

<スタンドポイント> ●立ち位置のこと ●虚実反転構造=立ち位置が変わると、その意味も反転する構造にあるということ。 ●だからアクションにおいては、初めに、立ち位置を明確化する必要がある。 そんな話をしています。

アクションの再編成03:総合型アクション 30.06.2023

<総合型アクション> ●俗にいわれるアクションと立回り型アクション、両者の違いと棲み分けを明確化することが重要。 ●ポイントは、何を見世物にするかという視点。 ●この場合のアクションとは、いわば総合型アクションというカテゴリーである。 ●つまり身体運動による表現が多彩に盛り込まれており、格闘はその一部として部分的に行われているに過ぎない状態が総合型である。 ●例えば、逃亡する過程で、カーチェイスがあり、ビル...

アクションの再編成05:虚像態と実像態+まとめ 30.06.2023

<虚像態と実像態+まとめ> ●虚像態と実像態の非分離二重構造が、アクションと立回りの捉え方に対し、当事者にさえも誤認させる本質構造であり、その要因となっている。 ●=アクションの魔術性=マジックに近い表現の構造 ●この魔術性を重視することが、アクション独自の身体操法を維持発展させることにつながる。これを中心とした技術体系こそが、身体表現としてのアクションには欠かせない。単なるトリック撮影の技術は全く無意...

アクションの再編成04:立回り型アクション 29.06.2023

<立回り型アクション> ●総合型アクションに対し、立回り型アクションとは、文字通り立回りを見世物の中心に据えた表現形式である。 ●厳密には、欧米作品のように立回り概念を使っていないタイプのものは、格闘型アクションとして分けるべきである。 ●この二つ、技術体系的には、その成立過程も含めて、かなりの異なりがある。 ●立回り型アクションとは、チャンバラ派生の立回りでは不足していた、徒手格闘へ対応するための身体能...

アクションの再編成02:二大概念 27.06.2023

<二大概念> ●二大概念はアクションとチャンバラ ●チャンバラとは刀による闘争の総合的概念 ●立回りとは、チャンバラ技術の本質として、殺陣はそこに含まれるものとして設定する。 ●従って立回りとは、刀剣格闘にも徒手格闘にも適応される概念である。 ●立回りと殺陣の違いは、立回りが主役視点からの振付け全般にわたる概念であるのに対し、殺陣はやられ役・殺陣師視点からの認識であるとする。 そんな話をしています。

アクションの再編成01:プラチックと方法論 26.06.2023

<プラチックと方法論> ●大枠は、アクション・プラチック理論と、それに対する方法論 ●1)アクション・プラチック理論=実際行為の理論 ●=実際にどういったことが行われているのかを可能な限り解き明かす。 ●2)アクション・プラチックに対する方法論 ●=それに対して、どう対応するかという思考性と、 ●=それによって構築される技術体系。 ●今回は、アクション・プラチック理論の大枠をまとめておく。 そんな話をしています...

アクションと交換概念05:多様な交換+まとめ編 23.06.2023

<多様な交換+まとめ編> ●動作交換=モーション・エクスチェンジ  ・基本となる最重要概念 ●運動量交換=モメンタム・エクスチェンジ  ・運動量の直接的なやりとりに左右されず、表現としての視覚的効果に合わせて行う運動量の交換。保存原則、発生原則がこれに当たる。  ・利用原則は、より高度なバージョンであるが、モメンタム・エクスチェンジは、これがメイン。別名パワー・エクスチェンジ ●グループ・エクスチェンジと...

アクションと交換概念04:交換の網の目 22.06.2023

<交換の網の目> ●時空間に張り巡らされた交換の網の目、それが交換概念である。  ・それはおそらく演技空間にも適応される概念であろう。  ・ゆえに俳優でなくてはならないのである。 ●究極的には、他者と共同で行う対運動は、全てが交換の網の目に捉えられていると考えるべき。 ●だからその網の目をどれだけ捉えることができるか。そして相手が捉えた交換の網の目を、自分が受けて返し、交換を成立させることができるか。ここ...

アクションと交換概念03:動作交換論 21.06.2023

<動作交換論> ●モーション・エクスチェンジ ●動作交換とは、キャッチボールではない。 ●サーブに対して、レシーブを交換する、と考える概念である。 ●サーブに対して、それを必ず決められたとおりレシーブしなくてはならない。それを以て、交換が成立したと考えるわけだ。 ●的確にレシーブできなくては、交換が成立していない、もしくは不自由分であるということになる。 ●等価交換だから、相手の動作クオリティーに対して、同等...

アクションと交換概念02:交換概念 20.06.2023

<交換概念> ●交換=エクスチェンジとは、アクションの独自性として、独自概念として位置付けられるべきものである。 ●アクションとリアクションは、本来交換関係にある。  ・それは等価交換である。 ●以心伝心、目配せも交換概念の一つ。それを交換と捉えるかどうかの問題であり、実際には行われてきたことである。 そんな話をしています。

アクションと交換概念01:エクスチェンジ・アビリティ 19.06.2023

<エクスチェンジ・アビリティ> ●チャット・インタビューから ●言語の交換で、相手の力量がわかる? ●認識のズレは、次元の違い ●プロならツーカー ●アクションのエクスチェンジ・アビリティ=交換能力 そんな話をしています。

アクションとポテンシャル05:潜在能力の高め方+まとめ編 16.06.2023

<潜在能力の高め方+まとめ編> ●具体的運動は抽象度を上げて、本質的な運動に変換した上で練習する=結果的に最小限の練習アイテム数となる。 ●本質的運動と、具体的運動の繋がり、連関関係を学習する。 ●傾向と対策は無駄なのでやらない。 ●俳優こそ、アクション・ポテンシャルを高めることに効率よく取り組むべき=身体能力向上は効率が悪いので徐々に、先に本質力を高めることに注力する そんな話をしています。

アクションとポテンシャル04:対応能力の高さ 15.06.2023

<対応能力の高さ> ●広義のアビリティに関する話。 ●どちらかと言えば、経験値の高さが有効である。 ●自分で考えるトライする習慣が重要。 ●ロジカルな思考と、表現として客観的に効果を想定出来る視点があればいい。 ●一を聞いて十を知る思考性を身につけることは重要。 そんな話をしています。

アクションとポテンシャル03:身体能力の高さ 14.06.2023

<身体能力の高さ> ●広義のモビリティに関する必要性の話。 ぶっちゃけ身体能力が高ければ、なんとか帳尻を合わせることができる、その可能性が●高まる。 ●一度でできなくても、何度かやればベストでなくても、OKレベルで適応できる可能性が高まる。 ●だから身体能力を高める訓練は、やった方がいいことは間違いない。 ●その中で最も効果的なのが必要悪としての器械体操系の運動。 そんな話をしています。

アクションとポテンシャル02:アビリティとモビリティ 13.06.2023

<アビリティとモビリティ> ●アクション・ポテンシャルの要となるのが、実はアビリティとモビリティである。 ●アビリティとモビリティの相関関係  ・ ベーシック・モビリティ    =単なるモビリティ    =運動能力としての機動性  ・アクション・アビリティ    =アクション・モビリティ+シャドー・アビリティ    =全身・各部の機動性+合わせるための力  ・立回りアビリティ=立回りを表現として成立させる能...

アクションとポテンシャル01:アクション・ポテンシャル 12.06.2023

<アクション・ポテンシャル> ●アクション・ポテンシャル=アクション表現に対する潜在能力:Potential for action expression:P.A.E ●アクションの練習とは、本来このポテンシャルを高めるためのものである。 ●その方法論の一つとして、異分野練習がある。 ●独自練習にしても、ポテンシャルを高めるものが望ましい。=具体性が高いほど、それ以外に対応できない可能性が高まるため。 ●従って、結果的には抽象化された練習法と、...

アクションとアビリティ05:自己表現とアビリティ 09.06.2023

<自己表現とアビリティ> ●アクション表現における自己表現とは ●自分自身のオリジナリティー=独自性を表現すること。 ●発言の原点はブルース・リーだが、実は日本における芸の概念に近い。 ●役の人物の戦いだけではなく、そこに自分のスタイルを投影する。 ●そのためには、アクション・アビリティと、立回りアビリティがなくてはならない。 ●さらにプレ自己表現アビリティが必要。これに相当するのがスターワーク。 ●そして自己...

アクションとアビリティ04:立回りアビリティ 08.06.2023

<立回りアビリティ> ●立回りを成立させる能力。 ●多くの場合、立回りモビリティと混同されているが、あちらは必須条件ではあっても、アビリティではない。あくまでも前提条件。 ●だからどんなにモビリティが優れていても、それだけではよく動いているという域を出ない。=子供ショーに多いパターン。 ●様・間・見栄・眼力などは、立回りアビリティの典型。 ●リアルタイム形態表出性と造形性=様の機能 ●音楽性(リズム性)=間と...

アクションとアビリティ03:アクションアビリティ 07.06.2023

<アクション・アビリティ> ●アクション・アビリティとは、アクション専用のアビリティということ。 ●=アクション・モビリティ+シャドー・アビリティ ●つまり、機動性と合わせる力を組み合わせ、きっちり機能させることができる能力のこと。 ●アクション・モビリティ=全身・各部のモビリティ+合わせるための制御力 ●この両方がなくては、プロといえない。 そんな話をしています。

アクションとアビリティ02:シャドーアビリティ 06.06.2023

<シャドー・アビリティ> ●モビリティを使って、表現や相手の動きに、自分の身体運動を最適化する能力。 ●=合わせる力 ●これは本来プロなら誰もが使いこなしている能力である。 ●イメージとしては、自分と相手、または要求される表現のあいだにあって、関係性を調整する能力とも言える。 そんなことを話しています。

アクションとアビリティ01:アビリティとは 05.06.2023

<アビリティとは> ●アビリティとは能力。 ●アクション表現を可能にする能力全般を指す。 ●アビリティがなくては、その他の技術や運動能力は、アクション表現に活かせないと考えられるべきものである。 ●それは知識がなければ、存在自体が見えない、感じられない。=認知科学的盲点ゆえ。 そんな話をしています。

アクションとモビリティ05:立回りモビリティ+まとめ編 02.06.2023

<立回りモビリティ+まとめ編> 4)立回りモビリティ ●立回りを滑らかに行う力=通常は「流れ」などと呼ばれる。 チャンバラ技術を受け継いでいる人は有しているし、問題なくできるが、そうでない人●はこれができないので一発で素人ということがバレてしまう。 ●例:足捌き  ・足捌きができていない→バタバタしている。  ・力が入りすぎ  ・振り付けで、いっぱいいっぱい  ・高低差などがハンデとなっている そんな話をして...

アクションとモビリティ04:シャドー・モビリティ 01.06.2023

<シャドー・モビリティ> 3)シャドー・モビリティ ●立回りにおけるモビリティを高めるため行っていること=身体操法系 ●=運動量操作法は全て間接的に該当 ●自者運動量保存原則=運動量を保存することで、相手のモビリティを妨げない。 ●自者運動量発生原則=リアクションなどで、相手に負担をかけないことで、その前後の相手のモビリティーを妨げない。 ●他者運動量利用原則=相手の運動量を利用することで、自分のモビリティ...

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