ナマケもん

ナマケもん戦略研究所 ラジオ

Business JA ↓ 240 episodes

『ナマケもん戦略研究所 ラジオ』は、著者がこれまでに執筆してきた思想・社会批評・経営論を耳から味わえるかたちで届ける試みです。現代社会を覆う「効率」「競争」「正しさ」といった規範に対し、ナマケモノのように「小さく・深く・しなやかに」生きる知恵を語り直します。番組では、『ナマケもん戦略』『MBA的常識の限界』『絶滅の巨人』に示した経営論から、『ブラックなホワイト社会』『優しい全体主義』に描かれた社会批評、さらに『嘘の社会学』『死の社会学』によるメキシコ社会研究まで、多彩な著作のエッセンスを紹介します。本ラジオは、資本主義の限界や制度の疲労と再生、無条件の承認、共同体的秩序の可能性、そして文化や倫理の...

Author

ナマケもん

Category

Business

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Jul 11, 2026

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Episodes

ナマケもん戦略 入門書 第1章 24.09.2025

科学的管理法を問い直す テイラーの科学的管理法は効率を飛躍させ、フォードの流れ作業方式に結実したが、人間性を奪い硬直を生んだ。効率至上は「規模の罠」を招き、利益縮小と消耗戦に陥る。ナマケもん戦略は「最速」でなく「疲れない最適点」を重視。監視管理ではなく信頼資本を育み、標準化ではなく余白や個別最適を活かす。効率化を基盤にしつつ、AIに任せ、人間は「信頼・物語・余白」を担うことで消耗しない成長を実現する ...

勝ち残るより、生き残る就活② 22.09.2025

ガクチカの虚構と無条件の承認 「学生時代に力を入れたこと」強制の不条理を描き、無条件の承認の思想へ。 メッセージ:特別な実績がなくても、存在自体に価値がある。

【週刊】ナマケもんマガジン 第1回 21.09.2025

(2025-09-21)週刊「ナマケもんマガジン」は、NOTEで過去1週間で投稿された連載記事の解説とオリジナル音楽を融合した思想系エンターテインメントです。テーマは“どう勝つか”ではなく“どう続くか”。拡大量と効率至上を超え、Non-Exhaustive Growth(消耗しない成長)を語ります。後半では『ブラックなホワイト社会』『制度敗戦』などの著作をモチーフに制作した楽曲を公開。NOTE、Youtube、Spotify、Apple Podcastと連動し、思想・...

ブラックなホワイト社会 第2章 20.09.2025

ブラック企業とは何か ブラック企業は単なる例外的悪ではなく、競争力を欠いた組織が選ぶ「最後の生存戦略」としての搾取モデルである。長時間労働や過労死はその表層であり、深層には自らの邪悪性を直視せず虚偽や正当化に逃げ込む構造が潜む。理念ややりがいの言葉は免罪符となり、異論を排除する。資本主義下のあらゆる組織に潜む普遍的リスクが露呈している 。

擬似敗戦 第6章 19.09.2025

制度敗戦と戦後復興2.0―私たちはどこから再出発できるか 制度疲労や空間の歪みを直視せず、延命に依存してきた日本は「制度的敗戦」の渦中にある。必要なのは敗戦の認識と、制度・倫理・空間の再設計を通じた再出発である。復興2.0とは、物理的成長ではなく社会の基盤を倫理的・文化的に再構築する構想である 。

ナマケもん戦略 入門書 序章 17.09.2025

現代経営理論の歴史的転換点 20世紀の経営理論は効率・競争・成長を至上とし社会を豊かにした一方、人間を部品化し持続性を失わせた。21世紀は人口減少や環境制約、AI自動化に直面し「成長前提の経営」は現実と乖離している。本書は「小さく・深く・しなやかに」という三本柱を提示。規模を盲信せず、顧客や地域と物語を共有し、余白を資本とすることで「どう勝つか」でなく「どう続くか」を問う。ナマケモノの「消耗しない知性」...

勝ち残るより、生き残る就活① 16.09.2025

自己PRが強いる「盛られた自分」 就活における「盛り」文化を批判的に分析し、制度疲労の構造へつなぐ。 メッセージ:落ちてもあなたの価値は変わらない。

ブラックなホワイト社会 第1章 13.09.2025

数値化と競争による社会の病理 教育・職場・SNSなどあらゆる領域で、人間の価値が数値化され、承認は成果に依存する構造となった。赤ん坊の存在が無条件に愛されるような本来的倫理は失われ、「ただいるだけ」の価値が排除されている。成果主義と競争の論理は人間を比較の対象に閉じ込め、制度そのものが承認を奪う暴力装置へと変質した 。

擬似敗戦 第5章 12.09.2025

なぜ踏みとどまれなかったのか―記憶と忠誠心の罠 制度の更新が進まないのは、技術や経済ではなく文化的記憶に原因がある。過去の成功体験を否定することへの恐れが制度改革を妨げてきた。社会は「もう戻れない」という現実を共有できず、昭和ロマン主義への忠誠が制度延命を支えてきた 。

擬似敗戦 第4章 10.09.2025

終わったはずのプレーヤーたち―制度の中で延命する者たち 再開発を支えるのは、役割を終えたはずの中間組織や鉄道会社、自治体などのプレーヤーである。彼らは制度の枠組みの中でのみ存在を保ち、都市更新ではなく自己延命を目的とした事業を続ける。その結果、社会の柔軟性は奪われ変化は阻害される 。

擬似敗戦 第3章 10.09.2025

空間のテンプレート化と制度の結託 ガラス張りのファサードやブランド店舗は「洗練」と称賛されるが、その裏で生活感は排除される。都市は収益装置として設計され、人々の営みは二の次とされる。この構造は制度・資本・社会通念の三層で支えられ、都市の公共性を蝕んでいる 。

擬似敗戦 第2章 10.09.2025

資本の暴走と空間の死―都市は誰のものか 都市開発は本来、人々の暮らしを支える器であった。しかし再開発は収益性と利便性を優先し、地元文化や多様な生活を排除する方向に進んだ。資本による空間支配は制度の支援を受け正当化され、都市の公共性を奪い「払える者だけの都市」を生んでいる 。

擬似敗戦 第1章 10.09.2025

成長神話の制度化―信仰から呪縛へ 「成長すれば解決する」という信仰は、戦後日本の正統性の根拠となり制度化された。昭和の成功体験が価値観を固定化し、柔軟な再解釈を失わせた。結果として制度は信仰の形をした呪縛へと変質し、現実への適応を阻むようになった 。

擬似敗戦 序章 10.09.2025

過ぎ去った未来に生きる私たちへ 戦後日本は「成長すればすべて良くなる」という成功体験を制度や倫理に深く埋め込み、社会を規定してきた。しかし人口減少や低成長の時代に入り、成長前提の制度は現実と乖離している。それにもかかわらず社会は依然として過去の成功に忠誠を誓い続ける。本書はその構造を「擬似敗戦」と名付け、静かな戦後復興を模索する出発点を提示する 。

ブラックなホワイト社会 はじめに 10.09.2025

ブラックなホワイト社会 競争と成果が破壊する、無条件の承認 はじめに  現代社会では人間の「存在価値」が数値に換算され、成果や比較の中で承認が奪われている。本来、家族や地域社会が担っていた「無条件の承認」が資本主義制度により切り捨てられ、効率や競争の論理が優先された。その極端な表れがブラック企業であり、さらに「倫理的装飾」を施したホワイト企業もまた構造的暴力を隠すに過ぎない。制度改善ではなく、制度以...

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