多田 翼 (Aqxis 代表)

聞くとマーケティングが学べるラジオ

ヒット商品や、普段何気なく使っている商品・サービスを題材に、人気の要因をマーケティングの視点で解説する音声配信です。事例からマーケティングの見方、考え方、実行までに通じる 「本質」 を読み解き、仕事にも応用できる学びまで掘り下げます。マーケティングは本来、専門家だけのものではなく、あなたの毎日のすぐそばにあるものです。聞き終えたときに 「マーケティングって、こういうことだったのか」 「思っていたよりずっとおもしろいな」 と感じてもらえたらうれしく思います。1 回あたりおよそ 10 ~ 15 分。通勤や通学、家事の合間、運動中、散歩など、今日もひとつ、一緒にマーケティングのおもしろさを見つけにいきませんか?プロフィー...

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多田 翼 (Aqxis 代表)

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Business

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Oct 12, 2026

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Episodes

BtoB 展示会の意義を顧客理解から捉え直す 29.07.2026

#マーケティング #BtoB #顧客理解 BtoB 展示会の第一の目的はリード獲得だが、目的が曖昧だと成果につながらない 展示会は Web 施策や広告では代替しにくい 「直接の顧客接点」 を持てる場でもある 顧客接点でのお客さんのリアルな反応から、売り手と買い手、作り手と使い手の認識ギャップに気づける 展示会は担当者が 「外向き姿勢」 を獲得し、社内に顧客視点を持ち帰る絶好の機会になる リード獲得と顧客理解は対立せず補完し合える...

グーグルマップ × モーメント。真実の瞬間に寄り添う集客術 28.07.2026

#マーケティング #顧客文脈 #モーメント グーグルビジネスプロフィールにおいて、来店前の情報収集の瞬間 (ZMOT) が集客の成否を分ける キーワード運用は、生活者の心理と行動を起点に、生活者が使う言葉から設計する 営業時間・場所・アクセス情報の整備は、お店に行ける確信をつくる 口コミへの返信は投稿してくれた人だけでなく、ZMOT 中の未来のお客さんへのメッセージとして機能する 写真や情報は実態との整合性を重視し、来店...

デルモンテ ピュレフルーツ。三方良しのトレードマーケティング 27.07.2026

#マーケティング #トレードマーケティング #カテゴリー視点 トレードマーケティングとは、小売とショッパーをつなぎ、買いやすい売り場を実現することで売上拡大を狙う取り組み バイヤーは 「カテゴリー客数」 と 「カテゴリー客単価」 の向上により 「カテゴリー全体の売上」 の増加を考えている。メーカーは自社商品ではなくカテゴリー全体の成長という視点で提案することが求められる メーカー営業の役割は、価格交渉から問題解決型の...

丸亀製麺に学ぶ、外と内のマーケティングの相互強化ループ 26.07.2026

#マーケティング #ファンコミュニティ #エクスターナルマーケティングとインターナルマーケティング エクスターナル (外側への施策) とインターナル (内側への施策) は別々ではなく、両方をつなげ、相互に影響し合い強め合う関係をつくることが理想 インターナルは顧客価値の土台として機能する。どれだけ外側の表現が優れていても、最後に顧客が触れる現場の人や空気に乖離があればコンセプトは崩れてしまう 外側が強化されると現...

アパホテルの 「二毛作」 に学ぶ、新規顧客獲得の方法 25.07.2026

#マーケティング #新規顧客獲得 #顧客文脈 既存顧客と新規顧客では 「顧客文脈」 が異なるため、既存顧客向けのアプローチはそのまま未顧客に通用しない 未顧客のニーズを理解するには、彼ら・彼女らの置かれた状況と満たされていないニーズを把握することが出発点になる 同じ商品・サービスでも、顧客文脈が変われば提供すべき価値の定義も変わる 価値を伝える際には、具体的な利用シーンを示して 「使い方のイメージ」 を用意すること...

書籍 「失敗の本質」 に学ぶ、組織を蝕む 7 つの機能不全と教訓 24.07.2026

#マーケティング #歴史 #失敗の本質 戦略性の欠如: 戦力を小出しにする逐次投入による資源の無駄遣い。資源配分の全体設計がなく、場当たり的な判断で敗北を招く 硬直化した組織構造: 部署間の壁や 「空気」 により、合理的な意思決定ができない。対応スピードも遅い 主観主義・精神主義: 客観的なデータや論理分析よりも 「気合と根性」 に頼り、冷静な現状認識と実行が阻害される 情報の軽視や無視: 都合の悪い情報や現場の切実な声が...

ポケモン GO の 10 年をマーケティング 5 つのステップで読み解く 23.07.2026

#マーケティング #選ばれる理由 #価値創出  「知ってもらうこと」 を一度きりで終わらせず、イベントや自治体との連携で定期的に再生成する  「思い出してもらう」 という想起の機会を日常の多様な文脈に持ち、ライフステージの変化に合わせて再点火される 無料・簡単・スマホだけという 「使ってもらう」 状況をつくる。価値を体験できる瞬間がすぐにある 日常と非日常の往復構造で飽きさせず 「使い続けてもらう」 。離脱しても戻ってこら...

医療現場の 「コンコーダンス」 に学ぶマーケティング。正論では顧客の行動は変わらない 22.07.2026

#マーケティング #顧客文脈 #顧客理解  「なぜ期待通りに動いてくれないのか」 という疑問は、まだ見えていないお客さんの本当の姿を知るきっかけになる 企業から見て非合理に見えるお客さんの行動や習慣も、本人にとっては合理的な理由がある よって、企業側がお客さんに正論を押し付けても、相手の文脈に合っていなければ行動は変わらない 医療の世界の概念である 「コンコーダンス (調和) 」 のように、顧客コミュニケーションでも...

カシオのサウナ専用腕時計 「サ時計」 に学ぶ、デザイン思考 21.07.2026

#マーケティング #デザイン思考 #実行と学習ループ ユーザー自身と同じ立場で共感する当事者性が、深い顧客理解の出発点になる。データだけでは見えない潜在ニーズは、現場での観察や体験から生まれる 問題定義では、本質的な問題を捉え解決するための課題を明確にする。当初の仮説にこだわらず、顧客の声にもとづいて問題と課題を再定義する柔軟性が重要 創造のプロセスは、アイデアを増やすだけでなく、広げた後にアイデアを削ぎ...

生成 AI のアウトプットは、ツッコんでこそ深まる 20.07.2026

#AI #前提と問い #ツッコミ アウトプットの質を上げるのは、前提情報のていねいな共有。前段として、質問の前に前提を整える。目的や背景、役割、形式、評価基準がはっきりするほど、返ってくる答えは具体的になる 生成 AI はユーザー側に迎合しやすい。あえて批判的に見て、反対意見を求めるといい。AI の答えは完成品ではなく初稿として扱う。見た目が整った文章ほど疑って検証する そこで AI が生成した文章へのツッコミが大事...

野菜産直 「わくわく広場」 のビジネスモデルを読み解く 19.07.2026

#マーケティング #ビジネスモデル #顧客起点 二面性のプラットフォームビジネスでは、どちらの顧客をまずは主とするかの設計が成否を分ける。わくわく広場は 「生産者ファースト」 をとった 競合は必ずしも同じカテゴリーとは限らない。顧客の行動や心理を正しく見極めれば、競合 (今回の場合はスーパーマーケット) とも共存できる 顧客価値は、お客さんの解決したい問題を一つ一つ解決した先に生まれる。課題に真摯に向き合った結果...

たまごっちの体験型公式ショップ。AI 時代、店舗は 「ブランドを守る聖域」 に 18.07.2026

#マーケティング #ブランド #店舗の存在意義 AI エージェントが購買判断を代行する時代、検索や EC は 「最適解を早く出す場所」 へと収斂し、ブランドの存在感は薄まりやすくなる AI が代替しづらい価値は 「五感に訴える体験」 「偶発的な出合い」 「人と人の交流」 など。これらを提供できるリアル店舗がブランドを守る防御壁となる 店舗の役割は 「売る場所」 から 「世界観に入ってもらう場所」 へと変わり、来店者が自ら作り上げる体験が...

小説 「運転者 未来を変える過去からの使者」 。運と人生の転機をつかむ原則 17.07.2026

#生き方 #運 #本 運転者 未来を変える過去からの使者 (喜多川泰) https://amzn.to/49DHAPH 運は 「良い・悪い」 ではなく 「貯める・使う」 もの。報われない努力は運の先行投資と捉えることで、継続する原動力になる 運を大きく貯める方法は、誰かの幸せのために自分の時間を使うこと。ギブとテイクの差分が運となり、蓄積していくことによりやがては人生の資産になる 上機嫌は世界の捉え方を変える。上機嫌になることで心が変わる。チ...

ピーコック魔法瓶に学ぶ 「誰のために」 のマーケティング 16.07.2026

#マーケティング #顧客理解 #価値提案 マーケティングの出発点は顧客理解にある。「商品を使う人」 と 「商品を買う人」 が異なる場合、使う人だけではなく、購入の決定権を持つ人の立場も深く理解する お客さんが 「何に困り、何を探しているか」 を、その人自身の言葉で理解することが大事。商品の説明やキーワードがお客さんの言葉とずれていると、良い商品でも相手に自分ごと化してもらえない 自社の強みは、お客さんのニーズと結び...

明星食品の主食麺宣言。利用シーンが変わると、マーケティングがいろいろ変わる 15.07.2026

#マーケティング #利用シーン #顧客文脈 利用シーンが変わると、お客さんの置かれた状況・心理・期待する価値が変わる。同じ商品でも、使われる文脈によって求められるものが異なる 連動して、競合として意識される商品・サービスも変わる。モノが異なっていても、同じ場面で使われるなら競合関係になる さらに、競合との比較における自社の強みと、選ばれる理由が変わる。強みは固定されたものではなく、どの場面で使われるかによっ...

アメリカのマージャンブーム。顧客文脈の再定義で市場を創る 14.07.2026

#マーケティング #顧客文脈 #市場創出 商品の機能を変えなくても、「誰が」 「どこで」 「何のために」 使うかという顧客の利用文脈を再定義することで新たな市場を創出できる 表面的なニーズ (○○ がしたい) の奥にある本質的なニーズ (つながりたい, 居心地よく過ごしたい) を捉えることにより、本当の競合と差異化ポイントが見えてくる 機能的価値 (一次ベネフィット) だけでは差異化が難しい領域では、情緒的価値やライフスタイル価値...

ペット共生型マンションに学ぶ、マーケティングで大切なこと 13.07.2026

#マーケティング #主語の違い #理解と翻訳 顧客を具体的に定めることで、表面的なニーズの先にある本質的な価値観を知る道筋が見えてくる 文脈や価値観まで深く理解することで、本当にお客さんの心に届く価値を設計できる 視座を上げると問いが変わり、発想と具体策の質が根本的に変わる 伝えるメッセージの主語を 「提供者」 から 「顧客」 に変えると、お客さんが受け取る印象と感情体験が大きく変わる 顧客価値は相手の立場で翻訳さ...

社会的な存在価値からのパーパスブランディングの考え方と実践 12.07.2026

#マーケティング #パーパスブランディング #本 パーパスブランディングの教科書 - 人材難時代に選ばれ続けるブランド戦略の全手順 (羽田康祐 k_bird) https://amzn.to/3Jxe1Fi パーパスブランディングは、パーパス (社会に対する存在価値) × ブランディング (感情移入) をかけ合わせ、経営・組織・人材・マーケティングを一本化して 「指名で選ばれ続ける」 状態をつくること パーパスは自社視点の 「存在意義」 ではなく、社会や顧客にど...

ヤッホーブルーイングに学ぶ CEP と BEP のマーケティング戦略 11.07.2026

#マーケティング #想起 #CEPとBEP CEP (カテゴリーエントリーポイント) は 「ブランドを思い出してもらうための舞台設定」 。新しい習慣をゼロから作るのではなく、既存の強力な習慣に相乗りすることで入口を広げられる BEP (ブランドエントリーポイント) は 「その舞台でいかに自社ブランドを目立たせるか」 。想起集合に入るブランドは 2 ~ 3 つ程度と言われ、この狭き門をくぐる仕掛けが必要になる CEP と BEP は連動させてこそ機能...

『億までの人 億からの人』から読み解く、7 つの習慣からの成功の本質とは? 10.07.2026

#人生 #7つの習慣 #本 億までの人 億からの人 - ゴールドマン・サックス勤続 17 年の投資家が明かす 「兆人」 のマインド (田中渓) https://amzn.to/3NLBZhA 成功者は特別な才能ではなく、普通のことを圧倒的な質と量で実践している ① 主体性、② 終わりからの逆算、③ 重要事項の優先、④ Win-Win の実践、⑤ 理解してから理解される、⑥ 相乗効果の発揮、⑦ 刃を研ぐという、誰もができる原則を徹底することが成功への道 7 つの習慣を個別...

スーパー 「ロピア」 が示す、顧客を決める勇気 09.07.2026

#マーケティング #顧客定義 #ビジネスモデル すべての顧客に応えようとすると、誰からも選ばれない 「ありふれた存在」 になる。自分たちのお客さんは誰かを明確にすることがビジネスの出発点となる 顧客を定義する際は、生活やビジネスの具体的なシーンまで解像度を高める。それが 「何を売るべきか」 「どう売るべきか」 を明確にする 注力顧客を決めると、競合の定義も変わる。同じカテゴリーではなく、その状況において顧客の頭の中...

小説 「総理にされた男」 に学ぶリーダーの資質 08.07.2026

#マーケティング #リーダー #本 総理にされた男 (中山七里) https://amzn.to/4k07KzF リーダーは最初から完成された存在ではない。立場と責任がリーダーの器をつくる リーダーに必要な資質は、構想力、決断力、意志力、実現力、そして人間力がある 構想力とは見えないものを見ようとし、創りたい未来のビジョンやありたい姿を描く力 決断力は正解のない中で覚悟を持って選び取り、すべての責任を背負う力 意志力はビジョンをなんと...

マツダの企業風土改革に学ぶ、組織変革を成功させる 8 つのステップ 07.07.2026

#マーケティング #組織開発 危機意識を高める: 現状のままでは将来立ち行かないという課題を共有し、変革の必要性を組織全体で認識する 推進チームをつくる: 権限・専門性・人望を兼ね備えたメンバーを集め、変革をリードする強力なチームを編成する ビジョンと戦略を立てる: 目指す姿を明確にし、実現するための方針として戦略を描く ビジョンを周知する: ビジョンに向かうためのわかりやすいメッセージを活用するなど、組織全体に...

「シェフの無添つくりおき」の値上げの手紙、信頼をつくるブランディング 06.07.2026

#マーケティング #ブランディング #信頼 ブランドとは、受け取る・作る・食べるなどの顧客体験のなかで積み上がる信頼の総体 事務連絡になりがちな値上げの案内も、自分たちの信念を語れば、信頼を強める一つの顧客体験になる やらなかった選択肢まで具体的に語ると、こだわりが口先でなく本気の約束として伝わる 誰に向けて語るかを定めることは、誰には選ばれなくてよいと決める覚悟が伴う 顧客離反のリスクがある値上げの場面でこ...

橘玲『HACK』。戦わずして勝つ 「孫子の兵法」 のビジネス戦略 05.07.2026

#マーケティング #戦略 #本 HACK (橘玲) https://amzn.to/45JwcPQ 自社単体で戦うよりも、プラットフォームやエコシステムという 「環境」 を味方につけ、時代の潮流を追い風として利用することで、最小の労力で最大の効果を得られる 直接競争 (レッドオーシャン) を避け、市場の 「構造的バグ」 を見つけることに知力を集中させる。1 の力で急所を突く戦略が、消耗戦を回避する 情報で優位に立つことでビジネスでの戦いを有利にさせる...

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