RCJメディアミニストリー

リジョイス聖書日課

リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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Oct 30, 2026

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Episodes

聖書の歴史観(エステル記 7章) 30.09.2021

「王よ、もしお心に適いますなら」と王妃エステルは答えた。「もし特別な御配慮をいただき、私の望みをかなえ、願いを聞いていただけますならば、私のために私の命と私の民族の命をお助けいただきとうございます。」 (エステル記7章3節) エステル記7章は、エステル記のクライマックスと言ってもよいように思います。エステルは酒宴の2日目にユダヤ人の救済を王に直訴します。自らもまたユダヤ人のひとりであることを王に打ち明けま...

苦難の日々に神を仰ごう(エステル記 6章) 29.09.2021

そのうちの知恵ある者もゼレシュも彼に言った。「モルデカイはユダヤ人の血筋の者で、その前で落ち目になりだしたら、あなたにはもう勝ち目はなく、あなたはその前でただ落ちぶれるだけです。」 (エステル記6章13節) 王妃エステルの酒宴に招かれ、得意絶頂のハマンはモルデカイを処刑する準備を進めていました。ところがその夜、王は眠ることができなかったため、宮廷の日誌を持って来させて読ませます。そこにはかつてモルデカイ...

神を知るには(エステル記 5章) 28.09.2021

それから3日目のことである。エステルは王妃の衣装を着け、王宮の内庭に入り、王宮に向かって立った。王は王宮の中で王宮の入り口に向かって王座に座っていた。 (エステル記5章1節) ハマンの恐るべき計画を知ったエステルは、モルデカイの言葉によって神の御心を悟り、死を覚悟して、王の許を訪ねます。それは3日目のことでした。この3日は備えの期間です。エステルはモルデカイをとおしてユダヤ人たちに断食を要請したと記されて...

この時のためにこそ(エステル記 4章) 27.09.2021

「この時にあたってあなたが口を閉ざしているなら、ユダヤ人の解放と救済は他のところから起こり、あなた自身と父の家は滅ぼされるにちがいない。この時のためにこそ、あなたは王妃の位にまで達したのではないか。」 (エステル記4章14節) ユダヤ人絶滅のハマンの奸計を知ったモルデカイは、衣を裂き、荒布を着、灰をかぶり、叫び、王の門にまで行きました。やがてこのことが宮殿にいたエステルの耳にも入ります。彼女は侍従ハタク...

すべての人に仕え、受け入れる者(マルコによる福音書 9章30-37節) 26.09.2021

イエスが座り、12人を呼び寄せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」 (マルコによる福音書9章35節) マルコによる福音書は、主イエスの受難予告を理解できなかった十二弟子たちの一つの事件を記しています。彼らの地位争いです。 カファルナウムの町のある家に入られると、主イエスは十二弟子たちに尋ねられました。「あなたがたは途中で何を話し合っていたのですか...

ひざまずかず、敬礼しない(エステル記 3章) 25.09.2021

王宮の門にいる役人は皆、ハマンが来るとひざまずいて敬礼した。王がそのように命じていたからである。しかし、モルデカイはひざまずかず、敬礼しなかった。 (エステル記3章2節) エステルが王妃となってほどなくして、宮殿ではハマンという人物が、王に重用され力を持つようになります。彼は、すべての大臣たちの上に席を定められます。やがて王宮にいる役人は皆、ひざまずいてハマンに敬礼するようにと命令され、それに従います。...

シャロームを気遣う(エステル記 2章) 24.09.2021

モルデカイはエステルの安否を気遣い、どう扱われるのかを知ろうとして、毎日後宮の庭の前を行ったり来たりしていた。 (エステル記2章11節) ワシュティ追放の後、家臣たちによって、妃探しが開始されます。国中から美しい女性がスサの町に集められ、その中から王妃が選ばれることになりました。時に、スサにモルデカイというユダヤ人の捕囚民がいました。彼はいとこエステルが両親を亡くしたので、彼女を引き取って、自分の娘とし...

この神なき世界に(エステル記 1章) 23.09.2021

ところが、王妃ワシュティは宦官の伝えた王の命令を拒み、来ようとしなかった。王は大いに機嫌を損ね、怒りに燃え、経験を積んだ賢人たちに事を諮った。 (エステル記1章12節~13節) ペルシアの帝国に生きるユダヤ人の少女が王妃となって同胞を絶滅の危機から救う物語、それがエステル記です。 物語はペルシアの王、クセルクセスの時代に宮殿で開かれた酒宴の場面から始まります。7日目、宴会の最終日のことです。酒に酔った王は王...

あなたの僕を探してください(詩編 119編) 22.09.2021

わたしが小羊のように失われ、迷うとき どうかあなたの僕を探してください。 あなたの戒めをわたしは決して忘れません。 (詩編119章176節) 119編はいちばん長い詩編です。「長くて全部読めない」とあきらめないで、この機会にぜひ全節読み味わってください。 全体のテーマは「神の言葉への愛」です。ですから、「教え」「使命」「定め」「掟」「裁き」「言葉」「仰せ」「証」「道」といった言葉がたくさん出てきます。 私たちが地...

主の家からあなたたちを祝福する(詩編 118編) 21.09.2021

祝福あれ、主の御名によって来る人に。 わたしたちは主の家からあなたたちを祝福する。 (詩編118編26節) この詩編は特別な祝祭のときに歌われたもの。とくに捕囚から帰った主の民が神殿で礼拝するときに歌ったものだそうです。 イスラエルの民は長い年月を捕囚の地で過ごし、神殿礼拝の喜びを思いながら耐え忍びました。その苦しみから解放され、故郷に戻って、神を礼拝することが許されたときの喜びはどれほどのものだったことで...

主を賛美せよ、ハレルヤ(詩編 117編) 20.09.2021

すべての国よ、主を賛美せよ。 すべての民よ、主をほめたたえよ。 主の慈しみとまことはとこしえに わたしたちを超えて力強い。 ハレルヤ。 (詩編117編1節~2節) 117編はとても短い詩編ですが、その広がりは世界大です。「神の慈しみとまこと」はユダヤ民族に留まらず、すべての国、すべての民に及ぶと歌われています。 しかし、考えてみれば、神の祝福の約束は初めから世界大でした。神は信仰の父アブラハムに「地上の氏族はすべ...

主イエスの御あとに従う弟子の道(マルコによる福音書 8章27-38節) 19.09.2021

それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」 (マルコによる福音書8章34節) フィリポ・カイサリア地方はヘルモン山麓、ヨルダン川の水源に近い場所です。偶像礼拝と皇帝礼拝が盛んな地です。 そこで主イエスは弟子たちに「人々はわたしのことを何者だと言っているか」と問われます。ペトロが弟子たちを代表して、「あなたはメシア...

わたしの魂をお救いください(詩編 116編) 18.09.2021

主の慈しみに生きる人の死は主の目に価高い。 (詩編116編15節) この詩編は死に至るような重い病、あるいは危険から救い出された感謝の詩です。詩人は死の淵に立って恐れおののいていました。彼は肉体の命ではなく、魂をお救いくださいと祈ります。もはや地上で生きながらえることはできない、と思ったのかもしれません。 しかし、危機的な状況の中で、彼は神を見上げ、神の救いを期待しています。「哀れな人を守ってくださる主は、...

偶像とまことの神(詩編 115編) 17.09.2021

国々の偶像は金銀にすぎず 人間の手が造ったもの。 … 偶像を造り、それに依り頼む者は 皆、偶像と同じようになる。 (詩編115編4節、8節) 4節から8節には、偶像の虚しさが語られています。「口があっても話せず、目があっても見えない。耳があっても聞こえず、鼻があってもかぐことができない。手があってもつかめず、足があっても歩けず、喉があっても声を出せない」と。 けれども、罪ある人間には、形あるもの、目に見えるものに...

主の民に与えられる祝福(詩編 114編) 16.09.2021

イスラエルはエジプトを ヤコブの家は異なる言葉の民のもとを去り ユダは神の聖なるもの イスラエルは神が治められるものとなった。 (詩編114編1節~2節) 詩人はバビロン捕囚から解放されユダの地に戻った民の一人でしょう。彼は今、出エジプトの出来事を回顧しています。奴隷の苦しみの中で神に助けを求めたイスラエルの民を、神が顧みてくださったこと。大いなる御業をもってカナンの地へと導き入れ、彼らを「神の聖なるもの、神...

日の昇るところから日の沈むところまで(詩編 113編) 15.09.2021

わたしたちの神、主に並ぶものがあろうか。 主は御座を高く置き なお、低く下って天と地をご覧になる。 弱い者を塵の中から起こし 乏しい者を芥の中から高く上げ … 自由な人々の列に返してくださる。 子のない女を家に返し 子を持つ母の喜びを与えてくださる。 ハレルヤ。 (詩編113編5節~9節) この詩編は、ハレル・シャレム(全ハレル)と呼ばれる重要な賛美の詩編の一つです。ユダヤ教の三大祭りである過越祭・七週祭・仮庵祭で...

いかに幸いなことか、主を畏れる人(詩編 112編) 14.09.2021

まっすぐな人には闇の中にも光が昇る 憐れみに富み、情け深く、正しい光が。 憐れみ深く、貸し与える人は良い人。 裁きのとき、彼の言葉は支えられる。 (詩編112編4節~5節) 詩編112編は、その前の111編と対になっている詩編です。二つの詩編はつながっています。111編の最終節の「主を畏れることは知恵の初め」は、112編の出だし、「いかに幸いなことか、主を畏れる人」に重なっています。 111編が、ひたすら神の御業を賛美したの...

恵みの御業は永遠に続く(詩編 111編) 13.09.2021

主は御自分の民に贖いを送り 契約をとこしえのものと定められた。 御名は畏れ敬うべき聖なる御名。 (詩編111編9節) 詩編111編と詩編112編は、2曲の屏風のように対をなしています。どちらも「ハレルヤ」で始まり、ヘブライ語アルファベット順の22行の「いろは歌」が記されます。日本語の翻訳も原文通りに22行に訳されています。 この詩編は、「人々の集い、会衆」が、主なる神のすばらしい御業を数えながら歌う歌であり、礼拝で歌わ...

異邦人たちを救う主イエス(マルコによる福音書 7章24-37節) 12.09.2021

それからまた、イエスはティルス地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、ガリラヤ湖へやって来られた。 (マルコによる福音書7章31節) マルコによる福音書は、7章24節から8章10節まで、主イエスが異邦人の地で二つの癒しの奇跡をなさったことを記しています。 主イエスは、その後、異邦人の地であったティルス地方に行かれました。そこでギリシア人の婦人と出会われました。婦人は主イエスに、悪霊につかれた娘を救って...

わたしの右の座に着くがよい(詩編 110編) 11.09.2021

あなたの民は進んであなたを迎える 聖なる方の輝きを帯びてあなたの力が現れ 曙の胎から若さの露があなたに降るとき。 主は誓い、思い返されることはない。 「わたしの言葉に従って あなたはとこしえの祭司 メルキゼデク(わたしの正しい王)。」 (詩編110編3節~4節) この詩は、理想の王、理想のメシア(油注がれた救い主)の力と権威を賛美しています。この詩が預言するような真の力ある王、また真の大祭司、父なる神の右の座に...

あなたは祝福してくださいます(詩編 109編) 10.09.2021

彼らは呪いますが あなたは祝福してくださいます。 彼らは反逆し、恥に落とされますが あなたの僕は喜び祝います。 (詩編109編28節) 主イエスは、「敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」と命じておられます(マタ5章44節)。使徒パウロも、「あなたがたを迫害する者のために祈りなさい。祝福を祈るのであって、呪ってはなりません」と教えます(ロマ12章14節)。 ところがいくつかの詩編には、これらの教えに真っ向から反する...

わたしは曙を呼び覚まそう(詩編 108編) 09.09.2021

「わたしの誉れよ 目覚めよ、竪琴よ、琴よ。 わたしは曙を呼び覚まそう。」 主よ、諸国の民の中でわたしはあなたに感謝し 国々の中でほめ歌をうたいます。 (詩編108編2節~4節) この詩編は57編と60編それぞれの後半部分を合わせて一つにしたものです。57編は、苦難の中で神の助けを確信する詩編でした。また60編は、表題にダビデの戦勝の場面が記されているにもかかわらず、その内容は紛れもなく戦いに敗れたイスラエルが神に嘆願す...

苦難の中から叫ぶと(詩編 107編) 08.09.2021

苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと 主は彼らを苦しみから救ってくださった。 (詩編107編6節) 読み終えて、幾度も繰り返されている二つのフレーズが心に残ります。ひとつは、「苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと」です。 6節は荒れ野で渇く旅人の、13節は捕らえられた囚人の、19節は死と滅びを前にした罪人の、そして28節は嵐に翻弄される船乗りたちの叫びです。彼らは、ただ神に助けを求めました。神はその声を聞き上げて、ふ...

バビロン捕囚(列王記下 24-25章) 07.09.2021

彼はエルサレムのすべての人々、すなわちすべての高官とすべての勇士1万人、それにすべての職人と鍛冶を捕囚として連れ去り、残されたのはただ国の民の中の貧しい者だけであった。 (列王記下24章14節) ヨシヤの後に王となったヨアハズ、ヨヤキム、ヨヤキンは、先祖たちが行ったように「主の目に悪とされることをことごとく行」いました(23章32、37節、24章9節)。ヨシヤの改革はむなしくされ、ユダは偶像に満ちる国となり、ついに...

主に従ったヨシヤ王(列王記下 22-23章) 06.09.2021

それから王は柱の傍らに立って、主の御前で契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、魂を尽くして、主の戒めと定めと掟を守り、この書に記されているこの契約の言葉を実行することを誓った。民も皆、この契約に加わった。 (列王記下23章3節) ユダの王ヨシヤは、「主の目にかなう正しいことを行い、父祖ダビデの道をそのまま歩み、右にも左にもそれなかった」と言われます(22章2節)。彼が神殿を修復したことからユダに信仰の復興...

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