あき、とみー

生命科学の冒険者

Science JA ↓ 83 episodes

生命科学に魅了され、最先端の知識を探求する研究者たちがどういった人生をたどり、どんな発見に辿り着いたのか不思議に思いませんか? 大発見をした科学者の人生と関わりながら細胞の不思議やバイオテクノロジーの未来まで、「生命とは何か」「人類の未来」「科学と社会の関わり」を解き明かす知的エンタメ満載のキュレーション番組です!

Author

あき、とみー

Category

Science

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Jul 5, 2026

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Episodes

082.なぜフラれたハエはやけ酒をし、1人飲みを繰り返すネズミは浮気に走るのか?# 科学系ポッドキャストの日 05.07.2026

失恋ストレスからお酒を煽るショウジョウバエと、夫婦間の飲む量のすれ違いから絆を崩壊させてしまうネズミ。2つの実験を通して、アルコールが生き物の欲求や関係性を狂わせていくメカニズムをお届けします。 生き物がお酒を求める衝動と、大切な相手との絆は、脳の中でどう繋がっているのでしょうか? フラれたハエの脳内で底をつく「NPF」や、夫だけが飲む環境では麻痺してしまうネズミの「オキシトシン」など、実験で明らかに...

081.【HPV前編】ワクチンで防げるガンがある【少女の為の予防接種】 28.06.2026

予防接種シリーズ最終章 12-16歳女子が定期接種対象である「HPV(子宮頸がん)ワクチン」について2回に分けてお届けします。 「子宮頸がんはワクチンで防げる」——これが世界の常識です。 原因となるHPVは、性交渉を経験すれば誰でも感染しうる身近なウイルス。 ウイルスががんを起こすという歴史的発見から、「VLP」という画期的技術を用いたワクチン開発までのドラマを解説します。 最新の「9価ワクチン」の予防効果や、若年層の...

080.【日本脳炎】発症すると致死率30%!? 集団免疫が効かないからこそのワクチンの重要性【生後6ヶ月からの予防接種】 21.06.2026

蚊が媒介し、脳に異常をきたす日本脳炎は、感染者の99%は無症状ですが、発症すると致死率20〜30%、生存者の多くにも後遺症が残る恐ろしい病気です。 人から人へは感染せず「集団免疫」が効かないため、個人の免疫が非常に重要です。3歳からの接種が一般的ですが、野生動物との接触機会が多い地域では生後6ヶ月からの早期接種も検討すべき理由など、家族を守るための最新知識を詳しく解説していきます。 ワクチン成分の話もしてい...

079.ほっぺが腫れるだけじゃない!「おたふく風邪」が招く一生の難聴と不妊のリスク 14.06.2026

おたふく風邪は単に顔が腫れるだけの病気ではありません。数千人に1人の割合で発生する「ムンプス難聴」は、現代医学では治療法がない一生の障害となります。 また成人後の感染は、男性の不妊の原因となる精巣炎や、女性の卵巣炎を招く重篤なリスクがあります。現在は「任意接種」ですが、なぜ小児科学会がこれほど警戒を呼びかけているのか、知られざる合併症の恐ろしさと予防の意義を詳しく解説していきます。 — 読む「生命科学...

078.ワクチンの効果:緒方洪庵が広めた日本の予防接種 #科学系ポッドキャストの日 07.06.2026

6月の「#科学系ポッドキャストの日」は、共通テーマ「効果」についてお話します。 今回スポットを当てるのは、日本初のワクチン接種機関「除痘館(じょとうかん)」を開設した緒方洪庵(おがたこうあん)。 日本における感染症対策の最初の一歩はどのように踏み出されたのか、現在に繋がる感動のストーリーをお届けします。 【今回のみどころ】 ・奇跡の命のリレー:冷凍技術がない江戸時代、ヨーロッパからインドネシアを経由し、...

077.治っても体内に潜み続け る?みずぼうそ うと帯状泡疹の意外な関係 【1歳からの予防接種】 31.05.2026

子供の頃にかかる「水疱瘡(みずぼうそう)」。実は治った後もウイルスは神経に潜み続け、数十年後に「帯状疱疹」として牙をむくことがあります。 かつての「うつりに行こう」という習慣が、将来の激痛リスクを招いているかもしれません。妊娠初期に水ぼうそうにかかると、赤ちゃんに重い障害が残る「先天性水痘症候群」のリスクがあります。 また、出産直前の感染は赤ちゃんの命に関わることも・・・。1歳からのワクチンがなぜ重要な...

076.「すぐ治る」と侮るなかれ!風疹ワクチンの重要性と集団免疫【1歳からの予防接種】 24.05.2026

「子供がかかっても3日で治る、風邪みたいなものでしょ?」 もし風疹(ふうしん)をそんな風に思っていたら、それは危険な誤解です。 不妊治療や妊婦検診でも抗体検査をする「風疹」は、どんな病気でどんなリスクがあるのか。1歳からワクチン接種をすることが社会にどう役立つのかを解説します。 【要チェック】 風疹は症状こそ軽いものの、妊娠初期の女性が感染すると、お腹の赤ちゃんに白内障や心疾患、難聴などの重い障害(先天...

075.江戸時代は「命定め」だった!?感染力最強の「麻しん(はしか)」と、命を救うワクチン開発の歴史 17.05.2026

子どものワクチンについて学ぶシリーズ。 今回は、1歳から受ける大切な予防接種「MR(麻しん・風しん)混合ワクチン」の中から、特に感染力が強い【麻しん(はしか)】を解説します。 実は、感染力がインフルエンザの約10倍の麻しんウイルス。 江戸時代には、生き残れるかの「命定め」とまで言われていた病気です。 ・ワクチンを打つことが、自分の子供だけでなく「社会全体」を守ることになる ・過去の失敗を乗り越えて、現在の安...

074.なぜ赤ちゃんに必要?知っておきたい“ハンコ注射”BCGの秘密と、結核のホント 10.05.2026

「小学校の時、クラスのみんなで打った記憶がある…」そんなパパ・ママも多いはず。 実は今のBCG、一生に一度だけなんです! 今回は、かつての「不治の病」結核から赤ちゃんを守るBCGを徹底解説。 日本が世界に誇るワクチンの歴史や、パパ・ママ世代とのルールの違いなど、分かりやすく紐解きます。 — 読む「生命科学の冒険者」 — 放送内容のまとめや文字起こしなど。メンバーシップ準備中です! https://note.com/lifesciquest —...

073.ネコの寿命が30歳に?ネコを救うAIMとは #科学系ポットキャストの日 03.05.2026

猫の死因で最も多い腎臓病は、長年、避けることのできない宿命と考えられてきました。その現状を変える可能性を秘めているのが、タンパク質「AIM」です。 今回は、宮﨑徹先生が突き止めたタンパク質AIMの仕組みと、なぜ猫だけが腎臓病になりやすいのかという科学的な背景を解説します。 あわせて、コロナ禍での研究中断を救った愛猫家たちによる2.8億円の寄付の経緯も紹介します。 — 読む「生命科学の冒険者」 — 放送内容のまとめ...

072.SNSに惑わされないで!「生後2か月が接種対象のワクチン」を徹底解説 26.04.2026

「ワクチンを一度に何種類も打って大丈夫?」「SNSで見かける副反応の話が怖い…」 そんな保護者の『不安』を『安心』に変えるべく、生命科学の視点から最新のワクチン事情を解説します。 今回は、生後2ヶ月が接種対象のワクチンについて徹底解説! トピックス ・混合ワクチンってなに?危ないの? ・生後2か月で接種対象のワクチンを個別に解説 →5種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオ、ヒブ)、小児用肺炎球菌、B型肝炎、...

071.定期接種「5種混合ワクチン」の正体!赤ちゃんを守る5つの盾 19.04.2026

いよいよ始まる赤ちゃんの定期接種。 中でも重要な「5種混合ワクチン」が対象とする、百日せき、ジフテリア、破傷風、ヒブ、ポリオの5つの病気を徹底解説します。 また、日本の予防接種法に触れつつ、過去に新しいワクチンの承認が遅れた「ワクチンギャップ」の問題や、集団免疫が社会全体を守る意義についても深堀していきます。副作用への過度な懸念と向き合いながら、我が子を重症化のリスクから守るために親が知っておくべき情...

070.赤ちゃんを守る「RSウイルス」妊婦向け定期接種とは・・・? 12.04.2026

赤ちゃんの命を脅かすこともあるRSウイルス。 2026年4月1日から妊婦さんへの定期接種が始まりました。 なぜお母さんが打つことで、赤ちゃんの病気を防げるのか?その仕組みは「胎盤を通じた免疫のプレゼント」にあります。生後半年までの重症化リスクを減らすための接種時期(妊娠28週〜36週)やワクチンの効果、そして最新の公的助成制度について、パパ・ママが知っておくべき情報を分かりやすく解説していきます。 — 読む「生命...

069.『予防接種について考える』part.2 わが子の命、諦めない。昭和の母親たちが起こした奇跡 05.04.2026

前回に引き続き、予防接種をテーマにお話していきます。 今回の舞台は昭和30年代の日本。当時、幼い子供たちの命と未来を脅かしていたのは「ポリオ(小児麻痺)」の猛威でした。特に1960年、北海道を中心に5,000人を超える患者が発生する大流行となり、日本中のお母さんたちは「明日はわが子かもしれない」という恐怖に震えていました。 しかし、当時の日本にはワクチンがありませんでした。そこで立ち上がったのが、子供を抱えた...

068.『予防接種について考える』part.1アメリカ ポリオワクチン開発の歴史 29.03.2026

みなさん、 予防接種についてどんなイメージがありますか・・・? 「打ってもかかるなら意味がない?」という素朴な疑問から「予防接種」をテーマにお話していきます。 コロナやインフルエンザを通じた実体験をもとに、予防接種の本来の目的や、社会全体を感染から守る意義を考えます。親として悩む子供への接種判断基準や、SNSの情報に振り回されないための知識を整理。歴史的な事例として、かつて世界を震撼させ、現在は絶滅寸前ま...

067.1978年の奇跡~薬を捨て、自然と和した先に生まれた子~ 22.03.2026

失敗続きだった体外受精チームは、これまでの薬物投与を捨て「自然周期」への切り替えを決断します。 理想的な患者レスリー・ブラウンさんを迎え、持田製薬の検査薬を使いながら24時間体制でホルモン値を監視する執念の追跡。ついに1978年7月25日、世界初の体外受精児ルイーズさんが誕生しました。「私たちはようやく自然と和した」と語ったボブ(ロバート・G・エドワーズ博士)。最終的に、この技術が単なる科学的成果に留まらず...

066.不妊治療は「権利」か「神への冒涜」か?孤独な研究を支えた「絆」 15.03.2026

1971年、不妊治療チームに最大の危機が訪れます。 イギリス政府機関からの「不妊は病気ではない」という理由による資金打ち切りが彼らに告げられました。世間からは「神への冒涜」「フランケンシュタインを作ろうとしている」という激しいバッシングを受けます。研究継続ができなくなった彼らを救ったのはアメリカ人女性実業家による約10億円もの個人的な寄付でした。一方、チームの要であるジーン・パーディは母の看病で現場を離...

065.いきなりヒト受精卵の作成に成功! 08.03.2026

不妊治療の先駆者の3人、ロバート・G・エドワーズ博士、パトリック・ステプトー先生、ジーン・パーディは、1968年に共同研究者としてチームになり早速、シャーレ上での受精実験が始まります。 ヒトの卵子と精子がシャーレの上で出会ってもヒトの精子は卵子の周りを泳ぐだけで、受精は始まりません。この時に必要な要素は精子にやる気を起こさせる要素は何だったのか。彼らは見事にその解明に成功して世界で初めてのヒト受精卵は作...

064.科学の力で命を紡ぐ~体外受精と3人の冒険者たち~ 01.03.2026

現代では一般的となった体外受精ですが、その誕生の裏には「神への冒涜」とまで叩かれた科学者たちの壮絶な闘いがありました。 2010年にノーベル賞を受賞したロバート・G・エドワーズ博士、腹腔鏡技術の先駆者 パトリック・ステプトー先生、そしてチームの要であった看護師ジーン・パーディ。イギリスの厳格な階級社会や宗教的障壁を乗り越え、いかにして人類初の成功を掴み取ったのか。Netflix映画「JOY」の内容を交えつつ、命の...

063.まずは自分を知ることから。不妊治療の第一歩 19.02.2026

前回に引き続き、不妊治療についてお話していきます。 不妊治療を考え始めたカップルがまず受けるべき検査を深掘りします。女性は卵子の「在庫数」を知るAMH検査が必須です。これは妊娠率ではなく、治療のスピード感を決めるための重要な指標となります。一方、不妊の原因の約半分は男性側にあります。男性の精液検査も、自尊心への影響や採取のプレッシャーを感じるかもしれませんが、効率的な治療には欠かせません。 さらに、治...

062.不妊治療の「最短距離」を歩むために・・・正しい知識と心構え 15.02.2026

今回は、不妊治療を経験した自身の体験をもとに科学的根拠に基づいた知識の大切さを語ります。 SNS上の個人的な体験談や、不確かな自然療法に頼りすぎて、貴重な時間を浪費せず、成功率の高い高度生殖医療への早期ステップアップが不妊治療では重要です。 まずは自然妊娠のメカニズムを解説しました。 卵子の老化という避けられない現実に即して、後悔のない治療選択をするために、夫婦で主体的な意識を持つためのヒントごお伝えし...

061.脳を守る鉄壁のバリア「血液脳関門」BBB(ブラッドブレインバリア) 08.02.2026

脳は指令を出す重要な臓器であり、そこには血液脳関門と呼ばれる強固なバリアが存在します。 普通の血管には隙間があり白血球などが通り抜けますが、脳の血管は細胞同士が「タイトジャンクション」と呼ばれる密着結合で塞がれており、隙間が全くありません。 この密着結合の正体は長らく謎でしたが、これに使われているタンパク質、クローディンを発見したのは京都大学の月田承一郎先生でした。 この鉄壁の守りがどう機能している...

060.番外編:おすすめの1冊「先生!なぜその生きものに惚れたんですか?」 01.02.2026

今回は、番外編として本をご紹介していきたいと思います。 ご紹介する本は、「先生!なぜその生きものに惚れたんですか?」です。 10人の研究者たちに、研究の内容について、インタビュー形式で書かれています。本書で紹介される生き物たちの生態は、私たちの常識を遥かに超えています。例えば、愛くるしい見た目のウォンバットは、カチカチに硬いお尻を穴の蓋にして身を守るだけでなく、穴に頭を突っ込んだ敵をそのお尻で勝ち上げ...

059.免疫学者『坂口志文』:Part10〜健康を制する「Treg」の可能性〜 25.01.2026

坂口先生は、Tregを「免疫のボリュームつまみ」と表現します。 オンかオフかではなく、このつまみを微調整することが健康維持の鍵となります。 例えば、ガンの周りではTregというブレーキを外して攻撃力を高め、逆に認知症や花粉症ではブレーキを強めて炎症を鎮める。論文の引用数1万4000件を超えるこの概念は、今やあらゆる疾患研究の前提となりました。 オプジーボとの併用によるガン治療の進化から、脳の炎症を抑える認知症対策...

058.免疫学者『坂口志文』:Part9〜難病IPEXと「フケだらけのマウス」をヒントに!TregのマーカーFoxp3を発見 18.01.2026

科学の世界には、数十年に一度、その分野の「教科書」を根底から書き換えてしまうような伝説の論文が存在します。 今回ご紹介するのは、まさにその一編。2025年にノーベル賞を受賞した坂口志文先生が2003年に発表した研究です。この論文の凄さは、圧倒的な数字と評価が物語っています。 世界中の研究者が引用: 論文の引用数は驚異の14,000件超え。これは「新しい学問がここから始まった」ことを意味する、世界トップ0.01%の数字で...

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