タナカ・ナリタ
ホンタナ
書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
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Episodes
許されるホラー・許されざるホラー ~「死霊館」の感想から~ 17.10.2016 44:06
ホラーとしての恐怖をしっかり堪能したナリタ。来るぞクルゾ…キターーー!という展開は、ホラーでは見る側も作る側も避けては通れない道です。しかしながら、その恐怖の後の反応は快と不快とに二分されます。許される、愛される「ホラー」とは何なのか?魅せ方と見方の奥深さを考察します。 7:50〜 ホンタナBiz「マーケティングの講習」 28:36〜 紹介回 (このエピソードを聴く)
「死霊館」ジェームズ・ワン 10.10.2016 1:01:03
珍しくド直球のホラー作品を紹介します。実在する超常現象研究家、エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が扱ってきた様々なケースの中でも「最も恐ろしい事例」を実写化した本作。ホラーが好きなタナカですが、血がドバー!とか来るぞ来るぞギャー!とかは苦手なので、人が死なない本作はそんな方々にもオススメです。とはいえ「SAW」の監督らしく、一筋縄ではいかない美しくも恐ろしい演出には舌を巻きます。続編・スピンオフも気にな...
物語を押しつけるな ~「美しい距離」の感想から~ 03.10.2016 51:43
ナリタはこの物語に激しく共感します。主人公夫婦に、勝手に思い描いた”物語”を、土足で無自覚に押し付けようとする周囲の人々…このうっとうしい、苛立たしい存在をどう考えればよいのか。夫婦の距離が美しいほどに、口さがない人たちの挙動が目に余ります。つらい状況にある友人知人に対し、自分がそうならないように戒められる感想回です。 10:24〜 ホンテナンス「HPメンテの中間報告」 17:57〜 感想回 (このエピソードを聴く...
「美しい距離」山崎ナオコーラ 26.09.2016 39:11
夏休み明け一発目は、「かわいい夫」に続く今年二作目の山崎ナオコーラ作品です。同じく夫婦の世界が描かれますが、本作は比較的若く死にゆく妻とそれを看取る夫、そしてその周囲の人々の物語です。ナオコーラ作品らしく個人が個人を尊重しあう夫婦ですが、「死」によってふたりの距離は絶対的に遠ざかります。それが悲しく、苦しいことであることは想像に難くないですが、「死」を隔てても美しい距離とはどのようなものか。短いな...
おかえりなさいが待っている ~「寄生獣」の感想から~ 06.09.2016 36:52
八巻が物語のピークだと感じたタナカに対し、ナリタはやはりクライマックスは九巻十巻との印象を持ちます。人間を喰いものにする「寄生生物」の一人、田宮良子の最期の行動の意味するものとは。主人公と共生する「ミギー」すらも判別できなかった田宮の”感情”とは何か。人外の生命体が考える「人間らしさ」について思いを馳せる回となりました。 10:40〜 ホンタナBiz 「田舎のパン屋が見つけた『腐る経済』」渡邉格 19:53〜 感想...
「寄生獣」岩明均 29.08.2016
超有名作品ですがあえて紹介します。ある日突然現れた寄生生物による、人間社会への侵略と適応を独特のグロ描写で描き出す本作。大ボス裏ボスとの対決にいたる主人公と相棒「ミギー」の成長も見応えがありますが、タナカはむしろボスとの対決直前のあるシーンがクライマックスだと感じます。「”我々”とは何者か」「”我々はどこから来て、どこへ行くのか」を、人間以外の生命が考えるとどうなるか?再読による新たな発見に挑戦しま...
「言語の科学」を読んでみたスペシャル 23.08.2016
我らのナリタによる初訳本、「言語の科学」が世に出てはや三ヶ月ー。 タナカは読んでいた!一回読み終わったが再読を続けていた!世の夏休みが終わろうとする今、俺たちの夏が終わるその前に、読んだ成果をここで示さねばならぬ。しかし対するはナリタは言語学界きっての新進気鋭の研究者であり、生半可な感想では太刀打ちできぬ。ならば…あいつらを召還するしかない?! そんなタナカの素人質問攻撃にも、ナリタ先生は辛抱強くか...
ミステリのアートとデザイン ~「メルカトルと美袋のための殺人」の感想から~ 15.08.2016
「探偵たるもの」の常識を覆す”銘”探偵メルカトル鮎。ミステリ愛読者にとっては奇異に感じる彼の言動も、ナリタにはこれといって不可思議には感じられません。実験的な問題作を生み出す著者の姿勢を、ナリタはアートとデザイン、哲学と実学との対比を用いて解釈しようと試みます。ミステリイノセント・ナリタによる率直な感想回です! 17:24〜 ホンタナBiz「モンベル七つの決断 アウトドアビジネスの舞台裏」辰野勇 31:52〜 感想...
「メルカトルと美袋のための殺人」麻耶雄嵩 08.08.2016
久しぶりにミステリ作品を紹介します!"銘"探偵「メルカトル鮎」が手がける事件は、どれもが難問、奇問。それを快刀乱麻を断つごとくに終わらせる探偵の手腕たるや…おい!それでいいのか?!という反則スレスレ。それでもミステリの持つ醍醐味が十二分に発揮されているのが憎らしい。そもそもミステリに求めていたものは何だったのか、と自問自答せざるを得ない珠玉の短編集をお楽しみください。 14:09〜 ホンタナBiz「絶望の国の...
腑の落としどころを探る ~「宇宙は何でできているか」の感想から~ 01.08.2016
同じ科学者として、難しい内容をかみくだいて表現する姿勢に感銘を受けたナリタ。今昔の天才たちがひらめいたであろう「直感」を、人類が共有できる「科学」に落とし込むことは並大抵のことではないはず。腑に落ちない遠い宇宙の様々な現象を探ることが、日々の豊かさにつながっていることに気づかされる一冊です。 そんな中、なんと「ビッグバンの前にはもうひとつの『古い宇宙』があった」との報告がありました!いやーこれだか...
「宇宙は何でできているか」村山斉 26.07.2016
夏の夜をさらに楽しくする一冊を紹介します。これまでも宇宙関連の作品を多く紹介してきたホンタナですが、本作はそれらのエンタメを理解する上で必要な宇宙科学の知見を大変分かりやすく説明しています。しかし!最先端の科学は凡人には理解しがたく、本作はそのへんも妥協せずにしっかりと説明してくれますので、心して読み進めなければなりません。難解、でも面白い!という知的好奇心を十二分に満たしてくれる一冊です。 12:14...
フォーエバー金ロー ~「クール・ランニング」の感想から~ 04.07.2016
サクッと見られることに満足するナリタ。大きなひねりもなく、山積みの問題はラッキーにも解決され、なんだかんだあって最後は感動する、という、まさに金曜ロードショーで放送するために生まれてきたような本作。これを深読みするのは野暮というものでしょう。したがって感想回もサクッとまとまったわけです、そうなんです。 7:42〜 古典コテン「遊星からの物体X」ジョン・カーペンター 17:23〜 感想回 (このエピソードを聴く...
「クール・ランニング」ジョン・タートルトープ 27.06.2016
※今回も部分的に聞き取りづらい箇所があります。度々大変申し訳ありませんが、ご容赦願います。 蒸し暑くなってきましたね。今回は暑い国から寒い国を目指して熱い物語をクールに繰り広げる映画を紹介します。ジャマイカから初めて冬期オリンピックに出場したボブスレーチームの実話をもとにした物語。「勝つ」以前に「出る」ことを目指して孤軍奮闘する姿はおかしくも健気で、スポーツの持つ本質的な大切さを思い出させます。懐か...
人の山行に文句を言うべからず ~「山と食欲と私」の感想から~ 20.06.2016
※今回も一部、音声が聞きづらい箇所があります。目下原因究明に取り組んでおりますので、今しばらくご辛抱願います。 サクッと読める作品なんだなぁ…。「山賊ダイアリー」と同様、非日常の日常を描く本作。ナリタは読者に向けての明確なメッセージをとらえきれないまま読了。結局、山登りの今昔、なぜ山に登るのか〜といった普遍的深淵的な話題に終始してしまいました。それでも今までの山マンガの中では革命的だと思ったんだよぉ...
「山と食欲と私」信濃川日出雄 13.06.2016
※今回も一部音声が聞き取りにくい箇所があります。大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。 昨年突如としてアウトドア活動を再開し周囲を驚かせたナリタ。そんな彼をさらにこちら側へと引きずり込むべく、タナカは今年も山関係の作品を紹介します!「単独登山女子」を自称する会社員・日比野鮎美が、ブームに踊らされることなく、自分に合ったペースと山行を楽しむ姿が大変うらやましい!山登り「あるある」も満載で、ビギナーか...
ユニバーサル・ストーリー ~「寡黙な死骸 みだらな弔い」の感想から~ 06.06.2016
※コーナー・感想回が一部聞きづらい音声となっております。大変申し訳ありませんが、ご容赦ください。 死者と語り合う、洞窟に刻まれた文字を読み解く、といった、独特の表現で紡ぎだされる小川作品。本作も例にもれずナリタを圧倒します。より物語の深淵を覗き込もうとする姿勢は、人類が共通して持つ「物語」へのアプローチなのでは?学者ナリタは自身の研究内容(と宣伝)もふまえて持論を展開します。 11:15〜 ホンタナ的ライ...
「寡黙な死骸 みだらな弔い」小川洋子 31.05.2016
タナカルールに基づいて、小川洋子作品、今年の一本を紹介させていただきます。失われる記憶、子供のまま止まった身長など、欠落を抱えて生きる人が多く描かれる小川作品。この短編集は、物語の欠落が次の物語へのつながりを作り、大きな世界を映し出します。タナカは”失われること”が”完璧な世界”を否定しない作風に救いを見いだすのですがー。新コーナーも登場します! 10:23〜 新コーナー Bizzホンタナ「ゼロ・トゥ・ワン 君...
かわいいは作れる(CanCanではない) ~「かわいい夫」の感想から~ 23.05.2016
特報!われらがナリタ氏の翻訳本がついにリリースです!詳しくはリンクをクリック! さてその著者かつかわいい夫の感想回です。「愛するということを人任せにしない」著者の姿勢は、どこかで見たことがあると思ったらアドラーの教えだった!教えられずとも実生活で実践できていることにナリタとタナカは驚きますが、ここから新たな課題と疑問も生まれ?!ホンタナに新たな1ページが加わる回となりました、お聴き逃しなく! 2:18〜...
「かわいい夫」山崎ナオコーラ 16.05.2016
「人のセックスを笑うな」の著者のエッセイ集を紹介します。家族や社会、そして自分自身のあり方について、日常のささいな出来事を交えながら書き出される小編たち。平易かつ親しみやすい文体でありながら、時に目を見開かれるような表現力にタナカは感銘を受けます。なんとも優しい表題とイラストですが、決して夫婦のノロケ話ではありません。「かわいい夫」のナリタの反応やいかに?! 0:00〜 フリートーク 池澤夏樹トークシ...
6周年突入記念!幸せになる勇気スペシャル 09.05.2016
GW明けはホンタナアニバーサリーでスタート!今年の題材はアドラー心理学解説本の続編「幸せになる勇気」。前作「嫌われる勇気」をオススメしてくれたザキさんこと篠崎さんをゲストにお迎えし、仕事、家族、学問、そして個人に向けられたアドラーの教えについて語り合います。そのテーマとなるのが”愛”…そう、愛なのです。男鼎談で議論される”愛”の形とは一体どのようなものなのか?アラサー最外圏の今だからこそ言いたいことが出...
大人になっても伝えたいこと ~「君に届け(映画)」の感想から~ 02.05.2016
あまりにも若々しく純真な友情・恋愛模様に心を動かされ、やや安心したナリタ。大人になり、便利な謙遜と卑下とをないまぜにしがちな昨今、向こう見ずな誠実さを行動に起こすことの難しさと大切さを再認識する作品となりました。いつになっても、こういうことを思い出せる人生でいたいものです(しみじみ)。 13:13〜 解説の解説「絵で見る英語3 / I.A. リチャーズ、クリスティン・ギブソン」 27:56〜 感想回 (このエピソードを...
「君に届け(映画)」熊澤尚人 26.04.2016
「春とはひねくれる季節である」と言ってはばからないタナカですが、それでもオススメしたい青春群像劇を紹介します。その容姿から”貞子”とあだ名をつけられた黒沼爽子(さわこ)と、爽やかすぎる人気者の風早翔太。二人は入学式の日の出会いから、お互いを特別な存在と感じながらもすれ違いが多く、なかなか想いを届けることができません。高校生活の中、様々な経験をへて成長していく二人と友人たちの姿は、シンプルながら胸に響...
緑のケンケンパ ~「海街diary (映画)」の感想から~ 04.04.2016
ナリタは物語を通じて描かれる「緑」の配色について注目しました。「どこまでも見ていたい」「きれいすぎる」と、原作を知っている人はつい内容を比較してしまいがちですが、映画ならではの表現方法にタナカは気づけませんでした。名俳優たちによる名演、人生を描き出す脚本、それ以上に物語を高めようとする監督のセンスの大事さについて語ってみました。 12:12〜 新コーナー「ナリタの配信深読み」チンパンジーは料理をするか?...
「海街diary(映画)」是枝裕和 28.03.2016
大人気マンガ原作の映画化作品を取り上げます。数多くの日本アカデミー優秀賞を受賞した本作ですが、原作に思い入れの強いタナカは「スキが無さすぎる」内容に違和感を覚えます。鎌倉の美しい町並みの中、人々の幸せと不幸せが交錯する物語。原作未経験のナリタの目と耳を通して、この物語の魅力を再発見しようとする試み回です。 9:20〜 ホンタナ的ライフハック「中村印刷所の方眼ノート」 16:37〜 紹介回 (このエピソードを聴...
もうひとつの中学生日記 ~「少年三白眼」の感想から~ 21.03.2016
案の定、不条理ギャグに悲鳴を上げるナリタ。当のタナカすらも「今読み返すとさすがに引くところもある」と言い出す始末。それならばなぜ、この作品に惹かれ、今なお手にしたくなるのか?本編とは関係ないマニアックさの魅力について語ります。中学生生活が楽しくてしかたなかった、という人いたら教えてほしい! 15:26〜 ホンタナ的ライフハック「Prime nowのおそろしさ」 24:14〜 感想回 (このエピソードを聴く)
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