RCJメディアミニストリー
リジョイス聖書日課
リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。
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Episodes
悲しみの声をあげる預言者(ミカ書 1章) 28.11.2023
このため、わたしは悲しみの声をあげ 泣き叫び、裸、はだしで歩き回り 山犬のように悲しみの声をあげ 駝鳥のように嘆く。 (ミカ書1章8節) 紀元前8世紀、神の民イスラエルが南北二つの王国に分裂しておよそ200年後、南のユダ王国に次々と預言者が現れました。アモスやホセアやイザヤ、そしてミカです。 「預言」という漢字が示すとおり、彼らは自分の言葉ではなく、自分に臨んだ「主の言葉」を預かり語った人びとです。 ミカは、エ...
繰り返し御使いを遣わす神(歴代誌下 36章) 27.11.2023
先祖の神、主は御自分の民と御住まいを憐れみ、繰り返し御使いを彼らに遣わされたが、彼らは神の御使いを嘲笑い、その言葉を蔑み、…愚弄した。 (歴代誌下36章15節~16節) 歴代誌下36章には、南ユダ王国が滅亡する内容が記されています。北イスラエルとは違って、南ユダは神の御心にかなった何人かの王が与えられ、礼拝改革がなされるなど、神の民として相応しい姿もありました。けれども、ヨシヤ王の死後四代にわたり、主の目に悪...
主に仕えることとして人に仕える愛(マタイによる福音書 25章31-46節) 26.11.2023
「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」 (マタイによる福音書25章40節) 私たちが持っている時間、命、才能、財産、信仰は、元をただすと、すべて神から与えられたものです。ですから、世の終わりの日に私たちは、「あなたは神からいただいたものを、どのように用いたか」と、主イエスから問われます。そのとき、私たちはそれぞれ、答えなければなりませ...
賛美は正しい人にふさわしい(歴代誌下 33編) 25.11.2023
主に従う人よ、主によって喜び歌え。 主を賛美することは正しい人にふさわしい。 (歴代誌下33章1節) 神を賛美する喜びから始まる詩編です。神への礼拝において、賛美は大切な要素の一つです。ただ、歌うことが苦手な方もいらっしゃいます。それゆえに、神を賛美するなど自分にはふさわしくないと感じる方もおられるでしょう。しかし、きょうの詩編によれば、主を賛美することにふさわしいのは上手に歌える人ではなく正しい人です。...
聖書はなぜ必要なのか(歴代誌下 34-35章) 24.11.2023
王は自分の場所に立って主の御前で契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、魂を尽くして主の戒めと定めと掟を守…ることを誓った。 (歴代誌下34章31節) 34、35章は、南ユダ王国の中でヒゼキヤ王と同様に礼拝改革を行った王として知られるヨシヤ王の統治の記事です。 ヨシヤ王の礼拝改革は、偶像の一掃、神殿の修復、祭儀の再開など、ヒゼキヤの改革と似ていますが、その中で目を引くのは神殿修復工事の際に律法の書が発見されたこ...
神はその祈りを聞き入れた(歴代誌下 33章) 23.11.2023
神はその祈りを聞き入れ、願いをかなえられて、再び彼をエルサレムの自分の王国に戻された。こうしてマナセは主が神であることを知った。 (歴代誌下33章13節) 12歳で王となったマナセは、父親のヒゼキヤが死の病から奇跡的に回復して15年の命を延ばされたので、おそらくその間に生まれた子です。神から恵みをいただいて与えられた子ですが、なぜかこの子は父に倣うことがありませんでした。 彼は主の目に悪とされたことを行いまし...
神が我々のために戦ってくださる(歴代誌下 32章) 22.11.2023
「敵には人の力しかないが、我々には我々の神、主がいて助けとなり、我々のために戦ってくださる。」 (歴代誌下32章8節) 分裂王国時代の南ユダにおいて、ヒゼキヤ王の礼拝改革が記されるなか、32章では、信仰による勝利が書き留められています。 当時、北のアッシリアはとても強い国でした。アッシリアの王センナケリブは、その勢力を広げるためにユダに侵入してきて、ユダの多くの町がアッシリアに占領されました。8節の言葉は、...
恵みと憐れみに満ちておられる神(歴代誌下 30-31章) 21.11.2023
「あなたたちの神、主は恵みと憐れみに満ちておられ、そのもとにあなたたちが立ち帰るなら、御顔を背けられることはない。」 (歴代誌下30章9節) ヒゼキヤ王が神殿をきよめ、祭儀を行った29章に続き、30章は過越祭を再開する場面です。かつて主なる神は、エジプトで奴隷生活を強いられていたイスラエルの民を、モーセを通して導き出してくださいました。過越祭の再開は、その神の救いの御業をあらためて思い起こさせる営みでした。...
主の目にかなう正しいこと(歴代誌下 29章) 20.11.2023
彼は、父祖ダビデが行ったように、主の目にかなう正しいことをことごとく行った。 (歴代誌下29章2節) 南北に分裂したイスラエルの中で、北王国イスラエルの王は、そのほとんどが神の目に悪とされることを行った王でしたが、南王国ユダの王の中には神の目に正しいと評価された王もいます。29章から登場するヒゼキヤもその一人です。 しかし、ヒゼキヤの父親であったアハズは主の目にかなう正しいことを行いませんでした。ヒゼキヤは...
主人に喜ばれる忠実な良い僕(マタイによる福音書 25章14-30節) 19.11.2023
「主人は言った。『忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』」 (マタイによる福音書25章21節) 主人は3人の僕たちに、それぞれ5タラントン、2タラントン、1タラントンを預けて旅に出ました。1タラントンは当時の労働者が20年間働いてようやく稼ぐことができる金額と言われ、決して少ないものではありません。僕たちは、旅から帰って来た主人にそれ...
罪赦された人こそが幸いな者(詩編 32編) 18.11.2023
いかに幸いなことでしょう 背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。 いかに幸いなことでしょう 主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。 (詩編32編1節~2節) あなたの周りには、「主に信頼する者」(10節)や「神に従う人」、「心の正しい人」(11節)はいるでしょうか。このような人びとは、あたかも罪とは無縁の歩みをしているように見えるかもしれません。若いころのわたしは、神から責められる点のない完璧な信仰者こそ幸...
神の家族の子孫に招く主なる神(創世記 36章) 17.11.2023
エサウ、すなわちエドムの系図は次のとおりである。 (創世記36章1節) 神の祝福はアブラハム、イサク、そして父の祝福を得たヤコブへと受け継がれていきます。ヤコブとエサウの父イサクは、満ち足りて死に、2人の息子によって葬られました(35章29節)。神の祝福は、ヤコブの子孫を通して受け継がれていきます。しかし、主なる神はエサウもまた、御心に留めておられました。エサウの系図は、読者である私たちにそのことを教えていま...
神の家に招く主なる神(創世記 35章) 16.11.2023
神は彼に言われた。 「あなたの名はヤコブである。しかし、あなたの名はもはやヤコブと呼ばれない。イスラエルがあなたの名となる。」 (創世記35章10節) 娘ディナが受けた陵辱、息子たちによる報復の連鎖。ヤコブと家族たちはさまざまな試みを経験し、疲れ果てていました。主なる神が、再びヤコブに語りかけられます。「さあ、ベテルに上り、そこに住みなさい。…あなたに現れた神のための祭壇を造りなさい」(1節)。それは、神が...
試みの中で問われる主なる神(創世記 34章) 15.11.2023
シケムの父ハモルがヤコブと話し合うためにやって来たとき、ヤコブの息子たちが野から帰って来てこの事を聞き、皆、互いに嘆き、また激しく憤った。 (創世記34章6節~7節) ヤコブは兄エサウと和解し、カナン地方にあるシケムの町に天幕を張って住みます。しかし、彼はここで新たな信仰の試みを経験します。 ヤコブの娘ディナが、その土地の首長ヒビ人ハモルの息子シケムによって辱めを受けたのです。ヤコブもこのとき、心に深い傷...
憐れみ深い主なる神の眼差し(創世記 33章) 14.11.2023
ヤコブはそれから、先頭に進み出て、兄のもとに着くまでに七度地にひれ伏した。 (創世記33章3節) ヤコブはペヌエルでの格闘を経て、主に信頼する者とされました。彼は主に一切の不安を委ね、赦しを乞うため、一族を連れて兄エサウのもとを訪ねます。ヤコブは一族の先頭に立ち、兄エサウのもとに着くまで七度、地にひれ伏します。古くから伝わる、礼儀にかなった服従の意を示す儀式を通して、ヤコブは兄への敬意と、慈悲を求める思...
祈りの格闘に答えてくださる主なる神(創世記 32章) 13.11.2023
ヤコブは答えた。「いいえ、祝福してくださるまでは離しません。」 (創世記32章27節) 長子の特権を奪ったことをきっかけに、ヤコブは兄エサウとの関係を拗らせていました。その兄との再会を前に、彼の心は不安で満ちていました。どうすれば相手に赦してもらえるか。彼は、主なる神に自分の心を打ち明けます。「どうか、兄エサウの手から救ってください。わたしは兄が恐ろしいのです」(12節)。 ヤコブは、和解のために、兄の怒り...
目を覚まして主を迎える準備をする(マタイによる福音書 25章1-13節) 12.11.2023
「だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」 (マタイによる福音書25章13節) 主イエスは、世の終わりに再び来られるご自分を花婿にたとえられました。そして、私たち信仰者が花婿を迎える十人のおとめにたとえられています。そのところで、花婿を迎えるためのともし火の油を用意して、花婿と一緒に婚宴の席に入ることができた賢いおとめと、油が底をつき、途中で油を買いに出かけたため婚...
自らを神にゆだねる安心(詩編 31編) 11.11.2023
まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。 わたしを贖ってください。 (詩編31編6節) 詩人は大変な苦しみを受けています。敵だけでなく、隣人からも嘲られています。親しい人びとから恐れられ、避けられています。周囲の人びとからは死者のようにみなされています。 現代社会を生きる私たちもまた、何かを間違えればたちまち炎上してしまいます。そして、周囲の人びとから排斥されてしまいます。詩人の悲惨は、まさに今を...
永遠に変わらない主がおられる(創世記 31章) 10.11.2023
「あなたたちのお父さんは、わたしに対して以前とは態度が変わった。しかし、わたしの父の神は、ずっとわたしと共にいてくださった。」 (創世記31章5節) ヤコブの2人の妻ラケルとレアの父ラバンは、はじめの内は親族であるヤコブが2人の娘を妻としてくれて、しかもよく働くので喜んでいたと思われます。しかし、ヤコブが故郷に帰りたいと言い出した頃からラバンの思いは変わってきたようです。 ヤコブがますます豊かになると、ラバ...
命の主の御心によって生きる(創世記 30章) 09.11.2023
「わたしが神に代われるというのか。お前の胎に子供を宿らせないのは神御自身なのだ。」 (創世記30章2節) 骨肉に会えたヤコブは、ラケルとレアの2人を妻とします。しかし、すぐに2人の妻の間にそれこそ骨肉の争いが起こります。 時代的な背景もあり、ヤコブが2人の妻を持ったこと自体は問題にされていませんが、やはり家庭内に問題が起こるのです。子どもを授からないラケルは激しく姉のレアを妬み、夫のヤコブに怒りをぶつけます...
骨肉のつながりがある幸い(創世記 29章) 08.11.2023
ラバンは彼に言った。「お前は、本当にわたしの骨肉の者だ。」 (創世記29章14節) 故郷を離れて旅を続け、おじのラバンが住む土地に着いたとき、ヤコブはその娘のラケルに会い、ラバンの家に迎え入れられました。ヤコブが事の次第を話すと、ラバンはヤコブが親族の者であることを認めたのでした。 心細かったであろうヤコブは、ラケルに会ったときに声をあげて泣きました。初めて会う若い女性の前で憚ることなく泣いたのは、よほど...
主はここにもいてくださる(創世記 28章) 07.11.2023
ヤコブは眠りから覚めて言った。 「まことに主がこの場所におられるのに、わたしは知らなかった。」 (創世記28章16節) ヤコブは、エサウの手を逃れて、母リベカの兄、ラバンのもとへ旅立ちました。家族を離れ、ただ一人知らぬ地へ向かうのは、大きな不安が伴ったことでしょう。 彼は、とある場所で一夜を過ごし、夢を見ます。天からの階段が地に向かって伸び、神の御使いたちがそれを上り下りしている夢でした。夢から覚めたヤコブ...
主の計らいをへりくだって信じる(創世記 27章) 06.11.2023
ヤコブは答えた。「あなたの神、主がわたしのために計らってくださったからです。」 (創世記27章20節) 神が私たちのために計らってくださる。これは真の神を信じる者の信仰です。しかし、ここでヤコブと母リベカが企てたことは、神の計らいだと言い張るわけにはいきません。 神はリベカに対して、「兄が弟に仕えるようになる」と告げておられました(創25章23節)。それ故、リベカは弟のヤコブが祝福を受け継ぐべきだと思って焦っ...
主イエスに倣って人に仕える(マタイによる福音書 23章1-12節) 05.11.2023
「あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。」 (マタイによる福音書23章11節) 律法学者やファリサイ派の人びとは神を信じていました。しかし、彼らは神よりも人に褒められたいと願っていたようです。たとえば、「聖句の入った小箱」と「衣服の房」(5節)は、神の教えや救いの恵みを思い起こすために身に着けるものです。彼らは自分たちの信仰深さを人に見せようとして、その小箱を大きく、また房を長くしてい...
わたしの嘆きを踊りに変える(詩編 30編) 04.11.2023
あなたはわたしの嘆きを踊りに変え 粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。 (詩編30編12節) この詩編は、喜びと賛美に満ちています。しかし、この喜びと賛美は、神の守りによる平穏の内に生み出されたものではありません。 詩人は平穏なとき、言いました。「わたしはとこしえに揺らぐことがない」(7節)。もはや神に頼らず自分の力で歩めるかのような言葉です。しかし神が御顔を隠されると、彼はたちまち恐怖に陥りました...
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