バタやん(KODANSHA)

真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜

Arts JA ↓ 266 Folgen

夜眠りにつく前の“聴くだけ読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。毎週水曜日の夜に、リスナーの方のお悩みや気分のリクエストにおこたえして、本を1冊、勝手に貸し出しいたします。読んでも、読まなくても、”あしたが楽しみになる”読書の時間を共有する図書室です。Podcast累計400万再生。ぜひフォローをお願いします。▶︎本のリクエスト、番組へのメッセージはインスタのDMよりお送りくださいhttps://www.instagram.com/batayomu/▶︎番組ハッシュタグ:#真夜中の読書会▶︎MC:バタやん(川端里恵・KODANSHA)1979年生まれ。2002年に講談社に入社。広告営業、女性誌「with」「VOCE」「FRAU」「mi...

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バタやん(KODANSHA)

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Arts

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13. Okt 2026

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誰にも言えない「からだの叫び」を抱えて。40代から始まる新たな欲求のゆくえ 13.10.2026

▶︎「お騒がせしてすみませんが」から始まるその物語は、45歳の節目を迎えた主人公がドライブ旅行の途中で若く魅力的な男性と出会ったことで、湧き上がるような欲求と渇望に気づき、「脱線」していく冒険譚です。 今夜の勝手に貸出カードは、ミランダ・ジュライの新刊『はいつくばって』(岸本佐知子訳・新潮社)。ミドルエイジ女性に訪れる心身の変化、更年期の葛藤、思春期に戻ったかのような抑えきれない欲望と衝動を生々しくも...

『汝、星のごとく』〜誰かのせいにして、人生のオールを預けないために 06.10.2026

▶︎︎凪良ゆうさんの『 汝、星のごとく 』を満を持してのご紹介! 瀬戸内の小さな島で出会った暁海と櫂。親の事情や家庭環境という不条理に縛られながらも、「自分の足で立って生きていく」と誓い合ったふたりが、15年の歳月の中でそれぞれの選択と現実に直面していく姿を描きます。 自分の人生の手綱を自分で握ることの難しさ、そして「正しさ」が揺さぶられる——急所を突かれるような読後感。 2026年10月公開の実写映画(横浜流星さ...

「女の連帯」は救済か拘束か。承認という名の”圧”について考える。 29.09.2026

▶︎女性の心情を描いたサスペンス作品をお探しのリスナーさんのリクエストにお答えして、今夜の<勝手に貸出カード>は、佐野広実さん著のサスペンス小説『 シャドウワーク 』を取り上げます。 夫のDVから逃れ、傷ついた女性たちが身を寄せるシェルターでの共同生活。トランプのババ抜きや、持ち回りのごはん作りといった日常の些細な営みを通して、「ここに居ていい」と静かに許され、自分の輪郭を取り戻していく姿を描きます。 一...

「怒り」の感情が流行遅れに!? 言葉が消えると感情も消えるのかな 15.09.2026

移動中の読書にぴったりの文庫本をお探しのお便りにおこたえして、今夜の「勝手に貸出カード」は村田沙耶香さんの短編集『 清潔な結婚 』を選びました。 「怒り」という感情がすっかり時代遅れになった世界を描く「変容」や、クリーン・ブリード(清潔な繁殖)に興味を持つ夫婦の表題作。クスッと笑ってしまう独特な村田ワールドに浸りつつ、世の中からネガティブな言葉が消えていったらどうなるのだろう……と静かに思いを巡らせま...

「ゾウを食べるには、ひと口ずつ」継続とリピートの美学 08.09.2026

自分の決めたルーティンをこなす毎日に、ふと「つまらないのかな?」と不安になるというお便りをご紹介します。  今夜ご紹介するのは、ブレット・リンゼイさん著、井上麻衣さん訳の『 ⁠100日後に英語がものになる 1日10分ネイティブ英語書き写し⁠ 』。1日1ページ、ただ書き写すだけ。パタンと180度心地よく開く製本の素晴らしさや、心にじんわり灯がともるような前向きな言葉たち。日々の中に「小さな楽しみ」として溶け込んでい...

今を一生懸命生きてるから、過去の心残りを悔やんでしまう 25.08.2026

「他人と自分を比較して羨ましくなったり、過去の選択を後悔してクヨクヨしてしまう」というお便りをご紹介します。 今夜ご紹介するのは、吉田修一さんの作家30周年記念作品『 タイム・アフター・タイム 』。 過去の甘酸っぱい思い出、大人になった現在の仕事のトラブルやままならない現実、そして主人公を取り巻く人々の抱える痛みや後悔までもが丁寧に描かれた超大作です。 あの頃に戻れたら、自分にどう声をかけてあげるか。「...

手札が出揃ってからが本番? 自分の物語の「停滞感」を受け入れた先に 18.08.2026

「50歳を目前に、会社やプライベートで若い人に自分の席を譲ることが増え、やるせなさを感じる」というお便りをご紹介します。   今回ご紹介するのは、東畑開人さんの『 ミドル・エイジ・ビギンズ 』。すでに 出揃った自分の手札でどうゲームを続けていくかという尾崎世界観さんのお話や、人生を一直線ではなく横へズレながら進む鷲田清一さんの「あみだくじ理論」、そして角田光代さんとの対話に登場する「竜宮城」のような時間…...

”十年に一度の傑作”は、一気読みを許さない。文章を味わう喜びに満ちていた 11.08.2026

今夜は旅のお供におすすめの、とっておきの文庫本を勝手に貸出いたします。 ご紹介するのは、クリストフェル・カールソンさん著、棚橋志行さん訳の『 暗殺の冬 』(文春文庫)。 スウェーデンの田舎町を舞台に、30年前の未解決事件と家族の秘密を追う重厚な北欧ミステリーです。 「北欧の小説は難解そう」「翻訳長編は敷居が高い……」という方にこそ手に取っていただきたい3つの理由や、犯罪学者でもある著者カールソンさんが描く...

気持ちを咄嗟に言葉にできない人へ。“ひとりでクリームまで塗らない”という伝え方 28.07.2026

▶︎今夜のお話 :「思っていることを咄嗟に言葉にするのが苦手で、いざ言葉にすると、本当に言いたかった訳じゃないって気持ちが残る……」というお悩みのリスナーさんからのお便りをご紹介します。 今夜の勝手に貸出カードは、元「チャットモンチー」のドラマーであり、現在は作家・作詞家として活躍されている高橋久美子さんの『いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方』です。 高橋さんがいい音がすると引用するのは、向田...

優秀さと有害さは両立する。職場のネガティブなムーブに飲まれないために 21.07.2026

▶︎今夜のお話 :「先輩に取り入り、同期には見下したような態度を取る後輩」との接し方に悩む、新人の教育係のリスナーさんからのお便りをご紹介します。 「ブリリアント・ジャーク」=高い成果を上げる能力(Brilliant)を持ちながらも、高慢な態度や周囲への攻撃性(Jerk)によってチームの雰囲気を密かに悪化させる人物の正体を、心理学や組織論の知見から科学的に解き明かします。 『 ⁠ ブリリアント・ジャーク:静かにチーム...

リーガル・ミステリーの醍醐味は、判決か、新事実か、それとも? 15.07.2026

▶︎今夜のお話 :リスナーのはづきさんからいただいた「『朽ちないサクラ』をきっかけに柚月裕子さんの作品にハマりました。次のおすすめは?」というお便りをご紹介します。 合わせて、まよどくの累計500万再生、そして累計リスナー100万人突破の嬉しいお祝いも。いつもこの図書室に集まってくださり、本当にありがとうございます。 今夜の勝手に貸出カードは、柚月裕子さんの人気シリーズ「佐方貞人」の16年ぶりの長編となる最新...

ニュースにいっちょ噛みしたい私たち。辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読んだ 07.07.2026

EP.252▶︎ 今夜のお話: 辻村深月さんの『ファイア・ドーム』を読みました!/ ビッグマッチを終えたような心地よい疲労感 / 上下巻セットで買うべしな理由 / 地方都市という名のスノードームに舞い上がる「噂の火の粉」 / 音楽準備室の火事のニュースと重なって / 私たちは他人の人生を「物語」として消費したい / 辻村深月ファンにはたまらないベストアルバムのような満足感 / 文脈による「誤読と曲解」 ▶︎今夜の勝手に貸出...

「まとまった時間」はやってこない。それでも物語を読む理由 30.06.2026

EP.251▶︎今夜のお話 : 「まとまった時間」という幻想/ カバンの中でリップが挟まる本たちの悲劇 / バタやん愛用の過保護なブックポーチとすりガラス風カバー / 読了だけが読書の価値ではない / 予備知識という名の「ストーリー」が脳に言葉を滑り込ませる / 読書とは、自分と本、人と人との間にある「文脈(コンテキスト)」をやり取りする時間 ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・ 山口周さん著『コンテキスト・リーダーシップ 「...

平気な顔をしなくてもいい。はじめてのことだから 17.06.2026

EP.250▶︎今夜のお話 : 発売直後のテレパシー的リクエスト / なぜか泣いてしまう/学校の体育館の匂い / 自分の記憶が物語としてほどけていく感覚 / 「強くてやさしい」エッセイの書き手としての矜持 / 勝手に髪を切られた日の、上司の言葉 / 「平気な顔」をしなくていい、初めての年齢を生きる私たち ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・中前結花さん著『ドロップぽろぽろ』(講談社) https://www.kodansha.co.jp/book/products/00...

【どんでん返しの魔術師】ミステリー短編集で「ご褒美読書」 09.06.2026

EP.249▶︎ 今夜のお話: 海外ミステリーという「大縄跳び」に飛び込めない不安 / 主人公のテンションや文体で決まる「波」の捉え方 / 期待値を引き上げる、どんでん返しの魔術師 / 人間ドックの待ち時間、スマホを置いて開く文庫本 / 1990年代末のアナログな鑑識捜査と、映画『ボーン・コレクター』のアンジーの魅力 / 携帯電話のない時代だからこそ成立する『古畑任三郎』のエレガンス ▶︎今夜の勝手に貸出カード  ・ジェフリ...

我慢しろと言われたわけじゃないのに。「自分を生きる」のはどうしてこんなに難しいの 19.05.2026

EP.248▶︎ 今夜のお話: ステップファミリーの「アウェイ」な奮闘 / 都会から漁師町へ、自分だけが外側にいる孤独 / 夫との冷え切った関係と、叶わない夢 /「家族のケア」に滲む感情のグラデーション / 家父長制的な構造に削り取られる「私」の意志 / 完璧なベビーシッターが見せた意外な素顔 / 一穂ミチ『恋とか愛とかやさしさなら』と韓国文学 ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・キム・ユダムさん著 / 小山内 園子さん 訳『ケア...

孤独だけど身軽で自由。「人生の乗り継ぎ時間」 12.05.2026

EP.247▶︎今夜のお話: 学校に行かなくなった娘さんへのエール/「気にすんな世界は広いぜ」を探して / 日本語で創作する小説家、グレゴリー・ケズナジャットさん / 日本在住外国人の「マイジャパン症候群」 / わざわざ長い乗り継ぎ便を選ぶ理由 / 不登校は停滞ではなく「人生のトランジット」 / 決まった轍(わだち)から外れて自由になること ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・グレゴリー・ケズナジャットさん『言葉のトランジッ...

連休にじっくり読みたい「波待ち本」5冊 28.04.2026

EP.246▶︎今夜のお話: 心がざわざわしているときに雑に読みたくない本 /積読ではなく「波待ち」と呼びたい理由/ 翻訳家が時間をかけて選んだ言葉の力 / 研ぎ澄まされた書き出し / 川上未映子さんの「りぼん通信」の満足感 /すばる文学賞を読むにはフレッシュさが足りない / フランス発のSFミステリー『異常・アノマリー』に挫折した / 心の「あわい」はどっちつかず /読んだことあるかもしれないミステリーを再読する ▶︎今...

「できて普通だよね」のバトンをつながない勇気 21.04.2026

EP.245▶︎今夜のお話: 男性中心の職場で女性の活躍を期待される重圧/ 助けを求めたくないプライドと肉体的限界の狭間で /チョ・ナムジュ短編集『彼女の名前は』を読む / 「私のときはもっとひどかった」と言いたくなる/不幸のマウンティング問題 / アイドルの愛嬌ポーズへのいたたまれなさ/バス運転士の矜持 /今日自分が飲み込んだ言葉について考える/NOは弱音じゃなく、次へのバトン ▶︎今夜の勝手に貸出カード ・チョ・ナ...

思い通りにならない体と自分。居心地のよさをつくる余白 14.04.2026

EP.244▶︎今夜のお話: 「思い通りにならない体」とどう付き合う? / 伊藤亜紗さんの新刊『体の居場所をつくる』を読む / 自分の体は、噛み合わない「大きな他人」? / 摂食障害、ナルコレプシー、ALS……11人の当事者が開拓した「自分の居方」 / 「居心地」を左右する社会の価値観 / 回復とは、元通りになることではなく「新しい自分との出会い」 / 神フレーズ:「原因は過去に向かうけど、回復は未来に開かれている」 / 世間...

「聞かなかったことにします」セクハラや差別、不快な会話を無効化するレトリック 07.04.2026

EP.243▶︎今夜のお話: 「謝っているようで、じつは謝っていない言葉」の正体 / 言語哲学者・藤川直也さんの 『誤解を招いたとしたら申し訳ない:政治の言葉/言葉の政治』 を読む / 脳の可動域が広がるような読書体験 / 「バナナはおやつに入りますか?」屁理屈のカードを重ねる / 「イチジクの葉」の二つの効力 / 責任を相手に転嫁する「条件付き謝罪」の罪 / 神フレーズ:不適切な会話をデリートする最強の切り札「今の発...

心はいつも“あとがき”を求めてる。変化というトンネルを抜けて 24.03.2026

EP.242▶︎今夜のお話 :相談相手に抱く「恋に近い憧れ」/支援する側が相談者に抱く「愛おしさ」の本音 /東畑開人さんの最新刊『 カウンセリングとは何か 変化する という こと 』を読む /カウンセリングの4つの段階:謎解き・作戦会議・冒険・終わり / 「生存(生活)」のために着込んできた鎧を脱ぎ、「実存(人生)」を取り戻す冒険の旅 /「陽性転移」:特別な感情は回復に向けたエネルギー /社会的な「シェア」と、こころ...

「後悔」の数だけ、新しい優しさと強さを身にまとう【Video Podcast】 10.03.2026

EP.241▶︎今夜のお話:Netflix配信開始! 杉咲花主演映画『朽ちないサクラ』について /柚月裕子原作、「警察の事務職」が主人公の異色ミステリー /母や親友……大切な人を亡くした後の「もっとできたことがあったんじゃないか」という終わりのない自問自答 /自責の念とどう向き合うか /警察の不祥事、情報の漏洩、親友への疑念がつながる緊迫の導入 /安田顕さんの渋い声と圧倒的な緊張感 /映画と原作の違いの考察 /藤田朋子さ...

検屍官シリーズついにドラマ化! ケイ・スカーペッタの魅力について語りたい 03.03.2026

EP.240 ▶︎今夜のお話:ニコール・キッドマン主演でAmazonプライムにて2026年3月11日より新ドラマシリーズ「スカーペッタ」として配信開始/パトリシア・コーンウェルとドクター・ケイ・スカーペッタ/世界で1億2000冊突破の偉業/1990年の検屍官がいかに画期的だったか/ ポケベル時代のサイバー犯罪捜査 / 昔の文庫本、字が小さすぎる問題 /科学捜査ミステリーの金字塔/”美人ゆえ”のやっかみと四面楚歌/自分語り文体の魅力と...

柚木麻子さん『BUTTER』の海外での大旋風の理由を探る。【Video Podcast】 17.02.2026

▶︎今夜のお話 :2027採用面接まっただ中!/出版業界志望の就活生の変化/柚木麻子さんの『BUTTER』を読み返す/海外で人気の裾野が広がる日本文学/鴻巣友季子さんが分析する『BUTTER』が英国でウケた理由/スター翻訳家ポリー・バートンさんの功績/木嶋佳苗事件をちょっと置いておいて/ファッション誌編集時代のルッキズム/料理と掃除は狂気的なエゴイズムがないとできない!?/応援歌として読むBUTTER ▶︎今夜の勝手に貸出カ...

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