バタやん(KODANSHA)

真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜

Arts JA ↓ 255 episodes

夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。毎週水曜日の夜に、リスナーの方のお悩みや気分のリクエストにおこたえして、本を1冊、勝手に貸し出しいたします。読んでも、読まなくても、”あしたが楽しみになる”読書の時間を共有する図書室です。Podcast累計400万再生。ぜひフォローをお願いします。▶︎本のリクエスト、番組へのメッセージはインスタのDMよりお送りくださいhttps://www.instagram.com/batayomu/▶︎番組ハッシュタグ:#真夜中の読書会▶︎MC:バタやん(川端里恵・KODANSHA)1979年生まれ。2002年に講談社に入社。広告営業、女性誌「with」「VOCE」「FRAU」「mi...

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バタやん(KODANSHA)

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Jul 7, 2026

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Episodes

ニュースにいっちょ噛みしたい私たち。辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読んだ 07.07.2026

EP.252▶︎ 今夜のお話: 辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読みました!/ ビッグマッチを終えたような心地よい疲労感 / 上下巻セットで買うべしな理由 / 地方都市という名のスノードームに舞い上がる「噂の火の粉」 / 音楽準備室の火事のニュースと重なって / 私たちは他人の人生を「物語」として消費したい / 辻村深月ファンにはたまらないベストアルバムのような満足感 / 文脈による「誤読と曲解」 ▶︎今夜の勝手に貸出...

「まとまった時間」はやってこない。それでも物語を読む理由 30.06.2026

EP.251▶︎今夜のお話 : 「まとまった時間」という幻想/ カバンの中でリップが挟まる本たちの悲劇 / バタやん愛用の過保護なブックポーチとすりガラス風カバー / 読了だけが読書の価値ではない / 予備知識という名の「ストーリー」が脳に言葉を滑り込ませる / 読書とは、自分と本、人と人との間にある「文脈(コンテキスト)」をやり取りする時間 ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・ 山口周さん著『コンテキスト・リーダーシップ 「...

平気な顔をしなくてもいい。はじめてのことだから 17.06.2026

EP.250▶︎今夜のお話 : 発売直後のテレパシー的リクエスト / なぜか泣いてしまう/学校の体育館の匂い / 自分の記憶が物語としてほどけていく感覚 / 「強くてやさしい」エッセイの書き手としての矜持 / 勝手に髪を切られた日の、上司の言葉 / 「平気な顔」をしなくていい、初めての年齢を生きる私たち ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・中前結花さん著『ドロップぽろぽろ』(講談社) https://www.kodansha.co.jp/book/products/00...

【どんでん返しの魔術師】ミステリー短編集で「ご褒美読書」 09.06.2026

EP.249▶︎ 今夜のお話: 海外ミステリーという「大縄跳び」に飛び込めない不安 / 主人公のテンションや文体で決まる「波」の捉え方 / 期待値を引き上げる、どんでん返しの魔術師 / 人間ドックの待ち時間、スマホを置いて開く文庫本 / 1990年代末のアナログな鑑識捜査と、映画『ボーン・コレクター』のアンジーの魅力 / 携帯電話のない時代だからこそ成立する『古畑任三郎』のエレガンス ▶︎今夜の勝手に貸出カード  ・ジェフリ...

我慢しろと言われたわけじゃないのに。「自分を生きる」のはどうしてこんなに難しいの 19.05.2026

EP.248▶︎ 今夜のお話: ステップファミリーの「アウェイ」な奮闘 / 都会から漁師町へ、自分だけが外側にいる孤独 / 夫との冷え切った関係と、叶わない夢 /「家族のケア」に滲む感情のグラデーション / 家父長制的な構造に削り取られる「私」の意志 / 完璧なベビーシッターが見せた意外な素顔 / 一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』と韓国文学 ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・キム・ユダムさん著 / 小山内 園子さん 訳『ケア...

孤独だけど身軽で自由。「人生の乗り継ぎ時間」 12.05.2026

EP.247▶︎今夜のお話: 学校に行かなくなった娘さんへのエール/「気にすんな世界は広いぜ」を探して / 日本語で創作する小説家、グレゴリー・ケズナジャットさん / 日本在住外国人の「マイジャパン症候群」 / わざわざ長い乗り継ぎ便を選ぶ理由 / 不登校は停滞ではなく「人生のトランジット」 / 決まった轍(わだち)から外れて自由になること ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・グレゴリー・ケズナジャットさん『言葉のトランジッ...

連休にじっくり読みたい「波待ち本」5冊 28.04.2026

EP.246▶︎今夜のお話: 心がざわざわしているときに雑に読みたくない本 /積読ではなく「波待ち」と呼びたい理由/ 翻訳家が時間をかけて選んだ言葉の力 / 研ぎ澄まされた書き出し / 川上未映子さんの「りぼん通信」の満足感 /すばる文学賞を読むにはフレッシュさが足りない / フランス発のSFミステリー『異常・アノマリー』に挫折した / 心の「あわい」はどっちつかず /読んだことあるかもしれないミステリーを再読する ▶︎今...

「できて普通だよね」のバトンをつながない勇気 21.04.2026

EP.245▶︎今夜のお話: 男性中心の職場で女性の活躍を期待される重圧/ 助けを求めたくないプライドと肉体的限界の狭間で /チョ・ナムジュ短編集『彼女の名前は』を読む / 「私のときはもっとひどかった」と言いたくなる/不幸のマウンティング問題 / アイドルの愛嬌ポーズへのいたたまれなさ/バス運転士の矜持 /今日自分が飲み込んだ言葉について考える/NOは弱音じゃなく、次へのバトン ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・チョ・ナ...

思い通りにならない体と自分。居心地のよさをつくる余白 14.04.2026

EP.244▶︎今夜のお話: 「思い通りにならない体」とどう付き合う? / 伊藤亜紗さんの新刊『体の居場所をつくる』を読む / 自分の体は、噛み合わない「大きな他人」? / 摂食障害、ナルコレプシー、ALS……11人の当事者が開拓した「自分の居方」 / 「居心地」を左右する社会の価値観 / 回復とは、元通りになることではなく「新しい自分との出会い」 / 神フレーズ:「原因は過去に向かうけど、回復は未来に開かれている」 / 世間...

「聞かなかったことにします」セクハラや差別、不快な会話を無効化するレトリック 07.04.2026

EP.243▶︎今夜のお話: 「謝っているようで、じつは謝っていない言葉」の正体 / 言語哲学者・藤川直也さんの 『誤解を招いたとしたら申し訳ない:政治の言葉/言葉の政治』 を読む / 脳の可動域が広がるような読書体験 / 「バナナはおやつに入りますか?」屁理屈のカードを重ねる / 「イチジクの葉」の二つの効力 / 責任を相手に転嫁する「条件付き謝罪」の罪 / 神フレーズ:不適切な会話をデリートする最強の切り札「今の発...

心はいつも“あとがき”を求めてる。変化というトンネルを抜けて 24.03.2026

EP.242▶︎今夜のお話 :相談相手に抱く「恋に近い憧れ」/支援する側が相談者に抱く「愛おしさ」の本音 /東畑開人さんの最新刊『 カウンセリングとは何か 変化する という こと 』を読む /カウンセリングの4つの段階:謎解き・作戦会議・冒険・終わり / 「生存(生活)」のために着込んできた鎧を脱ぎ、「実存(人生)」を取り戻す冒険の旅 /「陽性転移」:特別な感情は回復に向けたエネルギー /社会的な「シェア」と、こころ...

「後悔」の数だけ、新しい優しさと強さを身にまとう【Video Podcast】 10.03.2026

EP.241▶︎今夜のお話:Netflix配信開始! 杉咲花主演映画『朽ちないサクラ』について /柚月裕子原作、「警察の事務職」が主人公の異色ミステリー /母や親友……大切な人を亡くした後の「もっとできたことがあったんじゃないか」という終わりのない自問自答 /自責の念とどう向き合うか /警察の不祥事、情報の漏洩、親友への疑念がつながる緊迫の導入 /安田顕さんの渋い声と圧倒的な緊張感 /映画と原作の違いの考察 /藤田朋子さ...

検屍官シリーズついにドラマ化! ケイ・スカーペッタの魅力について語りたい 03.03.2026

EP.240 ▶︎今夜のお話:ニコール・キッドマン主演でAmazonプライムにて2026年3月11日より新ドラマシリーズ「スカーペッタ」として配信開始/パトリシア・コーンウェルとドクター・ケイ・スカーペッタ/世界で1億2000冊突破の偉業/1990年の検屍官がいかに画期的だったか/ ポケベル時代のサイバー犯罪捜査 / 昔の文庫本、字が小さすぎる問題 /科学捜査ミステリーの金字塔/”美人ゆえ”のやっかみと四面楚歌/自分語り文体の魅力と...

柚木麻子さん『BUTTER』の海外での大旋風の理由を探る。【Video Podcast】 17.02.2026

▶︎今夜のお話 :2027採用面接まっただ中!/出版業界志望の就活生の変化/柚木麻子さんの『BUTTER』を読み返す/海外で人気の裾野が広がる日本文学/鴻巣友季子さんが分析する『BUTTER』が英国でウケた理由/スター翻訳家ポリー・バートンさんの功績/木嶋佳苗事件をちょっと置いておいて/ファッション誌編集時代のルッキズム/料理と掃除は狂気的なエゴイズムがないとできない!?/応援歌として読むBUTTER ▶︎今夜の勝手に貸出カ...

「え、そこで終わるの?」続きが気になる章立てに、まんまとハマる海外ミステリー 08.02.2026

※ビデオつき配信になります。内容はEP.238とほぼ同じです。ビデオつきverはSpotifyとyoutubeのみでご視聴いただけます。 ▶︎今夜のお話:『ハウスメイド』が面白かった/本国でベストセラー作家でも日本語翻訳版が出る作品は限られている/海外文学、登場人物の名前が覚えられない問題/刑事ワシントン・ポーシリーズはここがすごい/置いてけぼりにならない緻密な構成/作者の謝辞に退屈してごめんなさい/きたよ!王道の”雪密室”...

EP.238 「え、そこで終わるの?」続きが気になる章立てに、まんまとハマる海外ミステリー 03.02.2026

▶︎今夜のお話:『ハウスメイド』が面白かった/本国でベストセラー作家でも日本語翻訳版が出る作品は限られている/海外文学、登場人物の名前が覚えられない問題/刑事ワシントン・ポーシリーズはここがすごい/置いてけぼりにならない緻密な構成/作者の謝辞に退屈してごめんなさい/きたよ!王道の”雪密室”殺人/海外ミステリーで好きなシリーズが見つかった多幸感 ▶︎今夜の勝手に貸出カード: ・M・W・クレイヴンさん著、東野さ...

EP.237 自分にAIプロデューサーをつけてみた。能力以上の成果を出せるようになる? 20.01.2026

今のエンタメ業界は、「誰が表に立つか」と同じくらい「誰がその世界観を描いているか」という プロデューサーの存在感 が際立っていると感じます。この番組にAIのプロデューサーをつけてみたら、どうなる? というお話から。ビョンチョル・ハンさんの『 疲労社会 』と『 情報支配社会 』という2冊をご紹介します。 <今夜の勝手に貸出カード> ・ビョンチョル・ハン著、横山陸訳『疲労社会』(花伝社)  https://amzn.to/4sPWs...

EP.236 意図してなかった伏線もすべて回収して「ほのめかし」にする 13.01.2026

「いつか何者かになるんだ。早く活躍がしたい」というお便りに。小川哲(おがわさとし)さんの『言語化するための小説思考』をご紹介します。なぜキャリアのお話に小説思考をお伝えするのか。「伏線が嫌い」という小川さんが、読者に「伝わる」ために考えていることとは? 今は非常に言語化ブームだし、AIに頼めば、それっぽい文章がほんの数秒でできてきます。だから言葉を重ねる方はとっても簡単だけど、「伝わる」ことに置いて...

EP.235 ちょっとした隙間を埋めてくれる文庫。大どんでんがえらない良さ 06.01.2026

「ちょっとした待ち時間に昔は本を読んでいたけど、今は集中力が続かない。気軽にサクッと読める文庫を」とのリクエストに、山本文緒さんのショートショートの短編集をご紹介します。お正月明け、仕事にも家事にもなかなかエンジンがかからない……というときも寄り添ってくれる本です。 <勝手に貸出カード> ・山本文緒さん『 絶対泣かない 』(角川文庫)  https://amzn.to/3LtPy4C   「真夜中の読書会」は毎週水曜日08:00配信...

EP.234【2025年ベストブック】この小説がすごかった! トップ3 30.12.2025

今回は、毎年恒例となりました「バタやんのベストブック」を発表します。2025年を象徴する3作品をご紹介します。それぞれの読みどころ、2回目読んだ印象の変化、3作品の共通点とは……?みなさんのベストブックもぜひ教えてください。 <今夜の勝手に貸出カード> ・朝井リョウさん『イン・ザ・メガチャーチ』(日本経済新聞出版) https://amzn.to/3YMHU8r   ・村山由佳さん『PRIZEープライズー』(文藝春秋) https://amzn.to/45...

EP.233 年末年始に。あとの予定を気にせず読み切りたい小説 23.12.2025

「集まりのお誘いをドタキャンしちゃうクセがある」とのお便りに。読書量と共感性、MBTI診断と休日の予定の束縛……などについて考えます。 <今夜の勝手に貸出カード> ・葉真中顕(はまなかあき)さん『家族』(文藝春秋) https://amzn.to/4sg67BO ★「ジャパンポッドキャストアワード2026」エントリー中 一次審査、リスナー投票受け付け中です(〜2026年1月4日まで)。ぜひ応援してください!! ⁠https://www.japanpodcastawards....

EP.232 試練のときを救ってくれるのは。自分への信頼を取り戻す 16.12.2025

「伴侶が大病を患い、平常心でいられないときに」というリクエストに。川上未映子さんと穂村弘さんのトークショーで聞いた「エクストリームなときは文学が救いになるか」という話から。 <今夜の勝手に貸出カード> 若松英輔さん『あなたが言わなかったこと』(亜紀書房)  https://amzn.to/45bb6JM   ★「ジャパンポッドキャストアワード2026」エントリー中 一次審査、リスナー投票受け付け中です(〜2026年1月4日まで)。ぜひ応...

EP.231 “集団浅慮”か“組織的ハラスメント”か。守りたかったのは何だったのか 09.12.2025

「帰属意識の高い集団では、個人より判断が浅くなり、誤った意思決定をしてしまう現象」=”集団浅慮(しゅうだんせんりょ、groupthink)”について考えます。 フジテレビ問題の第三者委員会調査報告書を読み解きながら、どこで組織は間違ったのかを掘り下げる『集団浅慮』と、なぜ申告者の声は組織に届かないのかを解析する『苦情はいつも聴かれない』の2冊をご紹介します。 <勝手に貸出カード> ・古賀史健(こが・ふみたけ)『...

EP.230 話し上手になりたい! 言語化スキルより大事なこととは? 25.11.2025

「いつも会話の途中でさえぎられてしまう」というお悩みに。今夜は人気ポッドキャスト『ゆる言語学ラジオ』で知られる水野太貴さんの『会話の0.2秒を言語学する』(新潮社)をご紹介します。マーガレット・サッチャーでさえ、会話をさえぎられることに悩んでいた(かもしれない)。会話の間合いの難しさとは? <今夜の勝手に貸出カード> ・水野太貴さんの『会話の0.2秒を言語学する』(新潮社) https://amzn.to/48iGW8w ★YouTub...

EP.229 「人が人を変えることはできない」というけれど、わかりたいと願うのはエゴなのか 18.11.2025

「娘から交際相手が女性と聞いて動揺している」というお便りをいただきました。「どんな時も味方でいることを試されているかのよう」という表現にグッときました。今夜は、金原ひとみさんの『 ミーツ・ザ・ワールド 』を読みます。よろしければ、杉咲花さん主演で公開中の同作の映画もぜひ! <勝手に貸出カード> ・金原ひとみさん『 ミーツ・ザ・ワールド 』(集英社文庫) ・映画『ミーツ・ザ・ワールド』 https://mtwmovie.com...

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