粟野友樹,星野良太,Work-Teller

アワノトモキの「読書の時間」

Arts JA ↓ 193 episodes

「働く人と組織の関係性の編み直し」をテーマに独自の視点で選んだ本を紹介する番組です。扱う本は皆さんが知らないものが多くなるかもしれません。20年以上「人と組織の関係性」を見つめてきたぼくの知見から今の時代に必要だと思われる本だけを三部構成でご紹介していきます。【profile】リクルート/リクナビNEXT「転職成功ノウハウ」、リクルートエージェント「転職成功ガイド」識者累計約600本以上の記事を監修https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/profile-tomoki-awano/筑波大学→大学院→人材系企業→フリーランスと20年以上、人と組織の関係性について学習と実践を重ねる。◎注目している分野・無意識的に社会指標に適応しようとする...

Author

粟野友樹,星野良太,Work-Teller

Category

Arts

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work-teller.com

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Jul 5, 2026

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Episodes

ep23-1 「勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版」(千葉雅也さん) 24.03.2023

23冊目に扱うのは、千葉雅也さんの「勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版」です。 千葉雅也さんは立命館大学の教授で、哲学や表象文化論を研究されています。 2013年には紀伊国屋じんぶん大賞も受賞されましたね。小説家としては芥川賞の候補にも二回なっています。 哲学者でありながら小説家でもある千葉さんの作品は読者をひきつける文体で書かれており、難解なテーマでも読みやすいものが多いようです。  タイトルは「勉...

ep22-3 ハッピークラシー 「幸せ」願望に支配される日常(エドガー・カバナス/エヴァ・イルーズ) 17.03.2023

これまで「ハッピークラシー」を扱ってきましたが、いよいよ締めの第三回です。 今回は、前回までを振り返り、気になることをこぼれ話としてお話していきます。 ◎社会正義とは何か? 第二回 で出てきた「社会正義」という言葉に対して、気になることがあり少し話しました。 Wikipediaでは、「社会の常識から考えて正しい道理のこと」と書かれています。 ただし、今や多様性の時代ですし、それこそ正義は人の数だけあるとも言えます...

ep22-2 ハッピークラシー 「幸せ」願望に支配される日常(エドガー・カバナス/エヴァ・イルーズ) 08.03.2023

さて、本格的に解説に入る第2回。 今回3つのキーワードを辿りながら解説を進めていきます。 ・ポジティブ心理学とグローバル化 ・ポジティブ心理学と新自由主義 ・ポジティブ心理学と仕事 ・ポジティブ心理学とグローバル化 皆さんはマーティン・セリグマンという方をご存じでしょうか。 アメリカ心理学会の会長で、「ポジティブ心理学」のポテンシャルに着目し、 政治やビジネスと手を組みながら25年かけてその考え方を世界に広げ...

ep22-1 ハッピークラシー 「幸せ」願望に支配される日常(エドガー・カバナス/エヴァ・イルーズ) 01.03.2023

今回扱う「ハッピークラシー」は、フランスで出版されたベストセラーです。 スペイン人の心理学者エドガー・ガバナスさんと、イスラエルの社会学者エヴァ・ルイーズさんによる共著。 そもそも耳なじみのないハッピークラシーという言葉は、 「幸せ(HAPPY)」による「支配(CRASY)」を意味する造語です。 「誰もが幸せを目指すべき」というメッセージが社会に溢れている現代ですが、 ここに対する警鐘が本の中であげられています...

21-3「自分の中に毒を持て(岡本太郎さん)」 23.02.2023

三回目の今回は、二人でこぼれ話をしていきます。気楽にお聞きください。 いくつか、お話のエピソードをまとめておきます。 ◎資本主義と乗り物 それぞれの世界を司っているルールや空気感のようなものが存在していて、各ルールに適した専用の乗り物があると生きやすくなります。資本主義という大海を渡るには大企業と言う船に乗るのが快適で、そうでない世界では岡本太郎さん的な考え方が身を守る乗り物になることもある。個人的に...

21-2「自分の中に毒を持て(岡本太郎さん)」 14.02.2023

2回目の今回は、岡本太郎さんの著作「自分の中に毒を持て」の中身に触れていきます。 総ページ数は200ページほど。 少ないボリュームではないのですが、それでも先へ先へと読めてしまう。 独自の感覚から生まれた独特の表現がちりばめられた本です。 さて、それでは解説です。 下記の3つの項目に沿ってお伝えします。 ・自分らしく生きるのではなく、人間らしく生きろ ・芸術の三原則「キレイであってはいけない」「うまくあっては...

21-1「自分の中に毒を持て(岡本太郎さん)」 08.02.2023

21冊目に扱うのは、20世紀末に書かれた「自分の中に毒を持て」。 太陽の塔などで知られる芸術家、岡本太郎さんの著書です。 バブル期の1993年に書かれ、2017年に改訂版が出ました。 累計50万部と、時代を越えて非常に多くの方に読まれています。 アワノさんが新卒で最初に勤めた会社は渋谷にオフィスがあり、 東急渋谷駅の連絡通路に展示されている「明日の神話」の横を何度も通ったことがあるとか。 今回「自分の中に毒を持て」を...

20-3「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える(泉谷閑示さん)」 08.01.2023

3回目の今回は、1、2回目を振り返りながらの余談回です。 パズルを試行錯誤しながら解く楽しみを与えるためには、待つ姿勢が必要になる。 自由保育型保育園の卒園者は、不登校率が高くなる。 小田嶋隆さん曰く「学校とは、見ず知らずの人の中で何とか生き抜く力を経験する場所」。 …などと、こどもの教育に対するあれこれを挟んだのち、 今回の余談テーマである「天職」へと入っていきます。 ◎天職(Calling)という言葉にまつわる...

20-2「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える(泉谷閑示さん)」 23.12.2022

引き続き「仕事なんか生きがいにするな」を扱っていきます。 今回は、3つのキーワードを元に解説を進めていきます。 ちなみに本の序盤は、精神科医の目から見た社会の変化から始まっているようです。 患者さんたちの悩みが、温度の高い悩みから、温度の低い悩みへと変わってきている。 愛情の飢えや劣等感など、人と関わるからこその温度の高い悩み。 それに対して、生きる意味など、一人で抱える悩みが温度の低い悩み。 モノの飽...

20-1「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える(泉谷閑示さん)」 13.12.2022

風流な音からスタートした20冊目を扱う今回。 泉谷閑示さんの著書「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える」のご紹介です。 精神科医でありながら、パリの音楽系大学院に留学。 音楽や哲学を用いた治療も実践している泉谷さん。 今回の本を選んだ理由を粟野さんに聞いてみました。 最近「読書の時間」で扱う本の中に音楽に関する話題が何度か出てきたことから、 音楽繋がりから泉谷さんにたどり着いたそうです。 詠...

19-3「日本人の身体(安田登さん)」 30.11.2022

「日本人の身体」3回目となる今回は、本を読みながらアワノトモキが個人的に心が動いた話題を二つ、ご紹介していきます。 ◎自然と情緒 日本の詩歌には、自然の風景を描写しただけのものが少なくありません。 それでも、形容詞すらない淡々とした風景描写が、心を動かすことがあります。 たとえば、 朧月夜 という曲があります。 「菜の花畠に入日薄れ…」 ではじまる、岡野貞一さん作曲、高野辰之さん作詞による曲です。 一切の感情...

19-2「日本人の身体(安田登さん)」 17.11.2022

今回は本の中で粟野さんが気になった3つのテーマについてを聞いていきます。 【3つのテーマ】 1.「身体」という言葉が江戸時代まで持っていた意味 2.「和をもって尊しとなす」という言葉の意味 3.「あしらう」という言葉の本来の意味 どのテーマも、言葉の真の意味と誤解された意味についてのお話です。 1.「身体」という言葉が江戸時代まで持っていた意味 江戸時代の辞書によると「身体」とは「死体」のことでした。 元々江戸時代...

19-1「日本人の身体 (安田登さん)」 26.10.2022

本日扱う本の著者である安田登さんは、能楽師の方です。 すでに20数冊の著書があり、扱うテーマも能だけでなくロルフィングに文学論と多彩。 「日本人の身体」については、能楽師としての視点だけでなく、 文学的な視点も交えて日本人ならではの身体感を説明してくれるものです。 ちなみに、 過去この番組で扱ったドミニクチェンさん の能のお師匠さんだったりもします。 「日本人の身体」のテーマをざっくりお伝えするとこんな感...

18-3「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司さん×野田智義さん)」 19.10.2022

18-3「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司×野田智義)」 宮台さんと野田さん、お二人の知の結晶を断片的にですが語った前回。 1時間弱の大作となりましたが、聞かれましたか? 過去の歴史があり、それに連なる現在がある。 ある種避けられなかった今のシステム化社会の中で、これから我々はどう生きていきましょう? こうした連なりを意識しながら考えられるのはいいですよね。 ついつい今の自...

18-2「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司さん×野田智義さん)」 13.10.2022

引き続き「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司さん×野田智義さん)」を扱っていきます。 最初に断っておきますが、今回は濃いです。 ノート片手にお聞きください。 全体を通して、3つのキーワードをベースにお話していきます。 こちらを念頭に置いてお聞きいただければ。 【キーワード】 ・安全快適便利なのになぜ生きづらいのか ・我々意識 ・ミクロな共同体から社会を再構築する ----- 【日...

18-1「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司さん×野田智義さん)」 05.10.2022

18冊目の今回は「経営リーダーのための社会システム論: 構造的問題と僕らの未来(宮台真司×野田智義)」を扱います。 著者は 超頭良い且つアウトローな社会学者の宮台さん。 組織戦略が専門の研究者野田さん。 気になっている方も多いはずの大学院大学、 至善館 で行われた宮台さんと野田さんの講義をまとめた本です。 アワノさんによる読み解きキーワードは今回も3つ。 1.安全快適便利なのに、なぜ生きづらいのか 2.我々意識...

17-3「日本の曖昧(あいまい)力 融合する文化が世界を動かす(呉 善花さん)」 21.09.2022

17冊の第3回目ということで「日本の曖昧力」を「もののけ姫」を通して話していきます。 そもそも「もののけ姫」とは? 1997年にスタジオジブリから発表された映画で、自然と人間の関係をテーマとしています。 前回までお話していたように、縄文時代的なあり方が今の日本の根底にあり、 それが描かれている作品でもありますで、今回扱うことになりました。 「もののけ姫」の舞台は室町時代。 縄文時代的な文化と近代的な文化がぶつ...

17-2「日本の曖昧(あいまい)力 融合する文化が世界を動かす(呉 善花さん)」 15.09.2022

日本を三つの階層で捉えた呉さん。 ・欧米化された日本 ・中国韓国と似た東アジア的な日本 ・縄文時代的な日本 前回あがった疑問として、なぜ日本にだけ 縄文時代的な要素が残ったのか、 という問いがありました。 そこには3つほど理由がありそうです。 ・温暖湿潤気候で狩りのリスクを抑えられたこと ・島国で他地域からの侵略を受けなかったこと ・山が多い地形で、中央集権的な統治がしづらかったこと ----- <余談> ちなみに...

17-1「日本の曖昧(あいまい)力 融合する文化が世界を動かす(呉 善花さん)」 06.09.2022

17冊目の今回は「日本の曖昧力」を扱います。 著者は呉 善花さん。 韓国ご出身で、拓殖大学で日本文化研究をされている呉さん。 拓殖大学でおこなわれた12回の講義内容を文章に起こし、まとめられたものだそうです。 実はアワノさん、この本を扱うことに決めた理由には「もののけ姫」が関わっているそうです。 そこから話が飛んで、ジブリ談義に時間を費やすこと少々…。 本筋とはあまり関係がないので割愛しますが、 せっかくなの...

ep16-3 小田嶋隆さんについて 23.08.2022

3回にわたってお伝えしてきた小田嶋隆さんについて。 今回が最後の回です。 今回は、2つの本(片方は本の中の一部)から、小田嶋隆さんの魅力をご紹介。 【紹介する本】 「わが心ICにあらず」 「13歳のハードワーク」(※「転換期を生きる君たちへ」所蔵) 処女作となった「わが心ICにあらず」の中で言えば、たとえば「ようこそデニーズへ」というエッセイ。 デニーズがどのようにできていくかを独自の視点で描写します。 「アメリ...

ep16-2 小田嶋隆さんについて 18.08.2022

2022年6月に亡くなられた小田嶋隆さんについて語るシリーズ第二回。 今回は、二つのテーマについてお話していきます。 ・GQ Japanに寄せられた内田樹さんの記事 ・小田嶋隆さんのセミナー「書き始めるための大いなる助走」 ◎まずはGQ Japanの記事に関して 「半ズボン姿で世間に対峙できる人間になろうとした人」 内田樹さんは小田嶋隆さんをこう評しています。 たとえると「夏休みを終えてもアロハシャツ、半ズボンゴム草履のまま...

ep16-1 小田嶋隆さんについて 11.08.2022

毎日暑いですね。 部屋にエアコンのない粟野さんの暑さ対策は、氷嚢・定期的なシャワー、だそうです。 そんな粟野さんの部屋の窓を閉め切らせて収録に臨んでいただいた今回。 蝉の声を拾ってしまうのが、夏の音声収録の難しいところですね。 さて、今回はいつもとは趣向が変わります。 扱うのは一冊の本ではなく、小田嶋隆さんという人について、です。 2022年6月にお亡くなりになられた小田嶋隆さん。 これまで何冊もの本を書かれ...

ep15-3「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」(酒井隆史さん) 27.07.2022

「ブルシットジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」(酒井隆史さん)を扱う第三回目。 前回、自分自身のこれまでを振り返って猛烈に反省した星野が、 では、これからどのように資本主義に抗っていくのか、を宣言する今回。 そもそも、収集心を持ち、ブルシットアーティストの才能もあると自覚している星野。 そこは直す難易度は高そうなので、諦める。 せめて他から拾った知識ではなく、 自分の体験から生まれた知識で...

ep15-2「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」(酒井隆史さん) 20.07.2022

「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」(酒井隆史さん) 今回も、引き続きこの本を扱って進めていきます。 星野はこの本を読みながらふと、以前読んだ「 パパラギ 」という本を思い出しました。 南の島の酋長からみた現代社会について書いた本です。 振り返ってみると、まさしくブルシットジョブ。そしてこれを不幸な生き方だと言っています。 見えている人は、40年前から見えていた訳ですね。 改めて行...

ep15-1「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」(酒井隆史さん) 13.07.2022

お待たせしました! 今回は記念すべき回です。 一体どんな回なのかと言うと、 リスナーの方のリクエストによる本を扱う初めての回。 リクエスト、ありがとうございました!! さて、今回リクエストいただいたのがこの本。 「ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか」(酒井隆史さん) デイヴィドグレーバーさんが書かれた「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」の解説書という立ち位置の本です...

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