「くらしてん」、加藤駿

くらしのこと|暮らしを整える視点から

Society JA ↓ 113 episodes

「くらしのこと」は、日々の暮らしを整えていくためのポッドキャストです。空間、時間、感覚、静けさ。暮らしのなかにある、小さな気づきについて話しています。

Author

「くらしてん」、加藤駿

Category

Society

Podcast website

kurashiten.com

Latest episode

Jun 22, 2026

Where to listen?

Podcasts in the app Replaio Radio Coming soon

Podcasts are coming to the app soon. Install now and be the first to see a whole new take on podcasts

Get it on Google Play Install for free Android 5M+ downloads · 4.8 rating iOS soon

Episodes

77_雨の日の時間|身体は、まだ天気を覚えている 22.06.2026

雨の日は、なぜか終始眠たい。 それは、自分の意志が弱いからなのか。 それとも、身体が天気や湿度、光の少なさに反応しているだけなのか。 今回は、雨の日の眠気をきっかけに、身体の反応と、人工的な環境、スケジュールについて話しました。 カレンダーの一マスはいつも同じ大きさをしているけれど、身体は毎日同じようには動かない。 暮らしを整えることは、毎日を同じように管理することではなく、その日の身体の声を聞きなが...

76_『地獄に堕ちるわよ』を観て考えた、欲の底にあるもの 12.06.2026

今回は、細木数子を描いた『地獄に堕ちるわよ』を観て考えたことについて話しました。 強欲に見える人の奥には、どんな時代の記憶があるのか。 お金を「生き延びるための力」として見る人と、「知るための手段」として見る人の違いは、どこから生まれるのか。 作品をきっかけに、自分の家庭や両親の背景、教育にお金を使う感覚について考えています。 人は、ただ欲望しているのではない。 その欲望にも、育ちがある。 そんな話です...

75_『マリッジ・ストーリー』と、夫婦の輪郭 21.05.2026

『マリッジ・ストーリー』を観ながら、 「夫婦とは何か」について考えた。 人は誰かと暮らし始めると、 少しずつ輪郭が滲んでいく。 自分でやらなくなること。 相手が自然と補うこと。 そして逆に、 自分が担うようになること。 この映画は、 結婚や離婚の物語であると同時に、 そんな「夫婦の輪郭」について描いた作品だったように思う。 ↓noteはこちら https://note.com/shunkato/n/n265661368798 加藤リンク:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠...

74_想像すること、それによる痛み 15.05.2026

今回は、 「想像すること、それによる痛み」 というテーマについて話しました。 注射への恐怖から、 仏教の「第二の矢」という考え方に出会い、 自分が日々、 “起きていない未来”によって苦しんでいたことに気づいていった話。 想像力は、 苦しみを増幅させる一方で、 創造にもつながっている。 だから、 問題なのは、 想像力そのものではなく、 その力に飲み込まれてしまうことなのかもしれません。 考えることは、 能力ではある...

73_「空気」を読むということ 08.05.2026

日本には、「空気」という言葉がある。 それは、 私たちを包む目に見えない空気であり、 同時に、その場に流れる“雰囲気”のことでもある。 海外で過ごした時間を通して、 改めて感じた、日本という社会の繊細さ。 相手を察し、 場を乱さないように、 少しずつ自分を調整して生きていく感覚。 その優しさと、 静かな息苦しさについて、 暮らしの視点から話してみました。 「くらしてん」 サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠...

72_なぜ“閉じた空間”は危うく、“開かれた空間”は居場所がないのか 23.04.2026

街の奥まった場所にあるバーのような、閉じられた空間。 そこには、濃密な空気と一体感がある。 けれど同時に、その場にいる人の感情によって、空間の質が大きく左右される不安定さもある。 一方で、誰でも入れる開かれた空間は、自由であるはずなのに、どこか居場所が見つからない。 閉じることと、開くこと。 そのどちらでもない、“あいだ”の空間とはなにか。 日常の体感から、 人と空間のちょうどいい距離について考えます。 「...

71_時間は、なぜ省略されていくのか──子どもの時間と、大人の時間 16.04.2026

最近、「考えない」時間が増えてきた。 雲のかたちや、空の色に、 言葉になる前の感覚で触れていると、 時間がゆっくり流れているように感じる。 子どもの頃と、大人になってから。 時間の感じ方は、なぜ変わるのか。 記憶の密度と、パターン化。 そして、「ただ触れている時間」。 自分の感覚と、少し調べてみたことを行き来しながら、 時間の流れ方について考えてみました。 「くらしてん」 サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠...

70_散らかっているのに、整っている部屋 ──ゴーリーの暮らしから考える 27.03.2026

今回は、エドワード・ゴーリーの暮らしを手がかりに、 「整い」と「密度」について考えてみました。 本やオブジェに囲まれた、どこか雑然とした部屋。けれどそこには、不思議と一貫した世界観がありました。 一方で、クリエイティブな人の中には、できるだけ物を減らし、静かな環境で思考する人もいます 削っていく創造と、つながっていく創造。整えることは、本当に「少なくすること」なのでしょうか 暮らしと創造の関係を、ひと...

69_見ることと、考えることのあいだで 19.03.2026

最近、自分の中で、 ひとつの変化がありました。 何かを見たり、聞いたりしたとき、 気づくと、すぐに考え始めてしまう。 それが当たり前だと思っていたのですが、 少し観察してみると、 そこにはわずかな“間”があることに気づきました。 ただ見ている時間。 ただ聞いている時間。 そして、そのあとに始まる思考。 仏教の「唯識」という考え方をヒントにしながら、 自分の内側を観察していくと、 見ることと、考えることのあいだに...

68_この土地は本当に自分のものか──方丈記と仮の暮らし 05.03.2026

平安時代に書かれた『方丈記』は、 無常を語る古典として知られています。 けれど読み返してみると、そこに描かれているのは思想というより、災害の続く都市で、どう暮らすかという記録でした。 大火、地震、飢饉。街が壊れ、人の暮らしが揺らぐなかで、 作者の 鴨長明 は一辺三メートルほどの小さな庵に住みます。 しかもその庵は、解体して移すこともできる仮設の建物でした。 人は土地に根を張って生きているようで、 実はほん...

67_幸福は、身体から始まる 13.02.2026

一年ほど前から、週に一度テニスをしている。 それ以来、なんとなく機嫌よく過ごせる日が増えた。 でも、予定が合わず運動できなかった週は、理由もないのに、どこか落ち着かない。 それは心の問題なのか。それとも、身体の問題なのか。 フランスの哲学者アランの『幸福論』を手がかりに、幸福は「気分」ではなく、身体から始まるのではないかという話。 考えて整えようとする前に、まず身体を動かすこと。 整えることと運動の、静...

66_ヒッピーのバイブルは、なぜこんなに静かだったのか ──ソロー『森の生活』 05.02.2026

「反抗の書」、「ヒッピーのバイブル」、 そんなイメージを持って読みはじめた『森の生活』は、 思っていた以上に、静かな本でした。 声高に何かを主張するわけでもなく、 世界を変えようと煽るわけでもない。 ただ、暮らしの記録が、淡々と続いていく。 なぜ、こんなにも静かなのか。 それは、ソローが思想からではなく、 距離をとる暮らし から書いているからなのかもしれません。 森に入ることで、世界と物理的な距離をとったソ...

65_高いところから落ちるときの寒気 ──ゲームが、身体を世界に戻す 27.01.2026

小学生のころ、よく遊んでいたゲーム。 中学生になって、いつの間にか離れていたゲーム。 最近、子どもと一緒に ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド を遊ぶなかで、 ある身体の反応に気づきました。 高いところから落ちそうになると、 ふっと、寒気がする。 実際にはソファに座っているだけなのに、 身体のほうが、先に反応してしまう。 この回では、その「寒気」を手がかりに、ゲームと身体、そして現代の暮らしのなかで失われ...

64_聴覚という境界 ─音が世界との距離をどうつくるか 16.01.2026

こんにちは、くらしのことです。 今回は「聴覚」をテーマに、 音が、私たちと世界との距離をどのようにつくっているのかについて話します。 学生時代にラジオを聴いて気づいた、 音だけの世界の深さや、人の声がもつ強さ。 そして、ノイズキャンセリングやオープンイヤーイヤホンといった 身近なテクノロジーが、 暮らしの中でどのように“境界”を整えてくれるのか。 空間は変わらなくても、 聴覚のあり方が変わることで、 世界との...

63_小さな庭がつなぐ、生態系 08.01.2026

今回の「くらしのこと」では、 ミツバチの話から、庭と街、そして生態系について考えてみます。 ルーフバルコニーにやってくるミツバチや虫たち。 実家の庭が、時間とともに変わっていったこと。 きれいに整えられた庭から、 雑多で、生きものが入り込める庭へ。 ナチュラリスティック・ガーデンという考え方を手がかりに、 個人の小さな庭が、 どのように生きものの居場所になり、 街の中で点としてつながっていくのかを、 静かに...

62_色がそろうと、身体が落ち着く理由 25.12.2025

インテリアではよく「色味をそろえると落ち着く」と言われます。 でも、それは本当に“好み”や“デザイン”だけの話なのでしょうか。 今回は、自然環境における色の感じ方や、 人の身体が「安全」や「緊張」をどう判断しているのか、 そんな生理的な反応を手がかりに、 色と暮らしの関係をゆっくりと考えてみます。 色を整えることは、 空間を整えることでもあり、 自分の身体を静かに取り戻すことなのかもしれません。 くらしてん サ...

61_身体が覚えている世界─子ども時代と大人の暮らし 18.12.2025

子ども時代に感じていた世界は、 大人になったいまも、暮らしの中に静かに残っています。 光の入り方、匂い、空間の広さ、 なぜか落ち着く場所、理由のない不安。 それらの多くは、 子どもの頃に身体で覚えた世界と、どこかでつながっている。 今回のエピソードでは、 子ども時代の身体感覚が、 大人の暮らしや「整える」という行為に どんなふうに残っているのかを考えます。 暮らしを整えることは、 気持ちをコントロールするこ...

61_こわい場所と安心できる場所──空間の“濃度”が変わるとき 11.12.2025

暗い廊下、影の濃い角、音が反響するトイレ。子どもが怖がる場所には「空間の情報密度(濃度)」という環境側の構造があります。光・影・音・匂い・温度の“環境の濃淡”が変わることで、世界がどのように“読めなくなる”のか――子どもの視点から暮らしの環境を見直します。 くらしてん サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://kurashiten.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ note: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/...

60_触れる世界、触れない世界──触覚で立ち上がる安心 04.12.2025

床の硬さ、布のざらつき、カーテンの重さ。子どもの世界は“触れるもの”から輪郭を得ています。触れられる範囲がそのまま「世界の半径」になり、触覚は安心のいちばん原始的なセンサーになる。触れる世界をテーマに、暮らしの手触りを考えます。 くらしてん サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://kurashiten.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ note: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/kurashiten_/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠...

59_高さと距離──身体が“どう動けばいいか分からない”という不安 27.11.2025

子どもの距離感や高さの感覚は、大人とはまったく別物。大人が数字で考える世界を、子どもは“行ける/行けない”という身体の基準で判断しています。ギブソンのアフォーダンスを手がかりに、「どう動けばいいか分からない」ことで生まれる子どもの不安の構造を深めます。 くらしてん サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://kurashiten.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ note: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/kurash...

58_子どもは“ピダハン”に近い──未来が存在しない世界のつくり方 20.11.2025

子どもが未来のことをあまり不安がらないのは、 “楽天的だから”ではなく、そもそも「遠い未来」という概念がまだ世界に存在していないから。アマゾンの民族・ピダハンの「近距離で構成された世界」と子どもの世界の驚くほどの共通点を手がかりに、 “いま”の濃度で生きる構造を考えます。 くらしてん サイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://kurashiten.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ note: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://no...

57_暮らしの星座──場所と関係をつなぐ線 14.11.2025

暮らす場所を選ぶというのは、 自分の中に星座を描いていくことなのかもしれません。 都会と地方。 仕事と暮らし。 日常と少し離れた場所。 それぞれの土地に“自分の星”をひとつ置くように関わり、 その星たちが、ゆるやかに線でつながっていく。 それが、その人らしい暮らしのかたちを描いていく。 最終回では、映画『三体』のワンシーンをきっかけに、 「所有ではなく、関係としての場所」について話しています。 くらしてん サ...

56_自分たちに合った距離をつくる──都会と地方のあいだで暮らすということ 06.11.2025

都会か、田舎か。 そのあいだにある「ちょうどいい距離」で暮らす人が、 少しずつ増えています。 都市の近郊に住んで、どちらにも行ける距離を保つ人。 平日は街で働き、週末は自然のそばで過ごす人。 それぞれが、自分のリズムで “関わる範囲”をデザインしているように思います。 「どこに所属するか」ではなく、 「どのように関わるか」。 場所を決めるのではなく、距離を設計するという考え方。 今回は、そんな“行き来する暮ら...

55_“余裕”が場所を変える──安心と自由のあいだで暮らす 29.10.2025

暮らす場所を選ぶとき、 「都会」か「田舎」かという二択では語れない現実があります。 自然のそばで暮らす自由もあれば、 医療や教育の安心を求める暮らしもある。 そしてその“ちょうどいい場所”は、 家族の状況や年齢、体力など、 そのときどきの「余裕のかたち」によって変わっていきます。 今回は、自由と安心、便利さと静けさ── そのあいだで暮らしを設計するということについて、 考えてみました。 くらしてん サイト:⁠⁠⁠⁠⁠...

54_理想の暮らしは、どこにある?──場所よりも、“余裕”で選ぶということ 23.10.2025

暮らす場所を考えるとき、 私たちはつい「都会」か「田舎」かという二択で考えてしまいがちです。 けれど、ほんとうに大切なのは“どこに住むか”ではなく、 “どれくらいの余裕をもって暮らせるか”。 自然を楽しむ時間を持ちたい人もいれば、 医療や教育、家族との安心を優先したい人もいる。 そのときどきの自分たちの“余裕のかたち”によって、 最適な場所は変わっていくのかもしれません。 今回は、そんな「暮らす場所を選ぶ」とい...

Listen to the くらしのこと|暮らしを整える視点から podcast in Replaio

Radio and podcasts in one app - free, with no sign-up. Install today and do not miss the launch

Get it on Google Play

Replaio is not a podcast publisher; show names, artwork and audio belong to their authors and are distributed through public RSS feeds.