鈴木〆太郎/染谷昌宏

アートのミーム

Arts JA ↓ 170 episodes

美大出身の編集者・鈴木〆太郎とプロダクトデザイナーの染谷昌宏が、美術やデザインについてゆるゆる語るポッドキャストです。毎週月曜17時ごろ配信中! 美術やデザインのトピックや、作家の紹介などをわかりやすく話します。【染谷昌宏のデザインプロダクト sugata】https://www.someya-shouten.jp/

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鈴木〆太郎/染谷昌宏

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Arts

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Jul 6, 2026

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Episodes

#49-2 第二次世界大戦の苦しさがムーミン物語を生んだ【トーベ・ヤンソン2】 18.11.2024

ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンシリーズの2回目は、戦時中のトーベを紹介します。 25歳、第二次世界大戦が勃発/フィンランドにソ連が侵攻、からくも独立は守った/貿易をドイツに依存、フィンランド政府は協調路線に進んだ/食料は乏しく生活は困窮/街でキャンパスを広げていると「結婚して子どもを作れ」と言われる始末/平和主義者のトーベは鬱状態に、絵からは色彩を失ってしまう 戦時中も仕事を続けたトーベ/グリー...

#49-1 ムーミンの生みの親、その少女時代【トーベ・ヤンソン1】 11.11.2024

今回からムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンのシリーズが始まります。 フィンランドの芸術家一家に生まれ、幼少期から創作に親しんだトーベはどのような生涯を歩んだのか。第1回は幼少期から20歳前半のトーベを紹介します。 芸術家一家の長女として生まれる/少数派だったスウェーデン語系のフィンランド人/職人気質な父ファッファンと、朗らかな母ハム/挿絵や切手のイラストを描いて家計を支えた母/後のムーミン小説に繋が...

#48 デザイナーではデザインできない完璧なおもちゃ「ノックアウトハンマー」【なるほどプロダクト】 04.11.2024

お久しぶりの「なるほどプロダクト」の第4回。染谷さんが既存のデザイン製品について話していく本企画ですが、今回は増田屋コーポレーションのおもちゃ「ノックアウトハンマー」についてトークします。 ▼増田屋コーポレーションのホームページはこちら ⇨ ⁠https://www.masudaya.com/⁠ ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠...

#47 内藤礼「生まれておいで 生きておいで(メゾンエルメス)」【美術鑑賞アーカイブ】 28.10.2024

今回は、銀座のメゾンエルメスで2025年の1月13日まで開催している、内藤礼さんの「生まれておいで 生きておいで」に出かけてきたので、感想を話します。 「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」/ベネチアビエンナーレにも出展した実力派作家/東京国立博物館でも同じテーマで展示をしていた/気を抜くと踏んでしまいそうな繊細で小さな存在/身長7cmの世界/こちらが歩み寄っていくタイプの作品/僕らはコンテンツに...

#46 ChatGPTさんと、アートについて話してみた 21.10.2024

ChatGPTの音声モードがすごく流暢に話すと聞いたので、アートについて話してみました。 こうした質問をしてみました↓ ・美術の初心者が、アートを楽しむために何から始めたらいいですか? ・東京でいま開催されている、おすすめの展覧会や美術館はありますか? ・アートの存在意義とはなんですか? ・AIアートとパフォーマンスアートの違いは? ・ピカソのゲルニカについて、独自の視点で解説してください ・ひとりで美術館に行く...

#45 ようやく行った、DIC川村記念美術館 14.10.2024

初めてDIC川村記念美術館に行ってきたのでレポートトークです。 千葉県佐倉市にある美術館/DIC株式会社が収集してきた美術品を公開/周囲には森しかない/ピカソ・モネ・シャガール・レンブラントにマークロスコ、どこを見ても巨匠の作品/2025年3月で残念ながら休館予定/休館のニュースで人が多い/人がいないロスコルームを体験したかった/警備員さんに感想を聞いてみたい/フランク・ステラを持って帰りたい/Tシャツも欲し...

#44-6【ロダン編6】フランスから世界へ羽ばたく、芸術への信仰を貫いた彫刻家 07.10.2024

ロダン編最終回は、アッサンブラージュ・日本への影響・晩年のロダンの3トピックをお送りします。 ロダンが開拓した技法「アッサンブラージュ」/像と像を組み合わせる/「カミーユクローデルのマスク、ピエールドヴィッサンの手」/重なり合う手と手「カテドラル」/ロダンの工房には大量の像が保管されていた/「これとこれを組み合わせたら面白いんじゃね?」/後にピカソやダダイズムの作家もアッサンブラージュの作品を作った...

#44-5【ロダン編5】ブールデル、カミーユ・クローデル、ブランクーシ。ロダンの工房に関わった彫刻家たち 30.09.2024

オーギュスト・ロダン編の第5回目はロダンの工房に集った彫刻家を紹介します。 50人以上の職人を抱えた工房/生涯で20ヶ所以上のアトリエを抱えた/最終的に豪邸がアトリエになった ロダンと並び「近代彫刻の巨匠」と評されたアントワーヌ・ブールデル/無骨で簡略化されたフォルムが特徴/躍動感と力強さを感じさせる「弓をひくヘラクレス」/教育者として、後進の指導にもあたった ロダンのミューズ、カミーユ・クローデル/裕福...

#44-4【ロダン編4】ロダン先生、〆切です! スケールの大きなモニュメント作品「カレーの市民」と「バルザック記念像」 22.09.2024

オーギュスト・ロダン編の第4回目は大型作品の代表作、「カレーの市民」と「バルザック記念像」を紹介します。 食べ物じゃなく街の名前/縄を首にかけられ、粗末な布をまとった男たち/14世紀の英仏戦争で包囲されたカレー市/街のために自ら身柄を引き渡した6人の男/苦悩と失意に満ちた表情と仕草に注目 19世紀フランスを代表する文豪の存在感を表現/斜めに傾くぶっとい柱のよう/制作にのめり込むロダン/バルザックの通った仕...

#44-3【ロダン編3】「地獄の門」から「考える人」が誕生! 生涯制作し続けた未完の大作 16.09.2024

オーギュスト・ロダン編の第3回目は「地獄の門」やそこから生まれた「考える人」「接吻」などの作品を紹介します。 ロダン、パリに帰国/それでもまだ生活は豊かとは言えなかった/国立美術総局から門の制作を受注する/モチーフはイタリアの詩人ダンテの「神曲」/とりつかれたように制作に没頭/人物像は数え切れないほど増殖し、いくつもの台の上に並べられていた/国立美術総局から鋳造のGOサインが出るが、制作を続行/制作が...

#44-2【ロダン編2】青春ロダン、挫折と長い下積みを経て37歳でデビュー 09.09.2024

オーギュスト・ロダン編の第2回目はロダンの生涯に入っていきます。フランスのパリに生まれた少年は幾度かの挫折を経て、それでもなお彫刻の道を選びました。 1840年パリに生まれる/父は警察署の下士官/姉のマリアと仲良し/読み書きは苦手だったが絵は得意な子/14歳で国立の素描専門学校に入学、塑像の楽しさに目覚めた/ミケランジェロに感化される/優秀な学生として表彰された 国立高等美術学校の入試に挑むが3度失敗/造形...

#44-1【ロダン編1】「考える人」の作者オーギュスト・ロダンはなぜ歴史に名を残せたのか? 西洋彫刻史をもとに紐解く 02.09.2024

今回からロダンシリーズのはじまりです。「近代彫刻の父」と呼ばれ、「考える人」や「地獄の門」など数々の名作を残してきた彫刻家ロダン。彼のどこが革新的で、なぜ歴史に名前を残しているのでしょうか? 今回はざっくりと西洋彫刻史を紹介しながらその理由を紐解いていきます。 「考える人」の作者/紀元前の人だと思ってた/はじまりはギリシャ/西洋美術の基礎になった時代/サモトラレのニケやミロのヴィーナスが有名/プロポ...

#43 村上隆 もののけ 京都【美術鑑賞アーカイブ 202408】 26.08.2024

京都・京セラ美術館で開催/日本では8年ぶりの大規模個展/制作しながら展示替えも行われる/来館したタイミングは8月上旬 村上隆とオタク文化/庵野カントクのオマージュに見るオタク文化/オマージュはサービスでありリスペクトでもある/引用された日本美術の名品/膨大な作業量/明細のように色分けされた輪郭線/総勢160人、24時間体制の4交代制のカイカイキキ/工房制は意外と珍しくない/村上さんが亡くなった後のカイカイ...

#42 目黒・庭園美術館と雅叙園【美術鑑賞アーカイブ202407】 19.08.2024

目黒駅で「東京都庭園美術館」と「目黒雅叙園」に行ってきたので、感想トークをお送りします。 アールデコ様式で建てられた旧朝香宮邸/ルネ・ラリックがデザインした玄関ガラス/良い香りで客人を迎えた白磁のオブジェ/プラチナ片が混ぜ込まれた人工石材/全て手書きの壁紙/どこまでも上質/それでいて品がいい/お庭も広すぎる 日本初(?)の総合披露宴会場/都指定の有形文化財「百段階段」/壁から天井まで、日本画に埋め尽...

【お盆休みの報告】来週からの進行について予告 12.08.2024

アートのミームはお盆休みを1週いただきます。 来週からは ・目黒:庭園美術館と雅叙園 ・村上隆もののけ展 ・アーティストの生涯シリーズ:ロダン ・アーティストの生涯シリーズ:ムーミンの作者トーベ・ヤンソン を予定しています。 暑さと地震にはお気をつけて、良いお盆をお過ごし下さい。

#41-3 【ムンク編3】病からの解放、生きることに向き合い続けた画家ムンク 05.08.2024

ムンクシリーズの最終回は、30歳から晩年までのムンクを一気に紹介します。長らく悩まされてきた病を克服したムンクは新境地を開拓し、生命力にあふれる作品を残していきました。 31歳で版画を手がける/繰り返し同じテーマを描くムンクと版画は相性が良かった/30代半ばで着実に評価を高め、パトロンも獲得していった/ファム・ファタル、多くの人が憧れた破滅的な恋/発砲事件を起こしたトゥラ・ラルセン/指の痛みと傷心から生...

#41-2 【ムンク編2】傑作を次々と生み出した、「不安の時代」のムンク 29.07.2024

ムンクの生涯を紹介するシリーズの第2回目は「叫び」「接吻」「生命のフリーズ」「マドンナ」などの代表作を生み出した「不安の時代」を紹介します。 ベルリンの展覧会が会期中に中止/印象主義とリアリズムに別れを告げた作品「春」/繰り返し描かれた溶け合うふたり「接吻」/病んでいることが美徳とされた「世紀末病」の時代/病弱な自分をどこかで誇りに思っていたかもしれない/連作でひとつの世界観を表す「生命のフリーズ」...

#41-1 【ムンク編1】「叫び」だけじゃない、生と病と死に向き合った画家・ムンクの生涯 22.07.2024

今回のテーマはムンク。彼の作品といえば、多くの人がポーズをマネしたであろう「叫び」が有名です。 幼少期に母と姉を亡くし、自身も病気に苦しんだ彼は、生・病・死と向き合い、乗り越えていった作家でした。第一回は幼少期から青年期のムンクを紹介します。 160年前のノルウェーに生まれたムンク/「叫び」だけじゃない/ゴッホに少し遅れて生まれ、マティスより少し早く生まれた/5人兄妹の長男/結核で母と姉を亡くしてしまう...

京アニ事件、誰もが無敵の人になりうる世界で 18.07.2024

京アニ事件から5年が経ったそうです。僕もとあるニュースを見かけました。当時、誰もが認めるベテランアニメーターが亡くなったそうです。そのニュースのコメント欄では被告に対してヘイトが集まっていました。今回のエピソードは、そのコメントを見ながら考えたことです。

#40 博物館は推せるうちに推せ!〜博物館の経営難と美術ファンにできること〜 15.07.2024

国立科学博物館のクラウドファンディングが記憶に新しい昨今、規模の大小を問わず博物館の経営難が目立ってきています。 資料を保存するために、涙ぐましい努力を重ねている博物館も多いそうです。後世に残すべき資料を残せなくなるかもしれない状況で何ができるのか? 美術ファンの立場から考えてみました。 ▼お便り・アンケートフォームはこちら ⇨⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/tVTAUjro49aaMva99⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠...

#39 宇野亜喜良展、「イラストレーター」という言葉を世に広めた造形力の超人【美術鑑賞アーカイブ202406】 08.07.2024

今回は2024年4月〜6月まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されていた「宇野亜喜良展」について話します。 宇野亜喜良をご存知ですか?/物憂げな表情の女の子/約70年活躍するイラストレーター・グラフィックデザイナー/亀倉雄策・横尾忠則・和田誠・寺山修司など業界のレジェンドと仕事をしてきた/年表を見ると、活躍していない時期がない 10代のドローイングから抜群に上手い/劇画調の絵も描ける/絵本風の可愛い絵も...

#38-4 ラッセンとは何だったのか? 日本のアート業界から敬遠された3つの理由 01.07.2024

「アートとアートでないものの境界線はどこにあるのか」をテーマにした、ラッセンシリーズの最終回です。なぜラッセンは大衆に受け入れられながら、日本のアート業界から敬遠されたのか、参考図書を読みながら考えた3つの理由を話します。 ハイアートとインテリアアート/美術の歴史や文脈を知らなくても楽しめるアート/同じスタイルをひたすら繰り返す/ラッセンは美術史への連なりを否定していた/血統がわかりにくいので、評価...

#38-3 ラッセンの半生、絵を描いて売ることが自然な営みだった 24.06.2024

「アートとアートでないものの境界線はどこにあるのか」をテーマにした、ラッセン回の3回目です。今回は、彼がどのような半生を歩んできたのか、子供時代から振り返っていきます。 カルフォルニア州メンドシーノに生まれる/「もう子供は産めませんよ」と言われてから生まれた末っ子/母を喜ばせようと絵を描き始める/11歳でハワイのマウイ島に移住/サーフィンにどハマり/12歳でギャラリーで絵を売る/15歳の時にはTシャツ会社...

#38-2 娯楽としての「美術」とラッセン、戦後の大衆はアートをどのように受容してきたのか? 17.06.2024

「アートとアートでないものの境界線はどこにあるのか」をテーマにした、ラッセン回の2回目です。今回は、彼がどのような時代背景のなかで受容されてきたのかを探るため、1950年代から1990年代までの日本美術の歴史をざっくりと振り返ります。 版画・ポスター・おもちゃ・パチンコなど、様々な形で受容されてきたラッセン/ラッセンという様式とプロダクト/娯楽としての「美術」/はじまりは1950年代の百貨店/買い物のついでにア...

#38-1 アートとアートでないものの境界線、ラッセンとは何だったのか? 10.06.2024

マリンアートの作家として知られるクリスチャン・リース・ラッセン。1990年代に活躍した彼は、大衆からは快く受け入れられ(あるいは消費され)、美術業界からは忌みもののように扱われました。 同じアートと言われているのに、一方では賞賛され、他方では「あんなものはアートではない」と言われたラッセン。この落差はなぜ生じたのでしょうか? もしかしたら、ラッセンを観察することで、アートとアートでないものの境界線が見え...

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