タナカ・ナリタ
ホンタナ
書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
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Episodes
教えること、育てること ~「北村薫の創作表現講義」の感想から~ 11.08.2015
創作活動のみならず、教育についての指南書としても「いい本だ」と太鼓判を押したナリタ。自分なりの道を見いだすために必要な技術や経験を伝えることは、容易ではありません。自分が見つけた「良いもの」を、他者に押し付けず、かつ興味を持ってもらうためにはどうすればよいのか。創作を通じた人と人との関わりについて話題が膨らみます。11:57〜 古典コテン「ねむい」チェーホフ20;57〜 感想回(このエピソードを聴く)
「北村薫の創作表現講義ーあなたを読む、わたしを書く」北村薫 03.08.2015
お待たせしました!夏休み明け、201回目の配信としてお届けするのは、ミステリの名手による講義録です。作家、歌人、編集者、さらに学生たちをも交えて「表現すること」について様々な角度から分析・実践した本作。なかなか進まないコーナー”妄想族”の一助となるか?!配信101回にまつわるメールも紹介されたりと、ホンタナの来し方行く末を見通す回をお楽しみください!4:54〜 メール紹介24:45〜 妄想族37:48〜 紹介回(このエ...
祝!配信200回記念 70年代をたっぷり語ろうスペシャル 13.07.2015
本配信でホンタナも配信200回を迎えることが出来ました。やったぜ!ということで、今回は行人坂教会の朝日研一朗牧師をお迎えしてお届けします。紹介していただく作品は、なんと「ゴジラvsヘドラ」!幼少期に強烈な影響を受けた本作を皮切りに、70年代特有の終末思想を持つ作品の魅力について語っていただきました。牧師としての仕事のあり方、そして趣味としてのSF・ホラーの楽しみ方に、タナカナリタは感動しきり!マニアックな...
邦画でもやればここまでできるのに ~「K-20 怪人二十面相・伝」の感想から~ 06.07.2015
またしても「冒険活劇感」だけではナリタの心を動かすことが出来なかったタナカ。小説の1ページの中に熱いたぎりを感じるように、映画のワンシーンごとに熱い何かを感じたいと願うナリタ。前作「お茶にごす。」に引き続き、面白さを共有することの難しさを実感する回になりました…タナカです…。12:03〜 古典コテン「単独行」加藤文太郎21:20〜 感想回(このエピソードを聴く)
「K-20 怪人二十面相・伝」佐藤嗣麻子 30.06.2015
邦画活劇を紹介します。第二次世界大戦を免れた「もうひとつの日本」にて、攻防を繰り広げる明智小五郎と怪人二十面相。サーカス団員の主人公は、ひょんなことから怪人二十面相の濡れ衣をきせられ、その誤解を晴らすべく本当の二十面相の姿を追い求めます。「本格推理」のエッセンスと、サービス精神あふれる娯楽性とを見事に両立させた、日本の新しいエンターテイメントをお楽しみください。9:19〜 古典コテン+翻訳かっ!「翻訳...
良いものは人を良くする ~「お茶にごす。」の感想から~ 22.06.2015
タナカがついにキレた?!「茶道」なのか「人のやさしさ」なのか、重きを置くべき作品のテーマを感じきれないナリタ。六月病のタナカは気分を逆なでされつつも、茶道でしかたどり着けなかったラストシーンの意味をあらためて訴えますが…。ナリタが自身も含め作家というものに求める姿が如実に表れた回になりました。8:32〜 ホンタナ的ライフハック23:46〜 感想回(このエピソードを聴く)
「お茶にごす。」西森博之 15.06.2015
多くの男子学生の腹筋を崩壊させた「今日から俺は!」の作者が放つ異色作を紹介します。誰からも喧嘩を売られ、誰からも怖れられる高校生「悪魔(デビル)・まークン」。喧嘩・復讐の負の連鎖から逃れたいと願う彼は、茶道と出会うことで「人の心のありかた」「人にやさしくすること」について考えるようになりますが、周囲のヤンキーがほっとくわけもなく?!青春期における自己認識とその改善を、炸裂するギャグとともにお届けす...
説明と描写のあいだ ~「魔術はささやく」の感想から~ 09.06.2015
物語のオチだけでなく、作品全体が醸し出す雰囲気を楽しんだナリタ。このさりげない、かつ唯一無二の作風のすごさは北上次郎氏の解説によって凄みを増すことになります。面白さとは何か。描写とは何か。物語の奥深さについて再考させられる一冊となりました。14:49〜 古典コテン「梟鳴く」杉田久女27:42〜 感想回(このエピソードを聴く)
「魔術はささやく」宮部みゆき 02.06.2015
巨匠、宮部みゆきの初期の作品を紹介します。殺人事件のミッシングリンク、社会問題と家族愛、少年の成長物語と、さまざまな醍醐味を併せ持つ本作。タナカは、人より秀でている「何か」を持つ少年が、善と悪とに触れながら自分なりの正義を見いだそうとする姿に心うたれます。宮部みゆきらしさ満載の名作をお楽しみください。7:33〜 妄想族「マッド・リングイスト」21:44〜 紹介回(このエピソードを聴く)
人が死ぬのは悲しい ~「RED」の感想から~ 25.05.2015
「悲しいんだよね、この人の死に方がさあ」としみじみ語るナリタ。多くの人々の生き様、そして死に様を描ききった本作。命が小さく、安く、もろい時代だからこそ、光を放つ出会いが生まれるのかもしれません。そして、先週に引き続きコーナーでは新しい試みが続けられています。お楽しみに!13:49〜 妄想族「マンダラートやってみました」49:49〜 感想回(このエピソードを聴く)タナカマンダラートナリタマンダラート
「RED」村枝賢一 18.05.2015
ホンタナ初の西部劇を取り上げます。舞台は18世紀末のアメリカ西部。とある少数部族が「ブルー小隊」に殺戮されたところから物語は始まります。復讐のために生きる男、死に場所を失った男、生きるために殺す男…。肌の色も生き方も異なる男たち、そして女たちが、銃をたずさえ相見えるは不毛の荒野。大長編西部群像劇をお楽しみください。そして、あの迷コーナーにも新たな動きが?!17:35〜 妄想族「ナリタの提案」32:50〜 紹介...
科学者のぶれない軸 ~「インターステラー」の感想から~ 11.05.2015
「面白かった!」久しぶりに明快なナリタの反応を得てホッとするタナカ。科学者らしいスタンス、衝突、そして欺瞞が描かれ、前回紹介作とは真逆の「誰も嫌な人がいない」とナリタも大絶賛。細部に宿った神々がついにホンタナにも微笑みます(?)。24:50〜 古典コテン「西洋の丁稚」「日本の小僧」三遊亭円朝35:55〜 感想回(このエピソードを聴く)
「インターステラー」クリストファー・ノーラン 05.05.2015
クリストファー・ノーラン監督の最新SF作品を紹介します。ナリタの指摘する「SFにおける科学者のうさんくささ」に対し、タナカは満を持して「この科学者たちはどうか」と問いかけます。人類の危機を目前にした父親は子供達を救うためふたたび宇宙へと身を投じる、という、ありがちな展開にも関わらず、タナカのSF映画ベスト1を射止めた本作。壮大な宇宙絵巻をお楽しみください。13:25〜 ホンタナ的ライフハック40:35〜 紹介回(...
正義感の省略 ~「Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!」の感想から~ 28.04.2015
「俺が納得できる人は一人として登場していなかった!!」叫ぶナリタ、「マトモって何だい?!」吠えるタナカ、二人の正義感が真っ向から対立します。倫理的におかしい言動をさしおいてハッピーエンドを迎えることが真のハッピーエンドなのだろうか?面白ければコメディはそれでいいのか?Mr. ビーンはホンタナの二人をも騒動へと巻き込みます!14:22〜 古典コテン「小説家たらんとする青年に与う」菊池寛28:49〜 感想回(このエ...
「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」スティーヴ・ベンデラック 20.04.2015
イギリスの大人気コメディ番組「Mr. ビーン」の映画第二作目を紹介します。コミカルな動きや表情で笑いを誘うTVシリーズですが、今回はイギリスを飛び出してフランスはカンヌへの珍道中が描かれます。言葉も文化も異なる世界でビーンが問題にならないわけがない!しかしながら、タナカはそんな破天荒な彼に自分自身の姿を重ねます。最高のハッピーエンドに向けて、ビーンの旅が今、始まります!11:25〜 解説の解説「どちらかが彼...
謎にもたせる最適幅とは ~「カクレカラクリ」の感想から~ 13.04.2015
タナカとナリタが噛み合いません!トリックそのものの成り立ちに焦点を当てた作品の魅力を語るタナカと、そのトリックの完成度に疑問を持つナリタ。ミステリに不可欠な「謎」そのものが謎につつまれていることのメリットとデメリットをあぶりだしながら、トリックを楽しむ難しさを実感する回となりました。うーん、やっぱりミステリは奥が深い!12:06〜 妄想族「ミステリと擬人化」38:28〜 感想回(このエピソードを聴く)
「カクレカラクリ」森博嗣 05.04.2015
ミステリの巨匠、森博嗣の作品をついに取り上げます!トリックが命の本格推理小説ではありますが、トリックに命を吹き込んだ作品は案外少ないのかもしれません。人が仕掛ける「カラクリ」は、なぜ、どのように作られるのか。そしてそれは何のために解き明かされるのか。数々の名シリーズを打ち出してきた著者の、異色単発作品です。12:00〜 妄想族「現実的な宇宙戦争」31:50〜 感想回(このエピソードを聴く)
木馬の時間 ~「旅の人、島の人」の感想から~ 31.03.2015
親と子の島での新しい発見の日々、そして影のように寄り添う大震災の記憶。時の流れの一瞬のきらめきを詠むエッセイに考えさせられたナリタ。短い言葉の組み合わせで、人の生き死にをも描きうる「短歌」の魅力とは何か?分からなければ、やってみるしかない!ということでナリタ発の新コーナーも発足します。お楽しみに!15:52〜 感想回+新コーナー(このエピソードを聴く)
「旅の人、島の人」俵万智 24.03.2015
誰もが知るところの歌人、俵万智のエッセイ集をご紹介します。東日本大震災をきっかけに著者とその息子は石垣島へと移住しました。そこで遭遇する自然味あふれる経験をエッセイと短歌のコンビネーションで描き出す本作。著者の心の動きや短歌のもつ深みが読み手にも優しく届くことにタナカは感銘を受けます。そして息子さんのセンスにも脱帽!16:18〜 妄想族「SFにおける科学者」45:39〜 紹介回(このエピソードを聴く)
本棚に残る条件 ~「フィンランド・サガ」の感想から~ 16.03.2015
案の定この作品に困惑を隠せないナリタ。面白くなりそうな片鱗を見せながら、やはり作品としては微妙の域を出ない内容は残念としか言いようがない。にもかかわらず、本断捨離を繰り返すタナカの本棚に残り続ける理由とは何か。物語にかけるタナカの嗜好がまたひとつ明らかになります。13:40〜 古典コテン「非暴力」マハトマ・ガンジー23:52〜 感想回(このエピソードを聴く)
「フィンランド・サガ(性)」吉田貴司 10.03.2015
フィンランドの風土を語る上で欠かせないサウナ。本作では、日本プロサウナチャンピオンがサウナで人々と時間を共にします。…そう、それだけなのです。フィンランドとサウナとの文化的考証や、悩める現代社会における癒しや、短編として洗練された物語展開など、本来ならオススメしたいポイントを全くスルーして、物語はただひたすら汗を流すだけ。いや、それこそが本来の「サウナ」なのか?人がサウナに入るのは「そこにサウナが...
絶対妄想力 ~「原稿零枚日記」の感想から~ 02.03.2015
「これは…かなわんわ!」とナリタが叫んだ!虚構と現実、彼岸と此岸を行き来する作品は多かれども、それらを結びつける本作の妄想力にナリタは打ちのめされます。非凡なる物語を生み出す原動力となる「事象と事象とを結ぶ力」は、いかにして生まれ、いかにして育まれるのか。小川作品の素晴らしくも恐ろしい妄想力の魅力について語ってみました。12:37〜 古典コテン「書物を愛する道」柳田國男20:57〜 感想回(このエピソードを...
「原稿零枚日記」小川洋子 23.02.2015
作家たるもの、人一倍の想像力ないし妄想力を駆使して物語を作り出すものだと思いますが、本作はその象徴とも呼べる作品ではないでしょうか。日記というにはあまりにも不可思議な出来事が描かれるにも関わらず、書けた原稿はあくまで零枚。日常と非日常との境界を越えてわきあがる心地よい不条理さをお楽しみください。17:12〜 新コーナー「妄想族」34:00〜 紹介回(このエピソードを聴く)
回収されない伏線 ~「かわいそうだね?」の感想から~ 16.02.2015
新年早々お休みしてすみません、今週からまた飛ばしてまいります!タナカが三度目の正直で衝撃を受けた本作に、ナリタもうならされます。しかしながら、収録作のひとつにナリタはどうしても気になる、でもネタバレになるから言えない点を見いだします。そこで今回はネタバレ感想回を別に用意し、より突っ込んだ議論を行いました。果たしてナリタの疑惑は解けるのか?!10:30〜 ホンタナ式ライフハック「あれあれ貯金」19:40〜 感...
「かわいそうだね?」綿矢りさ 26.01.2015
2012年に大江健三郎賞を受賞した作品を紹介します。「かわいそう」という感情について躍動的な文体と多角的な情景描写で描きだす筆力にタナカは圧倒されます。忌避されがちな「かわいそう」をこれでもかと描き出す表題作に加え、これまた衝撃的な「亜美ちゃんはきれい」を含めた中編二作です。痛快かつ濃密な一冊をお楽しみください。13:23〜 タイトリング!24:24〜 紹介回(このエピソードを聴く)
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