本の虫のススメ
本の虫のススメ
本を偏愛する生物学者の椿と書店員のさとぅ(のりこ)がお届けする、読書にまつわるあれやこれやを縦横無尽にしゃべりまくるインターネットラジオ、通称「本むス」です。本好きの方もそうでない方も、本好き二人のゆるいトークをお楽しみください。・noteのリンクhttps://note.com/honnomushi_ssm・紙の本 「Podcastのススメ」の販売リンクhttps://hon-musu.booth.pm/番組で紹介した本はTwitterで紹介しています。Twitter→@honnomushi_ssm#本むス でぜひ感想を!お便り、感想などはこちら →https://onl.tw/2yxZgaC→hon.no.mushi.no.susume@gmail.com番組公式Tシャツ→https://www.amazon.co.jp/s?rh=n%3A352484011%2Cp_4%3AHON-NO-MUSHI-NO-SUSUM...
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Episodes
Ep.94 博物館の標本が盗まれた?!突飛な事件を扱った本/京都・横浜が舞台の小説 13.12.2024 28:56
今回は、突拍子もない事件の背後にある様々な要素を丁寧に解きほぐした重層的なノンフィクションをつばきがご紹介。 さとぅーは京都、横浜、それぞれを舞台にした小説をご紹介しました。 【紹介した本】 カーク・ウォレス・ジョンソン 著 「大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件」矢野真千子訳 化学同人 森見登美彦「きつねのはなし」新潮文庫 永井みみ「ジョニ黒」集英社 【本むス公式グッズ】 Amazonページリンク: https://www.ama...
Ep.93 想像力の翼を広げてくれる本、地に足のついた仕事を見る本 06.12.2024 31:58
チェコの幻想小説と、日本の漁師の語りを収録した本についてご紹介。空想の世界に飛んでいけるような本と、地に足のついた職業の面白さを知る本。全く趣の異なる2冊です。お知らせもあります、ぜひ最後まで聞いてね! 【紹介した本】 ・ミハル・アイヴァス(著)阿部 賢一 (訳)「もうひとつの街」河出文庫 ・宮崎 弥太郎 (語り)、かくま つとむ (聞き書き)「仁淀川漁師秘伝 弥太さん自慢ばなし」 ヤマケイ文庫 【本むス公式グッ...
EP.92 実はエッセイの名手!岸本佐知子さん 29.11.2024 22:05
岸本佐知子さんといえば日本有数の英日翻訳者......ですが、エッセイの名手でもあることをご存じですか?今回はキシモトワールドを二人で探検! 【紹介した本】 ・ジョージ・ソーンダーズ 著、岸本佐知子 訳 「一二月の十日」河出書房新社 ・岸本佐知子「わからない」白水社 ・岸本佐知子「死ぬまでに行きたい海」スイッチ・パブリッシング ・岸本佐知子「ひみつのしつもん」ちくま文庫 ・岸本佐知子「ねにもつタイプ」ちくま文庫...
Ep.91 Podcast Weekendを終えて/本むス100回は何やる? 22.11.2024 30:40
いきもにあ2024とPodcast Weekend。2つの大きなイベントの様子と、今後100回記念に企画しているイベントについて、和やかに話しています。 【紹介した本】 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社 ・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店 【紹介したPodcast】...
Ep.90 大人にこそオススメしたい絵本2冊 15.11.2024 24:53
今回は児童書担当のさとぅが選ぶ、大人にこそ読んでほしい絵本をご紹介。絵本だからこその「子どもだまし」ではない絵本のめくるめく世界へご招待。 【紹介した本】 ・ガブリエル・バンサン「アンジュール ある犬の物語」ビーエル出版 ・ブルーノ・ムナーリ「きりのなかのサーカス」谷川俊太郎訳 フローベル館 【よりぬき】 ・今回は大人にこそ読んでほしい絵本をご紹介! ・余白を味わう無声映画のような絵本 ・読むタイミングに...
Ep.89 新たな時代の胎動を感じる本 08.11.2024 21:03
Ep.2.5で、さとぅが紹介した「優雅な生活が最高の復讐である」をつばきがこのタイミングで読みました。今度はつばきの視点から同書を語っています。今回は時代の空気、匂い立つような場の温度を感じられる本を中心に。 【紹介した本】 ・カルヴィン・トムキンズ(著)青山南(訳)「優雅な生活が最高の復讐である」田畑書店 ・カンディンスキー、フランツ・マルク(編)岡田素之、相澤正己(訳)「青騎士 [新装版]」白水社 ・トオマス・マ...
Ep.88 ネットリ怪しい雰囲気を味わう本 01.11.2024 31:40
今回は、小川洋子が書く官能小説?!「ホテル・アイリス」の話から、実際につばきが泊まったあやしい雰囲気のホテルの思い出話まで、今回も盛りだくさんです。後半はお便りむスむス!(収録タイミングの関係で、レスポンスが遅くなってしまいごめんなさい、、) 【紹介した本】 ・小川洋子「ホテル・アイリス」幻冬舎文庫 ・小川洋子「博士の愛した数式」新潮文庫 ・小川洋子、岡ノ谷一夫「言葉の誕生を科学する」河出文庫 ・吉田...
Ep.87【ゲスト回】 愛書家のナメクジ学者と語り合っちゃおう!(後編) 25.10.2024 54:41
ゲスト回の第2弾後編です! 後編は、ナメクジ学者の宇高寛子さんと、研究、本にまつわるエピソードを中心に語っています。実は、つばきと宇高寛子さんは十数年来の付き合い。深い関係性があるからこそ聞ける、エピソードがもりだくさんです! 【紹介した本】 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社 ・内澤旬子「私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月」山と渓谷社 ・内澤旬子「飼い喰い 三匹の豚とわた...
Ep.86【ゲスト回】 愛書家のナメクジ学者と語り合っちゃおう!(前編) 18.10.2024 38:37
ゲスト回の第2弾を前後編に分けてお送りします! 今回お迎えしたのはナメクジ学者の宇高寛子さん。ご著書の話から研究、本にまつわるエピソードまで縦横無尽に語っています。 実は、つばきと宇高寛子さんは十数年来の付き合い。 深い関係性があるからこそ聞ける、エピソードがもりだくさんです! 【紹介した本】 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメクジの話」偕成社 【よりぬき】 ・つばきの友達でもあるナメクジ学...
Ep.85 心を蝕む「クソどうでもいい仕事」 11.10.2024 49:16
私たちの想像よりもはるかに多くの人がブルシットジョブ(クソどうでもいい仕事)に身を捧げているという衝撃の現状から、人間にとっての仕事とは、価値(value)、諸価値(values)とは、ということまで議論の射程を広げた「ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を読んだ感想を二人で話し合いました。あまりに盛り沢山な内容に盛り上がりすぎたので、通常回の2倍ほどの長さになりました。 【紹介した本】 ・宇高寛子「...
Ep.84 過去から見た現代。ドキッとさせられるディストピア小説 04.10.2024 20:58
今回はディストピアもののSF小説を2冊ご紹介。過去に書かれたフィクション。現代とかけ離れているかと思いきや、まるで崖を覗き込んだ時のようにヒヤッとさせられる描写もあり……。AI、ChatGPTなど目まぐるしく変化する現在の先に明るい未来は待っているのだろうか。そんなことを真摯に語りあっています。 【紹介した本】 ・ジョージ オーウェル 著 高橋 和久 訳「一九八四年〔新訳版〕」ハヤカワepi文庫 ・レイ・ブラッドベリ 著...
Ep.83 客観性を失っていない「私小説」 27.09.2024 26:41
主人公にほど近い立場から書かれているのに、客観性を失っていない小説を紹介。さとぅ曰く「重くない」けれども「濃い」というその小説のあらすじとは?続いて、私小説から1冊、ノンフィクションからは3冊の本を挙げています。イベントのお知らせも! 【紹介した本】 ・井上荒野「あちらにいる鬼」朝日文庫 ・島尾敏雄「死の棘」新潮文庫 ・佐藤垢石「新編 たぬき汁」文治堂書店 ・宇高寛子「チャコウラさんの秘密を知りたい!ナメ...
Ep.82 今とこんなに違う?!明治〜昭和の本から見える社会や文化の差 20.09.2024 24:40
今回は、明治〜昭和前半の日本を描いたエッセイと小説について語ります。さとうが紹介する「たぬき汁」には、今の感覚からすると度肝を抜かれるようなエピソードが満載!つばきは泉鏡花の小説やエッセイの魅力についてお伝えします。 【紹介した本】 ・佐藤垢石「新編 たぬき汁」文治堂書店 ・小泉武夫「熊の肉には飴があう」ちくま文庫 ・泉鏡花「高野聖・眉かくしの霊」岩波文庫 【よりぬき】 ・本むスあるある、絶版本を紹介 ・...
Ep.81 「何もしない」ことの豊かさ 13.09.2024 29:45
つばきがデ・キリコ展に行ったあと、無性に読みたくなった本「何もしない」。 私たちの注意を奪い合う社会の中で何もしないでいることがいかに難しく、いかに重要であるか、生きづらさを感じる二人で熱く語りあいました。 【紹介した本】 ・ジョニー・オデル 著 竹内要江 訳「何もしない」早川書店 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社...
Ep.80 最近何読んだ?ほっこりエッセイから痛みを感じる本まで 06.09.2024 23:21
本の世界にゆったりと浸れるエッセイから、90年代の少年少女の切迫感を描いた漫画まで、最近読んだ本について縦横無尽に紹介します。 【紹介した本】 ・小川糸「今日の空の色 」幻冬舎文庫 ・寺地はるな「川のほとりに立つ者は」双葉社 ・岡崎京子「リバーズ・エッジ オリジナル復刻版」宝島社 ・魚喃キリコ「blue」東京ニュース通信社 【よりぬき】 ・小説家の理想的な暮らしを描いたエッセイ ・片方向からの人間関係を描いた小説...
Ep.79 古生物学からバイオレンス小説まで!最近読んだ本 30.08.2024 22:55
古生物学の本から繊細な文章で綴られた本、爽快なバイオレンス小説まで、今回も多種多様な本をご紹介! 【紹介した本】 ・泉賢太郎「古生物学者と40億年」ちくまプリマー新書 ・ポール・D・テイラー、アーロン・オデア 著 / 真鍋真 監修 / 的場知之 訳「大英自然史博物館シリーズ 世界を変えた100の化石 (新装版)」 ・イリナ・グリゴレ「優しい地獄」亜紀書房 ・王谷晶「ババヤガの夜」河出書房新書 【よりぬき】 ・古生物学...
Ep.78 「命」「家族」。存在の根源を問う小説 23.08.2024 26:15
今回は小説をいろいろとご紹介! 命、家族のあり方について問う小説など、それぞれに共通点も。 主にさとぅの観点から、各小説について言及しています。 【紹介した本】 ・高瀬 隼子(著)「犬のかたちをしているもの 」集英社文庫 ・李琴峰(著)「生を祝う」朝日新聞出版 ・芥川 龍之介(著)「河童・或阿呆の一生 」新潮文庫 ・温又柔(著)「祝宴」新潮社 ・谷崎 潤一郎(著)「蓼喰う虫 」新潮文庫 ・ラディゲ(著)中条 省平(訳)「肉体の...
Ep.77 人間と他の生き物が一緒に生きる難しさについて考えさせられる本 16.08.2024 30:33
今回はつばきが最近参加したとっても楽しかったイベント「大人の科学バー アート編 『ニューヨーク報告 ー創作と対話の1か月間』」についてのお話しからスタート。なんと主催のキウイラボの畠山さんは「クマに会ったらどうするか」の編集者だった! クマやカタヤマガイ、糞虫など、人間の近くで暮らす生き物たちに想いを馳せる読書体験についてお話ししています。 【紹介した本】 ・姉崎等 語り手 片山龍峯 聞き書き「クマに会...
Ep.76 つばきが監修に携わった本も!生物の図鑑・本をご紹介 09.08.2024 26:37
つばきも監修者として名を連ねている「小学館NEO POCKET プランクトン」が出版されました! 今回は海の生き物を中心に様々な図鑑・本についてつばきが熱く語っています。夏本番。本と一緒に海に出かけて生物観察してみてはいかがでしょう? 【紹介した本】 ・山崎 博史 (監修)仲村 康秀 (監修)田中 隼人(監修)「プランクトン: クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物 」(小学館の図鑑NEO POCKET) ・川島 逸郎「標本画家、虫を描く 小さ...
Ep.75 生きづらさを抱えた人たちに響く本 02.08.2024 23:52
さとぅーの人生を支えてくれた名著「窓際のトットちゃん」をつばきもついに読みました!ありし日のトモエ学園に想いを馳せながら、話題は生きづらさを抱えた人たちの生き方に。「周りにうまく馴染めないな」と感じた時に読むとちょっと肩の力を抜けるような本たちを紹介しています。 【紹介した本】 ・黒柳徹子「窓際のトットちゃん」講談社 ・南綾子「死にたいって誰かに話したかった」双葉文庫 ・今井むつみ・秋田喜美「言語の本...
Ep.74 天邪鬼が読むベストセラー/推し文庫について 26.07.2024 26:41
ベストセラーを避けがちな、天邪鬼な二人が読んで面白かったベストセラーを紹介。障がい、生き物の違いを敬意を持って面白がるということについて語っています。後半はお便りむスむスのコーナー。推し文庫について熱いお便りをいただきました! 【紹介した本】 ・伊藤亜紗「目の見えない人は世界をどう見ているのか」光文社新書 ・川内 有緒「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」集英社インターナショナル ・レイチェル・カ...
Ep.73 小説と音楽が出会うとき/肉食昆虫の魅力 19.07.2024 23:39
最近のさとぅさんは、小説の内容と世界観がピッタリ合う音楽に偶然出会すという稀有な読書体験をした模様。「この小説にはこの曲!」という組み合わせ、あなたもありますか? 【紹介した本】 ・津原泰水「綺譚集」創元推理文庫 ・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店 【紹介した音楽】 ・宇多田ヒカル「Beautiful World」 【よりぬき】 ・小説の内容と恐ろしいほどマッチした音楽 ・いい本は装丁でわかる!輝きを放つ本...
Ep.72 遠くて近い世界について描かれた絵本2冊について語る 12.07.2024 21:16
収録日の虫の日(6/4)にちなんだ話から、絵本を主に2冊紹介しています。 多様性ってなんだろう。2冊の本を全然違う角度から紹介していますが、共通する点も。 【紹介した本】 ・舘野鴻「がろあむし」偕成社 ・舘野鴻「しでむし」偕成社 ・舘野鴻「ぎふちょう」偕成社 ・舘野鴻「つちはんみょう」偕成社 ・萩原康夫、吉田譲 他「土の中の美しい生き物たち 超拡大写真で見る不思議な生態」朝倉書店 ・イブティハージ・ムハンマド、S・...
Ep.71 【ゲスト回】済東鉄腸さんと科学や言語について語る!(後編) 05.07.2024 37:28
通称 #千葉ルー 著者であるルーマニア語小説家の済東鉄腸さんをゲストにお迎えした三部作、ついに最終回! 今回はいかにして独特な #千葉ルー 文体が生み出されたのかについて深掘り。一見何気ない文体の背後には、広い読者に届けるための試行錯誤がありました。 【紹介した本】 ・二葉亭四迷「浮雲」新潮文庫 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった...
Ep.70 【ゲスト回】済東鉄腸さんと科学や言語について語る!(中編) 28.06.2024 29:42
通称 #千葉ルー 著者であるルーマニア語小説家の済東鉄腸さんをゲストにお迎えしたスペシャル回の続編です! 今回は学校教育に対する、各自の思いや、翻訳の自由さについて語っています。 来週も済東鉄腸さんをお迎えしてお送りします!お楽しみに! 【紹介した本】 ・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」 左右社 ・椿玲未「カイメン すてきなス...
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